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カラス対策 電子防鳥機貸し出しへ 大館市12月議会・一般質問 旧正札駐車場跡「利用可能性を協議」

2020-12-02
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一般質問が行われた本会議(大館市役所)
 大館市の12月定例議会は1日、前日に続いて本会議を開き、6議員が一般質問を行った。カラス対策について福原淳嗣市長は、警戒音を出す「電子防鳥機」を導入し、来年度から町内会を対象に貸し出す方針を示した。旧正札竹村関連のうち、立体駐車場跡地については「公的利用の可能性を関係機関と協議している」と明らかにした。
 佐々木公司議員(令和会)、阿部文男議員(同)、佐藤眞平議員(同)、栁館晃議員(同)、田村儀光議員(同)、笹島愛子議員(共産党)が登壇。
 カラス対策は追い払いに使うLED(発光ダイオード)照明やレーザーポインター、清掃用デッキブラシの貸し出しを行ってきた。本年度は新たに電子防鳥機を導入し、8月から2カ月にわたり市立総合病院前の国道7号交差点付近で試験を実施。市長は「一定の効果が認められた」とし、「来年度に向け、防鳥機を貸し出す準備を進めている」と述べた。
 「旧正札跡地の利用計画はどうなっているか」との質問に対し、本館棟跡地については「民間投資の整備促進へ関係者に取り組んでもらったが、新型コロナウイルスの影響を受け、全ての計画がいったん白紙となった。しかし可能性がなくなったわけではない。しばらく推移を見守りたい」と答弁。その上で立体駐車場跡地の協議に触れ、「動きがあり次第、議会や地域に報告しながら進めたい」との考えを示した。
 自動運転技術の活用に向けた取り組みについては、昨年12月の体験会を振り返りながら「国や県、全国道の駅連絡会など関係機関に、公道での実証実験を視野に入れた意見交換や支援をお願いしている」と説明。「市民の理解を深め、実際に社会で使われる段階の『社会実装』に向け取り組む」と決意を新たにした。
 新型コロナウイルス対策について「業種を問わず公平に支援を」と質問があり、市長は「影響を受けた全ての事業者が対象になるよう実施している。国の3次補正が予定されていることから、各業界のニーズ把握に努め、引き続き効果的な対策を実施したい」と述べた。
 小中学校に通信ネットワークとタブレット型端末1人1台を整備する国事業について、高橋善之教育長は「11月末までに終了し、今月1日から使用可能。教職員対象に利活用研修を行い、冬休み明けの3学期には授業などで活用する」と答え、教職員らの「ICT(情報通信技術)活用推進委員会」を新たに組織する方針を示した。
 

日沿道・蟹沢―大館能代空港 13日開通、作業ほぼ完了 報道向け現場公開 IC周辺の通行形態変化

2020-12-02
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逆走防止のため塗装された路面などを説明する県職員(蟹沢IC)
 今月13日の開通が決まった日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の蟹沢インターチェンジ(IC、北秋田市)―大館能代空港IC間で1日、報道関係者向けの現場見学会が開かれた。両端のIC周辺は開通前と通行形態が変わることから、逆走防止のため道路に塗装が施され、通行者に注意喚起を促している。
 見学会は国交省能代河川国道事務所と県が実施。今回は鷹巣大館道路との接続区間(延長1・7㌔)と、蟹沢IC以東の鷹巣西道路(約3・6㌔)が開通する。担当者によると、供用開始に向けた作業は「ほぼ完了している」といい、立ち入り防止柵の設置などを残すだけとなった。
 大館能代空港ICはこれまで大館方向にだけ通行できていたが、今後は能代方向にもICを降りずに行けるようになり、通行形態が変化する。大館方向から走行してきた車両が空港ICで降りる際、これまでは直角に近い右カーブを経て出口へ向かっていたが、開通後は右折前に一時停止が必要となる。開通に伴い、空港ICから能代方向へ向かう車両と平面交差するため。
 平面交差する地点には一時停止の標識を設置するほか、路面に2色の着色を施した。一時停止の必要がない本線進入路は青色、一時停止が必要な本線退出路は途切れた赤色に塗られ、優先される車線と曲がる方向を示している。
 蟹沢ICも通行区分を示すポールを設置するほか、路面を着色して逆走防止を図っている。今回の開通区間5・3㌔は自動車専用道路となるため、歩行者や軽車両、125㏄以下の二輪車は通行できなくなる。このため旧県道を活用して整備した蟹沢IC周辺では、自動車専用道路に沿うように側道も設置された。
 今泉側から蟹沢ICに向かう車線には、以降の道路が自動車専用道路となることを示す標識を設置。側道の幅員は4㍍。車両の交差に支障がないよう3カ所の回避スペースを設けている。側道の設置により、自動車専用道路を通行できない歩行者や軽車両も、県道大館能代空港西線につながる蟹沢ICから市道や側道を利用することで空港方面へ向かうことができる。
 

小坂町でXマス・イルミネーション ドイツ風に街を彩る 明治百年通りで25日まで マーケットは中止

2020-12-02
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幻想的な雰囲気に包まれている小坂町のクリスマスイルミネーション(明治百年通り)
 小坂町の冬を飾る「クリスマスイルミネーション」が1日、明治百年通りで開幕した。コロナの影響で恒例のマーケットは中止となったが、幻想的なイルミネーションが冬の夜を彩っている。
 「クリスマスマーケットin小坂」と銘打って、2013年から開催している。1873(明治6)年12月、小坂鉱山に赴任したドイツ人鉱山技師、クルト・ネットーが小坂で行ったクリスマスが由来になっている。
 町は「ネットーが小坂で思い描いた母国のクリスマスマーケット(市場)の夢をかなえてあげたい」とイベントを始めた。近代日本のクリスマス発祥の地をPRする狙いも込められている。
 例年、露店が並びホットビールやホットワイン、クッキー、ロールケーキ、焼きソーセージなどの飲食物を販売しているが、コロナの影響でマーケットは中止し、ステージイベントも取りやめた。イルミネーションだけとなったが、天使館や鉱山事務所周辺の木々などは約4万個の電飾で彩られ、幻想的なムードが漂っている。
 鹿角市花輪から来たという50代女性は「マーケットがないのは寂しいが、コロナ禍ではしかたない。イルミネーションは素晴らしいですね」と話した。
 25日まで午後5時から同8時まで点灯される。土、日曜日は鉱山事務所がライトアップされる。
 

ソーラーシェアリング 水稲で県北初の導入 水稲栽培と発電両立 大館市の白神エネルギー

2020-12-01
水田の上に太陽光パネルを設置し、発電を始めた(大館市岩瀬)
 再生可能エネルギーを有効活用しようと、大館市岩瀬で太陽光発電事業を行う白神エネルギー(古家博文代表)は、会社近くの水田で農業と発電事業を両立させる「ソーラーシェアリング」(営農型太陽光発電)を始めた。水田への導入は県内2例目で県北地域では初めて。古家代表は「積雪地帯でも十分に収益が見込めると実証したい。耕作放棄地の解消にもつながる」と話し「いずれは取り組みを地域全体に広めたい」と展望を描いている。
 「ソーラーシェアリング」は、畑や水田などの農地の上に支柱を立てて太陽光パネルを設置。作物に必要な日射を確保して営農への影響を極力小さくしながら、一つの土地で農業と発電事業を両立することを目指す。農業収入を得ることに加え、発電した電気も電力会社に売ることで売電収入を得ることが可能なため、関心が高まっている。
 同社は2014年に設立し、同市内8カ所で太陽光発電事業を展開している。「ソーラーシェアリング」を行う実証圃は、古家代表が所有する同市岩瀬の水田約30㌃。1700万円かけてアルミ製の支柱と太陽光パネル168枚を整備した。年間発電量は一般家庭約24世帯分の年間消費電力に相当する7万2600㌔㍗時。売電収入は年間180万円程度を見込んでおり、初期費用を10年で回収することを目指す。
 耕作は知人の専業稲作農家・北林和彦さん(60)に委託し、来年はあきたこまちを作付けする。太陽光パネルを支える支柱間の幅は約3・5㍍、架台上部までの高さが約3㍍あるため、田植え機やコンバインでの作業も従来通り行うことができる。パネルは約30度の傾斜を付けて設置され、降雪があっても自然に落下するよう設計。最大1㍍の積雪まで耐えることができるという。パネル設置に伴う日照量の影響で、1割程度の減収を見込んでいる。
 政府は2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする方針を示しており、太陽光などの再生可能エネルギーへの注目も高まっている。古家代表は「積雪地域でも収益を出せるというモデルケースになれれば。10年、20年後にこの地域が豊かになるよう、利点を知ってもらい、取り組みを拡大させたい」と期待している。

 
 

上小阿仁村長選から一夜 小林悦次村長が初登庁 公約の実行へ意欲

2020-12-01
初登庁で花束を受け取る小林悦次村長(上小阿仁村役場)
 29日の上小阿仁村長選で返り咲きを果たした小林悦次村長(66)は一夜明けた30日、村役場へ初登庁した。職員を前にした訓示では「村民に約束したことを事業として実行していく」と公務への意欲を見せた。
 当選後は支持者らと喜びを分かち合った後、午後10時半には就寝したという。普段通りの午前5時前に起き、同9時に初登庁。役場前に並んだ職員から拍手で出迎えられ、受け取った花束を手に「またよろしくお願いします」と声を掛けた。
 村開発センターで村選挙管理委員会の小林宏委員長から当選証書が手渡された。任期は29日から4年間。職員約40人の前で行った訓示では、小林村長は職員に対して「再び一緒に仕事ができることをうれしく思う」と述べ、自身の公約の中で実行が比較的容易なものとして、介護保険料などの引き下げや除雪問題の解決などを挙げた。「首長は住民の審判を受けてこの場に立っている。公約を実行するため、知恵と力を貸してほしい」と呼び掛けた。
 終了後は村長室で報道陣のインタビューに応じた。再び村長席に着き、「全く変わっておらず、あまり違和感はない」と語った。この日は課長会議で議会対応や補正予算の指示などを予定。「村民も職員も困っている。時間的な余裕がないが、やれることを即座にやっていかないと」と緊迫した表情で話した。
 135票差を制し「一生懸命悔いの残らないよう頑張った」と振り返る。住民に公約を理解してもらえるよう繰り返しの説明を心掛けた。
 前回村長を務めた際の反省点について「周囲から見るとワンマンだったのかもしれない」と受け止め、「まず人の話を聞き、事業をどのように進めるか考える」と述べた。議会に対しても「『説明不足』で時間が過ぎていくことのないよう、しっかりとした説明で物事を迅速に進めたい」と話した。
 公約に掲げた中でも要望が多かったという新型コロナウイルス対策の第2弾給付金支給は、「給付金の支給や商品券などさまざまな方法がある。村の経済を動かし、村民に喜んでもらえるよう対応する」と考えを示した。不在のままの副村長については「村民サービスが停滞しないよう、臨時議会などで早めに理解を得たい」と話した。
 
 
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小林悦次氏が返り咲き 上小阿仁村長選 前議長との一騎打ち制す

2020-11-30
万歳三唱し返り咲きを喜ぶ小林悦次氏㊥(五反沢児童館)
 中田吉穂村長の死去に伴う上小阿仁村長選挙は29日、投開票が行われ、前職で農業の小林悦次氏(66)=五反沢=が886票を獲得、新人で会社員の小林信氏(59)=小沢田=を破り、村長の座に返り咲いた。投票率は前回(86・36%)を1・31ポイント下回る85・05%だった。
 小林悦次氏は「村長が不在で、副村長や監査委員もいない現在の緊急事態を、早急に正常化する。村長の経験を生かしすぐ対応できる」などと訴え、豊富な行政経験と中田氏の前に町長を1期務めた実績をアピール。少子高齢化対策や農林業に関する政策に加え、新型コロナウイルスへの対応なども公約に掲げた選挙戦を展開した。加えて、中田氏が地盤とした大票田の沖田面地区に選挙事務所を置いたことも奏功し、支持を拡大。勝利をつかみ取った。
 一方、小林信氏は議会議員や議長を務めた実績を強調しながら「村にとって危機的状況の中、混迷を起こした人に村政を任せていいものか。立て直すには、住民と行政、議会が1つになることが大切。前進させたい」と訴えた。政策面では高齢者の生活支援や働く場の創設、若者定住の環境づくりなどを掲げ、地盤とする小沢田など村北部の集落に加えて中田氏が地盤とした沖田面地区でも積極的な運動を展開したが、135票届かなかった。
 

「ニンギョ様」で疫病退散 大館市松峰で「まつり」 住民が担ぎ練り歩く

2020-11-30
人形を担いで町内を練り歩く住民ら(大館市松峰)
 大館市松峰地区で29日、伝統行事の「ニンギョ様まつり」が行われた。地域住民が武将を模した人形を担いで町内を巡行し、疫病退散などを願った。
 悪霊や疫病などが入ってこないように地区の入り口3カ所に人形が置かれていたことが発祥とされるまつりで、約450年の歴史があるとされる。現在は松峰神社氏子会(畠山米藏総代)が伝承している。多くの住民に参加してもらおうと、11月の最終日曜日に実施している。
 人形は高さ約2㍍、重さ約40㌔。28、29の2日間、住民らが松峰児童館で「武将の力を借りて疫病をはらう」という意味を込め、「武蔵坊弁慶」「源義経」「那須与一」の3体をワラなどで作った。
 神事の後、午後4時に同児童館を出発し、ほら貝や太鼓の音とともに人形を背負った氏子らが約2時間、町内を練り歩いた。付近住民がろうそくやお神酒を供えて無病息災、特に新型コロナウイルスの一日も早い終息を願った。
 

スキー用品を安価に 鹿角市でバザー 親子連れでにぎわう

2020-11-30
大勢の家族連れが訪れた再利用バザー(鹿角市記念スポーツセンター)
 家庭で眠っているスキー用品を集めた「ウインタースポーツ用品 再利用バザー」が29日、鹿角市記念スポーツセンターで開かれた。市内外から大勢の家族連れが訪れ、子どもがこれから使用する道具を買い求めた。
 「スキーのまち鹿角」の推進役となっている鹿角スキースポーツ少年団が年前から主催している。近年のスキー離れの一因である「用具さえあれば」という声に応えようと、家庭に無料での提供を呼び掛け、毎年この時期に行っている。
 出品はスキー板、ストック、ブーツ、ウエア、手袋、ヘルメットなど約900点。昨年の約700点から200点ほど増えた。価格の主流はスキー板が2000~3000円、ブーツとストックが各200~300円。4000円あれば、一式をそろえることが可能。子育て家庭の家計にやさしい価格設定となっている。
 開場の午前9時半には、約200人が並び、会場のドアが開けられると、お目当ての用品コーナーに進み、家族と品定めをして、買い求めていた。午前6時すぎに会場に到着したという市内の代男性は「小学4年の娘のクロスカントリースキーを買いたいと思って来た。(このようなイベントは)助かりますね」と話した。
 主催団体代表の海沼知行さん(62)は、「まずスキーに親しんでほしい。そのうえで、スポーツ少年団に入ってくれれば、と思っている」と話している。コロナ対策として、検温、手指の消毒、氏名・連絡先の記入を行い、スタッフはマスクにフェースシールドを着用した。
 

来年の登録、高まる期待 縄文遺跡群 世界遺産シンポジウム Zoom使用 北鹿3カ所で開催

2020-11-29
世界遺産登録へ期待を込めたシンポジウム(大湯ストーンサークル館)
 秋田縄文遺跡世界遺産推進シンポジウムが28日、ウェブ会議システム「Zoom」を活用して行われた。東京大学名誉教授の西村幸夫さんが基調講演し、遺跡群の特徴などを説明。北鹿地域3カ所をつないで開かれ、来年夏にも予定されているユネスコ世界遺産委員会の審査結果に期待を込めた。
 シンポジウムは鹿角市の大湯ストーンサークル館、北秋田市のコムコム、大館市の中央公民館をつないで開かれ、大湯ストーンサークル館には地元市議、歴史愛好家など約40人が参加した。
 主催した北東北歴史懇話会の藤盛紀明会長は「いよいよ世界遺産登録が近づいてきた。登録へ向けた最後の一押しとなるシンポジウムだ」とあいさつ。鹿角市の児玉一市長、北秋田市の津谷永光市長がビデオメッセージを寄せた。
 講師の西村さんは、日本イコモス国内委員会委員長。「北海道・北東北の縄文遺跡群の世界遺産登録について」と題して講演した。今後の日程について、来年5月ごろに諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)の勧告があり、6月ごろには登録の可否を審査するユネスコ世界遺産委員会が開かれるとの見通しを示した。
 コロナ禍における取り組みとして、西村さんは「海外や遠くからの観光客は見込めない。コロナ後に備え、地元の人たちが遺跡の価値をきっちりと理解し、発信できるようにしてはどうか」とアドバイスした。
 県教委の新海和広さんが遺跡群の価値を説明し、「1万年以上継続した採集、漁労、狩猟による定住は、その過程と精神文化の発達を表し、農耕以前における人類の生活の在り方を示す普遍的な価値を持つ」と指摘した。北秋田市教委の榎本剛治さん、鹿角市教委の赤坂朋美さんもそれぞれ遺跡を説明した。
 

米新品種「サキホコレ」 先行提供を開始 県のキャンペーン 北鹿の宿泊施設でも

2020-11-29
「サキホコレ」と「あきたこまち」を食べ比べる客(ふるさわおんせん光葉館)
 2022年秋の市場デビューを目指す秋田米新品種「サキホコレ」の先行提供キャンペーンが28日、始まった。名称周知とPRのために県が実施するもので、県内外の宿泊施設等25カ所で宿泊客や一般客に試食してもらう。北鹿地方の一部施設でも料理と共に提供され、早速「あきたこまち」との食べ比べを楽しむ客の姿が見られた。
 県が新たなブランド米として開発した「サキホコレ」は、本県産米の主力「あきたこまち」より成熟期が遅い晩生種で、いもち病に強く、高温による品質低下も少ない。▽白さとツヤが際立つ外観▽粒感のあるふっくらとした食感▽上品な香り、深い甘み―が特徴。
 名称は県が4~5月に公募し、国内外から25万893件の応募が寄せられた。専門家らの選考で絞り込まれた最終候補6案から、佐竹敬久知事が「サキホコレ」を選定し、17日に発表。「秋田の地力から生まれた小さな一株が誇らしげに咲き広がって、日本の食卓を幸せにしてほしい」との願いが込められている。
 PRのため県は28日から、県内の宿泊施設22カ所、東京都内の飲食店など3カ所でご飯を試食してもらう先行提供キャンペーンを開始。期間は12月28日まで。北鹿地方では大館市、鹿角市、北秋田市の5施設で味わうことができる。
 このうち、大館市新綱の温泉旅館「ふるさわおんせん光葉館」(小林薫社長)は県から打診を受け、一般客用の日替わりランチ、宿泊客用の朝食で「サキホコレ」と「あきたこまち」を1杯ずつ提供することにした。
 初日は4人が日替わりランチを予約。ご飯を食べ比べ、違いを楽しむようにじっくり味わう姿があった。同市長木川南の男性(66)は「どんな味か興味があった。一粒一粒がはっきりしていて、口に入れると甘みを感じておいしい。食べやすかった」と話した。
 常連客らの関心も高い様子で、小林社長は「販売前にこまちと食べ比べできる機会なので、ぜひ味わってほしい」と語った。
 「サキホコレ」と「あきたこまち」を各1杯提供する日替わりランチは、肉料理か魚料理、秋野菜、みそ汁、小鉢数種類がついて税込み880円。前日夕方までに予約が必要。12月13日までの期間限定。問い合わせは同施設(電話0186・48・4295)。
 このほか県は28日から、県内のスーパーや米穀店、首都圏と中京・関西圏の米穀店など77カ所でサンプル米を配布するキャンペーンも始めた。北鹿地方でもイオンスーパーセンター大館店など3カ所で行う。
 各キャンペーンの対象施設・店舗、日程などは秋田米ウェブサイト「ごはんのふるさと秋田へ」に掲載されている。
 
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鹿角市21年度予算 コロナ経済対策も念頭 編成方針決める 新総合計画へ改選期も骨格とせず

2020-10-01
鹿角市の21年度当初予算に係る調整会議(市役所)
 鹿角市は30日、2021年度の予算編成方針を決めた。来年6月は市長選が行われる見通しだが、骨格ではなく通常予算として編成。第7次総合計画・前期基本計画がスタートする年にあたって各施策の着実な推進を図るとともに、新型コロナウイルスの影響を受けている地域経済の回復に積極的に取り組むことを念頭に作業を進める。
 三役や各部長ら13人で構成する当初予算に係る調整会議を市役所で開いて決定。
 基本方針には、7次総で目指す将来都市像「ふるさとを誇り 未来を拓くまち 鹿角」の実現に向け、五つの基本戦略と三つの経営戦略に基づいた各施策・事業の推進をはじめ、持続可能なまちの確立、財源の確保、事務事業の見直しを掲げた。
 国・県支出金等を除いた一般財源は、20年度当初と比べ約3億6700万円、3・0%減の117億9900万円余りと見込んでいる。観光や飲食などさまざまな業種が新型コロナの影響を受けている中、ここ数年上昇傾向にあった市税収入は減収に転じる見通し。地方交付税も人口減少の影響などによる減額が見込まれ、歳入全般が厳しい状況にある。
 こうした中、必要性の高い事業を優先的に実施する一方で、一般事務事業費や施設管理費等は2%の削減目標を設定し、スクラップ・アンド・ビルドやゼロベースから積み上げて要求する。政策経費は7次総のスタートにあたって削減目標は設けず、調整を図りながら取り組む。
 ハード事業は毛馬内の公営住宅整備事業の建設工事、橋りょう長寿命化対策事業の補修工事、小中学校に冷房を整備する普通教室等空調設備設置事業の整備工事などを予定している。
 編成方針は2日、各課に説明する。来年1月上旬に市長査定、同下旬から2月上旬ごろに原案発表の予定。3月に市議選を控えているため、例年より半月ほど早いペースで編成作業が進められる。
 

ツキノワグマ 集落一体で対策を 大館市 住民対象に初の講習会

2020-10-01
地域住民がクマによる被害を防ぐ方法を学んだ講習会(大館市田代公民館)
 クマの生息域が拡大し人里への出没が相次ぐ状況を受け、大館市は30日、田代、比内両公民館で鳥獣被害対策講習会を開いた。被害を未然に防ぐため、一般住民を対象に初めて企画。県自然保護課内にあるツキノワグマ被害対策支援センター職員の近藤麻実さんが講師を務め、人の生活圏に寄せ付けない対策、突発的な遭遇を避ける方法などを伝えた。
 近年、市内では住宅地での目撃情報が増えており、隣接する鹿角市ではクマによる農作物被害、人身被害が相次いでいることから企画した。県の出前講座を活用。北海道で約9年間、クマの生態や被害対策について研究した経験を持つ近藤さんを講師に招いた。
 田代公民館では、地域住民ら約20人が聴講。近藤さんは「山と、人の生活圏とでは対策を分けて考える必要がある」と切り出し、人身事故はほとんどが突発的に至近距離で遭遇したケースだと報告。「山では出合わないことが大事。クマは人を避けて行動するので、音を出して存在をアピールして。できれば複数人で行動し、クマの気配にも気を付けて」とした。
 人の生活圏では林の手入れが行き届かなくなり、放置される農地が増えたことなど、人間の生活環境の変化が原因で「クマが人の目につかないまま、住宅地のすぐ側まで来られるようになってしまった」と説明。「まず人里に来させないこと。おいしい食べ物を得られない、出てきづらい状況をつくること」が必要だとし、対策として▽農地への電気柵設置▽草木の刈り払い▽農作物の放置禁止―などを挙げた。
 「人里の食べ物に依存すると、人を怖いと思わなくなり、行動が大胆になっていく。誰か一人でも対策を怠ると遭遇リスクが高まり、集落におびき寄せてしまう。『ちょっとぐらいいいや』と思わず、一体となってクマが集落に来る理由をなくすことが大切」と呼び懸けていた。
 1日には釈迦内公民館でも講習会が開かれる。
 

大館きりたんぽまつり インスタでPRへ bonponさん 「工房」でたんぽ作り

2020-10-01
リンクコーデできりたんぽづくりを体験したbonponさん(ベニヤマきりたんぽ工房)
 リンクコーデで人気のインスタグラマー「bonpon」が9月25日、大館市内で第48回本場大館きりたんぽまつり(10月)のプロモーション撮影を行った。きりたんぽづくりなどの体験を通し、本場のPRに一役買った。
 まつりを運営する大館食の祭典協議会では、インターネットを活用した取り組みの一環で、インフルエンサーによる拡散を計画しており、bonponさんのほか、人気ユーチューバーへもプロモーションを依頼している。
 bonponさんは、秋田市出身のbonさん(65)と妻のponさん(63)が、夫婦やカップルでそろいのコーディネートをする、リンクコーデを写真共有アプリ・インスタグラムに投稿しており、約83万人のフォロワーがいる。主に夫婦で旅行を楽しむ様子を投稿している。
 この日は、秋田犬の里を見学したほか、曲げわっぱの手作り体験などを行った。御成町のベニヤマきりたんぽ工房では、炭火で焼くみそ付けたんぽづくりを体験。赤と青のリンクコーデで、夫婦仲良く作業する様子を写真撮影した。
 bonさんは「久々に大館に来たが街に活気が出ている。(投稿で)皆が行ってみたいと思ってくれれば」、ponさんは「多くの人に本場のきりたんぽを知ってもらい、秋田を盛り上げるお手伝いができれば」と話していた。
 大館で撮影した写真の投稿は10月上旬の予定。SNS(会員制交流サイト)上などでたんぽ1万本焼きを目指す「#たんぽ一万本チャレンジ」の投稿もする。
 
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