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大館市と山梨・中央市 「浅利氏」縁で防災協定 災害時の相互応援 今夏に締結式

2019-06-26
 大館市は今夏、山梨県中央市と防災協定を締結する。鎌倉時代から戦国時代にかけ大館地方を治めた浅利氏の始祖が甲斐国(山梨県)出身という縁で、2年前から交流。大規模災害が起きた場合の被災者受け入れ、生活必需品の提供など相互応援協力案を協議しており、7月末から8月上旬の間に中央市で締結式を行う方向で調整している。
 大館市出身で市政策アドバイザーの藤盛紀明さん(千葉県船橋市)から浅利氏を通じた縁について助言を受け、2017年から同氏をテーマとしたシンポジウムを両市で交互に開催。交流を続ける中で大館市が防災協定を申し入れたところ、快諾を得た。
 大地震などの災害が発生し、被災地単独で十分な応急対策を講じることが困難な場合、相互に応援協力する内容となる見込み。被災者の受け入れをはじめ食料や水、生活必需品の提供、復旧活動に必要な職員の派遣などを盛り込む。
 中央市は06年2月に3町村が合併して誕生した。「日本列島のほぼ中央に位置する」との意味が込められている。人口3万855人、1万3164世帯(6月1日時点)。面積31・69平方㌔の約4割を農地が占める。トウモロコシやコメ、トマトなどの産地として知られ、最先端企業が集積する工業団地もあり、農業と工業の調和ある発展を目指している。16年全国住みよさランキングで31位、県内1位となった。
 合併前の豊富村周辺は、甲斐源氏の一族・浅利義成の所領だったとされる。義成は1189(文治5)年の奥羽合戦の後、源頼朝から比内地方の地頭職を与えられ、甲斐国から送り込まれたと考えられている。
 大館市の遠隔地自治体との防災協定は東京都渋谷区(01年)、兵庫県丹波篠山市(11年)、茨城県常陸大宮市(14年)に続いて4件目となる。福原淳嗣市長が中央市を訪れ、締結式に臨む予定。

合併初年度は1億2千万円の黒字 JA秋田たかのす 総代会で決算承認

2019-06-26
合併初年度の決算を承認した総代会(北秋田市文化会館)
 JA秋田たかのす(斉藤一志組合長)の第1回通常総代会が25日、北秋田市文化会館で開かれた。年度途中に合併した2018年度の事業報告を原案通り承認した。組合員数や事業規模が増大し、1億2419万円の黒字となった。
 18年度決算によると、事業収益29億818万円から、事業費用20億5427万円を差し引いた事業総利益は8億5390万円。さらに人件費などを差し引き、事業利益は4008万円となった。事業外収益などを含めた経常利益は6896万円。税金などを引いた当期剰余金は1億2419万4000円だった。
 2月にJA鷹巣町とあきた北央が合併し新JAとして誕生したため、前年度決算と単純比較できないものの経常利益は約1100万円増加。年間計画を達成した。
 一方、自己資本比率は12・20%と前年度に比べ1・89ポイント低下した。不良債権比率は3・14%で0・91ポイントの増加。経営悪化したあきた北央と合併したことによる影響という。
 販売事業の取り扱い実績は主力のコメが13億9696万円。天候不良などの影響で集荷実績が4501㌧にとどまり、予約数量に対して集荷率82・6%となった。
 青果物は台風などの影響で収量が減ったものの、販売単価が高くなり販売額は1億8700万円と前年度に比べ1・2倍となった。
 比内地鶏の加工事業は計画通り実績が上がらず、合併直後から経営移管を検討。移管先として「JA全農北日本くみあい飼料」(本社仙台市)を挙げ、3月にプロジェクトチームを設置して具体的な検討を進めていることを事業報告の中で明らかにした。
 書面を含め423人が出席。斉藤組合長はあいさつの中で「比内地鶏のブランドを維持するためにも今後は生産振興へ力を入れていく」と述べた。
 県内のJAを1つに統合する方針について組合員から「どう考えているか」と質問が出た。斉藤組合長は「理事会で話していない。(統合に)向かうも向かわないも、進む先のJAの姿が先」と慎重な姿勢を示した。
 3月末時点の正組合員数は5760人。准組合員を合わせると8772人で、前年度末(4274人)から4727人増加した。

20年度目標 キャッシュレス決済導入 鹿角市第9次行革大綱 本年度実行計画に14件

2019-06-26
 鹿角市は、第9次行政改革大綱の本年度実行計画を策定した。公金収納のキャッシュレス決済導入に向けた準備や、将来的な保育園の配置案の検討など14件の具体的な取り組みを盛り込んでいる。
 第9次行革大綱は2016年度から20年度まで5年間の行政改革の取り組みを掲げたもの。▽共動の推進▽行政サービスの質の向上▽財政運営の効率化―の三つを基本的な視点として、年度ごとに実行計画を策定し、改革に取り組んでいる。
 本年度の取り組み14件のうち新規は6件、昨年度からの継続は8件。
 新規の取り組みでは、各種情報システムの共同利用、議会のICT化(ペーパーレス議会)の推進、スマート自治体の推進、公金収納のキャッシュレス決済導入―の4件は目標実施年次が来年度で、議会映像の配信方法の拡充、防災に関する情報発信方法の多重化―の2件は本年度の実施を目指している。
 このうち来年度の導入を目指す公金収納のキャッシュレス決済は、使用料等の納付方法の拡充を図るもの。本年度は税金等のキャッシュレス決済の先進例を調査し、導入に向けた課題を整理する。
 ペーパーレス議会の推進では本年度、タブレット端末の導入に関する効果と課題を整理。スマート自治体の推進に向けては本年度、行政内部の手続きや外部とのやりとり(申請・証明手続き等)について、手続きの簡素化や電子化を検討する。
 このほか、支所窓口機能の最適化を図り支所の統廃合について検討する―の取り組みは来年度を目標年次としており、本年度はこれまでの窓口機能拡充の取り組み効果を検証し、課題を整理する。

「若手」「女性」議員増やすには 鹿角市議会改革検討委 なり手不足、議会が検討

2019-06-25
宮野議長が2項目を諮問した鹿角市議会改革検討委(市役所)
 鹿角市議会改革検討委員会(倉岡誠委員長)は24日開き、宮野和秀議長が若手議員と女性議員を増やす方策、市執行部への政策提言の促進―の2項目について諮問した。地方議会議員のなり手不足問題が深刻化している中、今後の検討の行方が注目される。
 同市議会の年代別の議員数は▽40代=1人▽50代=2人▽60代=12人▽70代=2人―。65歳以上は17人中11人で高齢化が進展。女性議員は2005年から吉村アイ氏1人の状態が続いている。
 宮野議長は「若い人たちがどういうことを考えているのか、なかなか意見を拾うことができない」などと諮問理由や背景を述べ、「若手と女性の議員が少しでも増えてもらえればと考えている。市全体の活性化の意味もある。どうすれば、なり手として手を挙げてくれるのか、報酬や定数の問題も含めて検討してほしい」と諮問。また「年配の人が悪いわけではなく、どんどん頑張ってほしい」とも述べた。
 吉村委員は「女性の場合、いろんな人に声を掛けたが、断られることが多く、後に続く議員がいなくて悩んでいたので、大変ありがたい」、田村富男委員は「これまで鹿角の市議選で無競争はなかったが、若手や女性に(立候補の)話をすれば、なかなか『うん』と言ってくれない状況にある。次期改選まで結論を出すべき」とそれぞれ意見を述べた。
 一方、市執行部への政策提言について宮野議長は「(次期総合計画の)7次総に向け、文章にまとめて当局に提言してもらいたい。今後の鹿角のことに関わることで、議員としての勉強や資質向上にもつながる」と諮問理由を述べた。
 諮問2項目については次回の検討委で取り扱いの方向性などを話し合う。

大館市のクマ対策 地図追加し、分かりやすく ツイッターの出没情報

2019-06-25
クマ目撃場所に地図を掲載した大館市のツイッター
 大館市は、ツイッターによるクマの出没情報に、位置情報を追加して発信を始めた。これまでは日時と地名の表記だけだったが、地図上でも確認できるようにし、より分かりやすい注意喚起を目指す。クマ出没対策として本年度は、小柄沢墓園など2カ所で緩衝帯を整備する。農家に対する電気柵の設置費補助事業は、利用要件を緩和した。市は「関係機関と連携しながら効果的な取り組みを行いたい」と話す。
 市民からクマの目撃情報が寄せられると、市と猟友会、JA、警察などで組織する「市鳥獣被害対策協議会」を通じて、市ツイッターに日時や地名を載せ、注意喚起を図ってきた。今月19日からは目撃場所に印を付けた地図を併せて発信。目撃地点がピンポイントで記され、住宅地に近いなどの情報が一目で分かる。
 過去の目撃場所の情報を蓄積して地図に記し、市ホームページで公開する方法も検討中で、農林課は「他市町村の事例を参考に、必要な情報をより迅速に分かりやすく市民に伝えていきたい」と話す。
 クマの出没対策として、18年度は県の事業を活用して、長根山運動公園周辺に緩衝帯を整備した。市道沿い約1㌔の林を30㍍幅で刈り払い、見通しをよくすることで、市街地への出没を防ごうという取り組み。17年度は運動公園周辺での目撃が相次いだが、18年度は鳳凰山登山道の1件のみで、農林課は一定の成果があったとみている。
 本年度は小柄沢墓園3・03㌶、十瀬野公園墓地2・85㌶に緩衝帯を整備する。墓地を取り囲む形で、山ぎわ約30㍍幅で雑雑木を刈り払う。作業は今月末で終える予定で、事業費は約170万円。
 このほか、18年度に開始した電気柵の購入・設置費の補助事業は、要件を緩和した。果樹や養鶏、野菜などの農家に対し、10万円を上限に設置費用の半額を補助する事業。農家が1度補助を受けると、5年間は申請できない縛りがあったが、本年度からは農地が別の場所であれば同じ農家からも申請を受け付ける。農林課は「農地が複数箇所にわたる農家が多い。未設置の農地に電気柵の設置を促し、被害を防ぎたい」と話した。
 農林課によると、本年度の市内のクマ目撃件数は23日現在で32件。前年同期と比べ15件少ない。18年度の目撃件数は152件だった。

5月のニュース

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「かづの子供フェア」 ホコ天に歓声響く 花輪商店街にぎわう

2019-05-06
オープニングを飾った花輪小児童のパレード(花輪新町)
 「こどもの日」の5日、鹿角市花輪の商店街で「かづの子供フェア」が行われた。新町から六日町までの県道約1㌔の区間を歩行者天国にした会場では、例年以上に盛りだくさんのイベントが繰り広げられ、多くの子どもたちや家族連れでにぎわった。
 実行委員会(遠藤巨人委員長)の主催。1977(昭和52)年に地元の商工会青年部が子ども向けの催しとして始めたもので、大型連休中の一大イベントとして定着している。
 オープニングでは花輪小学校のミュージックパフォーマンス部とスクールバンド部が新町から軽快にパレード。華やかな稚児行列も人気を集めた。
 イベントは今年も多種多彩。全国的なブームとなっている競技かるたの模範演技や第3回全国かるた札飛ばし競技大会、商店街を巡って課題に挑戦する「まちなかクエスト」、花輪高校食物部のオリジナルスイーツ(型抜きクッキー、チョコクッキー)販売、コンピューターゲーム上で行う競技「eスポーツ」体験、「駅伝のまち」にちなんだ「町中グルメ満腹駅伝」、ストリートダンス、バンド演奏、竹水鉄砲合戦・的当て、花輪ばやし太鼓演奏体験、救急車・消防車展示、エアトランポリンなどが人気を集めた。
 新元号「令和」の文字を題材にした塗り絵大会や、少年非行の防止を呼び掛けるキャンペーン、ポリオ(小児まひ)撲滅の募金なども行われた。

 

大館市の子育て支援 18年度 託児所利用助成40人 待機児童抑制へ 4事業継続し検証

2019-05-05
 大館市は2018年度の子育て支援事業の利用実績をまとめた。保育園の待機児童解消を目指して始めた認定保育施設(託児所)の保育料助成は40人が利用し、子ども課は「年度途中の待機の抑制につながったのでは」と分析する。同課によると、本年度も年度当初から待機児童が発生し、在宅の子育て世帯への助成など前年度新規・拡充した4事業を継続し、「効果を検証していきたい」と話す。
 希望する認可保育所に入園できない待機児童が発生する状況を踏まえ、「施設に預けやすい環境づくり」として18年度に始めたのが、「認定保育施設利用支援事業」。市は市内の託児所3施設を認定保育施設に認定。保育園との保育料を比較し、認定保育施設利用が上回った場合に差額分を助成し、保護者の負担軽減を図った。
 18年度は40人に利用料を助成。今年3月現在の認定保育施設の利用者は59人で、前年同期から18人増加した。18年度の待機児童の推移を見ると、10月時点で32人で、前年同期と比べ14人減。同課は「事業で認定保育施設の利用が進み、年度途中に増えていく待機の抑制に一定の効果があったのではないか」と話す。
 「在宅子育て支援給付金」は0歳児を対象に在宅で6カ月子育てした時点で5万円、1年経過でさらに5万円を現金給付する。第1子が生まれた夫婦に地域限定商品券を贈る「はちくんすくすく子育て支援事業」の対象児童以外が要件で、所得制限もあるが、第2子以降や育児休業中の世帯も含まれる。
 18年度は6カ月経過の66人に助成。「今春から1年経過の申請が増えてくる。第2子以降も対象で、在宅の幅広い子育て世代を支援できる事業として継続する」としている。
 育児休業を取得する従業員がいる中小企業に、1人当たり6カ月以上取得で15万円、1年以上でさらに15万円を助成する「育児休業取得支援助成事業」は、18年度7社、10人分を助成し、「予想以上に利用があった」と話す。市働くパパママ応援企業認定事業所で、国の両立支援等助成金実施事業所を対象に、本年度も継続する。
 このほか、昨年度から「ファミリー・サポート・センター」の利用料を軽減するなど、利用の促進を目指している。
 現在集計中だが、本年度も4月1日現在で待機児童が発生しており、同課は「1歳児の保育施設利用率が7割を超えニーズが高まる中、前年度に開始・拡充した4事業や企業主導型保育施設の支援を行い、解消を図っていきたい」と話した。

鹿角市大湯 間もなく満開 2万5千本のチューリップ

2019-05-05
見頃を迎え始めたチューリップ畑(鹿角市十和田大湯)
 鹿角市十和田大湯字一本木の県道沿いにある畑で約2万5000本のチューリップが見頃を迎え始め、訪れる人たちの目を楽しませている。大型連休前の平成終盤から咲き始め、令和を歓迎するかのように間もなく満開を迎えようとしている。
 チューリップ畑は大湯ストーンサークル館の北方約600㍍にあり、広さは20㌃。工藤昌利さん(72)・康子さん(70)夫妻が地域住民の協力を得ながら管理している。
 昌利さんの母ユミさん(故人)が20年ほど前に植栽を始め、7年前から夫婦が引き継いでいる。色とりどりの花が一面に咲き誇る景観は見応えがあり、多くの観光客らが立ち寄る大型連休の人気スポットとなっている。
 工藤さんによると「3月まで天気が良かったが、その後は寒い日が多かった。咲き始める時期がそろっていないものの、六分咲きぐらいまで進んだ」という。
 五月晴れとなった4日は午前中から家族連れなどが次々と訪問。花輪の男性(75)は「毎年見に来ているが、今年は東京から帰省中の娘にきれいなお花畑を見せたいと思って一緒に来た」と話していた。
 観賞は無料。ベンチや車いす利用者でも見やすい観賞路のほか、県道をはさんだ向かい側に駐車スペースがある。

帰省、行楽客らでにぎわう 大館能代空港 大空市や音楽ライブ

2019-05-05
帰省客らでにぎわう大空市(大館能代空港)
 北秋田市脇神の大館能代空港で4日、大空市が開かれた。旬の山菜をはじめ地域の特産品などを販売するブースや、大型連休恒例の音楽ライブに大勢が来場し、にぎわった。
 この日の東京行きは午前、午後の2便ともほぼ満席。大型連休を故郷や行楽地で過ごした人たちが首都圏へ戻るため、空港も混み合った。高速道路のインターチェンジが空港のすぐそばまで延びたことから、休憩に立ち寄る県外ナンバーの車も目立った。
 毎月1回の大空市開催でにぎわいは一段と増した。ビル前の屋外通路に業者のブースが並び、自慢の漬物や野菜、ジャムなどの加工品、菓子、ラーメンなどを売り出した。市内の山林で採った山菜のシドケ、ボンナなども。1束300~400円で人気を集めた。
 隣り合う芝生の広場では音楽ライブが行われた。特設ステージに県内のアマチュアバンド5団体が出演し、生演奏を披露。親子連れがステージ前にシートを広げ、曲に浸りながらのんびりとした休日を過ごした。

元横綱 朝青龍へ秋田犬 モンゴルから遠路、大館で 白毛の「さくら」 マサオの花嫁に

2019-05-04
贈呈式でさくらをかわいがる元横綱朝青龍と、きょうだい犬の昴㊨(ニプロハチ公ドームパークセンター駐車場)
 秋田犬保存会(遠藤敬会長)は3日、大相撲の元横綱朝青龍、ドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(38)=モンゴル=に雌の秋田犬「さくら」(白毛・生後約3カ月)を贈呈した。昨年7月に贈った雄の「マサオ」の〝花嫁〟候補で、大館市のニプロハチ公ドームパークセンターで開かれた第140回本部展でお披露目した。元横綱は縁起の良い〝白星〟を手に、満面の笑みを浮かべた。
 本部展の開会式後に行われた贈呈式で、子犬を受け取った元横綱。どのような子犬か知らされていなかったといい、初めて対面して抱きかかえると、愛くるしい姿に思わず頬が緩んだ。
 贈られた秋田犬は2月6日に誕生し、香川県支部の会員に育てられた。遠藤会長が全国各地の会員を訪ね、白毛の子犬を選んで「さくら」と命名。遠藤会長は「桜の木の下で、白い桜の花びらのようなさくらちゃんを渡すことができたら、と思っており、ちょうど良かった。白毛の秋田犬をPRしていただける機会ができ、会としても喜んでいる」と話した。
 同会では、昨年7月に雄の赤毛「マサオ」を贈っており、今回は元横綱からの「マサオのパートナーが欲しい」という要望に応えた形。元横綱は「まさか白毛だと思わなかったが、相撲人生を送り、白星は縁起が良い。本当にかわいくて美人。秋田犬が日本や中央アジアの友好のシンボルになってくれれば。マサオのファンが増えており、これからさくらのファンも増えてほしい」などと喜んだ。
 贈呈式後は、元横綱がさくらを抱えて会場を一周。観客はさくらをなでたり、写真を撮ったりして記念に収めていた。
 この日は、「さくら」のきょうだいで、雄の虎毛「昴(すばる)」もお披露目された。今後、同会本部が入る秋田犬会館で飼育される予定。

4月のニュース

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コンビニ納付 市税など8種類に導入 大館市 利便性高め、期限内促す

2019-04-08
 大館市は、市税などの支払いを全国のコンビニエンスストアでできる「コンビニ納付」サービスを開始した。これまで上下水道料金など一部で実施していたが、新たに、市税や保育料、国民健康保険税など8種類に導入。東北6県のゆうちょ銀行や郵便局窓口では市税など15種類が納められるようになった。4月1日以降に発行した納付書が対象。市収納課は「市民の利便性を高め、納期限内の納付を促していきたい」としている。
 市は昨年度、住民情報を取り扱う「基幹業務システム」を更新。更新に合わせ、新たに「コンビニ納付」「コンビニ交付」の機能を持たせた。マイナンバーカードを持っている人を対象に、住民票の写しなどの証明書をコンビニで取得できる「コンビニ交付」は3月から始まっている。
 「コンビニ納付」は2017年4月から、上下水道料金、農業集落排水使用料、戸別浄化槽使用料に導入。新たに、市で納付書を発行する8種類を追加した。合わせて東北6県内のゆうちょ銀行や郵便局窓口では15種類が納められるようになった。
 市民に送られる納付書は納期ごとに1枚ずつ分かれたものに変更し、同課は「期別や納期限を確認して使用してほしい」と話す。また、「納期限を過ぎると、コンビニなどで納付できないため注意してほしい」と強調する。納付書1枚の金額が30万円を超えるものはコンビニで納付できないほか、納付書に書き込んだり、ホチキスで留めたりなどすると対応できないという。
 収納課によると、17年度の市税の収納率は99・44%で県内トップだった。コンビニ納付により、納期限内の納付を促していきたいという。「休日や夜間などコンビニの営業時間内に納付できるようになることで、納め忘れるケースを減らしたい」と話した。
 従来通り、市役所本庁や比内・田代両総合支所、各出張所、市民サービスセンターのほか、市内に所在する各金融機関の窓口でも納付できる。
 コンビニなどで納付できる市税等は次の通り。(●コンビニ・ゆうちょ銀行・郵便局で納付可、○ゆうちょ銀行・郵便局で納付可)
 ●市県民税(普通徴収)、●固定資産税、●軽自動車税、●国民健康保険税(普通徴収)、●後期高齢者医療保険料(同)、●介護保険料(同)、●保育料、●児童育成施設使用料、●上下水道料金、●農業集落排水使用料、●戸別浄化槽使用料、○墓地管理手数料、○温泉使用料、○市営住宅使用料、○市営住宅駐車場使用料

チョールトンさん一家 豪州から北秋田へ移住 教育、自然「パーフェクト」

2019-04-07
ワロックを手に笑顔のチョールトンさん一家(阿仁合コミューン)
 豪州西部のパース市から今春、チョールトンさん一家が北秋田市阿仁合に移り住んだ。日本の教育環境に引かれ「家族と自然の中で過ごす生活も楽しみ」と話している。
 移住したのはフィリップ・チョールトンさん(48)=豪州出身=と妻かやのさん(44)=神奈川県出身、長女ゆきさん(9)、長男レイモンドさん(7)の4人家族。市や県の窓口を通じて北秋田市に初めて海外から移り住んだケースという。
 かやのさんの母親が阿仁合出身、父親が鷹巣出身という縁があり、たびたび北秋田市に一時滞在していた。3月5日に母子3人が先に到着。今月4日にフィリップさんもやって来た。
 パース市から直線距離で8500㌔近く離れた本県に移住を決めた理由は「教育環境」が大きいという。数年前から一時滞在中に、子どもが地元校の授業を体験。「素晴らしい教育を受けさせたい」と思うようになった。
 2人の子どもは阿仁合小学校に通うことになり5日の始業式に登校した。児童代表が新学期の抱負をスピーチする様子を見たフィリップさんは「原稿も見ずに話し、感動した」と話す。
 かやのさんは西オーストラリアで流行している石絵遊び「ワロック」を2017年夏、日本に伝えている。阿仁合地区を中心に遊びが広まった経緯がある。移住後の3月31日に住民有志がコミュニティースペース「阿仁合コミューン」で歓迎会を開催。一家の移住を喜び、温かく迎え入れた。
 現在4人はかやのさんの父親と一緒に暮らす。フィリップさんは日本語を学びながら新たな仕事を探す予定。自然好きな一家にとって「四季の遊びが豊富な北秋田市はパーフェクト」といい「永住し地域に根ざして暮らしたい」と話した。

 

 

七滝活性化拠点センター オープニングセレモニー 旧七滝小校舎を改修

2019-04-07
住民の関心を集めた旧七滝小の展示コーナー
 小坂町は6日、旧七滝小学校の校舎を改修した複合施設「七滝活性化拠点センター」のオープニングセレモニーを荒谷字上ノ平の同施設で行い、訪れた町民が新産業の創出支援や地域コミュニティーの拠点の完成を祝った。
 旧七滝小は、児童数の減少による小坂小との統合に伴い、2013年3月に閉校した。校舎は1982年建設の鉄筋コンクリート造り2階建て一部鉄骨造り。
 住民から「七滝地区のシンボル的存在である校舎残して」との要望を受け、町が新産業の創出支援や地域コミュニティーの振興、福祉の向上を目的に利活用することになり、昨夏から改修工事を行った。総事業費は2億3000万円余り。国の空き家対策総合支援事業補助金を活用した。
 1階は机やいす、テレビがある住民向けの地域交流スペース、七滝小時代の思い出を振り返る展示コーナー、浴室・談話コーナー、貸事務所などで構成。給食棟と渡り廊下は解体し、跡地に駐車場(20台分)を整備した。体育館は改修せず、従来通り災害時の避難所となる。
 2階はほぼ現状のままの貸事務所6室のほか、貸スペースとして調理実習室、和室、フリースペースを配置。
 1階の貸事務所は大中小の3室いずれも鹿角市の社会福祉法人花輪ふくし会が入居し、障害者の訓練・作業室などとして使う予定。
 2階の貸事務所は入居企業を募集中。使用料は月2万円(別途暖房使用料を徴収)。県外からの新規進出企業は1年間使用料を免除する。
 オープニングセレモニーには住民ら約80人が参加。細越満町長が「七滝地区の皆さまからの『心豊かに』『安心できる暮らしに』『地域を元気に』の要望にできる限りお応えできたと思う。末長く親しまれ、利用しやすい施設となるよう努めたい」とあいさつ。愛称発表に続いて町長らがテープカットを行った。
 終了後は内覧会を開催。住民は「何年も入ったことがなかったので懐かしい」などと話しながら、生まれ変わった学びやを見て回った。
 七滝地区自治会連絡協議会長の小舘貞夫さん(73)は「地域にとって一番大事な場所になる。広々として環境も良いので、施設を利用する人がたくさん来てくれるといい。地区行事等でも有効活用していきたい」と話していた。

 

カムバックサーモン 湯車川に稚魚を放流 伊勢堂岱遺跡

2019-04-07
サケの稚魚を放流する参加者たち(湯車川)
 北秋田市脇神の国史跡「伊勢堂岱遺跡」そばを流れる湯車川で6日、サケの放流活動「カムバック縄文サーモン」が行われた。遺跡ガイドや津谷永光市長ら約20人が母なる川に無事戻ることを願って約2万尾を放した。
 遺跡ワーキングループ(佐藤善寿代表)と鷹巣漁協(湊屋啓二組合長)、市教委が共催。縄文時代にもそ上していたとされる川の環境を守る目的で実施し9年目。高台に位置する遺跡のすぐ下を川が流れている。そ上の様子が観察できる国史跡は全国でも珍しいといい、参加者が縄文人の生活に想像を膨らませる機会にもなっている。
 稚魚は県の全国豊かな海づくり大会推進室と市教委が各1万尾を提供した。大きさは3~4㌢ほど。稚魚の入ったタンクからバケツに小分けされ、参加者が少しずつ川に放すと勢いよく泳ぎ回った。
 「帰って来いよ」と呼び掛ける参加者もいて成長を願っていた。遺跡のジュニアボランティアガイド、菅原恵人さん(10)=鷹巣小2年=は「2万尾も放流するのだから、元気に育ってたくさん戻ってきてほしい」と話した。
 放流した稚魚は米代川を下って海に出た後、3~4年後の11月ごろにそ上してくるという。
 

扇田病院着服事件 中嶋被告に懲役3年6カ月 秋田地裁 「動機も正当化できない」

2019-04-06
 大館市立扇田病院の外来診療費着服事件で、業務上横領の罪に問われた北秋田市脇神字脇神囲ノ内、同病院の元会計窓口担当従業員で無職、中嶋泉被告(50)の判決公判が5日、秋田地裁で開かれた。杉山正明裁判長は「常習的で、立場を悪用した。動機も正当化できない」とし、懲役3年6月(求刑同5年)の実刑判決を言い渡した。
 判決などによると、被告は2015年1月から17年4月までの間、当時勤務していた病院の会計窓口で患者から受け取り、預かり保管中だった外来診療費の中から、計485回にわたり現金総額4963万768円を着服、横領した。
 杉山裁判長は判決理由で、手口について「集計機械に入金額等を入力しなかったり、パソコンソフトを用いて作成した日計表から患者のデータを消去する処理を行ったりした」とし、「常習的な犯行で、立場を悪用したもので悪質。巧妙な方法で発覚を免れた」と指摘。着服額が多額な上に「被害弁償もしておらず、見込みも乏しい」と述べた。
 被告は動機について、親族経営の養鶏事業が破産し、家族の医療費などで生活が困窮する中で高利貸から借金をするようになり、返済のため着服したと説明していたが、「動機や経緯が犯行を正当化するものとは言えない。刑事責任は重い」と糾弾した。
 一方で、被告が罪を認め反省していること、健康状態に不安があることなど「一般情状も考慮した」と説明した。
 被告は保釈請求が認められ、一時身柄の拘束を解かれていた。この日は紺色のシャツ、ジーンズ、スニーカー姿で入廷。裁判長の方を真っ直ぐ向いて判決理由を聴き、閉廷すると検察側、裁判長側に一礼した。
 弁護側は控訴について「被告と話して決める」としている。
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