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第一日昭工業 大館市に本社機能移転 工場増設で集約 県、誘致企業に認定

2019-09-21
工場増設に伴い本社機能を移転する第一日昭工業大館支店(大館市釈迦内)
 食品製造プラントなどを手掛ける第一日昭工業(栗山英明社長、本社・川崎市)が工場増設に併せて本社を大館市に移転することになり、県は20日、同社を誘致企業と認定した。業務の効率化とコスト低減を図るため、生産拠点の大館支店(大館市釈迦内)に管理・経理部門を集約する。
 1965年6月に設立し、89年まで釈迦内鉱山の関連業者として機械設置工事やメンテナンスを手掛けていた。閉山後は化学プラントや環境関連、食品製造関連向けに機器の製造・設置工事を行い、材料の切断加工から溶接、機械加工、組み立てまで自社内で対応している。2018年に県の「ものづくり中核企業成長戦略推進事業」認定を受けるなど、難易度の高い製品づくりを展開している。
 工場増設は、需要が見込まれる下水処理場向け大型・中型の遠心脱水機・遠心濃縮機のメンテナンスや試運転業務の受注に対応する狙いがあり、8月に着工。鉄骨平屋372平方㍍を第3工場隣に建てる。2020年6月に操業開始する予定で、4年間で新規雇用8人を見込んでいる。従業員は現在41人。投資額は約1億3000万円。3年前にも食品分野へ参入するため約3億円を投じて工場を増設したほか、高性能レーザー加工機を導入、素材加工の内製化と自動化で生産性の向上を図った。市工場設置促進条例に基づく指定工場となっている。
 県は工場増設に併せて誘致企業として認定し、誘致受け入れ決定通知書を同社に交付した。
 本社機能の移転に伴う県補助金の指定は、羽田電線(由利本荘市)に続いて本年度2件目。

中学生が軽傷 クマ被害受け対応協議 鹿角市鳥獣対策協 おり設置や刈り払いなど

2019-09-21
クマによる被害防止対策などを協議した緊急会議(市役所)
 19日に鹿角市の花輪第一中学校付近で下校中の男子生徒がクマに襲われ軽傷を負う人身被害があり、市は20日、鳥獣被害防止対策協議会(会長、大森誠・市農林課長)の緊急会議を市役所で開いた。関係者によると、下校中の児童生徒のクマ被害は、少なくともここ30年は聞いたことがないという。襲ったクマの捕獲や現場周辺の刈り払いなどに向け、関係者や関係機関と連携して対応にあたることを確認した。
 市、県、森林管理署、警察、消防、猟友会、果樹協会、JAなどの担当者約人が出席。市、消防が人身被害の発生状況やクマの出没状況などを報告した。
 本年度(19日現在)のクマの出没は108件で前年度同期(227件)の半数程度だが、捕獲頭数は52頭と前年度同期並み。クマによる人身被害は市内で本年度初めて。
 今後の被害防止対策では、住宅地が近いため猟銃による駆除はできないことから、おりの設置を検討する。場所は、餌によってクマを誘因する可能性がある学校周辺ではなく、猟友会に現場を確認してもらった上で、クマの生息地に近い里から離れた場所に仕掛けたい考え。
 被害現場となった学校と県道を結ぶ階段の脇は2、3日前に教育委員会が刈り払いをしたばかり。教委はクマを誘因した可能性があるクリの木の伐採などを含め、広い範囲で刈り払いを行いたい考えで、今後、周辺の土地所有者に協力を仰ぐことにしている。
 このほか、生徒たちの見守り、学校周辺にある果樹園への電気柵設置の呼び掛け、クマの誘因物の有無の点検などについて対応を確認した。
 今年はブナの大凶作が予想され、里へのクマの出没が懸念されているため、被害防止に向けた住民への注意喚起を機会あるごとに実施していく方針。

特別会計の増額鈍化へ 北秋田市9月議会 決算審査が始まる

2019-09-21
審査が始まった北秋田市議会の決算特別委(市第二庁舎)
 北秋田市の9月定例議会は20日、2018年度各会計決算審査を行った。介護保険特別会計が膨らむ中、当局は「増額の伸びが今後鈍くなる」との見通しを示した。
 一般会計決算特別委員会(板垣淳委員長)と特別・企業会計決算特別委(佐藤光子委員長)をそれぞれ設置。この日から一般会計は本庁舎、特別・企業会計は第二庁舎で25日までの3日間審査する。10月2日に津谷永光市長を招き、総括質疑を予定している。
 特別・企業会計決算特別委は介護保険特別会計などを審査した。18年度は第7期介護保険事業計画の初年度に当たり、決算規模は約57億円だった。
 委員は市町合併の05年度時点で約35億円だった特別会計が年々膨らむ状況を懸念。見通しを質問した。
 これまでは高齢化が急速に進展したものの、近年は高齢者数が横ばい状態にあると高齢福祉課が説明。サービスを必要とする要介護認定者数も「大きな動きがない」という。
 今後、認知症対策など新たに事業が必要とされる可能性はあるものの、特別会計全体では増額傾向が鈍化すると見通した。
 第7期計画では介護保険料の基準月額が660円増の6460円に引き上げられた。同課は「消費増税や事業費の増加があっても7期の期間中に引き上げることはない。計画の3年間を一つのスパンとして考えている」と述べた。

一般会計 実質収支11億の黒字 18年度決算 審査を開始 市民税など前年度比増 大館

2019-09-20
 大館市の9月定例議会は19日、一般・特別会計決算特別委員会(石垣博隆委員長)を開き、付託された2018年度一般会計と15特別会計の決算認定案の審査を開始した。福原淳嗣市長は冒頭のあいさつで、個人市民税、法人市民税が対前年度比で増となり、ふるさと納税の寄付額も7億円を超えたことなどを紹介。監査委員は「今後とも財政の健全性を確保しながら、長期的な視野での施策推進を望む」との意見を述べた。
 18年度の一般会計は、歳入が前年度比3・5%増の391億5308万円、歳出は同3・3%増の371億749万円。差引額は20億4559万円で、19年度への繰越財源を差し引いた実質収支は11億2338万円の黒字。実質収支から前年度の実質収支を差し引いた単年度収支は5億2003万円の赤字。実質単年度収支も7億6738万円の赤字を計上した。
 国民健康保険、介護保険など15特別会計の決算総額は、歳入が6・7%減の210億607万円、歳出は6・3%減の202億7332万円。実質収支は7億3275万円の黒字、単年度収支は1億6150万円の赤字となった。 市債残高は18年度末で前年度比1億5735万円(0・5%)増の346億1276万円。公営企業会計を含む全会計の市債残高は前年度から8413万円(0・1%)増加し659億676万円。
 福原市長は歳入について、市税は都市計画税を廃止したが、個人市民税、法人市民税収入が対前年度比増となり、収納率が過去最高を更新したと説明。ふるさと納税は「返礼品の魅力向上などで寄付額が7億円を超え、地域経済への波及効果があった」と強調した。
 歳出は「子育て世代に関する市の独自事業として在宅子育て事業給付金などで負担軽減を図りつつ、待機児童対策を推進した」と強調。歴史まちづくり事業推進や交流人口の拡大を図るため秋田犬の里建築工事を実施したことなどにも触れた。
 長谷部明夫代表監査委員は審査報告で、「第6次市行財政改革大綱に基づき、歳入の確保と歳出の削減や行政の効率化などに取り組み、一定の成果を上げている」と評価しながら、「多くの事業を抱える中で、人口減少対策や少子高齢化への対応にかかる経費の増加も見込まれ、厳しい財政運営が続くと予想される。各種事業は計画内容を精査し、より効率的、効果的に推進してほしい」などと求めた。
 特別委は20日に一般会計款別審査など、24日は総括質疑などを予定している。

声良鶏銅像 駅前設置は不採択 請願・陳情 地上イージスは継続審査 鹿角市9月議会

2019-09-20
 鹿角市の9月定例議会は19日、最終本会議を開き、委員会に付託していた議案13件と決算認定案1件、追加提案の一般会計補正予算案(第5号)、議員発議の意見書案各1件を可決、認定したほか、声良鶏銅像のJR鹿角花輪駅前への設置を求めた請願を不採択、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の秋田市新屋地区への配備に反対の意思を示すよう求めた請願、陳情計3件は継続審査とした。2018年度一般・特別各会計の決算認定案6件が追加提案され、決算特別委員会を設置、閉会した。
 「声良鶏銅像を花輪駅前を離れることなく設置することを求める請願」は、鹿角花輪駅前にある銅像を歴史民俗資料館へ移設する市の方針に反対している市民団体「声良鶏銅像の設置を考える会」(奈良東一郎代表)が提出。
 吉村アイ議員が採択の立場から「市民の声の代弁者である議会として『考える会』に寄せられた700人を超える署名、市民の熱い思いをくみ取るべき」、田村富男議員が不採択の立場から「銅像移設を機に資料館をまちなか観光の目玉として生かすべき。銅像も重要だが、声良鶏の飼育・保存対策にもっと力を入れるべき」とそれぞれ討論。議長を除く16人による起立採決の結果、請願の趣旨に賛成4人、反対12人で不採択とした。
 地上イージス配備反対の請願、陳情について、戸田芳孝議員が採択の立場から「住民の生活を脅かす配備計画はあってはならない。新屋地区だけでなく県民全体の問題」、兎澤祐一議員が「根本的には国防の問題で、拙速に結論を出すべきではない。もっと議論をすべきと考えるので継続審査が妥当」とそれぞれ討論。起立採決の結果、継続審査とした総務財政委員長報告に対して12人が賛成し継続審査とした。
 追加提案の補正予算は、滞納市税不適切処理訴訟で最高裁第3小法廷が市民団体の上告を棄却し、判決が確定したことから、顧問弁護士委託料194万円(弁護士への報酬)を計上した。財源は財政調整基金を充てる。
 意見書は、森林・林業・木材関連政策の推進を政府に求める内容。
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鹿角市9月議会 社協の移転新築に補助 一般会計 補正額は2億3千万円 30日に開会

2019-08-28
 鹿角市の9月定例議会は今月30日開会する。上程予定の議案等は、市社会福祉協議会の移転先となる地域福祉拠点施設の整備支援事業補助金や、「ふるさとかづの応援寄付推進事業」(ふるさと納税)の返礼品購入費などを盛り込んだ2019年度一般会計補正予算案、鹿角花輪駅前広場整備工事の請負契約締結案など17件。
 一般会計補正予算は歳入歳出それぞれ2億3654万円を追加し、総額を181億2435万円とするもの。財源は事業に関連する国・県支出金、まちづくり基金などを充当する。
 歳出のうち地域福祉拠点施設は、福祉保健センター内にある社協の事務所が手狭になってきたため、県道をはさんだ向かい側に移転新築するもの。市が補助金として5000万円を交付する。
 拠点施設は2階建て。社協事務所のほか、生活困窮者自立支援・権利擁護センター、多世代交流スペース、居宅介護支援事業所、訪問介護事業所、花輪・尾去沢地域包括支援センターなどを配置する計画。年度内の完成を目指す。
 ふるさと納税は寄付件数が当初の想定を上回る見込みで推移しているため、寄付者に対する返礼品の購入費やふるさと納税サイト利用料などの経費計4965万円を追加する。
 10月からの幼児教育・保育の無償化に伴い副食費の保護者負担を軽減するため、私立保育園への補助金144万円、私立幼稚園への補助金56万円を計上。
 福士川改修関連指導整備事業では、県が事業の早期完成を図るため市道2路線の道路整備工事等を前倒しで実施することにしたことから負担金1200万円を追加する。
 

虎毛は「誉」、白毛は「翔和」 大館市 秋田犬の名前決定 10月下旬から飼育へ

2019-08-27
 大館市が新たに飼育する秋田犬2匹の名前が決まった。いずれも雌で、虎毛が「誉(ほまれ)」、白毛が「翔和(とわ)」。応募数200件以上の中から選考された。7月1日に着任した3期目の地域おこし協力隊が10月下旬から飼育する予定で、秋田犬の里での展示に向けて準備を進める。
 名前は8月1日から15日まで一般公募し、241件の応募があった。市や秋田犬保存会、秋田犬ツーリズムの関係者らで選考会議を開き、2匹の名前を決定した。採用された応募者の名前は非公表。
 2匹は6月26日生まれの姉妹。名前の由来は誉が「誉れ高き秋田犬らしい強さと美しさを兼ね備え、活躍してほしい」、翔和は「翔ぶ(活躍する)と平和や令和の『和』を組み合わせたもので、永遠の『とわ』と同じ発音で長く活躍してもらいたい」としている。
 大館市は秋田犬を基軸に観光施策推進を図ろうと、2016年に秋田犬を飼育する地域おこし協力隊2人を採用し、秋田犬の「飛鳥」と「あこ」を飼育。18年には2期目の隊員2人が着任し、「勝大」と「おもち」を飼育している。これまで、JR大館駅前の「秋田犬ふれあい処」などで活動。4月に秋田犬の里がオープンしてからは、秋田犬展示室で来館者と交流している。「飛鳥」と「あこ」は隊員と共に今月いっぱいで任期が終了する。
 9月以降は4匹体制で活動。新たな2匹は現在、青森県内でトレーニングを積んでおり、10月下旬からの飼育を目指している。福原淳嗣市長は「日本らしい名前。飛鳥、あこのように活躍してほしい」とコメントした。
 
虎毛の「誉」
白毛の「翔和」

なるか「世界遺産のまち」 鹿角市 ユネスコ登録 毛馬内盆踊りも目指す

2019-08-27
 国の重要無形民俗文化財に指定されている鹿角市の毛馬内盆踊りなど全国33の民俗芸能の保存団体でつくる「全国民俗芸能『風流(ふりゅう)』保存・振興連合会」が設立され、ユネスコ無形文化遺産登録を目指している。今後、市内の世界遺産級の文化財は四つに増える可能性があり、児玉一市長は26日に開かれた定例会見で「世界遺産のまち」として相乗効果などに期待を示した。
 「風流」は太鼓、笛、鉦などのはやしの演奏や歌に合わせて集団で踊る民俗芸能。同連合会は、風流の保存・振興、会員相互の交流促進、地域活性化などを目的に今年2月に設立された。
 正会員は毛馬内盆踊り保存会(勝又幹雄会長)など21都府県の国重要無形民俗文化財の風流保存団体33団体。ユネスコ遺産登録は最短で2022年11月を目指している。
 鹿角市内では大日堂舞楽と花輪ばやしがユネスコ遺産に登録済み。21年に世界文化遺産登録を目指している大湯環状列石に加え、毛馬内盆踊りがユネスコ遺産に登録されれば同市は四つの世界遺産を持つことになる。
 児玉市長は「世界遺産のまち」への期待をにじませながら「これらの文化財をどう生かすかが重要になる」との認識を示した。
 このほか、毛馬内盆踊りが「ふるさと葛飾盆まつり」(9月7日・東京都葛飾区)に初出演することを報告し、誘客につなげたい考えを強調。当日は観光物産ブースで鹿角市の魅力をPRするほか、翌日には毛馬内盆踊り保存会と葛西囃子保存会との交流会も予定している。
 

東京五輪・パラ 県提供のスギ材に塗装 鷹巣技術専門校と秋田北鷹高

2019-08-27
秋田杉の合板に塗料を塗る鷹巣技術専門校生(旧合川高校)
 東京オリンピック・パラリンピック関連施設の建設に使用される県産材の塗装作業が26日から4日間の日程で、北秋田市下杉の旧合川高校で行われている。初日は県立鷹巣技術専門校の生徒が参加し、施設の外壁となる合板に塗装を施す作業に取り組んだ。
 県は、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会の組織委員会が全国各地から提供を受けた木材を使用して建物を建設する「選手村ビレッジプラザ建設プロジェクト」に参加している。県産材を組織委に提供するにあたり、五輪開催を支える取り組みへの参加を通じて林業や木材産業に対する関心を高めてもらおうと、学生に加工や塗装作業への協力を依頼した。
 旧合川高体育館を会場に、29日まで鷹巣技術専門校と秋田北鷹高校の生徒計20人が参加。大仙市の県有林から生産した秋田杉の丸太を加工して製造した縦90㌢、横168㌢、厚さ15㍉の合板約150枚の塗装作業を担当した。
 初日は専門校の住宅建築科の2年生2人と職員が作業にあたった。合板は選手たちの交流施設として利用される選手村ビレッジプラザ(東京都・晴海)の外壁に使われる予定のため、撥水(はっすい)性に優れた透明な塗料を合板の両面へ丁寧に塗っていった。最後に「秋田県」と記されたスタンプ印を押して完成させた。
 生徒の大坂翔太さん(19)は「オリンピックの施設に秋田杉が使われるのは誇らしいこと。選手が快適に過ごせる施設になるよう、塗り残しなくきれいに仕上げたい」と話していた。
 出来上がった合板は9月上旬ごろに専門業者へ出荷する予定。
 

東京パラリンピック 大館で1年前イベント 選手も参加 競技体験し関心高める

2019-08-26
開会セレモニーで気勢を上げる関係者や田口選手(右から3人目)ら(タクミアリーナ)
 2020年東京パラリンピックの開幕まであと1年となった25日、大館市は記念イベント「Road to GOLD」を同市のタクミアリーナで開いた。パラリンピック出場を目指すゴールボール男子日本代表の田口侑治選手(28)やプロバスケットボールBリーグ1部(B1)・秋田ノーザンハピネッツ(NH)の選手2人によるトークショー、パラスポーツ体験を用意。市民ら約200人が来場し、アスリートと触れ合いながら競技について理解を深めたほか、大会への関心を高めた。
 市では9~10月に、パラリンピック出場が見込まれるタイのボッチャ・陸上競技両代表チームの事前合宿を受け入れることが決まっており、タイチーム応援の機運醸成につなげようとイベントを企画。東京五輪・パラ組織委員会から「東京2020応援プログラム」として認証を受けた。
 開会セレモニーに続き、田口選手、秋田NHの中山拓哉選手(25)と伊藤駿選手(29)によるトークショーを実施。田口さんは先天的に目に障害があり、「仕事では難しさを感じることもあった」と明かした。目隠しをして鈴の入ったボールを投げ合うゴールボールの魅力について「目の情報がない中で、音や声を頼りに感覚を研ぎ澄ませるスポーツ。激しさもあり面白い」とPRした。
 続いて、秋田NHの両選手や高校生らが田口選手から教わりながらゴールボールに挑戦。「しゃがんで耳を近づけ、体の正面でボールを受け止めて」などと助言を受けた。田口選手が技術を披露する場面もあり、来場者から歓声が上がっていた。
 菅原美歩柚(みふゆ)さん(国際情報高1年)は「全く見えず怖いし、思うように体が動かない。(目隠しをして)思いっきり体を動かす田口選手がかっこいいと思った」と話した。
 会場にはタイの民族衣装や菓子を並べたコーナーも設けられた。ゴールボールのほか、ブラインドサッカー、ボッチャの体験も用意され、家族連れらが汗を流した。
 タイの事前合宿地となった市では、受け入れ準備が進んでいる。市と連携してモスバーガー大館中道店では9月から、タイ語のメニュー表も用意される。市教委スポーツ振興課は「大会まであと1年となり、企業との連携も増えてきた。さらに多くの市民に関心を高めてもらえるよう努めていきたい」としている。
 
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8強に4チーム 北鹿360歳野球 真夏の戦い、正念場へ

2019-07-29
3回戦熊球-ロマンス、熊球は7回2死三塁、振り逃げで一塁送球のすきをついて三浦がサヨナラのホームを踏む(長根山球場)
 第2日の28日は大館市長根山、田代の両球場で2、3回戦計10試合を行った。昨年優勝の秋田MAJESTICや、一昨年王者の北秋アローズを破った花輪クラブ、逆転サヨナラ勝ちの熊球クラブ、打線好調の二井田ハチ公ズが8強入りを決めた。このほか、最多優勝記録を持つ鷹巣野球クラブなども順当に勝ち進んだ。第3日の8月3日は両球場で3回戦の残り4試合と準々決勝を行う。
 結果は次の通り。
 ◇2回戦
大館桂友クラブ19-8 59ERS
レジャース 5-4 花矢クラブ
ノース☆ヤンキース 15-0 西館クラブ
レイダース 19×-1 大館圏域ふくし会
花岡クラブ 14-3 フルスイング
鷹巣野球クラブ 3-1 大館メジャーズ
 ◇3回戦
熊球クラブ 6×-5 大館ロマンスグレーズ
二井田ハチ公ズ 10-7 大館ベースボールクラブ
秋田MAJESUTIC 1-0 扇田クラブ
花輪クラブ 10-4 北秋アローズ

真夏の球宴が開幕 ベテラン球児躍動 16強にまず10チーム

2019-07-28
紅鷲旗を懸けた熱戦が開幕した(扇田クラブ―大館球友クラブから、田代球場)
 第69回北鹿360歳野球大会(北鹿新聞社主催)は27日、大館市長根山、田代、達子森の3球場で開幕した。今回は33チームが参加。初日は1、2回戦11試合を行い、紅鷲旗を懸けたベテラン選手の球宴が始まった。雨がちらつくあいにくの天候となったものの、グラウンド上では白熱の攻防が繰り広げられた。第2日の28日は長根山、田代で2回戦6試合と3回戦4試合を行う。
 ◇1回戦
大館メジャーズ 5-1 寿し藤
 ◇2回戦
ミドルパワーズ 23-1 田代スターズ
大館マリナーズ 8-1 大館ロートル
大館球友クラブ12-4 扇田クラブ
秋田MAJESTIC 17-0 花友会
北秋アローズ 3-2 東館バッファローズ
花輪クラブ 5-0 ニプロ
熊球クラブ 8-4 大館三中クラブ
成章クラブ 4-3 大館ロマンスグレーズ
二井田ハチ公ズ 9×-8 大湯リバーズ
大館ベースボールクラブ 7-3 かづのクラブ

「命を大切に」5周年 北秋田市のくまくま園 子グマ「和」も人気

2019-07-28
お披露目されたヒグマとかけるくんのパネル(くまくま園)
 北秋田市阿仁打当の阿仁熊牧場「くまくま園」で27日、リニューアル5周年を記念したセレモニーが行われた。「ヒグマの等身大パネル」などをお披露目したほか、協力団体への感謝状贈呈などで節目の年を祝った。夏休みが始まったこともあり、朝から多くの家族連れが来場。2月に生まれたツキノワグマの子グマ「和(なごみ)」の展示も人気を集めた。
 阿仁熊牧場は、旧阿仁町時代の1989年にオープン。2014年7月には、秋田八幡平クマ牧場で飼育されていたヒグマを受け入れる形で、リニューアルオープンした。現在はヒグマ17頭、ツキノワグマ48頭の計65頭を飼育している。
 今月でリニューアル5周年を迎えたことを受け、20日から記念イベントをスタート。子グマの名前を発表したほか、写真コンテスト入選作品の展示などを行ってきた。
 セレモニーで津谷永光市長は「八幡平での悲しい事件のあと、県の協力を得てヒグマたちを引き受けた。素晴らしい環境の中で生き生きと暮らしており、『命を大切にするくまくま園』として全国から注目を集めている。みなさんの支援、協力に感謝する」とあいさつ。五つの団体に、同園の小松武志園長から感謝状が贈られた。
 続いて、新たに作ったヒグマの等身大パネルと、漫画家の矢口高雄さんが描いた阿仁マタギのイメージキャラクター「かけるくん」のパネルがお披露目された。ヒグマのパネルは立ち上がった姿が描かれ、体長は約240㌢。かけるくんのパネルは同園のほか、打当温泉マタギの湯と「道の駅あに」にも設置される。
 園内には多くの家族連れが訪れ、飼育されているクマの様子を見学。子グマの和が運動場に登場すると多くの人が集まり、駆け回ったり柱に登ったりする姿をカメラに収めていた。ヒグマには特別に「スイカのプレゼント」も行われた。8月3、4日と10~18日にもイベントを開催する。
 感謝状が贈られた団体は次の通り。
 ▽大阿仁小学校▽比内支援学校たかのす校▽日本熊森協会▽秋田県民生協会愛生園▽国土交通省能代河川国道事務所森吉山ダム管理支所
人気を集めた子グマの「和」

鷹巣南、初の4強 全県少年野球 2年生3人が適時打

2019-07-28
4回、鷹巣南は本城谷の適時打で佐藤陸が3点目の本塁を踏む(八橋球場)
 第3日の27日は、秋田市のこまち、八橋両球場で準々決勝を行った。北鹿勢は、大館東が秋田北、鷹巣南が生保内・豊成と対戦。大館東は序盤の失点を挽回できず、昨年と同じ8強で敗退。鷹巣南は小刻みに得点し、終始リードを守って快勝した。同校の4強入りは初。28日の準決勝では、北鹿勢9年ぶりの決勝進出を懸けて秋田北と対戦する。
 ◇準々決勝 【八橋球場】
鷹 巣 南 0012200 5
生保内・豊成0000100 1

 ▽本塁打=鈴木(生保内・豊成)▽二塁打=佐藤陸(鷹巣南)2▽暴投=生保内・豊成1▽守備妨害=生保内・豊成1
 小刻みに加点した鷹巣南が終始リードを守り、生保内・豊成に快勝した。
 3回、鷹巣南は1死二、三塁で佐藤聖の適時打で先制。4回には四球や失策などで再び1死二、三塁の好機をつくり、本城谷心の2点適時打でリードを広げた。さらに5回は2死一塁で佐藤陸が左越えの適時二塁打を放ち4点目。続く一、二塁で敵失の間に5点目を挙げた。
 先発、木村は要所を締める投球で試合をつくり、5回に1死からランニング本塁打を浴びるも、大崩れせず。2番手の藤島も好救援で追撃を許さなかった。
 鷹巣南・佐藤謙吾監督の話 勝負強い打撃で前半に得点し、楽に進められた。木村は連投の疲れからかボール先行で苦しかったが、うまく継投してくれた。
 ◇準々決勝 【八橋球場】
大館東 0001000 1
秋田北 004000× 4

 ▽本塁打=武藤(秋)▽二塁打=大川(大)桑原(秋)▽暴投=秋田北2

自動運転サービス 実証実験誘致へ本腰 大館市 専門家招き候補地視察

2019-07-27
浜岡教授(左から3人目)を招いた候補地視察(大館市比内町)
 大館市は、自動運転車の普及に向けて国が取り組む実証実験の誘致に乗り出した。26日に交通工学の専門家を招き、候補地視察と意見交換会を開催。福原淳嗣市長も同行し、「先端技術を活用するという強い思いと地域住民のネットワークがあれば暮らしを豊かにする。地域経済にも刺激となるはず。ぜひ実現に結び付けたい」と意欲を示した。
 市が招いたのは、秋田大理工学部の浜岡秀勝教授(交通工学)。国土交通省が設置した「自動運転に対応した道路空間に関する検討会」委員を務めている。
 市建設部や産業部、福祉部の職員とともに比内地域(扇田周辺8・3㌔、総合支所―八木橋間6・6㌔)と、田代地域(下川沿公民館―山田間4・5㌔、田代公民館谷地の平分館―比立内間4㌔、谷地の平団地前―スーパー「ビッグマート」間2㌔)を車で移動しながら視察。それぞれ路線バスの廃止や減便などで交通不便地域となっている現状を見て回った。
 浜岡教授は「集落が離れたところに点在している。バス路線がない現状を考えると、生活の足がない人たちは本当に困っているんだろうなと実感した。何かしらの交通サービスを導入することが求められる」と指摘。「自動運転による解決を一つの対策として考えたことは良い視点。各地で実証実験を行っているが、雪道はまだ十分な勉強ができていない。しっかりと実験を重ねて答えを出していくことが重要ではないか」と話した。
 事故を起こす不安から運転をやめる高齢者が増える中、移動手段の確保は待ったなしの状況。そんな中で国交省や交通事業者は実用化に向けた実験を加速させている。
 国交省は2017年度から、高齢者の買い物支援や不足するバス運転手の代替策として全国の山間部で自動運転の実験を行っている。北鹿地方は上小阿仁村で17年12月と18年2月~今年2月の2カ年にわたり交通インフラ維持の可能性を追求した。
 市は、レーダーで周囲を検知しながら進むワゴン型の実験を想定。運転手は乗るが、車載コンピューターがハンドルやブレーキなどを制御して走行する仕組み。一定の速度を保ちながら、交差点で円滑に通過できるかも含めて検証したい考えだ。
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