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ドラゴンアイ開眼 八幡平山頂

2020-05-31
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見頃を迎えた八幡平ドラゴンアイ(29日)
 秋田、岩手両県にまたがる八幡平(標高1613㍍)山頂の鏡沼で、雪解けの様子が竜の目のように見える「八幡平ドラゴンアイ」が見頃を迎えている。
 八幡平山頂付近には、アオモリトドマツの森の中に大小の湖沼群が点在する。このうち、鏡沼は雪解けが進むと、中央に雪を残してドーナツ状に水面が広がり、「竜の目」のように見える。2週間ほどの期間限定の現象で大自然が織りなす不思議な光景は観光スポットとして人気を集めている。海外に誇れる日本文化を表彰する「クールジャパンアワード2019」にも選定された。
 山頂レストハウスから雪の坂道を20分ほど歩くと目の前に現れる。6月1日に神事と山開き式が予定されていたが新型コロナウイルス感染防止のため、中止が決まっている。
 
 

北秋田市、上小阿仁村 推進連絡会あす発足 農家民宿の開業後押し

2020-05-31
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 農家民宿などの開業希望者のネットワーク作りを目的とした「北秋田・上小阿仁まるごと体験推進連絡会」が1日に発足する。民宿、簡易宿泊所などが少ないエリアでの開業を促し、観光客、観光消費額の増加を目指す。行政や大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズムが運営をサポート。同法人では「宿泊施設の選択肢を増やすことでニーズに応えていきたい」としている。
 民宿、民泊等は、開業が盛んな大館市に18施設あるのに対し、北秋田市は2施設ほど、上小阿仁村はゼロと、極端な差がある。大館市では行政のサポートが充実しているが、北秋田市、上小阿仁村は開業、運営の情報が少ないのが現状。近年、開業希望者が増えているものの「開業の仕方が分からない」との声が多く、情報交換と行政の連携を深める場として、連絡会を設立する。北秋田市、上小阿仁村、同法人、大館市まるごと体験推進協議会の4者が予約システム調整、補助金、相談窓口の紹介などをバックアップし、自律的運営を促す。
 目的として、両市村に農家民宿、民泊、簡易宿泊所を増やし、観光客、観光消費額の増加を狙う。宿泊費は1~3万円程度に設定し、付加価値の高いものを提供。国内外に地域の魅力をアピールする。
 1日午前11時から北秋田市交流センターで設立会合を開く。連絡会の事務局は同市在住で、群馬県からの移住者の黒岩咲貴さんが担当する。組織発足後は、今月中に上小阿仁村で外国人体験宿泊支援、7月に仙北市での農泊研修ツアーなどを予定。そのほか、月1回の会合を開く。設立メンバーは10人程度。
 同法人では「ビジネスホテルや旅館しかない地域で、入り込み客数を増やすためには選択肢の多さが重要。観光だけではなく、移住体験も可能になる。行政の枠にとらわれず、観光、農政、移住の3つが立体的につながっていくと、地域の活性化につながるのでは」と期待している。 

遭難相次ぎ注意呼びかけ 啓発看板も設置 田代岳方面へ車次々

2020-05-31
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啓発看板を設置する署員(大館市岩瀬字大川目元渡)
 今月中旬から下旬にかけて大館市の田代岳で山岳遭難が2件相次いだことを受け、大館署は30日、同市岩瀬の山瀬ダム南側の市道で、遭難・クマ被害防止を呼び掛ける啓発活動を行った。早朝から田代岳方面に向かう車が多く見られる中、ドライバーに対策を周知したほか、啓発看板を設置して注意を呼び掛けた。
 田代岳では20日、山菜採り目的で入山して行方不明となっていた同市の70歳代男性が死亡。27日にはタケノコ採り目的の大仙市の60歳代男性、秋田市の50歳代男性の2人が遭難し、無事発見された。例年に比べて速いペースで山岳遭難が起きており、山菜・タケノコ採りシーズンの本格化でさらなる発生が懸念される。
 この日は同署地域課の署員5人が参加。田代岳方面に向かう車を停止させ、ドライバーにチラシなどを手渡した。「遭難が相次いでいるので注意して」などと呼び掛けた。
 チラシやポケットティッシュなど啓発グッズ約70組を用意し、1時間弱で配り終えた。この間に50台以上の車が通過していった。
 28日にクマの写真を用いた看板を市道沿い2カ所に設置したのに加え、この日は「山岳遭難多発中」と書かれた看板も新たに置いた。
 同課の佐藤啓太課長は「天候も良く、入山者が多かった。例年よりも早いペースで遭難が発生しており、1件でも多く減らしたい。入山する際には、危険な場所には入らないよう心掛け、体調・体力に合わせた行動をお願いしたい」と話した。

 

売り上げ減の業者支援 大館市が追加策 県外学生へ食材提供

2020-05-30
会見する福原市長(大館市役所)
 大館市の福原淳嗣市長は29日の定例会見で、新型コロナウイルス対応の追加支援策として、売り上げが減少した事業者への独自助成や市内宿泊者への商品券提供、県外学生への食材提供を行うと発表した。関連予算案を6月定例市議会の最終日に追加提出する予定。
 事業者支援は、2月から5月の売り上げ減少率が20%以上50%未満の企業に給付金を出す。国の持続化給付金(中小企業200万円、個人事業主100万円)、休業要請協力金(県30万円、市20万円)のいずれにも該当しない事業者を対象とする。
 商品券は地域限定とし、県の助成を受けて市内宿泊施設を利用する人に配布して、観光消費の拡大を図る。利用者の居住地は市内外を問わない。
 食材提供は「学生応援ふるさと便」と名付け、市出身の県外学生(大学生や専門学校生など)に対し、コメなどを送る。送料込みで4000円程度を想定している。
 福原市長は「緊急事態宣言の解除を受け、経済活動をできるだけ早く再開させたい。県外学生への食材提供は、ふるさとの魅力を再発見する機会になればいい。具体的な支援内容は協議中」と述べた。
 このほか、家計急変で学業を続けることが困難な学生を対象に奨学生を追加募集する。貸与するのは月額で高校生など1万2000円、大学生など4万円、医学生6万円。受付期間は6月1~30日。問い合わせは学校教育課(☎0186・43・7112)

 

81%に振込が完了 北秋田市 特別定額給付金

2020-05-30
会見する津谷永光市長(北秋田市役所)
 北秋田市の津谷永光市長は29日に市役所で開いた定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症に係る特別定額給付金について、この日の作業分を含めて2万5494人分の振り込みが完了したことを明らかにした。対象となる市民3万1185人の81・7%。「ぜひ、市内で利用してほしい」などと呼び掛けた。
 市ではマイナンバーカードを利用したオンライン申請を今月1日から受け付け、郵送による申請は11日に書類を発送し、順次受け付けを開始してきた。
 会見で市長は「今月27日現在でのまとめで、申請状況は対象となる1万4015世帯のうち1万2233世帯から申請が提出された。申請率は87・3%」と説明。同日時点での支給状況は「対象となる3万1185人のうち2万1730人、69・7%に振り込みが完了した」としたほか、「29日は3764人への振り込みを予定しており、合計すると2万5494人、81・7%の市民への振り込みが完了する」などと述べた。
 その上で「受け付けの締め切りは8月11日。まだ、申請されていない世帯については今後、市からも連絡をするが、早めに手続きをしてほしい」と呼び掛け。「地域経済をもり立てるためにもぜひ、市内の飲食店や小売店等で利用してほしい」と話した。
 また、市独自の緊急経済対策である「事業継続支援金」「学生生活支援臨時給付金」「緊急子育てサポート給付金」の申請受け付けを開始したことも紹介。「今後の推移を見極めながら、必要に応じて第2弾、第3弾の経済対策を講じていきたい」との考えも示した。

 
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比内地鶏支援 CF好調、400万円超 秋田犬 ツーリズム 総菜加工品など提供

2020-04-30
秋田比内やで製造している比内地鶏の総菜加工品(秋田比内や大館本店)
 大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズム(中田直文会長)は、比内地鶏の消費拡大につなげようとクラウドファンディング(CF)を行っている。開始翌日に目標の100万円を達成し、29日までに417万円を超える支援が集まっている。市内の業者が製造した総菜加工品などをセットにし、家庭でも食べやすい商品を提供。同法人では「比内地鶏のハードルを下げて味わってもらう取り組み。たくさんの人に食べてほしい」としている。期間は5月31日まで。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、需要が落ち込む比内地鶏の消費を支援しようと、購入型クラウドファンディング「#比内地鶏を食べて応援」プロジェクトを22日からスタート。1口1万円で、比内地鶏正肉、比内地鶏ステーキ、ハンバーグなど冷凍品が入った「温めるだけのお惣菜セット」と、比内地鶏スープ、親子丼の素などの常温品「調味料セット」の2種類を用意した。冷凍品は秋田比内や、本家比内地鶏、常温品はJA秋田たかのす、秋田活性化の共同出品。
 このうち、秋田比内や(武藤幸美社長)の総菜加工品は、家庭や弁当などで気軽に味わえるようにと、先月から販売を始めた商品。保存料や化学調味料を使わずに工場で一つ一つ手作りした。湯煎や電子レンジで簡単に温められる。ステーキセットは3枚で1080円(税込み)、ハンバーグセットは2個で648円(同)など、比内地鶏商品としては買い求めやすい価格となっている。
 クラウドファンディングが好調なことについて、「応援してくれる人がたくさんいることを実感した。比内地鶏のブランド力はまだまだある」と武藤社長。今後は「地元が応援していかないと守れない危機。この機会にファンを増やしていければ」と話している。
 支援の申し込みは「FAN AKITA」から。秋田比内やの商品は個別の注文も受け付ける。問い合わせは同社(電話0186・52・3886)。

県営工業団地拡張 付け替え道路の供用開始 大館市 一部舗装工事続く

2020-04-30
供用開始した市道二井田片貝沼田線の付け替え道路(大館市二井田)
 大館市は、県営大館工業団地拡張事業に伴う市道二井田片貝沼田線の一部付け替え道路の供用を開始した。拡張地造成計画の変更で工事が遅れ、当初3月完成予定だったが6月中となる見通し。一部未舗装区間があり、安全確保の上で工事を進める。6月議会に付け替え道路の市道認定案を提出する予定。
 団地内企業が生産体制増強に向け拡張地取得の意向を示したとして、既存団地との一体的利活用を図ろうと2019年度に付け替え事業に着手。拡張事業は大館第1南側4・8㌶と大館第2東側13・8㌶で16年9月に着工し、平安時代の埋没建物が屋根を残した状態で見つかった「片貝家ノ下遺跡」を含む用地は除外したため、当初より4㌶減の18・6㌶を整備した。
 ニプロ大館工場と第2拡張地の間を通る320㍍区間、拡張地南側の330㍍区間をそれぞれ付け替え、拡張地内に整備された団地内道路に接続。上水道・工業用水道管も移した。旧ルート858・3㍍から新ルート1033・2㍍となり、今月24日正午に供用開始した。
 県の造成工事は昨年11月に終える予定だったが、進出予定企業の工場増設計画との調整で大幅な変更が生じ、3月末の工期に延長。その影響で道路新設工事の舗装や既存市道の撤去工事、市有地の造成工事、電柱移転補償なども遅れた。工場増設には影響を与えないよう6月中の完成を目指している。
 市道二井田片貝沼田線は、国道285号から工業団地へのアクセス道として13~17年度に拡幅改良を実施。今回は路線付け替えのため、道路事業の国交付金の返還には該当しない見通し。市商工課によると、企業側が拡張地を取得すると大規模な投資と雇用拡大が見込まれるという。

日沿道鷹巣大館道路 県道の切り替え完了 北秋田市脇神 空港西線で520㍍新設

2020-04-30
縄文館側へ下る県道(左)に切り替え、通行止めにした道路(右)を鷹巣大館道路として整備(北秋田市脇神)
 日本海沿岸東北自動車道鷹巣大館道路の工事に伴い、新たな道路の付け替えが必要となっていた北秋田市脇神の県道大館能代空港西線で今月、付け替え道路約520㍍が完成した。27日に道路の切り替え作業が行われ、県道が伊勢堂岱遺跡の駐車場付近を通過するようになった。
 鷹巣大館道路の大館能代空港インターチェンジ(IC)以西は未開通区間。国交省が担当する鷹巣大館道路の大館能代空港IC―同市脇神間の接続区間(1・7㌔)と、県が担当する市脇神―今泉間の鷹巣西道路(5・25㌔)は、いずれも2020年度の供用開始を目指している。
 接続区間の一部は、これまで車両が通行していた県道を鷹巣大館道路として整備することとなる。工事期間中も県道を通行できるよう、付け替え道路を造った。
 付け替え道路の工事は国交省能代河川国道事務所が昨年11月末から着手。県道南側にあった林を切り崩し、同市脇神の川口南交差点側から伊勢堂岱縄文館側へ下る道路約520㍍を新設した。
 これまでの県道は伊勢堂岱遺跡の駐車場や伊勢堂岱縄文館より高い位置にあった。県道の切り替えにより、駐車場付近を通るほか、旧県道下にあるトンネル型の構造物(ボックスカルバート)を通過することとなった。構造物付近は大きなカーブがあり、走行には注意が必要。
 同事務所は「鷹巣大館道路事業が本年度の供用に向け大きく前進した」とし、切り替え後も現場作業などで交通規制が生じるため、「現場の誘導に従って通行してほしい」と呼び掛けている。

大館大文字まつり 大文字焼き実現目指す 5月に可否判断 その他の全行事中止

2020-04-29
大館の夏の恒例行事となっている鳳凰山大文字焼き(昨年の祭り)
 大館大文字まつり実行委員会(小池昌平委員長)は28日、大館市御成町の観光交流施設「秋田犬の里」で本年度初会合を開き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年8月の祭りの大部分を中止すると決め、鳳凰山大文字焼きについてのみ実施する方向で検討していくことを確認した。大文字焼きは「三密を避けて成立する数少ない行事」とし、感染防止対策を徹底した上で実現を目指す。時期は8月に限らず、11月までを想定している。市民の意見を集約し、5月中旬までに可否を判断する。
 委員ら約20人が出席。始めに大文字焼きを除いた行事の中止について、全会一致で決定。県内外で9月上旬までのほとんどの夏祭りが中止となっていることを踏まえ、「昼の部」や「夜の部」の打ち上げ花火などは参加者、観覧者が密集する可能性が高いことから判断した。
 大文字焼きについては、小池委員長が「三密を避けてできる行事は、暗い雰囲気を少しでも改善する役割が課せられていると思う」とし、新型コロナウイルス終息への願い、医療・救急関係者への敬意とエールを込めて実施したい考えを示した。
 実施するための条件として▽市民の賛同▽「夜の部」会場の長木川河川敷の閉鎖、警備員配置▽大人数でのパーティー等の自粛要請―などが必要であるとし、日時については感染拡大状況を考慮した上で「8~11月の間で、最適な日を考えたい」と述べた。
 委員からは「趣旨を説明すれば、市民は理解してくれると思う」などと賛成する声が目立った。一方、「人が集まる可能性がないとは言い切れないのが心配」「他県から訪れる人への対策に注意しないと」といった意見も上がった。
 実施については事務局に一任することで決定。感染拡大が収まらない場合は中止することも想定した上で、実現を目指すことにした。市民の意見を集約した後、市、市観光協会、大館商工会議所が協議して可否を正式に決める。
 インターネット中継など多くの市民が鑑賞できる方法も検討していく。市観光協会の山城久和会長は「状況が許されるなら、(新型コロナウイルス対策の)最前線で働く人、落ち込んでいる人たちに、大文字の火でエールを送りたい。市民が同時に火を見上げることで、思いを届けられれば」と話した。
 大文字焼きも含めて全面中止となれば、1987年以来33年ぶり。大文字焼きは昨秋から準備作業が始まっており、薪として使用するため鳳凰山の中腹付近に既に運んであるアカマツの処理なども課題となってくる。

山菜採りシーズン クマに気を付けて 鹿角市が看板など設置 死亡事故現場など封鎖

2020-04-29
バリケード、死亡事故発生の看板を取り付ける市職員ら(鹿角市十和田大湯熊取平)
 山菜採りシーズンのクマによる事故を防ごうと鹿角市農林課などは28日、2016年に死亡事故が発生した十和田高原地区の市道と、国有林に通じる林道約60カ所に車が通行できないようバリケードや「入山禁止」と書かれた看板を設置した。〝3密〟に該当しないことから今年は入山者数が増えるとみられ、設置でさらに注意を促す。設置箇所の道路は11月20日まで封鎖する。
 タケノコの産地として知られる市十和田大湯の熊取平や田代平を含む同地区では16年5月から6月にかけて、クマによる4件の死亡事故が発生。市内では昨年、死亡事故はなかったが、4件で6人がけがを負った。
 市は16年以降、現場周辺の市道や山林に入りやすい私有地などに看板やロープを設置。シーズンが本格化する前のこの時期から雪が降る頃まで封鎖して呼び掛ける。担当者によると、事故周知で一時入山者が減少。これに伴い、クマの生息数が増えた可能性があるという。一方で、ロープを乗り越える入山者も確認している。
 この日は農林課、危機管理課の職員計11人や鹿角署員が5班に分かれ、作業を進めた。死亡事故現場に通じる市道は、バリケードを設置。「この先でクマによる死傷事故発生!」と書かれた看板も合わせて掲示し、土のうでしっかり固定した。農林課の小野寺裕一農地林務班長は「事故から年数はたったが、依然危険な状態が続いているとみられ、引き続き地区での山菜採り自粛を呼び掛けたい。警察と連携して休日を中心に見回りを実施したい」と話していた。
 市内では今月3日、尾去沢の住宅地で例年より6週間早くクマが目撃された。暖冬で山の雪解けも早く、山菜採りシーズンが長期化すると危惧。市は5月中旬ごろからパトロールを行う。
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楽曲で「マタギ」PR 北秋田 CDに3曲収録 「マタギの玉手箱」制作

2020-03-02
マタギなどをテーマにした3曲を収録したCD「マタギの玉手箱」
 北秋田地域素材活用推進協議会「やってみよう!北秋田」は、マタギをPRする楽曲3曲を収録したCD「マタギの玉手箱」を制作した。14、15日には秋田内陸線の角館―阿仁合駅間で新曲を披露するトレインライブを開催する。
 地域素材の最大活用をテーマに活動を展開する同協議会が、マタギの世界観を多くの人に知ってもらおうと制作。企画に賛同した同市在住のシンガー・ソングライター、本城奈々さんが楽曲を書き下ろし、提供した。同協議会が立ち上げた土産品ブランドのPRも兼ね、CDジャケットにはブランドの統一デザインを使用した。
 表題曲の「マタギの玉手箱」は、同協議会が立ち上げた土産品ブランドと同名の曲。歌詞の中にマタギが使用する言葉の「ホロカチョ(たくさん入る箱)」などを交え、自然に感謝して暮らすマタギの在り方を表現している。
 表題曲のほか、阿仁地区の集落などで行われている小正月行事の情景を方言を用いて歌った「鳥追い」と、同市阿仁打当のくまくま園にいるツキノワグマ「のりちゃん」が自然の中で生活する姿を想像して作った軽快な曲「月の輪ぐま のりちゃん」も収録している。
 CDは3000枚制作。販売は予定しておらず、イベントで希望者に配布する。このほか県内の子どもたちにマタギについて知ってもらおうと、保育園や小中学校への配布を予定している。
 トレインライブは14、15の2日間、急行列車「急行もりよし」に連結したイベント列車内で開催。角館を午前11時5分に発車し、阿仁合駅に午後0時15分着。本城さんが3曲を披露するほか、現役マタギの地域おこし協力隊・高橋了介さんが体験談や沿線の紹介を行う。
 出入り自由で鑑賞は無料だが、きっぷは各自で購入する。急行料含め1日全線乗り放題となるホリデーフリーきっぷ(2000円)などの利用を呼び掛けている。

新型コロナの感染拡大 観光業への影響懸念 自粛要請後初の週末 秋田犬の里は閑散と

2020-03-01
自粛要請から初めての週末。館内は閑散としていた(秋田犬の里)
 新型コロナウイルス感染拡大の影響が、北鹿地方の観光業界にも現れている。29日は、政府の大規模イベント自粛要請が出されて初めての週末。大館市の観光交流施設・秋田犬の里では、多くの観光客でにぎわう光景が一変し、館内は閑散としている。外出を控える傾向が色濃くうかがえ、地域経済への打撃が懸念されている。
 感染拡大防止策として、政府は26日に今後2週間の大規模イベントの自粛、27日には全国小中学校などを2日から臨時休校とする要請を行った。北海道では「緊急事態宣言」が出されるなど、国内で自粛の動きが急激に広まっている。北鹿地方でもほとんどのイベントが中止や延期に。観光、飲食業界でもホテルや居酒屋などで予約のキャンセルが増加。金融機関は休日の相談窓口を設置するなど、対応に追われている。
 このうち、連日多くの観光客でにぎわっていた秋田犬の里では、新型コロナウイルスの感染が拡大した2月に入ってから来場者数の落ち込みが見られる。昨年4月に開館したため前年と比較はできないが、1日当たりの平均来場者数は1月の655人に対し、2月は27日現在、517人に減少している。自粛要請が出されてから初めての週末となった29日の来場者数は、午後2時現在で300人余り。3連休だった先週末の1日平均約600人から、半分近くに減少している。同施設では「外国人も毎日来ており、これまでは大きな減少は感じられなかったが、この週末は明らかに減っている感じがある」とする。
 市内で唯一、国内外の観光客が多数出入りする施設のため、感染防止の観点から不安視する声もあるが、福原淳嗣市長は28日の定例会見で「保健所と確認し、館内のアルコール消毒や職員のマスク着用を徹底させている」と強調。同施設では1月下旬から秋田犬の展示に制限を設けたほか、最近は消毒に加えて館内換気も取り入れるなど対策を強化している。
 観光課の工藤剛課長は「細心の注意を払いながらも、今は全ての経済活動を停止する状況ではないと思う。(臨時の)閉館については、状況を冷静に判断して対応していきたい」としている。

旧家を彩るひな飾り 鳥潟会館で「おひなさま展」 大館

2020-03-01
ひな飾りが華やかに並ぶ大広間(鳥潟会館)
 大館市花岡町の県指定有形文化財・鳥潟会館で29日、恒例の「おひなさま展」が始まった。旧家の大広間をひな飾りが華やかに彩り、訪れた人の目を楽しませている。8日まで。
 大館郷土博物館主催。2001年ごろから桃の節句に合わせて毎年開催しており、広く市民から親しまれている。ひな飾りは地域住民や県内の愛好家から寄贈された昭和初期から平成のもの。貴重な8段飾りや愛らしい木目込みのものなど267体の人形が並んでいる。このほか、福祉バンク大館の参加者が制作したつるしびな19点や市内の手作り作家のちりめん細工などを一堂に展示した。
 初日のこの日は正午時点で約40人が訪れ、華やかに並んだ人形を一体一体眺め、表情や髪形、衣装の違いを楽しんでいた。4年続けて来ているという中野トアさん(77)=花岡=は「説明を聞きながらじっくりと見入っていた。毎年新しい発見がある」と話していた。
 同館案内人の笹島真理子さんは「扉を開けた瞬間、華やかなひな人形が出迎えてくれ元気をもらえる。春に向けてパワーを充電していってほしい」と呼び掛けている。
 午前10時から午後4時まで(入館は同3時30分まで)。月曜定休。入場無料。問い合わせは鳥潟会館(電話0186・46・1009)。

共動パートナー制度 ストーンサークル館に導入へ 鹿角市が登録団体募集

2020-03-01
共動パートナー制度が導入される大湯ストーンサークル館(鹿角市十和田大湯)
 鹿角市は2020年度、国特別史跡・大湯環状列石のガイダンス施設「大湯ストーンサークル館」の管理運営業務に共動パートナー制度を導入する予定だ。業務に関心のある団体を6日まで募集している。
 同制度は市で行っている業務の一部を市民に担ってもらうもの。公共サービスの向上や市民活動団体の育成を図ることを目的とし、06年度に導入した。
 有償で委託する「行政パートナー」とボランティアの「ふれあいパートナー」の2種類がある。現在は4団体が行政パートナーとして市役所本庁舎総合案内などの業務をそれぞれ行っている。
 大湯ストーンサークル館では現在、窓口業務は鹿角地域シルバー人材センターに委託しているほか、ガイド活動は市民団体の「大湯SC(ストーンサークル)の会」がボランティアで行っている。
 来年度は「来館者に、より詳しく大湯環状列石のことを知っていただくため」(ストーンサークル館)に行政パートナーを導入する。
 パートナーが担う主な業務は開・閉館準備、窓口業務、展示ホールと遺跡のガイド、施設周辺環境整備。配置人員は窓口が2人、臨時ガイドが必要数(来館者が多人数時)。窓口の業務時間は4~10月が午前9時~午後6時(休憩1時間)、11~3月が午前9時~午後4時(同)。ガイドの勤務時間は随時。契約期間は4月から1年間(更新あり)。
 応募資格は「鹿角市のガイド養成講座を受講し、展示ホールと遺跡の案内ができる団体」など。選定委員会の審査により選定する。
 共動パートナーの申請、問い合わせは市民共動課(電話0186・30・0202)。大湯ストーンサークル館の業務の問い合わせは同館(電話0186・37・3822)。
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