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大館市 「青ガエル」移送費など計上 一般会計14億追加 3月議会を25日招集

2020-02-19
 大館市は18日、3月定例議会を25日に招集すると告示した。2020年度一般・特別・企業各会計予算案のほか、東京・渋谷駅前に設置されている鉄道車両「青ガエル」移送費などの19年度補正予算案、機構改正で観光交流スポーツ部の新設に伴う条例改正案など議案65件、専決処分の報告1件を提出する予定。日程などを協議する議会運営委員会は21日に開く。
 議会各派に13日内示した一般会計予算案は総額365億7829万円。市長選のため骨格だった前年度当初に比べ41億7139万円(12・9%)増、過去最大の18年度当初(331億8878万円)を33億8951万円上回った。特別会計と企業会計を含めると769億2700万円で、前年度当初比58億7413万円(8・3%)増えた。
 3月補正予算案は一般会計で14億3462万円を追加し、補正後の総額は370億6798万円。前年同期に比べ4億9250万円(1・3%)減少した。投資的経費は42億6997万円(構成比11・5%)となり、前年同期比4億6543万円(9・8%)減。特別、企業会計を含めた合算は補正後で776億4405万円となる。
 主な歳出のうち、新規事業は渋谷区から無償譲渡される「青ガエル」の移送費2000万円、減債基金積立金4億円。継続事業はJR大館駅周辺整備事業費1億3283万円、ふるさと応援寄付基金積立金6億5251万円、財政調整基金積立金1億7140万円、障害者自立支援給付費1億2014万円、生活保護扶助費5400万円をそれぞれ追加した。
 部設置条例の一部改正案は観光交流スポーツ部の新設とともに、産業部の事務を改める。教育に関する事務のうち、スポーツ関連を市長が管理・執行するため「職務権限の特例に関する条例案」を制定し、関係条例の一部を改正する。
 このほか、職員勤務時間・休暇条例改正案は時間外勤務に上限を設定、特別会計条例改正案は田代診療所の閉所に伴う事業会計廃止、市税条例改正案はNPO法人の減免手続き簡略化、ふれあいセンター条例改正案は保育事業の利用減に伴う廃止、観光交流施設条例改正案は新たに供用開始する「多目的広場」「鉄道パーク」の使用料などを定める。鉄道パークは手こぎトロッコを運行する計画で1回100円(未就学児無料)の予定。

本田(花輪高出)初V とやま国体 クラシカル少年女子 インターハイの雪辱果たす

2020-02-19
クラシカル少年女子で初優勝した花輪高の本田(たいらクロスカントリーコース)
 第3日の18日は富山県の富山市、南砺市で距離クラシカル4部門、複合3部門、大回転3部門を行った。北鹿勢はクラシカル少年女子で本田千佳(花輪高3年)が初の栄冠。成年女子Bは石垣寿美子(秋田ゼロックス・十和田高出)が準優勝した。複合は前半飛躍が悪天候で中止となり、17日の予備ラウンドの結果を採用。成年Bで湊祐介(シード・鷹巣農林高出)が準優勝。少年は木村航大(花輪高2年)が5位、安保光(同3年)が8位でいずれも入賞。成年Aは木村吉大(花輪高―専大3年)が8位に入った。大回転成年男子Cでは生田康宏(東京美装興業)が8位。最終日の19日は南砺市で距離のリレー3部門と大回転1部門を行う。
 クラシカル少年女子で本田千佳(花輪高3年)が初優勝を飾った。インターハイでは10位と振るわなかっただけに「ずっと調子が上がっていなかったのでうれしい。最後まで焦らず力を出し切れた」と会心の滑りに笑みがこぼれた。
 この日のレースでは「ペースを維持すること」に重点を置いた。特に勝負どころとなったのは中盤。タイムチェック時点では首位だったが、2位とは数秒差で油断はできなかった。長い緩斜面に差し掛かると、この日に向けて鍛えた体力を存分に発揮。「つらかったが、しっかり我慢して終盤につなげられた」とテンポ良く難所を乗り切り、最後まで首位を譲らなかった。
 7日まで新潟県で開かれたインターハイではフリーは3位だったものの、クラシカルは10位と不完全燃焼に終わった。「全体的にペースが遅かった」。反省を踏まえ、そこからは国体に向けて長距離の滑り込みを中心に体力を強化。迎えた本番では練習の成果を十分に発揮し、初の栄冠をつかんだ。レースを振り返ると「これまでは気持ちが沈んでいたが、勝つためにプラス思考に切り替えて臨めたのが良かった」と勝因を挙げる。劇的な挽回を成し遂げ、今後に控える世界ジュニア選手権やジュニア五輪に向けて「きょうと同じように力を出し切る」と力を込めた。
 次戦はリレー。「昨年はあまり貢献できなかったので、今回はいい順位で次の走者につなげたい」と意気込んだ。

大湯環状列石 出土7点 初の海外展示 今秋から英国 ストーンヘンジVCで

2020-02-19
出品される遺物の一つ、足形石製品(大湯ストーンサークル館)=鹿角市教育委員会提供=
 鹿角市の特別史跡・大湯環状列石から出土した土器2点と土製品5点が、英国の環状列石「ストーンヘンジ」のビジターセンターで今秋から開かれる予定の企画展に出品されることになった。大湯環状列石の遺物の海外展示は初めて。今後の世界文化遺産登録やインバウンド(訪日外国人旅行客)推進への追い風になると期待されている。
 大湯環状列石を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」は4道県にある17遺跡で構成し、2021年の世界遺産登録を目指している。
 鹿角市は、関係自治体で構成する登録推進本部の活動の一環として、英国で日本の縄文文化を紹介する企画展に参加することになった。会期は今秋から1年間の予定。
 児玉一市長は「登録に向けた機運の盛り上げや世界に向けた情報発信を図っていきたい」と意欲を示している。
 出品する遺物7点は足形石製品、鐸形(たくがた)土製品、壺形(つぼがた)土器各1点、茸形(きのこがた)土製品、ミニチュア土器各2点。昨秋、英国の専門家が大湯ストーンサークル館を訪れ、選定した。
 同館の阿部美沙子館長は「会場となるストーンヘンジのビジターセンターには世界各地から年間150万人が訪れるといわれ、縄文遺跡群や大湯環状列石の魅力を発信できるのは心強い。世界遺産登録への後押しにもなる」と期待を述べた。

20年度当初予算案 一般会計は179億円 鹿角市 二中、あんとらあ改修など

2020-02-18
 鹿角市は17日、2020年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は179億2520万円で、前年度当初と比べて1・5%、2億7300万円の増。2年目を迎えた鹿角観光ふるさと館(あんとらあ)改修事業や学校統合に伴う花輪第二中学校大規模改造事業、国体推進費などが増加の主な要因。当初予算は3月定例市議会に提案する。
 児玉一市長は目玉として、産業力、防災力、スポーツ交流の3点を強化する取り組みを挙げた。
 産業力の強化では「稼ぐ力」の引き上げを目指した取り組みを重点的に進めることとし、ICT(情報通信技術)を活用したスマート農業実証等推進事業、市内に複数ある世界級遺産を生かした旅行商品の開発やPR等を担う人材(コーディネーター)をかづの観光物産公社に配置するヘリテージ(遺産)・ツーリズム推進事業、あんとらあ改修事業、国立公園八幡平魅力アップ構想策定事業などを計画。
 このうちスマート農業実証等推進事業の品目は、大規模農家が多いキュウリとトマトを予定。ハウス内に機械を据え付けて水や温度を自動的に管理する先端技術を導入することで、高齢化や労働力不足に対応するほか、作業の効率化を図る。
 大湯環状列石の世界文化遺産登録を見据え、イギリスにある環状列石「ストーンヘンジ」のビジターセンターで今秋から開催予定の企画展に参加し、インバウンド(訪日外国人旅行客)を推進する。
 あんとらあは改修2年目にあたりレストランや大駐車場の整備、マルシェ機能の新設などを計画。多様なニーズに応えられる「稼げる観光」の核となる施設としてリニューアルする。
 防災力の強化では、大規模な自然災害を想定した上で、人命の保護や被害の最小化、迅速な復興等を計画的に進めていくための指針となる国土強靱(きょうじん)化地域計画の策定や、浸水想定区域見直しに伴う新たな洪水ハザードマップの作製、避難所等と常に通信が可能となるデジタル式防災行政無線通信システムの整備事業などを盛り込み、災害対策を推進する。
 スポーツ交流の強化では、東京五輪聖火リレー開催事業、ホストタウン推進事業、パラリンピック採火式開催事業、来年2月の第76回国体冬季大会スキー競技会補助などを計画。
 このうちホストタウン推進事業では五輪期間中の8月上旬に姉妹都市のハンガリー・ショプロン市からの公式訪問団受け入れや五輪候補選手との交流、あんとらあでのコミュニティライブサイト開催などを予定している。
 このほか、花輪北小と平元小の統合校舎となる花輪二中の大規模改造事業の改修工事、毛馬内の公営住宅整備事業の建築工事、鹿角花輪駅前広場整備事業、移住促進体制充実事業、次期エネルギービジョンの策定、母子保健包括支援事業、医師確保対策事業などに関する経費を計上した。

桂桜は3科とも1倍超え 高校入試一般選抜 志願先変更は19~21日

2020-02-18
 2020年度公立高校入試の一般選抜の出願が17日正午に締め切られ、県教育委員会は同日、志願状況(志願先変更前)を発表した。北鹿の全日制7校14学科(くくり募集は1学科と数える)では891人の募集に対し、735人が志願。志願倍率は大館桂桜の普通・生活科学の1・13倍が県北最高。秋田北鷹は緑地環境科が1・03倍となった。19~21日の志願先変更期間を経て、最終志願者数が確定する。
 県教委によると、桂桜普通・生活科学科は定員84人に対し、95人が申し込んだ。同校は機械科、電気科も1倍超え。北鷹緑地環境科は34人の定員に35人が志願。このほかの7校10学科で定員割れとなった。
 県北全日制全体では、12校19学科で1415人を募集し、1170人が志願。志願倍率は前年度より0・05ポイント減の0・83倍。県全体では5692人を募り、5201人が志願、前年度比0・03ポイント減の0・91倍となった。
 定時制は、大館鳳鳴普通科が2部で65人を募集。Ⅰ部(昼間の部)に28人、Ⅱ部(夜間の部)に1人が志願した。倍率はⅠ部が前年度比0・39ポイント増の0・80倍、Ⅱ部が前年度比0・06ポイント減の0・03倍だった。
 21日正午までの志願先変更期間後、最終志願者数と志願倍率が確定する。試験日は3月5日。5教科の学力検査や面接を行い、13日に合格発表を行う。合格者が定数に満たなかった学科で2次募集を行う。
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特別職報酬 諮問は「据え置き」 大館市 21日に審議会が答申

2020-01-11
福原市長が諮問した審議会(大館市役所)
 大館市特別職報酬等審議会(荒川邦隆会長)が10日、市役所で開かれ、福原淳嗣市長は三役の給料や議員報酬をいずれも「据え置き」とする案を諮問した。昨年は2013年以降7年連続の据え置きとしつつ、「来年は引き上げ答申を実現したい」と付帯意見を添えており、県内各市の状況や地域経済の観点から審議。福原市長への答申は21日を予定している。
 条例で定めた現行の給料・報酬月額は市長85万2000円、副市長67万6000円、教育長57万2000円、議長41万2000円、副議長37万5000円、議員35万7000円。10年から12年まで3年連続で引き下げた後、13年以降は据え置きが続いている。
 福原市長は「この5年で地方行政の在り方が格段に変わった。歴史まちづくりをはじめ、県内初のさまざまな事業をなぜ成し遂げることができたか。今までの地方自治と違う切り口で職員が自ら動き、議会と議論した結果。大館から世界に、世界から大館に人とモノの往来が始まり、地方行政はもっと進化しなければならない。そういう思いを伝えた中で建設的な審議を願う」とあいさつ。荒川会長は13年4月に国の要請を受けて期間限定で引き下げ、減額前に戻した後は据え置きが続いていることに触れながら「諮問に基づき公平かつ慎重に審議したい」と述べた。
 本年度の一般職給与は県人事委勧告に基づき、若年層に重点を置いて平均0・14%(457円)引き上げ、勤勉手当も0・1カ月分引き上げた。
 今月1日時点の特別職給料・報酬額を県内13市と比較すると、市長と副市長は6番目、教育長が9番目、議長が7番目、副議長と議員が6番目。秋田市や男鹿市など暫定的に減額している報酬額を勘案すると、市長は4番目、副市長が5番目、教育長が7番目となる。
 審議では事務局から説明を受けた後、財政状況や地域経済の現状、他市の動向を踏まえて金額が適正か議論した。

ハローワーク 求人票「新型」を導入 より詳細に 情報掲載 選択肢の増に期待

2020-01-11
 厚生労働省は、より詳しい求人情報や事業所情報を提供するため、6日から全国のハローワークで新たな求人票を導入した。仕事内容、企業のPR情報が充実したほか、求人検索はハローワークインターネットサービスに統一し、事業所は会社のパソコンで申し込みや内容変更ができるようになる。求職者はマイページを開設すると、企業と直接メッセージのやりとりもできる。新しい求人票用の必要書類を提出しているのは、ハローワーク大館管内でまだ2割程度だが、今後さらなる普及が見込まれる。
 求人票はこれまで、職種や仕事内容、雇用形態、必要な経験等をA4判の片面にのみ記載していたが、両面印刷となり、より詳細な情報が提供できる。新たな様式では、結婚や出産による復職制度、職務給制度の有無などが追加された。また、任意で求人・事業所PRシートを掲載できるほか、事業所の外観、職場風景、取扱商品などの画像も登録・公開できる。
 ハローワーク内の求人検索システムは、ハローワークインターネットサービスに一本化。事業所は求人者マイページを開設すると、会社のパソコンから求人申し込み、求人内容の変更、募集停止、応募者の紹介状の確認、選考結果の登録などができる。求人者、求職者双方がマイページを開設していると、各種問い合わせなどメッセージのやりとりができ、2022年度中をめどに求職者は事業所に直接応募できるようになる予定。
 ハローワーク大館では、事前に事業所に詳細な書類の提出を依頼しているが、まだ2割程度と浸透はこれから。同ハローワークでは「これまでは求人の条件と実際の条件が違うというトラブルが多かった。情報が増えることで、求職者は選択肢が増える。より自分に合った仕事を探してほしい」とする。インターネットサービスが中心になったことには「ハローワークに来たことがない人なども気軽に求人を検索できるようになった。新規の求職者の掘り起こしにもつながれば」と期待している。

社協補助金 支出根拠が「不明瞭」 北秋田市行政評価委 市長に報告書を提出

2020-01-11
津谷市長に説明する小塚光子委員長ら(北秋田市役所)
 北秋田市の行政評価委員会(小塚光子委員長)は10日、本年度の評価結果報告書を津谷永光市長に提出した。評価対象は八つの事業。「市社会福祉協議会補助事業」では「一般財源から支出する積算根拠が不明瞭」「補助金事業について資料不足」を指摘する意見があり、「改めて次年度の評価対象事業として評価するべきだ」と提案した。
 行政評価委員会は、内部評価の客観性と透明性を高めるとともに、市民目線の評価を今後の行政運営に生かすことを目的に設置。委員は、学識経験者や自治会代表、公募の市民ら10人で構成している。本年度は9月から12月までの間に5回、開催した。
 評価対象の事業は、19年度までに内部評価を終えた118事業の中から▽消防団再編▽空家等実態調査▽育児等健康支援▽市社会福祉協議会補助▽職員研修事務▽除雪▽地域産業振興育成事業補助▽患者輸送バス―の計8事業を選定。「目的妥当性」「有効性」「効率性」「公平性」の項目について「適切」「見直しの余地あり」で判断した。
 報告書によると、「消防団再編」と「空家等実態調査」の両事業は全ての項目で「適切」と評価。他の6事業は一部の項目で「見直しの余地あり」として、今後の事業の方向性などに対する提言が行われた。
 「市社会福祉協議会補助」では「一般財源から3000万円支出しているが、積算根拠が不明瞭」「補助事業について資料不足」などの意見があり、「有効性」の項目を「見直しの余地あり」と評価。「福祉事業は充実を図ってほしいが、市民が納得できる支出を考えて」との意見もあり「改めて次年度の評価対象事業として評価するべきだ」と提案した。
 また「患者輸送バス運行」では、「市民病院へ行く場合は有料で、診療所へ行く場合は無料。公平性の観点から整合性をとって」「無料ではなく、100円程度の負担を求めては」などの意見が出され、「効率性」と「公平性」で「見直しの余地あり」とした。
 この日は小塚委員長と伊藤武副委員長が市役所を訪れ、津谷市長に報告書を提出。説明を受けた市長は「資料や説明が不足しているとの指摘があった。評価してもらう以上、しっかりとした体制で臨みたい」と述べた上で、「意見を事業に反映させ、より良い市政運営のため、担当課を超えたワンチームで取り組んでいきたい」などと答えた。

町内管理の街灯 LEDに切り替え77% 大館市 設置補助制度、継続検討

2020-01-10
 大館市が2014年度から実施している「LED(発光ダイオード)街灯設置費補助制度」を活用し、町内会管理の街灯(防犯灯)のうち、約77%が蛍光灯からLED化された。当初18年度まで5年間の制度としていたが、本年度も継続。本年度は12月末現在、35町内会の約250基がLEDに切り替わり、2月末まで申請を受け付けている。市民課は「数年かけて計画的に街灯をLEDに切り替える町内会が多く、来年度も制度の継続を検討したい」と話す。
 町内会が設置するLED街灯工事費の半額、1基当たり上限1万5000円を補助する制度。LEDは従来の街灯と比べ光源の寿命が長く維持費が抑えられ、消費電力が少なく節電になるとして、14年度に制度を創設した。新設、既存蛍光灯からの切り替え工事が対象。現在はLED切り替え後に自然災害で故障した場合の交換にも補助している。
 市民課によると、14年度から18年度までの5年間で、町内会管理の街灯8282基が蛍光灯からLED街灯に切り替わった。18年度末で町内会管理街灯のLED化率は74・8%。当初5年間で100%を目指したが、町内会へのアンケートで「19年度以降の切り替えを予定している」との回答があったことから、制度の継続を決めた。
 本年度は4月から12月末までに35町内会から61件の申請があり、260基のLED化工事を行った。補助額(概算)は296万2600円。260基のうち、9基は雷などの故障による交換だった。12月末現在、町内会が管理する街灯1万1100基のうち、8533基がLEDとなり、LED化率は76・9%。18年度末から2・1㌽上昇した。
 市民課は「町内会員の減少や高齢化で一度に全街灯をLEDに切り替えるのは予算的に難しく、3~5年の年次計画で取り組む町内会が多い。LED化率100%を目指して、来年度も制度の継続を検討していきたい」と話した。
 本年度の町内会の申請受け付けは2月28日まで。問い合わせは市民課生活相談係(☎0186・43・7044)。

新観光列車 愛称は「笑 EMI」 秋田内陸縦貫鉄道 31日にお披露目

2020-01-10
愛称が「笑 EMI」に決まった新・観光列車(秋田内陸縦貫鉄道提供)
 秋田内陸縦貫鉄道(本社・北秋田市、秋田内陸線)は9日、昨年9月から10月にかけて募集していた「新・観光列車」の愛称が「笑 EMI」(えみ)に決まったと発表した。2月1日から毎週土曜・日曜に、急行もりよし号として運行する。今月31日には阿仁合駅で「お披露目会」「試乗会」を開くことにしている。
 新・観光列車は、1989年に急行もりよし号の専用車両として製造され、近年はイベント列車や貸し切り列車として運用していた「AN8905」を全面的に改修したもの。全線開業30周年を記念した事業の目玉として、広く愛称を募集していた。
 同社によると、9月13日から10月31日までの期間中、全国からインターネット、郵送、FAXにより633点の応募があった。鉄道系ユーチューバーの「スーツ」さんが選考委員長となって審査した結果、「親しみやすく、わかりやすく、覚えやすい。スマイルレールにふさわしい」として「笑 EMI」に決定した。考案者は長野県の大野文乃さん。「スマイルレールの名のごとく、人々の笑顔を乗せて走り続けてほしい」との願いを込めたという。
 ロゴマークは、中央に「笑 EMI」をデザイン。円周部にはサイドネームの「AKITA SATOYAMA TRAIN」を配置した。「EMI」は「Experience Moving Impressive」の略とし「心揺さぶられる印象的な秋田の里山体験」の意味を込めた。
 お披露目会は今月31日午後1時10分から、阿仁合駅で開催。スマイルレールアンバサダーの向谷実さん、選考委員長のスーツさんも出席する予定。終了後には、阿仁合駅―比立内駅間の往復で試乗会を開催する。午後3時35分から午後4時5分までは、阿仁合駅ホームでの一般内覧会も行われる。
 試乗会への参加申し込みは、10日から20日までの期間で同社のホームページ(https://www.akita-nairiku.com/)で受け付ける。
 2月1日からは、急行もりよし号(▽1号=阿仁合午前9時15分発、角館10時23分着▽2号=角館午前11時5分発、鷹巣午後1時5分着▽3号=鷹巣午後2時40分発、角館4時34分着)として運転を開始する。
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プレミアム付き商品券 非課税者の申請2割 上小阿仁村 27日まで期限延長

2019-12-20
 10月1日に販売開始したプレミアム付き商品券の利用が低調だとして上小阿仁村は、購入に必要な事前申請の期限を今月27日まで延期した。村は「さらなる申請を掘り起こしたい」とPRしている。
 プレミアム付き商品券は消費増税による家計への負担を緩和する目的で、国がプレミアム分を全額補助し全国の市町村で売り出されている。
 1セットは1枚1000円の券が5枚つづり。本来の価格5000円より、1000円安い4000円で購入できる。最大5セットまで買うと5000円分がお得。一度に5セット全てを買わなくても、複数回に分けて買うことができるのが今回の特徴。対象は2019年度分の住民税非課税者と、子育て世帯に限られている。
 非課税者分は村に事前申請し、購入引換券を発行してもらう必要がある。村によると、対象750人のうち申請済みは161人(11月25日時点)。21・5%にとどまっている。子育て世帯の対象23人については申請不要。
 村は「有利な制度を活用してもらいたい」「少しでも伸びてほしい」と当初11月末としていた申請期限を約1カ月間延長した。
 延期に伴い、年末の買い物需要を取り込めると期待されたが、販売業務を受託する村商工会によると、12月に入っても延期前と販売ペースはほとんど変わらないという。
 低調な理由について村産業課は「もともと買うつもりがない人もいるかもしれない。村内に取扱店が少なく、券の使い道が限られているということもあるだろう」と推測。延期後の期限があと1週間ほどに迫り「状況を見ながら再延期するかどうか弾力的に判断したい」としている。
 申請が低調な状況は北秋田市も同様という。福祉課によると、非課税者分8392人に対し、申請済みは37・9%の3182人(19日現在)。11月中旬に券の案内や申請を対象者に再通知したところ、多少伸びたという。市の申請期限はもともと来年2月末までとなっている。

青果販売 15%減の6億5千万円 JAあきた北 エダマメは高温、長雨影響

2019-12-19
農畜産物の販売状況などが報告された協議会(メモリスあきた北)
 JAあきた北生産組織連絡協議会(小畑公悦会長)は18日、大館市のメモリスあきた北で会合を開き、農畜産物の生育状況や販売実績などを確認した。青果物の販売額はネギやスナップエンドウ、オクラなど8品目で前年を上回ったものの、総額は6億5090万円(推定含む)で前年比15%減。和牛は高値で推移し、比内地鶏と合わせて5億円を超えた。コメは豊作基調や消費税率引き上げに伴う外食産業の業績低迷などで、前年を下回る販売状況と報告された。
 最重点品目のエダマメは39農家が222・7㌶で栽培し、前年より1農家19・3㌶減。極早生(わせ)から早生品種への誘導が進み、作付け割合も増加したが、高温で未収穫の畑が多発した。出荷量は前年比102%だったものの、関東近在の出荷が重なったことや長雨から消費が落ち込んだことで、販売額は1億8773万円と前年より15%減少した。
 ネギの販売額は6300万円で前年比11%増、スナップエンドウは1209万円で13%増、オクラは487万円で46%増えた。このほか前年を上回った青果物はシシトウ、葉物、キャベツ、小玉スイカ、ナシ。
 アスパラガスは春の降ひょうや強風の影響で前年比22%減の8900万円、ヤマノイモは干ばつの影響で12%減の5770万円となった。大館とんぶりは6579万円で23%減ったものの、事務局は「タレントふかわりょうさんの応援大使効果で新規取引の問い合わせが多く、堅調に推移している」と報告した。
 比内地鶏は前年とほぼ同額の4億8300万円だが、販売状況は「思わしくない」とした上で「生産調整が必要な見込み」と報告。和牛は3549万円で前年比26%減となっているものの、「取引価格が高値で推移しているため頭数・販売額とも計画並みになる見込み」とした。
 主食用米の集荷状況は11日時点で29万8912袋(1袋30㌔)。前年より2万8302袋増えた。1等米比率は86・5%で前年比8・3㌽低下。販売状況については「豊作基調を受けた産地間競争の激化や、消費税率改定による外食産業の業績低迷などもあり、前年を下回って推移している」と説明した。
 出席した各部会から「生産者によって品質にばらつきが出る。統一して、さらに向上したい」「高齢化で栽培をやめる人の代わりに新規生産者を獲得しなければならない」などの意見が出た。「消費増税で経費が負担になっている。次年度の生産に配慮を」との要望もあった。

阿仁マタギ 20年度の認定目指し 日本遺産推進協 申請内容や活性化計画協議 北秋田市

2019-12-19
北秋田市の日本遺産事業推進協議会(コムコム)
 北秋田市の第3回日本遺産事業推進協議会(会長・津谷永光市長)が18日、市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。2020年度の認定に向けて委員が「阿仁マタギ」に関する申請内容を見直したほか、認定された場合に取り組む地域活性化計画について協議した。
 日本遺産は、地域に根付き世代を超えて受け継がれている風習や伝承、歴史的経緯を「ストーリー」として文化庁が認定するもの。地域に点在する遺産をまとめて活用、発信し、地域活性化を図ることを狙いとしている。
 市は18年度から阿仁地域の狩猟文化「阿仁マタギ」での認定を目指しているが、2年連続で認定が見送られている。協議会は今年1月に設立し、20年度の認定に向けた取り組みを進めてきた。
 委員やアドバイザーの田口洋美・東北芸術工科大教授、県教委、事務局の市職員など約20人が出席。津谷市長は「阿仁マタギを含めた文化の日本遺産認定に向け、引き続き働きかけていきたい」とあいさつした。
 協議では市が来年1月中旬に県へ提出する申請書の内容について協議。事務局の市生涯学習課によると、今回はタイトルやストーリーに組み込まれる構成文化財、写真などを一部変更し、委員からは「前回より良くなった」「さらに分かりやすいものにしたい」などと意見が出たという。
 認定された場合は日本遺産の普及啓発や整備、人材育成に向けた補助金が交付される。協議会では認定を通じて地域活性化を図るための事業計画や、住民への周知についても話し合った。
 今後は市が県へ申請書を提出し、1月下旬に県が文化庁へ申請する。認定の発表は5月ごろとなる見込み。文化庁は20年度までに100件程度を日本遺産として認定することとしており、現在は83件が認定されている。

鹿角市 健康管理に役立てて 健診結果を説明、健康測定も きょうは十和田で

2019-12-19
姿勢評価など健康測定を行う参加者(コモッセ)
 鹿角市は18日、本年度の特定健康診査を受診した国民健康保険加入者を対象にした健診結果説明会と健康測定会をコモッセで開いた。参加者が健診や身体等の測定結果を踏まえ、生活改善などのアドバイスを受けた。19日は午前8時半から十和田市民センターで行う。
 市が健康づくり推進事業の一環として昨年度に続いて開いた。
 同市の国保加入者の健診受診率は単年度では35%前後で推移しているが、2014~16年度に3年連続で受診した人は14・8%と低く、市は「毎年受けることが重要という意識を高めることで、全体の受診率向上につなげたい」としている。
 この日は薬剤師や健康運動指導士などの長島寿恵さんの講演「令和新時代、日本人らしく健康に生きるコツ 健診数値を見て、作戦を立てる」を聴講したほか、血流や体成分、血管年齢、姿勢評価、自律神経機能、野菜摂取充足度―など6種類の測定を行い、今後の健康管理に役立てた。
 尾去沢の男性(79)は「普段から心臓や眼科など、いろいろな医者に世話になっているが、健診の評価を知りたくて初めて参加した」と話し、健康測定などに取り組んでいた。

大館は市役所-秋田犬の里 東京五輪聖火リレー ゴールの鹿角は2区間で 本県は6月9、10日

2019-12-18
 2020年に開催される東京五輪聖火リレーの詳細ルートが17日、発表された。本県は6月9、10の2日間、大館市と鹿角市を含む14市町村で実施。大館市は市役所前から秋田犬の里駐車場まで市街地を走るコース。鹿角市は道の駅かづの「あんとらあ」から鹿角まちなかオフィスまでのコースと、市総合運動公園周辺の2区間で行われる。
 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が発表した。聖火リレーは20年3月26日に福島県をスタート。日本列島をおおむね時計回りに巡り、開催地の東京には7月24日にゴールする。本県は山形県から聖火を引き継ぎ、青森県につなぐ。
 本県の実施市町村は初日が湯沢市、横手市、由利本荘市(特殊区間)、美郷町、大仙市、仙北市、秋田市。北鹿地方に入るのは2日目で潟上市をスタートして八郎潟町、大潟村、能代市を経て大館市で行い、特殊区間の男鹿市を経由した後、鹿角市を走る。
 大館市内のルートは市役所をスタートして向町、大町、田町、御成町など中心市街地を通り、JR大館駅前の市観光交流施設「秋田犬の里」駐車場にゴールする約3・3㌔となる。
 県内リレーのゴールとなる鹿角市は、中心市街地の花輪地区をコースにした第1区間と市総合運動公園周辺を走る第2区間で実施。第1区間は道の駅かづの「あんとらあ」から、市産業拠点施設「まちなかオフィス」までの約1・5㌔。第2区間は幸稲荷神社前から、到着セレモニーが行われる花輪スキー場までの約1・3㌔となっている。
 前回の東京五輪(1964年)で県内を通過した聖火リレーは、県北の矢立峠から県南の雄勝峠に抜けるコース。ランナー191人(伴走者合わせ4393人)が6日間で278㌔をつないだ。
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