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北鹿中学新人野球 合川が13年ぶりV 最優秀選手に佐藤(合川)

2020-09-28
表彰式で優勝杯などを受け取る合川の選手たち(ニプロハチ公ドーム)
 第66回北鹿中学校新人野球大会(北鹿新聞社、ニプロハチ公ドーム共催、大館北秋田中学校体育連盟、鹿角中学校体育連盟、大館市教育委員会後援)は27日、大館市のニプロハチ公ドームで準決勝、決勝を行った。決勝は合川が6―3で北陽を破り、13年ぶり5回目の優勝を果たした。
 優勝した合川は、今月中旬の大館北秋田秋季総体で準々決勝敗退。悔しさをバネに臨んだ本大会で見事栄冠を手にした。
 本大会は新型コロナウイルス感染防止のため開閉会式は行わず、出入り口のサーモグラフィーカメラで入場者の検温を徹底。観戦者も選手の保護者に限定して実施した。決勝戦後の表彰式も簡略化して実施するなど、例年とは違った雰囲気の大会となった。それでも選手たちは、中学生らしいはつらつとしたプレーで白熱した試合を展開していた。
 最優秀選手賞は佐藤蓮(合川2年)、優秀選手賞は相馬英典(同)、花田晴空(同)、藤盛聖海(北陽2年)の各選手に贈られた。

 

地元から祝福、期待の声 ミスワールド・日本代表に 金谷鞠杏さん=大館市出身

2020-09-28
地元から祝福、期待の声 ミスワールド・日本代表に 金谷鞠杏さん=大館市出身
ファイナリスト35人の中から日本代表に選ばれた金谷さん(ⓒミス・ワールド・ジャパン)
 女性の美しさや品格、タレント性などを競う世界大会「ミス・ワールド2020」の日本代表に、大館市出身の金谷鞠杏(まりあ)さん(18)=エイベックス所属=が選ばれ、世界大会に出場することが決まった。地元で活動を共にしたり、交流があったりした人々からは、快挙を祝う声や今後のさらなる飛躍を期待する声が聞かれる。
 金谷さんが中学時代から家族ぐるみで交流し、応援を続けている日景之美さん(57)=大館市御成町=は「日本代表に決まった時は涙が出た。鞠杏がモデル、アーティスト、日本代表と次から次と自分の夢をかなえていく姿にすごく元気をもらっている」と話す。「中学の時から努力家で、ダンスを完璧になるまで何時間も踊り続けるような子だった」と振り返る。「大館が大好きで、帰省した時に会うと『夢をかなえる』『頑張って恩返しするね』と言っていた。これからもみんなを笑顔にしてほしい」と願いを込める。
 同市のご当地アイドル「まちあわせハチ公ガールズ」に在籍当時、ステージパフォーマンスを指導した演出家の石井瑠威さん(43)=同市大町のダンスオデッセイバレエアカデミー代表=は映像から伝わるオーラ、輝きを見て、「代表に選ばれるのは当然」と確信していたという。「彼女の努力や信念を知っているから。いろいろな方から指導を受け、努力して、それが表に出て輝きになっている。厳しい要求にもひるまず向かい、失敗をバネに改善する努力を怠らない姿を知っている。のびのびと自分の歩みを信じて活躍してほしい」と期待した。
 「まちあわせハチ公ガールズ」時代に、約1年間活動を共にしたシンガー・ソングライターの大川ちさとさん(21)=大館市=は「鞠杏がミス・ワールド日本代表に選ばれたと知った時は本当に驚いた。アイドル時代からすごい努力をしていた。今回も今までも誰にも負けないくらい頑張ったと思う。自分ももっと頑張らないと。これからも体調に気をつけながら活動してほしい。世界大会も応援している」とエールを送った。

 

 

精鋭8校で熱戦開幕 北鹿中学新人野球 ベスト4決まる

2020-09-27
1回戦、十和田―大館南の熱戦(ニプロハチ公ドーム)
 初日の26日は大館市のニプロハチ公ドームで1回戦4試合を行い4強が出そろった。十和田は初回に奪った3点のリードを守り切り、大館南に競り勝った。北陽は主戦の藤盛聖が6回無安打無得点の好投で隙を与えず、大館一に快勝。森吉は2投手の継投策で鷹巣に完封勝利。合川は6回の4得点で一気に流れを引き寄せ八幡平を下した。最終日の27日は準決勝、決勝を行う。新型コロナウイルス対策で入場制限を行っており、注意を呼び掛けている。
 ◇1回戦(ニプロハチ公ドーム)
大館南 0200000 2
十和田 300000× 3

 ▽二塁打=阿部(十)▽併殺=大館南1▽捕逸=十和田2▽守備妨害=大館南1
大館一  000000  0
北 陽  020014× 7

     (6回コールド)
 ▽二塁打=貝森(北)▽暴投=大館一2▽捕逸=大館一2
鷹 巣 0000000 0
森 吉 000020× 2

 ▽三塁打=小塚春(鷹)▽捕逸=鷹巣1
八幡平 0001000 1
合 川 000104× 5

 ▽併殺=合川1▽捕逸=八幡平1、合川1▽ボーク=八幡平1▽野選=八幡平1

インフルエンザ予防接種 北鹿市町村 助成拡大や増額の動き コロナと同時流行防止で

2020-09-27
 新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行を防ごうと、大館市は本年度に限り、インフルエンザ予防接種費の助成対象を全市民に広げる。期間は10月1日から2月末までで、医療機関には例年より早く予約や問い合わせが寄せられている。市は「重症化するリスクが高い65歳以上の人に優先的に接種してほしい」と協力を求める。北鹿地方の他の市町村でも助成対象の拡大や助成額を増額する動きがある。
 大館市はこれまで定期接種の65歳以上と、60~65歳未満で重度の障害を持つ市民に1000円、任意接種の生後6カ月~中学3年生に1回1500円を助成。健康課によると、2019年度の接種率は65歳以上が49・5%、0歳~中学3年生が61・9%だった。
 本年度は接種が可能な生後6カ月以上の全市民に一律2000円を助成する。市内医療機関で予防接種を受ける場合、会計時に2000円を差し引いた額を支払う。2回接種が必要な13歳未満には、1回につき2000円を助成する。
 健康課の調べでは、19年度の市内医療機関の予防接種費用は平均約3300円で、「助成することで、金額的により接種しやすくなる」と話す。過去の接種率から市民の6割が接種すると想定し、事業費は約8500万円。
 助成拡大の理由を健康課は、「インフルエンザにかかり医療機関を受診する患者を減らすことで、現場のリスク管理の軽減を図りたい」と説明する。発熱やせきなど初期症状が新型コロナと似ているため、同時流行した場合、医療機関は両方を疑って検査する必要があり負担が大きいという。
 北鹿地方では、上小阿仁村が全村民に1500円、鹿角市も全市民に2000円を助成する。小坂町も全町民に2000円を助成する方向で調整中。北秋田市は65歳以上、6カ月~18歳、妊婦に対する助成額を1500円から全額に増額し、担当は「ワクチンの不足が心配される中、重症化の恐れのある高齢者や集団生活を送る子どもに優先的に受けてほしい。他の世代は職場などの助成があることも考慮した」と話す。
 厚生労働省は本年度、過去5年で最大量の約6300万人分のワクチンを供給予定としている。接種希望者が増加するとみられ、65歳以上は優先して10月1日から、それ以外は10月26日以降。医療従事者、基礎疾患のある人、妊婦、小学2年生以下には早めに接種するよう協力を呼び掛ける。
 大館市では例年、10月中旬から接種を開始する医療機関が多いが、今年は10月1日から対応し、予約を受け付けているところもある。予約なしで対応する同市東台のさくらば医院(櫻庭庸悦院長)には、例年より早い9月中旬から問い合わせの電話が入り始めた。櫻庭院長は「ワクチンの状況がどうなるか始めてみないと分からないが、高齢者は10月中、若い世代はそれ以降に受けてほしい」と話す。1本のワクチンに2人分入っているため、「(予約なしの医療機関では)誘い合って接種に来るなど、無駄にしない対応をお願いしたい」としている。
 健康課は「医療機関の混乱を防ぐため、接種時期への協力を呼び掛けていく。ワクチンの効果は5カ月程度とされ、接種と流行期がずれる可能性もあり、冷静に判断してほしい」と強調した。

100㌔マラソン 30回の歴史振り返る ポスターやTシャツ、記録集 きょうまで展示会

2020-09-27
展示された過去の大会ポスターなどを眺める来場者(北秋田市交流センター)
 北緯40度秋田内陸リゾートカップ100㌔チャレンジマラソン大会の歴史を振り返る展示会が26日から、北秋田市交流センターで始まった。計30回分のポスターや、Tシャツなどの配布グッズ約360点を展示。来場者が来年以降の大会開催に期待をふくらませている。27日まで。
 27日に予定していた第30回記念大会は、新型コロナウイルスの影響で来年に延期された。実行委ではこれまでの歴史を振り返ろうと、当初5月に予定していたポスター展示の規模を拡大した振り返り展示会を企画した。
 会場には1989年に開催した第1会大会から延期となった30回大会までのポスターがずらりと並ぶほか、当日の写真や出場者に配布したTシャツ、プログラム、記録集なども展示。ポスターは数年ごとにデザインやテーマの変遷がみられ、時代の変化を思わせる。
 地域住民のほか、長年出場しているランナーたちも来場。過去のプログラムに書かれた自分のコメントを読むと、当時を振り返って笑い合っていた。大会に10回以上出場しているという大館市相染沢中岱の男性(46)は「持っているグッズもあり懐かしい。来年また大会に出たい気持ちが強まった」と話した。
 このほか、スタッフが制作した大会の映像や、大会の地域貢献をたたえる表彰や感謝状なども展示している。大会事務局は「30回の歴史を懐かしんでもらえたら。皆さんと一緒に来年以降の大会をつくっていきたい」と話している。
 時間は午前10時から午後4時。会場には県版新型コロナ安心システムのQRコードを掲示するほか、来場者へ検温やマスク着用の協力を呼び掛けている。
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五輪選手が講師「強くなれ」 北秋田市 合宿中の渋井さんら指導 三井住友海上陸上部

2020-08-30
 名門実業団チーム「三井住友海上女子陸上競技部」による陸上教室が29日、北秋田市鷹巣陸上競技場で開かれた。講師は元五輪選手の渋井陽子さん=同部コーチ=や、土佐礼子さん=同部アドバイザー=という豪華な顔ぶれ。地元の小中高生約60人が、憧れの指導陣と交流しながら基本を教わった。
 渋井コーチは2008年北京五輪1万㍍の日本代表。土佐アドバイザーは04年アテネ五輪、北京五輪の2大会でマラソンの日本代表。二人が指導者として所属する三井住友海上は、ゼネラルマネジャーの高堰崇さんが同市阿仁出身という縁で、25日から合宿を市内で実施。国内トップクラスの女子選手10人が強化を図っている。
 教室は市教委が昨年夏に続いて開催し、2度目。参加者同士が一定の距離を保つなど、新型コロナウイルスの感染防止策を講じた。開始の午前10時時点で鷹巣地区の気温は30・5度(秋田地方気象台調べ)と猛烈な暑さ。トラックでの実技予定を一部変更し、主にストレッチ運動や遊びを交えたダッシュ練習などを紹介した。実業団選手が実際に体を動かして見せた。
 渋井コーチが高校生選手に話し掛け、夏場の練習量など具体的な質問に答える場面も。陽気な口調で周囲を笑顔にし、「これだけの練習環境があれば強くなるしかないよね」と高校生選手に発奮を促していた。
 土佐アドバイザーは主にストレッチ運動などを指導した。1500㍍を専門とする秋田北鷹高の村上なぎささん(2年)は「股関節の動きなど自分に足りない部分を教わることができた」と話した。
小中学生と交流しながら走る渋井コーチ(鷹巣陸上競技場)
ストレッチ運動を実技指導するアドバイザーの土佐さん(手前右)

アフターコロナへ結束 新たな観光トレンドを 康楽館会場に北東北DMO連携会議

2020-08-29
アフターコロナに向けてDMOの結束を図った北東北連携会議(康楽館)
 大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人(DMO)・秋田犬ツーリズム(中田直文会長)は28日、小坂町の明治の芝居小屋・康楽館で「第4回北東北DMO連携会議」を開いた。新型コロナウイルスの影響で観光業が打撃を受ける中、「アフターコロナ」に向けた取り組みについて意見を交換。情報発信やコンテンツの発掘など、新たなトレンドの見極めについて理解を深め、観光業の再興へ結束を深めた。
 県内での開催は昨年5月の第1回以来。メンバーの9DMOのほか、行政関係者など60人余りが参加。感染予防で「3密」を避けるため、同施設を利用した。中田会長は「今は大変な状況ではあるが、将来を見据え、皆さんと意見交換しながら新たなヒントを探していきたい」などとあいさつした。
 会議では、日本政府観光局(JNTO)、国交省東北運輸局、東北観光推進機構、秋田財務事務所がプレゼンテーションを行ったほか、各DMOが今後の方針などを発表。
 このうち、JNTOの渡辺厚地域連携部長はコロナ収束後のプロモーションについて提言。「将来の訪日」につながる発信として、オウンド(自社)メディア、会員制交流サイト(SNS)、旅行会社向けWEBセミナーを使った疑似訪日体験、一般消費者参加型企画などが必要になるとした。留意点として「発信の継続」、「(感染状況など)現地の人々の心情に配慮した発信」、「社会的距離が保たれていない写真等の使用を控える」などの具体例を挙げた。
 また、新たな旅行トレンドについて、渡辺部長は「日本の観光の魅力は色あせることはない。旅行に行きたいという欲求もなくならない」と強調。万全の感染対策、強い動機付け、オンライン化の進展の変化に対応しながら「都市型から自然型へ」、「健康をテーマとした旅行」、「団体から個人への変化」などに注視すべきとした。
 会議は近隣のDMOが有機的に連携し、単独では難しい広域の観光促進や目的地としての価値を高め、「日本のDMOの先進地」となる土壌を醸成することが狙い。現在は秋田犬ツーリズムのほか、あきた白神ツーリズム、男鹿市観光協会DMO推進室、かづの観光物産公社、十和田奥入瀬観光機構、ClanPEONY津軽、VISITはちのへ、八幡平DMO、世界遺産平泉・一関DMOが参加している。

大館市の最高気温 体温以上⁉37度に 28日の北鹿地方 4地点で今年最高

2020-08-29
 高気圧に覆われた影響で北鹿地方は28日、猛烈な暑さに見舞われた。秋田地方気象台(午後4時現在)によると、最高気温は大館市で37・0度(午後2時22分)を記録し、観測史上4番目の高さとなった。県内で最も高く、3日連続の猛暑日。北鹿管内では熱中症とみられる症状で3人が救急搬送されたほか、陸上競技の大会も延期となるなど影響が広がった。
 気象台は県内に4日連続で高温注意情報を発表。最高気温は北秋田市鷹巣で・4度(午後1時19分)、鹿角市で33・8度(同1時53分)など。観測7地点で30度を超え、4地点で今年最高を更新した。平年より6~10度高かった。
 大館市釈迦内の国道7号脇にある電光掲示板では、気温「37度」を示す時間帯もあり、うだるような暑さとなった。したたり落ちる汗をぬぐったり、日陰を探して歩く人の姿などが見られた。
 北鹿3消防本部によると、午後5時までに熱中症の疑いのある救急搬送が3件あった。北秋田市では屋外で農作業中の60歳代男性がけいれんを起こして搬送されたが、軽症の見込み。鹿角市ではいずれも自宅にいた60歳代男性、80歳代女性の2人がめまいを起こして運ばれた。命に別条はないという。
 29日の県内は前線や湿った空気の影響で曇り時々晴れの予報。雨の降る所もあるとしている。引き続き、北秋田市鷹巣では最高気温が30度を超える予想。熱中症への注意を呼び掛けている。

新型コロナ 国内投資促進事業 採択企業が概要説明 大館市のエヌピーエスも

2020-08-29
オンライン会見で事業を説明したエヌピーエスの池田社長(県庁)
 新型コロナウイルス感染防止対策に必要な製品の国内生産拠点整備を目的にした経済産業省の「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業補助金」に採択された本県関係企業の合同会見が28日、県庁で開かれた。PCR検査試薬などの製造施設を拡張する大館市のエヌピーエス(池田秀雄社長)など各社の代表者が事業概要や製品供給の見通しなどについて説明した。
 新型コロナ感染拡大に伴い発生した医療や衛生関係の製品不足により、国内の脆弱(ぜいじゃく)性が明らかになった製品の原材料調達から製造、物流、販売までの流れ(サプライチェーン)を強化することを狙いにした事業。
 生産拠点の集中度が高い製品や、国民が健康な生活を営むために重要な製品・部資材の生産拠点を国内に整備し円滑な供給を確保するため、工場の新設や設備の導入などに対して補助する。
 6月受付の先行審査で本県関係の5件を含めた57件が採択。北鹿関係では、エヌピーエスのPCR検査試薬などを増産するための設備投資、北秋田市に秋田工場がある川瀬製作所の「医療用フェイスシールド」が採択された。合同会見には4社が参加した。
 エヌピーエスは、全自動PCR検査システムを主に海外に供給。新型コロナ対策として国内でも導入が急ピッチで進められている。補助金を活用して新たな生産設備を整備する計画となっている。
 池田社長はウエブ会議システムを利用してオンラインで参加。PCR検査システムの概要などを説明し「8月から国内販売がスタート。供給能力をさらに向上させるため設備投資を進め、PCR検査の普及に貢献したい」などと述べた。
 川瀬製作所は北秋田市綴子の秋田工場で医療用フェイスシールドの製造を行う。月6000個、24時間操業で最大2万6000個の製造体制を整備する計画となっている。

「朝採れ枝豆」シンガポール輸出へ 秋田犬ツーリズム 9月の取引開始目指す

2020-08-28
エリア内で収穫したエダマメをシンガポールヘ向けて発送している
 大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズム(中田直文会長)は、エリア内で生産されたエダマメをシンガポールへテスト輸出している。加工品を除き、同法人が生のエダマメを海外へ輸出するのは初めて。なるべく鮮度を落とさずに現地で消費できるよう、適した品種などを確認しており、9月中の取引開始を目指している。
 同法人では、各地のブランドエダマメに対抗するため、朝に収穫したエダマメをその日のうちに加工する「朝採れ枝豆」の市場評価や付加価値の向上を目指しており、ペーストやスナック菓子といった加工品販売のほか、首都圏に収穫した日の夕方に届ける空輸の取り組みなどを実施し、さらなる消費拡大と地域の知名度アップを図っている。
 昨年、シンガポールの商談会で日本食レストランがエダマメに興味を示し、沖縄の商社と輸出に向けて準備を進めてきた。同法人によると、東南アジアではエダマメを食べる習慣はあるが、冷凍品が多く、生のエダマメはほとんど流通していないという。
 テスト輸出している枝豆は、エリア内で収穫された朝採れ枝豆で、6㌔を1ロットとして輸送している。鮮度を保持する特殊な袋に入れ、空輸時以外は冷蔵で配送する。17日には「味風香」、22日には「湯あがり娘」をそれぞれ送った。
 新型コロナウイルスの影響によって航空機が減便となっており、大館から一度沖縄に陸路で送り、東京を経由してシンガポールに届ける最長6日間のルート。その代わりほかの食品と一緒に積める「混載」ができるため、小ロットでの輸出を可能にしている。
 エダマメは収穫してからの積算温度が300度を超えれば鮮度が落ち始める。6日掛かった場合は400度以上となり、30%程度、糖度などの食味が落ちるという。現地に到着したときにどの程度鮮度が保たれているかが鍵となる。
 今後は計3、4回のテスト輸出を行い、9月中の本輸出を視野に入れる。同法人は「エリア内の商品をこのルートに載せることが最終目的。エダマメが成功すれば、果物や野菜なども輸出できるようになり、地域ブランドの確立につなげていきたい」としている。
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「報告会」の見直し協議へ 鹿角市議会改革検討委 市民の参加確保が課題

2020-07-30
議会基本条例の検証・見直しを行った鹿角市議会改革検討委(市役所)
 鹿角市議会改革検討委員会(倉岡誠委員長)は29日開き、検討課題である議会基本条例の検証・見直しに関する協議を行った。このうち、市民に開かれた議会を目指して年1、2回開催している「議会報告会」の在り方については、次回の改革検討委員会に合わせて、広報委員会(金澤大輔委員長)との合同懇談会を開き、協議することを確認した。
 議会基本条例は、議会と議員の活動の原則、市民と議会の関係、議会運営などの基本的事項を定めたもの。2012年度の施行から7、8年がたち、時代に即応した内容に精査するため、全議員へのアンケートを行った上で昨年度から検証・見直しを進めている。
 このうち議会報告会は、基本条例に基づき12年度から毎年開催。会の進め方は、前半が「報告会」として定例会の審議内容などを説明し、後半は「語る会」として市政全般や議会活動などについて市民と意見を交わしている。
 意見交換は活発に行われているものの、市民の参加が少ないのが課題。改革検討委では「長々と説明する報告会はなくして、気軽に情報交換できる場にしたらどうか」といった意見が大勢を占めている。
 こうした中、議会報告会を担当する広報委は広く市民に参加してもらえるような「新しい形の市民と語る会」の開催方法を検討中。改革検討委ではその結果を見ながら今後、広報委との合同懇談会を開き、語る会の見直しを協議することにした。
 このほか、アンケートで提案された政務活動費の増額や改革検討委の常設化は、継続して検討することにした。会派所属の有無によって一般質問の持ち時間に差がある問題については「(来春の改選後の)新しい任期の議員に方向性を委ねる」とした。

リモートワーク環境整備を あきた移住促進協 コロナ後「必須」

2020-07-29
あきた移住促進協議会(県第2庁舎)
 移住定住に取り組む県内市町村担当者らが参加する、あきた移住促進協議会が28日、県第2庁舎で開かれた。新型コロナウイルス感染が拡大している首都圏から、感染リスクが少ない地方に回帰する流れの活発化を受けて県が計画している、リモートワークの環境整備を中心にした人材誘致について説明。移住を受け入れる市町村に協力を求めた。
 新型コロナは首都圏を中心に感染拡大傾向が続いており、大企業を中心に社員を比較的安全な地方に移住させ、仕事はテレワークなどで行う動きが活発化。国の「まち・ひと・しごと創生基本方針」でも、リモートワークを活用した地方への移住推進が主要事項として示されている。
 県が実施する「新たな視点に基づくふるさと定着回帰・人材誘致」は、リモートワークを活用した新たな働き方を首都圏の企業や働く人に呼び掛けることが柱。首都圏の上場企業4000社を対象に意向調査やPRを展開するとともに、リモートワークの拠点を整備する県内企業に対して整備費用の補助を行う。
 県は「市町村にとって、これまでの移住促進は働く場の確保がセットになっていたが、新たな取り組みでは、地域の魅力をPRして移住者を呼び込むことが中心となる」などと説明。実際に移住を受け入れる市町村との連携が重要との認識を示し、協力を求めた。
 市町村などが行う移住定住促進対策への新型コロナの影響についても協議。感染拡大を受けオンラインを活用した取り組みを展開した大館市や鹿角市などが事例発表した。県は「新型コロナで若い世代はウェブ就活を行うなどオンラインに対応している。アフターコロナの時代はオンラインが必須となる」などとして、市町村に環境整備を進めるよう求めた。

 

全自動PCR検査装置 大館市のNPSが製造 8月に国内販売

2020-07-29
最大12検体を同時に処理できる全自動PCR検査装置(PSS提供)
 医療機器・プラスチック成形品製造のエヌピーエス(NPS・大館市花岡町、池田秀雄社長)が製造に関わる全自動PCR検査装置が、8月3日から国内で販売される。新型コロナウイルス感染有無の判定に用いるため、県が3カ所に順次配備する。感染拡大に歯止めが掛からない中、大幅な検査時間短縮や検査実施数増加に期待できる。
 検査装置は中小病院・クリニック向けの最大8検体(参考価格850万円)と中~大規模病院向けの最大12検体(同1250万円)の2種類。検査用のPCR試薬も合わせて販売する。親会社のプレシジョン・システム・サイエンス(PSS・本社、千葉県)が、NPSで製造した装置をOEM(受託製造)で海外を中心に供給。装置で使う試薬が国内の保険適用の対象となったため、国内販売に至った。今後、300カ所程度への販売を目指している。
 PCR検査は遺伝子特有の情報を検査する手法。遺伝子の抽出精製作業を行う前処理で、遺伝子の殻を破る必要があり、検査技師による手作業は数時間掛かるといわれる。検査装置で12検体を同時に処理した場合、2時間40分ほどで結果が出る。
 県はPCR検査体制拡充のため、県北、県央、県南の3カ所に検査装置を配備する。12検体の装置を1台ずつ購入する予定。
 池田社長は「新型コロナ対策の一環として、弊社製品が使用されることを誇りに思うとともに、品質第一にて製造にまい進していきたい」と話している。

 

プレミアム付き商品券・飲食券 3密避け販売開始 鹿角市

2020-07-29
商品券・飲食券の販売が始まった鹿角市役所
 鹿角市が、新型コロナウイルスの影響を受けた事業所の応援と市内経済の回復を目的に発行するプレミアム付き商品券・飲食券の販売が28日、始まった。会場は市役所と十和田市民センターで、商品券は公募当選者が対象。「3密」を避けるため、場所や時間を指定して販売している。
 飲食店以外で使える「買(か)エール商品券」と、飲食店専用の「食(く)エール飲食券」がある。使用期間は8月1日から来年1月31日まで。
 商品券は1万円で額面総額1万2000円分、飲食券は額面総額1万3000円分がそれぞれ購入できる。1人当たりの購入限度は商品券が10セット、飲食券が20セット。
 購入希望者の1次募集は今月1日から15日まで行い、3986人が応募した。
 商品券は発行予定総数3万セットに対して3万973セットの申し込みがあり、抽選を行った上で当選者に購入引換券を郵送した。
 飲食券は4433セットの申し込みがあり、発行予定総数1万8000セットに達しなかったため、購入対象に事業所を追加して31日まで2次募集を行っている。
 販売は28日から8月2日まで市役所と十和田市民センター、8月3日からかづの商工会で行う予定。
 初日に市役所を訪れた花輪の男性(73)は商品券、飲食券各3セットを購入。「商品券はお得感があるので、発行される度に買っている。日用品や食品などの買い物に使おうと思う。飲食券は友人にあげることもできるので買ってみた」と話していた。

 

鹿角花輪駅前広場 整備工事が完成 にぎわいの拠点に期待 

2020-07-28
整備工事が完成し、供用を開始した鹿角花輪駅前広場(鹿角市花輪)
 鹿角市が昨秋から進めてきたJR鹿角花輪駅前広場の整備工事は27日完成し、供用を開始した。従来の約1・6倍に拡張した広場は、まちの玄関口としての魅力や利便性が向上。児玉一鹿角市長はこの日の定例会見で「にぎわいを生み出す拠点に」と期待を述べた。
 駅前広場の整備は、まちの玄関口としての魅力や交通結節点としての利便性、待合環境の向上、花輪ばやしやイベントによるにぎわい創出などが目的。用地取得などを経て、昨年9月に着工し、ロータリー中央部にあったモニュメントや花壇の撤去、下水道や側溝、消雪配管、車止めや案内看板の設置、舗装などの工事を順次行ってきた。モニュメントのうち声良鶏銅像は花輪横町の歴史民俗資料館前に移設した。
 広場の面積は従来の約2400平方㍍から3902平方㍍に拡張。ロータリー形状とし、車道は2480平方㍍、歩道(幅5㍍)は907平方㍍。ロータリー内側にはタクシープール(12台)やバスプール(1台)、一般駐車場(13台)を配置した。総事業費は約5億8900万円で、社会資本整備総合交付金を活用。
 このほか、6500万円余りを投じて広場南側に新たな観光案内所を建設し、昨年6月21日にオープンした。
 児玉市長は「観光案内所と駅前広場が新たに生まれ変わり、本市の玄関口としてお客さまをお迎えする体制の強化が図られた」とし、「市民から親しまれ、にぎわいを生み出す拠点になるよう願う」と述べた。
 地元の花通り商店街振興組合の清水順義理事長は「駅前がきれいになり喜んでいる。完成を機に多くの方々に利用していただきたい」と地域の活性化に期待した。
 供用開始にあたって市は、新型コロナウイルスの影響を考慮し、セレモニー等は見送った。一方、広場完成に合わせて、鹿角地域の団体や企業が連携し、観光案内所に協賛企業名入りのちょうちんを設置、ライトアップする。期間は8月1日から9月中旬までの予定。

 
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需要拡大に新商品 コロナで打撃の比内地鶏 県庁で発表会

2020-06-30
秋田活性化の日景社長があいさつした新商品の発表会(県庁)
 新型コロナウイルス感染拡大に伴い消費量が激減した北鹿地方特産の比内地鶏の需要回復を図ろうと、県内の加工業者らが新たな比内地鶏の味わいなどを楽しめる新商品を開発した。県庁で29日、報道向けの発表会が開かれ、秋田比内やの「比内地鶏すぐ食べられますシリーズ」や、秋田活性化の比内地鶏を使った2種類の缶詰などが紹介された。
 高級食材として首都圏の飲食店などに販売されている比内地鶏は、新型コロナ感染拡大に伴う外出自粛や飲食店への休業要請などの影響で、消費量が大きく減少。県は新商品の開発支援や学校給食での活用など、需要回復に向けた取り組みを進めている。
 紹介されたのは秋田比内やと秋田活性化、秋田味商の商品。秋田比内やの「すぐ食べられますシリーズ」はステーキやそぼろ、つくね、ハンバーグなどの加工品を冷凍したもので、レンジ調理で簡単に食べられるのが特長。4月からラインアップを増やしながらオンラインショップや大館本店で販売している。
 秋田活性化は、比内地鶏を使ったオイル煮料理アヒージョとトマト煮込みの缶詰を開発。大館市産のニンニク、小坂町産のアカシアはちみつなど、県産品をふんだんに使用した。アヒージョは「金の比内地鶏」、トマト煮込みは「赤の比内地鶏」の商品名で、7月1日から県内のスーパーや土産品店などで販売。通販も行う予定。
 発表会では、参加事業者を代表して秋田活性化の日景賢悟代表取締役が「比内地鶏の魅力を、より多くの人に知ってもらい消費拡大を図りたい。ぜひ買って、食べて、協力を」などと呼び掛けた。

 

JAかづの総代会 7200万円の剰余金 19年度決算 

2020-06-30
JAかづのの通常総代会(JA会館)
 JAかづの(菅原俊二組合長)の第58回通常総代会が29日、鹿角市花輪のJA会館で開かれ、2019年度事業報告など議案8件を原案通り承認した。収支改善に取り組んだ結果、7200万円の当期剰余金を計上、組合員に対し、11年ぶりとなる出資配当を予定している。
 総代会は、新型コロナウイルス感染防止のため、必要最少人数での開催となり、出席したのは28人、書面での議決は393人だった。
 黒字決算は4年連続。前年度の6800万円を上回った。自己資本比率は0・16%増の12・27%、不良債権比率は0・56%減の1・78%となる。
 子会社の経営状況は、ガソリンスタンドや葬祭などを行うアニモが、暖冬による灯油、軽油販売の減少、新型コロナの影響を受けたものの、5200万円の当期利益を計上。
 累積赤字解消へ向け再生5カ年事業計画に取り組んでいるファー夢かづのは、800万円の当期利益を確保し、次期繰越損失金は737万円となった。
 支所の再編を盛り込んだ第10次農協基本計画の一部変更に対し、「不便になる」などと慎重な対応を求める意見があった。八幡平、花輪、柴平、十和田、大湯(出張所)、小坂の各支所を南部(花輪)と北部(十和田)の2支所に再編するもので、八幡平と柴平、小坂はプラザ店舗に業態転換する。従来の支所、出張所業務は北部、南部支所に移管する。
 実施時期は大湯の廃止が今年11月、小坂は本年度下期、柴平は21年度、八幡平は23年度以降を予定している。再編に伴う職員は、営農指導部門に投入し、営農の充実を図る。
 出席者からは、「JAの支所は地域コミュニティーづくりの役割を担ってきた」「プラザになって、果たして採算は取れるのか」など再編に慎重な意見があった。プラザを展開しているのは、全国でも沖縄県内だけという。
 役員の定年を70歳から73歳に引き上げる定款の一部改正については、年齢制限の撤廃を求める意見も出た。

 

内陸縦貫鉄道19年度決算 4者目標はクリア 訪日客好調もコロナ禍

2020-06-30
秋田市の旅行会社で教育旅行の誘致活動に取り組む関係者(大館市提供)
 秋田内陸縦貫鉄道(本社・北秋田市)の第36回定時株主総会が29日、同市阿仁庁舎で開かれ、2019年度決算を承認した。レストランなどの関連事業収入が伸びず、全体で1億8822万円の経常損失を計上。県など4者による目標「赤字2億円以内」は5期連続で達成した。
 事業報告によると、本業となる鉄道の輸送人員は26万3672人。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い2~3月に落ち込んだものの、年間では前期より2835人増加した。
 内訳は▽定期=10万8030人(前期比2420人減)▽定期外=15万5642人(5255人増)。定期外が増加した要因はインバウンド(訪日外国人客)の利用が1月まで好調を維持したため。2月以降は新型コロナの影響で観光需要が激減。臨時休校が重なり、定期利用の通学客も減った。
 このうちインバウンドは団体利用が1125件(119件増)、3万3344人(4752人増)。個人利用は1464人(146人増)だった。利用者数は過去最多を更新した。
 収入は鉄道事業が18万5000円減の1億3081万円を計上した。関連事業分などを加えた総額は3億3313万円。前期比2435万円の増収となった。営業費用などの支出総額5億2135万円を差し引き、経常損失は1億8822万円。補助金収入などを合わせ、最終的な当期純利益は784万787円で、2期連続の黒字となった。
 鉄道事業収入はほぼ前期並み。レストランこぐま亭や車内販売などの関連事業収入が伸びなかった。人気キャラクター「ハローキティ」とのコラボレーション企画に代わる目玉メニューを打ち出せなかったことなどが原因という。支出は少雪のおかげで除雪費などが減少した。
 吉田社長は「コロナで大きく乱れた会社経営の軌道修正を図っていきたい」とあいさつした。
 任期(4年)満了に伴う監査役の選任が行われ、秋田銀行鷹巣支店の安保大樹支店長、北都銀行鷹巣支店の伊藤市之丞支店長の2人を新任した。
 

県内から教育旅行誘致へPR 新型コロナで行き先変更の受け皿に 大館と鹿角で連携

2020-06-29
秋田市の旅行会社で教育旅行の誘致活動に取り組む関係者(大館市提供)
 大館市まるごと体験推進協議会(石垣一子会長)は、鹿角広域観光推進会議と連携し、県内の小中学校を対象とした教育旅行の誘致に取り組んでいる。新型コロナウイルスの影響で修学旅行の行き先が県外から県内にシフトしている流れを受け、その受け皿になろうと可能性を模索。すでに県南の小学校から仮予約があるなど反応が好調で、今後、さらなる効果が期待される。
 県内の小中学校の修学旅行は5、6月に集中し、行き先は北海道、仙台、東京が一般的。しかし、新型コロナの影響で北海道は北東北3県に、仙台は県内などに規模の縮小が検討されている。同協議会では地域の魅力をPRしながら、県内を検討している学校の受け皿の役割も兼ね、誘致活動に取り組んでいる。
 同じく誘致を進める同会議とともに、広域連携を意識したプランを提案。22、23日は、駅弁製造の花善(大館市)とホテル鹿角の4者で県南と秋田市の旅行、バス会社など9カ所を訪問した。
 同協議会では、きりたんぽづくり、農業体験、農家民泊などのアクティビティ、同会議では尾去沢鉱山、大湯ストーンサークル、康楽館などの名所を紹介。旅行を秋に計画している学校が多く、リンゴやナシなどの収穫体験も勧めた。旅行会社の担当者からは「これまで県北地区に教育旅行で行ったことはなく、メニュー作りにとても役立つ」などの声があったという。
 早速、横手市の小学校からきりたんぽづくり体験の仮予約が入るなど、反応は好調。同協議会では、これまで県内の教育旅行は日帰りを受け入れたことはあるが、宿泊はまだない。担当者は「この機会に県内のさまざまな地域の魅力を知ってもらい、将来的に定住につながっていけば」としている。

4年ぶり赤字決算 北秋田市のマタギの里観光開発 新型コロナや暖冬影響

2020-06-29
マタギの里観光開発の株主総会(打当温泉マタギの湯)
 北秋田市の第三セクター・マタギの里観光開発(仲澤弘昭社長)の株主総会が26日夕、打当温泉マタギの湯で開かれ、2019年度決算を承認した。年明けからの新型コロナウイルスによる影響や暖冬による除雪収入の落ち込みなどにより、4年ぶりに赤字での決算となった。
 19年度の損益計算書によると、売上高は1億5674万3017円。商品の仕入費や材料費などを差し引いた売上総利益は8684万7059円。販売費および一般管理費は1億611万6866円で、差し引き1926万9807円の営業損失となった。市からの受託料など営業外収益を加えても、147万4340円の経常損失を計上。税引き後の当期純損失は165万5646円だった。
 事業報告書では、19年度について「新型コロナウイルスは、今期後半の経営状況に大きな影響を与えた。大きな収入源となっている除雪は、暖冬のため大幅な落ち込みとなった。ただ、影響を最小限に抑えられたことは社員全員の努力の積み重ねの結果」などと説明。
 仲澤社長は「新型コロナウイルスの影響はまだ続いている。県のプレミアム宿泊券や市の宿泊者半額応援事業の効果に期待しながら、売り上げが減少した分を取り返していきたい」と述べた。
 任期満了に伴う役員の改選では、市産業部政策監の米澤田茂氏を新任したほか、仲澤氏、神成俊行氏(秋田テレビ会長)、桜田聡氏(統括部長)、板倉義明氏(料理長)を再任。終了後の取締役会で仲澤氏を社長に再任した。監査役は現職の鈴木美千英氏(山水荘施設長)、千田匡氏(秋田銀行阿仁合支店長)を再任した。
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