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「コミュニティー生活圏」形成を 複数集落で地域機能維持 大館などで県の人口減対策事業

2020-01-19
昨年10月のワークショップ。住民が地区の人口予測を話し合った(大館市の旧山田小学校体育館)
 人口減少が進行する中、地域機能を維持するため、県は「コミュニティー生活圏」形成事業を展開している。複数の集落による新たな生活区域をつくる取り組みで、本年度は大館市山田など県内5市町にモデル地区を設定。専門家を交えて住民がワークショップを開き、人口減の状況を分析し、定住を増やすための方策などを話し合った。今春以降は地区の行動計画をつくる。県地域づくり推進課は「コミュニティー生活圏の取り組みを全県に広げたい」と話す。
 コミュニティー生活圏は、日常生活に必要なサービス機能を維持・確保していくため、複数の集落で構成する新たな生活区域。同課は「全県で合併前の小学校区の300区域程度を想定している」という。本年度は5市町、5地区で形成事業を行っている。
 県北でモデル地区に選ばれたのは、人口約600人、高齢化率約45%の大館市山田。10町内会をまとめた生活圏の形成を目指す。一般社団法人「持続可能な地域社会総合研究所」(島根県)の藤山浩所長が地区を訪れ、昨年8月の現地調査を経て、10、11月に30~80代の住民が集まり、2回ワークショップを開いた。
 藤山所長が示したのは、地区の将来人口予測。若い世代が減少する現在の状況が続いた場合、45年後には人口は130人に減ると予測した。この予測を踏まえ、「人口安定化」に向けた年代別の定住増加目標を話し合った。「毎年20代を1組、30代を1組増やせば、人口は500人弱を維持し、高齢化率は徐々に減少する」など班ごとに提案した。2回目は地区内の組織や団体などの「地域資源」を考え、地区の強みや弱みを探った。
 山田部落会の赤坂実会長(70)は「獅子踊りなどさまざまな行事はあるが、幅広い年代が将来について語り、ストレートな考えを出し合ったことは大きい。自分の地域を自分のこととして考える機会になった」と成果を語る。
 来年度もワークショップを重ね、地域の目標や行動計画(グランドデザイン)を策定。地域課題を解決するための住民主体の取り組みを行う。赤坂会長は「誰が何に取り組むかを話し合い、住民の意識を醸成させながら一歩ずつ進めたい」と話した。
 同課は「住民が地区の現状を共有でき、来年度以降、実際の取り組みにつなげていく。今後県内にモデル地区を増やし、コミュニティー生活圏の考えを広げたい」と話した。

米内沢にゆかり 二つの〝県民歌〟 北秋田市の森吉大学 経緯学びながら合唱

2020-01-19
公開学習会で演奏する金さん㊧(森吉コミュニティセンター)
 秋田県民に親しまれてきた「二つの県民歌」をテーマにした公開学習会が17日、北秋田市森吉コミュニティセンターで開かれた。一つは同市出身の作曲家・成田為三が手掛けた「秋田県民歌」(1930年制定)。もう一つはその29年後に発表された「県民の歌」。いずれの楽曲も同市米内沢にゆかりがあり、来場者が制定の経緯をひもときながら、市が誇る楽曲に思いをはせた。
 生涯学習講座「森吉大学」の活動の一環で開催。浜辺の歌音楽館学芸員の細田昌史さんが制定の経緯を説明した。いずれの楽曲も郷土愛を醸成する目的で制作。詞は公募で決まった。作曲は当初、東京音楽学校に依頼されたが、縁があって卒業生の成田が引き受けることになったという。
 ただ、戦前に制定された「秋田県民歌」は3番の歌詞が「戦前教育に該当するとして敬遠され、一時は歌われなくなった」。
 それに代わるように県内の公式行事で盛んに歌われるようになったのが「県民の歌」。作詞は大久保笑子さん。能代市出身で旧・公立米内沢総合病院に勤務する看護師だった。
 大久保さんについては同音楽館の元館長・金新佐久さんが講演した。米内沢でコーラス活動をしていて、メンバーの大久保さんと親交があったという。「静かで優しい人。飾り気のない性格だった」と振り返った。
 現在の「県民の歌」の歌詞は、大久保さんの詞を選定委員会が一部補修したもの。1番は「朝あけ雲の色はえて」で始まる。金さんは「米内沢に良い景色があったのではないか。大久保さんの思いをくみ取って歌詞がつくられた」と述べた。
 金さんはピアノ伴奏し、聴講した約70人と〝二つの県民歌〟を合唱した。近年では「県民の歌」があまり歌われなくなり、反対に「秋田県民歌」がスポーツイベントなどで歌い継がれるようになっている。
 一方で、合唱と吹奏楽のための楽曲「大いなる秋田」(1968年制定)の第3、4楽章に挿入された。金さんは「二つの県民歌を『大いなる秋田』の曲ととらえる県民も出てきた。制定の経緯を伝えるのがわれわれの役目」と締めくくった。

学習と交流の場 存続へ 浅間学校かづの分校 21年目〝授業〟新年会で再開

2020-01-19
ハーモニカのミニコンサートで交流するかづの分校の〝生徒〟たち(コモッセ)
 尋常浅間学校かづの分校の「一品持ち寄り新年会」が18日、同市花輪のコモッセで開かれた。開校20周年の昨年で閉校する予定だったが、会員から存続の要望が出て、継続することになった。?人が参加し、ハーモニカのミニコンサートを聴きながら交流した。
 かづの分校は1999年4月、長野県松本市浅間温泉の神宮寺に開校されていた尋常浅間学校の分校として開設された。学校設立の中心的人物だった同寺院の高橋卓志さんが来市したのがきっかけ。
 校長には故・永六輔さんを迎え、毎年著名な講師を招待して授業を行った。ノンフィクション作家の柳田邦男さん、児童文学作家の灰谷健次郎さんなどが講師を務め、授業の後は懇親会を開催。修学旅行を行うなど、学習と交流の場として活動は続いた。
 スタッフの高齢化が進み、開校から20年を迎えた昨年、六文銭のコンサートを最後に閉校する予定だったが、会員から存続の要望が相次いだ。
 新年会には市内、大館市、秋田市から36人が参加。長野県からの参加もあった。講師に、日本で最大のハーモニカの祭典といわれる「F・I・Hハーモニカコンテスト」複音部門で第1位に輝いた大野美佐子さん(66)=大館市比内町=を迎え、ハーモニカのミニコンサートを聴いた。
 新年会では、食べ物でも飲み物でも、何か好みの一品を持ち寄ることになっている。日本酒の大吟醸や山菜の手作り料理などを持ち寄り、懇談しながら交流した。
 分校主任の高木豊平さんは「まだやめたくない、もう少し続けてほしい、という声があった。無理しないで、自然な形で進めたい」と話した。会員からは「修学旅行に行こう」という提案がすでにあるという。

十和田湖産ヒメマス 水揚げ2年連続低調 19年は10・5トン

2020-01-18
岸辺でヒメマスを水揚げする組合員たち(小坂町十和田湖畔)=昨年9月撮影
 小坂町、青森県十和田市の組合員31人で組織する十和田湖増殖漁業協同組合(小林義美組合長)は、両市町にまたがる十和田湖で水揚げされた、2019年のヒメマス漁獲量をまとめた。低調だった18年を0・3㌧ほど下回る10・5㌧だった。同組合は湖水温の上昇など、気候変動を不調の要因の一つとみている。
 ヒメマスは十和田湖の特産品。漁獲量は、1983年の約74㌧をピークに減少が続き、92年には2・5㌧まで落ち込んだ。同組合は、両県関係機関の指導を受けながら資源の回復に努め、漁獲変動に影響を与えたとされるワカサギの駆除や、湖の水質の改善などに取り組んできた。
 現在は、ヒメマスが生息しやすい良好な湖環境が維持され、近年は15~20㌧の漁獲量を目標に設定している。
 19年は4月10日から6月20日、7月11日から11月20日、12月18日から同25日まで、各組合員が刺し網漁などで水揚げし、漁獲量は10・5㌧(前年10・8㌧)と2年連続で低調だった。
 不調の要因の一つとして、小林組合長は「昨夏に暑い日が続いた影響で水位が低下し、湖水温も高くなり、魚がすみにくい1年だった」と、気候変動を指摘。「魚が岸辺から沖合に流れ、漁師が普段網を入れて取れるところで取れなかった」と考えている。
 ほかにも漁獲量の増減には、さまざまな要因が絡み合っているとみており、「18年にワカサギが63㌧も取れた。ワカサギが増えたことで、餌が不足したことも考えられる」としている。
 それでも昨秋、生出のふ化場に遡上したヒメマスは例年並みの約3㌧。「親魚から採卵し、ふ化させてから今年6月に放流する70万匹は確保できる」という。
 十和田湖産ヒメマスのブランド力は年々高まり、湖畔周辺や十和田市、小坂町、鹿角市、大館市などの飲食店、宿泊施設からの需要が増している。
 小林組合長は「15㌧以上は確保したい。これからは暑さ対策も求められ、関係機関の協力を得て調査していきたい」と話した。

 

北秋田市 「火の元点検、注意を」 社協と消防 高齢者宅で防火指導

2020-01-17
地域の高齢者宅で点検を実施した防火指導(北秋田市小森)
 高齢者へ防火に対する意識を高めてもらおうと、北秋田市社会福祉協議会などが高齢者宅21軒を訪問し、防火指導を行った。17日は小森地区などを回り、市消防本部や社協の職員が家の中のガスコンロやストーブ周辺を点検。住民に「火の元に注意してください」と呼び掛けた。
 2009年から毎年、暖房器具の使用などにより火災の発生する危険が高まる時期に実施。訪れる地区や高齢者宅は、社協と地区内の民生委員が選定している。本年度は15日から前山、蟹沢、住吉町地区などを訪問した。
 この日は小森、七日市地区の1人暮らし高齢者宅や高齢者世帯など計8軒を社協職員と消防署員、民生員の4人で回った。署員は住民に「普段気になるところを話してください」と話し、火の元やコンセントなどの点検を実施。ガスコンロやストーブ周辺に燃えやすい紙や洗濯物が落ちないよう改善点を伝えたほか、たこ足配線の有無や緊急時の連絡先などを確認した。
 小森地区に住む女性(78)は「物陰になっていて見えない部分も確認してもらえて助かった。火事に気をつけたい」と話していた。

 
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大館市釈迦内のヒマワリ トンガで交流の大輪 釈迦内小が種提供 現地から喜びの報告

2019-12-18
 大館市釈迦内小学校(大丸ふさ子校長)がトンガ王国に送ったヒマワリが咲いた。現地は夏。師走の大館に南国からの便りが届き、児童、教職員が喜びの声を上げた。
 同校とトンガの交流は9月上旬、安田愛(めぐみ)教諭(33)の同級生で、本県出身の在トンガ大使・斎藤昇さん(同)がキャリア講話で同校を訪れたことで始まった。日本はもともとランドセル寄贈など教育分野でトンガとの交流がある。SNS(会員制交流サイト)を通じ、寄贈活動を知った安田教諭が教育面での協力を申し出た。
 トンガ国内では花自体が少なく、現地教育省が子どもの情操教育の一環で花の種子提供を斎藤さんに依頼。地域ぐるみでヒマワリ栽培に取り組む同校から約5000粒の提供を受けた。種は現地の小学10校などで育てられることになった。
 斎藤さんによると、配布された大半の学校では地面を耕してひもで囲い、花壇を造成。現在隣国ではしかが流行しており学校が閉鎖されているため、児童の有志らが約2カ月間育てた。今月上旬、1校で開花を確認。花を見た4年生男児からは「こんなすてきな花を見たのは初めて。日本の皆さんクリスマスプレゼントをありがとう」という声が寄せられた。学校が再開されれば、全校で栽培や観察などに取り組む予定。
 釈迦内小は英訳した栽培マニュアルをメールで送付し、寄贈後も協力。児童たちには17日に知らせが届いた。大丸校長がタブレット端末で写真を見せると手をたたいて喜んだ。ヒマワリ活動の中心を担うキッズ委員会の遠藤純生(じゅんき)さん(5年)は「釈迦内とトンガがつながった気持ちになった」、篠村琉翔(りゅうと)さん(同)は「大館が冬だから不思議な感じ。咲いているのを見てうれしい」と笑顔だった。
 斎藤さんは「花を『育てる』概念に乏しいトンガで、子どもたちは自然が当たり前のものではないと認識し、命の尊さを学んでいる。花が咲くことはきっかけに、児童同士の友好が深まれば。将来は釈迦内のように学校と地域が連携し産業として地域経済にも貢献したい」と話していた。
 種の配布を受けた小学校は、学校が再開された最初の授業で同校児童に向け手紙を書く予定。
釈迦内小から寄付されたヒマワリがトンガで咲いた=斎藤さん提供
トンガで開花した写真を見て喜ぶ児童(釈迦内小学校)

政活費、交付条例を可決 北秋田市12月議会閉会 イージスは継続審査

2019-12-18
起立採決でイージス配備反対陳情を継続審査とした本会議(議場)
 北秋田市の12月定例議会は17日、最終本会議を開き、2019年度各会計補正予算や政務活動費交付条例制定、財産区管理委員の選定など議案25件、意見書案5件を原案通り可決、閉会した。イージス・アショアの配備反対を求める陳情は9月議会に引き続き、継続審査とした。
 補正予算のうち、19年度一般会計補正予算は歳入歳出に1億8348万2000円を追加した。補正後の総額は245億9980万4000円。主な歳出は、秋田北鷹高校女子全国高校駅伝競走大会出場補助金100万円、食の自立支援事業委託料209万7000円など。
 市保育所条例の一部改正は市立あいかわ保育園を民間移管するのに伴い、規定整備した。条例施行日は来年4月1日。
 政務活動費交付条例制定については議員発議でこの日提案された。支給額は議員1人につき月1万円。討論で福岡由巳議員が反対の立場から「2015年4月に議員報酬を引き上げ、高すぎると批判がある。政務活動費は性格が異なるものだが、市民の理解を得る努力をすべきだ」などと述べた。賛成の立場で松橋隆、武田浩人両議員が「議員の資質向上のために必要」などと主張した。採決の結果、起立多数で可決した。
 イージス・アショアの配備反対を求める陳情については、総務文教常任委員会(大森光信委員長)が継続審査にすべきと審査結果を報告。討論で、継続審査に反対の立場から山田博康、福岡、板垣淳の3議員、賛成の立場から虻川敬議員がそれぞれ意見を述べた。採決し、起立多数で引き続き継続審査とした。
 「若い人も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める陳情」と「お金の心配なく、国の責任で、安心してくらせる社会の実現のため社会保障制度の拡充を求める陳情」の2件はいずれも不採択とした。他の請願、陳情5件は採択し意見書案を可決した。

ふるさと納税 返礼品に体験型観光 大館市 交流人口拡大へ期待

2019-12-17
大館市まるごと体験推進協議会が作製した農家民宿の招待券
 大館市は、ふるさと納税の返礼品に、初めて体験型観光を取り入れた。先月、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」に掲載し、早速1件の申し込みがあった。現在は農家民宿ときりたんぽ作り体験の計3件。農家民宿のプラチナプランは、1泊3食、農作業体験がセットになったふるさと納税限定のコースとなっている。今後は幅広いコンテンツを増やし、交流人口の拡大などにつなげたい考え。
 体験型、着地型観光を、ふるさと納税の返礼品に取り入れる自治体が全国的に増えており、同市でも足を運んでもらうきっかけにつなげようと、先月上旬に3件を導入した。納税額は、1泊2食の農家民宿ゴールドプランが4万6000円、1泊3食のプラチナプランが5万8000円、きりたんぽ作り体験(4人分)が3万7000円となっている。情報を公開して間もなく、プラチナプランに東京都から1件の申し込みがあった。
 農家民宿を請け負う大館市まるごと体験推進協議会は、宿泊招待券を作成し、随時、納税者に発送する。通常の農家民宿は1泊2食が基本で、昼食や農作業体験は有料オプションとなっているが、プラチナプランは1泊3食、農作業体験をセットで楽しめる、返礼品限定のコース。冬期間でも農作業を楽しめるよう、今季から稲こき体験、まき割り体験、漬物作り体験など、新たなメニューを追加したという。宿泊施設は指定することができず、招待券の有効期間は1年間。
 返礼品の受発注やプロモーションを行う大館商工会議所は「体験型観光を取り入れることで、交流人口や移住者を増やすきっかけにもつながるのでは。農家民宿のほかにも、レールバイクや曲げわっぱ作り体験なども増やしていければ。今後も魅力ある返礼品を提供していきたい」と話している。

秋田内陸線 全駅入場券セット 30周年記念で販売 限定500部、プレゼントも

2019-12-17
30駅とウエルカムステーションの記念入場券をまとめたセット(提供=秋田内陸縦貫鉄道)
 秋田内陸線縦貫鉄道(秋田内陸線、本社・北秋田市)は、内陸線全29駅と「森吉山ウエルカムステーション」の入場券計30枚をまとめた「全駅入場券セット」を販売している。限定500部。
 4月に迎えた全線開業30周年の記念企画。30周年の「30」にちなんで内陸線の硬券入場券30枚を用意し、愛好家向けの商品としてオリジナルのビニール付き台紙にまとめた。入場券の大きさはそれぞれ縦3㌢、横5・75㌢。
 普段から入場券を販売しているのは鷹巣駅や阿仁合駅など6駅と、記念用の前田南駅、阿仁マタギ駅。このほか本来は入場券が不要な21駅と、森吉山観光の拠点として阿仁合駅舎2階に整備したウエルカムステーションを合わせた30駅分の入場券を並べている。
 1セット税込み4930円。限定500部でなくなり次第終了。鷹巣、阿仁合、角館駅の窓口のほか、秋田内陸線のオンラインショップ(別途送料)で販売している。今月中の購入者には非売品の「感謝の30周年記念硬券」をプレゼントする。
 問い合わせは同社(電話0186・82・3231)。

人口5000人割る 小坂町 町制施行後初 ピークの4分の1に

2019-12-17
 県内9町の中で人口が7番目に少ない小坂町で、1日現在の住民基本台帳の登録人口が4999人(男2330人、女2669人)となり、1914(大正3)年の町制施行後初めて、5000人を割ったことが分かった。1917年のピークの2万1696人から、約4分の1となった。
 町によると、今年1月1日の同台帳による人口は5112人で、11カ月ほどで113人減った。前年同期比では4人の減少。
 町は小坂鉱山の発展により、かつては人口が2万人を超え、県内第2の都市に発展した。近年は年間の死亡者が100人前後、出生者は20人を下回るなど、死亡者が出生者を上回る「自然減」と、転出者が転入者より多い「社会減」の減少幅が拡大。93年4月に8000人、2003年7月に7000人、12年4月に6000人を割り、人口減少が急速に進んでいる。
 町は、町版総合戦略で20年後の40年の将来人口を3586人とする目標を掲げているが、国の関係機関の推計では、40年は2458人で約1130人の差が生じている。
 山崎明総務課長は、子どもから高齢者まで安心して暮らせる町を目指し、「引き続き、定住促進などに取り組みたい」と話している。
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