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前職・新人一騎打ち 上小阿仁村長選 11年以来 5日間の選挙戦始まる

2020-11-25
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候補者の演説を聴く有権者(上小阿仁村)
 中田吉穂村長の死去に伴う上小阿仁村長選挙が24日、告示され、前職と新人が立候補を届け出た。前回から1年7カ月しか経過していない中での村長選挙は、一騎打ちによる戦いが確定。投票日の29日に向けて、5日間の選挙戦に突入した。
 立候補したのは、届け出順に前職で返り咲きを狙う農業の小林悦次候補(66)=五反沢字五反沢=と、前村議会議長の新人で会社員の小林信候補(59)=小沢田字釜渕=の、いずれも無所属の2人。前回の19年4月、前々回の15年4月はいずれも三つどもえ戦だったことから、一騎打ちは11年の選挙以来となる。
 前職の小林悦次候補は午前9時半から、沖田面字屋布の選挙事務所前で開いた出陣式に臨み、支持者ら約120人を前に「村長不在の非常事態を早急に正常化する。村長の経験を生かし、すぐ対応できる。人に優しい健康で安心して生活できる村をつくる」と訴えるとともに「新型コロナの経済対策として、村民に第2弾の給付金支給を検討したい。年金生活者への支援、インフルエンザ予防接種無料化、森林整備支援にも取り組む」などと述べた。
 新人の小林信候補は午前9時半から、事務所を置く小沢田地区の小沢田公民館前で出陣式を開催。集まった約60人の支持者を前に「村にとって危機的状況の中、混迷を起こした人に村政を任せていいものか。立て直すには、住民と行政、議会が一つになることが大切。前進させたい」と訴えながら「高齢者の生活支援を充実させる。企業や県と連携して働く場をつくる。県との信頼関係をつくり直し、若者が来る環境をつくっていく」などと呼び掛けた。
 村選挙管理委員会が23日現在でまとめた有権者数は2033人(男974人、女1059人)。期日前投票は25日から28日まで、上小阿仁開発センターで行われる。時間は午前8時半から午後8時まで。
 29日は午前7時から午後7時(八木沢は午後6時)まで、村内8カ所で投票が行われ、午後8時から村健康増進トレーニングセンターで開票。午後9時までには、大勢が判明する見通しだ。

プレミアム商品券 12月9日から3次販売 渋谷の施設に地元産材 大館市12月議会開会

2020-11-25
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行政報告などが行われた本会議(大館市役所)
 大館市の12月定例議会が24日開会、福原淳嗣市長の行政報告と議案上程を行い、特別職や一般職の期末手当を引き下げる条例改正案4件を可決して散会した。市長は新型コロナウイルス対策として発行したプレミアム付き商品券の3次販売を12月9日に始める考えを示し、「さらなる消費喚起につなげる」と述べた。
 購入額の3割増しで利用できる商品券は、1枚1000円の13枚組みを1セットとして1万円で販売する。大型店以外で利用できる「一般券」が6枚、大型店でも使える「共通券」5枚、「宿泊・飲食・タクシー・運転代行専用券」2枚。15万セットを発行しており、1次は約2万4000セット、2次は約10万6000セットの計約13万セットが売れた。
 市長は「年末年始の需要期に合わせ、より多くの市民に購入してもらえるよう1世帯10セットを上限とするほか、申込書を広報12月号に挟み込み全世帯に配布する」とした上で、「感染症のリスクが高まる冬を迎え、予断を許さない状況だが、感染対策に万全を期すとともに国や県と連携しながら社会経済活動との両立を図る」との姿勢を示した。
 林業振興については、大館産秋田杉のフローリング材が東京・渋谷区の神南分庁舎跡地複合施設(仮称)に採用されることが決まったと報告。「トップセールスをはじめ互いに交流を重ねてきたことで実現した。使用される床面積は市議場の約2倍に相当する576平方㍍を予定。引き続き木材の利用促進を通じ、人づくりとものづくりを推進する」と強調した。
 期末手当の引き下げは、県人事委員会勧告を踏まえたもので年間0・05カ月分。本年度は12月支給のボーナスに適用、来年度以降は6、12月期をそれぞれ0・025カ月分引き下げる。一般職の年間支給月数は勤勉手当を含め4・30カ月(現行4・35カ月)となる。
 初日に可決した4件を除く提出議案は、指定管理者の指定や補正予算など34件。一般会計は5億9906万円の追加で、補正後の総額は497億3178万円。大館駅周辺整備事業費や扇田大橋調査委託料、飲食店利用促進事業費補助金などを計上した。

「食タクシー」利用好調 5カ月で3千件超 大館市のコロナ対策 「忙しい」うれしい悲鳴

2020-11-25
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飲食店従業員から商品を受け取るタクシードライバー(大館市赤館町)
 大館市が実施するタクシーによるお持ち帰りグルメ配達サービス「大館の食タクシー」の利用が好調に推移している。6月から10月末まで5カ月間の利用は3278件に上っている。期間は当初9月末までに設定していたが、好評を受けて来年2月末まで延長した。飲食店やタクシー会社からは「忙しくなった」といううれしい悲鳴が届くといい、市観光課は「想像していたよりも多くの需要があり、驚いている」と受け止めている。
 国交省がタクシー事業者による飲食料配送の新制度を導入したことを受け、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けている地域経済の救済事業として6月から開始した。利用者から注文を受けた飲食店がタクシー会社に商品を配達してもらうもの。利用者が商品代金と定額配達料300円をドライバーに支払い、市が定額配達料を除いたタクシー料金を補塡(ほてん)する。配達エリアは市内全域。24日現在で飲食店47店舗が登録している。
 市観光課によると、利用件数は6月が418件、7月が696件、8月が862件で右肩上がりに増加。9月は541件だったが、10月は761件で再び増加に転じた。
 助成額は6~10月で784万8000円。事業開始当初は428万円の予算を用意していたが、好評を受けて期間を延長することにし、1038万円を追加計上した。
 同課は「遠方の人に喜ばれており、近場からの利用もある。同じ時間帯に予約が重なるケースも出てきている。想像以上の需要」と受け止める。「飲食店やタクシー会社から『忙しくなった』との声も聞く。事業化して良かったと感じる」と手応えを得ている。
 タクシー会社のさくら観光(釈迦内)では、多い日で20~30件依頼が入るという。「通常の配車依頼より多い時もある。大変助かっている」と話す。
 今後、冬季は道路状況の変化でさらに注文が増えたり、配達に時間を要することなども予想される。観光課は「対応を検討している。予約が重なると時間をずらしてもらうこともあるので、了承してほしい」と理解を求めている。
 配達は商品購入代金が税込み1000円以上となる場合が対象。時間は午前11時から午後7時まで。配達するタクシー会社は冨士タクシー、秋北タクシー、さくら観光の3社。希望のタクシー会社があれば注文時に受け付ける。
 年末年始の12月29日から来年1月3日は休止し、同4日から再開する。

山田のジンジョも様展示 本県の道祖神ずらり 角川武蔵野ミュージアム 

2020-11-24
県外で初の展示となった「山田のジンジョサマ」(角川武蔵野ミュージアム提供)
 大館市山田集落の奇祭「地蔵祭」で使用される男女一対の道祖神「ジンジョ様」が、今月6日にグランドオープンした埼玉県所沢市の「角川武蔵野ミュージアム」に展示されている。作家で博物学者の荒俣宏さん監修の特別展「妖怪伏魔殿」の一環で、本県の5市6集落から集まった人形道祖神8体が並ぶ。同ミュージアムは世界的な建築家・隈研吾さんの設計で話題となっており、PR効果に期待がかかる。
 ミュージアムは、出版大手KADOKAWAが整備、運営する大型文化複合施設「ところざわサクラタウン」内の中核施設で、美術館、博物館、図書館の機能を持つ。地上5階建てで、新国立競技場や道の駅おおゆ(鹿角市)を手掛けた隈研吾さんが設計した。岩塊のような外観や、吹き抜けに設置された高さ約8メートルの巨大本棚などが特徴的。
 オープン第1弾企画の「妖怪伏魔殿」は、荒俣さん監修で日本各地の妖怪をテーマにしたもの。国内のアーティストが描いた妖怪の絵、47都道府県にまつわるパネル展示、イメージを具象化したミイラや化石など約点が並ぶ。妖怪をテーマにした映画セット、体験コーナーもある。
 このうち、疫病や自然災害から集落を守るとされる人形道祖神は、「妖怪の原始的な存在」として展示されることになった。秋田人形道祖神プロジェクト(秋田市)が協力し、本県各集落に人形の制作や提供を依頼した。
 展示されているのは「山田のジンジョサマ」(大館市)のほか、「小掛のショウキサマ」(能代市)、「中荒沢のショウキサマ」(大仙市)、「末野のショウキサマ」(横手市)、「皆瀬のニンギョウサマ」(湯沢市)など8体。ワラや木材で作られ、高さ約3・8㍍に及ぶものもある。
 「人間の世界に溶け込み、カミサマの地位を得て敬われる存在になった」と紹介されており、各道祖神の説明文も添えられている。会場では、祭り当日に集落を練り歩く映像なども公開されている。
 来場者は迫力に圧倒されながら特徴的な容姿に見入っているという。同ミュージアムの企画担当者は「妖怪を楽しみながら知ることができる仕掛けを用意している。ぜひ会場で見てほしい」としている。
 山田部落会の赤坂実会長は「都会の人々に風習、民俗行事について興味を持ってもらうきっかけになればうれしい。昔から受け継がれる技を感じてほしい。関心のある人が集落を訪れ、交流につながれば」と期待した。
 特別展は来年2月28日まで。入場料は大学生以上1600円、中高校生1000円、小学生800円、未就学児無料。ミュージアムの休館日は第1、第3、第5火曜。開館時間は館内の展示、レストランで異なる。

 

鹿角調理師会 講習会で会員が見学 キャラ弁に興味津々

2020-11-24
浅野さんが作ったキャラ弁
 鹿角調理師会(田中強会長)は23日、鹿角市の尾去沢市民センターで講習会を開いた。会員ら10人が参加し、おかずやご飯で漫画やアニメのキャラクターなどをデザインする弁当「キャラ弁」の作り方を学んだ。
 同会は、7年前の県調理師会の解散に伴い、鹿角支部を解散した上で発足し、調理技術の研さんなどに取り組んでいる。登録会員は鹿角市と小坂町の約100人。
 講習会は、郷土料理の普及などを目的に交流会を兼ねて2017年から開催。4年目の今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会食しながらの交流会は見送り、キャラ弁の作り方を学んだ。
 講師は同市の浅野好海(このみ)さん(36)。浅野さんは5歳から歳まで3人の子どもがおり、キャラ弁歴は十数年。「子どもにいっぱい食べてもらうために作り始めた」といい、地域でキャラ弁講座の講師を務めたこともある。
 今回はサンタクロースや雪だるま、クマをメインにしたキャラ弁の調理を実演し、会員がその手順を見学した。
 浅野さんは土台になるご飯に、焼きのりやスライスチーズ、かにかまなどを切ったり型抜きしたりして目鼻口などを巧みにデザイン。市販のデコレーション用のふりかけ、あられ、カラフルなおさかなチップなども使って愛情たっぷりの弁当を仕上げた。会員からは「かわいい」「食べるのがもったいない」「作ってみたい」といった声も聞かれた。
 このほか、会員が炊き込みご飯やきりたんぽ鍋を調理し、自宅にそれぞれ持ち帰った。
 田中会長は「今回はコロナで趣向を変えてみたが、今後もできる形で講習会を続けていきたい」と話した。


 
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大館市とアールビーズ スポーツ連携協定を締結 県内初 健康増進、イベントなど助言

2020-10-31
スポーツ連携協定を結んだ福原市長㊧と橋本社長(市役所)
 大館市は30日、ランニング専門誌「ランナーズ」を発行するアールビーズ(本社・東京、橋本治朗社長)とスポーツ連携協定を結んだ。県内では初めてで、健康増進やイベントの助言など、スポーツ振興に関わる事業を包括して進めていく。市役所で締結式を行い、福原淳嗣市長は「まちづくりの一助になると確信している」と述べた。
 協定はスポーツを通じた健康増進や習慣化、地域のスポーツイベントへの助言、提言、障害者スポーツの振興などを両者が連携して取り組むもの。同社が全国でスポーツタウンづくりを進めるプロジェクトの一環で、現在56の自治体と協定を結んでいる。官民のスポーツ情報をまとめたスポーツタウンサイトを構築し、アプリと連動することで地域住民とのスポーツコミュニティーづくりを目指す。同日、ホームページ「スポーツタウン大館市」を開設した。
 市は2018年から、山田記念ロードレース大会のエントリー管理に同社が運営するランニングポータルサイト「RUNNET(ランネット)」を採用。これを縁に、協定の提案を受けた。市は、全国のランナーなどと目標走行距離を目指す同社のイベント「オクトーバーラン&ウオーク」に今年初めて参加している。
 締結式には福原市長、橋本社長ら関係者が出席。両者が協定書に署名した。福原市長は「東京五輪、パラリンピックに向け、スポーツを文化にする機運が高まっている中、市でも(スポーツ振興に)本気になって取り組んでいる。媒体を通し、スポーツと暮らしをつなげているアールビーズとの連携は、まちづくりの一助になると確信している」と述べた。
 橋本社長は、1975年に同市出身の山田敬蔵さんが出場したボストンマラソンを取材したことをきっかけに「ランナーズ」が生まれたことなど、同市との縁を紹介。山田記念ロードレース大会との関わりも深めていきたいとしながら「コロナ禍で地域が注目されている。スポーツツーリズムを通して街の活性化につなげていければ。締結を機に、健康づくりにつながる交流を一緒に進めていきたい」などと話した。

北鹿の2人に大臣賞 木村さん(鹿角市)、藤盛さん(大館市) 県種苗交換会 横手で開幕

2020-10-31
約1200点の農産物が並べられた県種苗交換会の展示会場(横手体育館)
 第143回県種苗交換会が30日、横手市で開幕した。新型コロナウイルス感染防止のため出品数を制限するなど異例の状況下での実施となったが、生産者が丹精込めて育てた約1200点の農畜産物が出品された。審査の結果、木村光夫さん(鹿角市)のリンゴ「秋田紅あかり」、藤盛久登さん(大館市)のダリア「NAMAHAGEプリティ」が農林水産大臣賞に選ばれた。
 「横手から つなぐ食農 未来へと」をキャッチフレーズに横手市で9年ぶりの開催。新型コロナ感染防止のため期間が短縮され、多くの人が訪れる農業機械化ショーなど一部イベントは中止となった。
 横手体育館前で行われたオープニングセレモニーでJA秋田中央会の斉藤一志会長は「キャッチフレーズにふれ、明治から続く交換会がウィズコロナ時代においても未来へつながっていくものと確信した。農業の祭典を通じて多くの人に本県農業の底力を感じてもらい、食と農への理解がますます深まることを期待する」などと述べた。
 出品された農産物は、水稲51点、畑作物・工芸作物150点、果樹206点、野菜392点、花き195点などの計1204点。新型コロナ対策として間隔を設けた展示にするため、例年の約2000点より少なくなったが、会場には午前中から多くの人が訪れ、丹精込めて育てられた農産品をじっくりと観賞していた。
 会期は例年より2日短い11月3日までの5日間。メイン行事の談話会は、県やJAグループが力を入れている「シイタケ」をテーマに31日、よこてシャイニーパレスで開催。協賛会場の横手体育館向かい駐車場では農工商フェアなど、秋田ふるさと村第3駐車場では物産販売展などのイベントが行われる。

「技術力向上が見込める」 鹿角スキー国体 組織委が競技会場視察

2020-10-31
飛躍の会場を視察する組織委員ら(花輪スキー場)
 第76回国民体育大会冬季大会スキー競技会(来年2月18~21日)の組織委員会は30日、鹿角市の花輪スキー場で視察を行った。委員や実行委員ら約25人が各競技場で安全確認などを実施。全日本スキー連盟の若月等常務理事は「良い意味で難度の高いコース。選手たちの技術力向上が見込める」と手応えを感じていた。
 同スキー場は、距離、飛躍、大回転の各種目を1カ所で行える全国有数の会場。本年度の国体でも全競技を実施することから、安全確認や選手の動線を確保するため視察が行われた。
 この日は、組織委員や事務局の約25人が各競技場を見て回った。飛躍の会場では、安全確保のため主に選手の動線を確認。距離会場では関門の設置位置など、大回転会場では人工降雪機の位置や状態、スタートとゴールラインの位置について確認した。
 このほか表彰式の会場やプレスセンター、記録本部などが設置されるアルパスの内部も視察した。
 若月常務理事は「コンパクトで会場へのアクセスも容易。コースの難度も高く、技術力向上につながるはず」と手応えを実感。「コロナの関係で経験したことのない大会となるが、選手たちも国体には思い入れがあり、開催する意義は大きい。しっかりと対策を講じていきたい」と話した。

日沿道蟹沢―空港 鷹巣西道路開通へ 12月13日午後3時 残すは二ツ井今泉道

2020-10-30
県道下を通過し鷹巣西道路へ伸びる接続区間(北秋田市脇神)
 国土交通省能代河川国道事務所は29日、日本海沿岸東北自動車道(日沿道)を構成する鷹巣大館道路の大館能代空港インターチェンジ(IC、北秋田市)から鷹巣西道路の蟹沢ICまでの区間を12月13日午後3時に開通すると発表した。開通区間5・3㌔は自動車専用道路となり、翔鷹大橋周辺の既存道路活用区間を通って同市今泉の国道7号とつながるほか、将来的には現在建設中の二ツ井今泉道路と接続する。
 鷹巣大館道路の接続区間と鷹巣西道路は、それぞれの工事を進める県と能代河川国道事務所が2020年度内の開通予定を発表していたが、工事が順調に進み年内の開通見通しが立った。
 このうち鷹巣大館道路と鷹巣西道路の接続区間(延長1・7㌔)は能代河川国道事務所が事業を行っており、空港ICが開通した18年度に着手。鷹巣大館道路から西に延伸し、県道川井堂川線の地下に設置された「ボックスカルバート」と呼ばれるトンネル型の構造物を通過して鷹巣西道路へと接続する。
 県が施工する同市脇神―今泉間の鷹巣西道路(延長約5・25㌔)は、現在の道路を活用する方針で12年に事業化され、14年度から工事を進めている。伊勢堂岱遺跡周辺は景観に配慮し、新たなバイパスが現在の県道と秋田内陸線下を通る。蟹沢IC周辺は現道の道幅を広げている。
 鷹巣西道路に設置される2カ所の新ICは、23日に「伊勢堂岱」「蟹沢」の名称が発表された。仮称としていた「緑ケ丘」を、地元の要望を受けて伊勢堂岱遺跡にちなんだ名称に変更している。
 同事務所は、日沿道の延伸で冬期間の入り込み観光客数が増加傾向にあるとしており、蟹沢ICまでの開通による観光周遊エリアの拡大を期待。このほか県北地域への企業進出や、災害時に国道7号の通行止めとなった場合の迂回(うかい)路が確保されるなどの効果があるとしている。
 今回の開通区間は自動車専用道路となるため歩行者・自転車、軽車両、二輪車(125㏄以下)は通行できない。蟹沢ICから翔鷹大橋を通り、国道7号と交わる今泉交差点までの区間約1・65㌔は既存道路の活用区間。工事の時期は未定だが、23年度に開通予定の二ツ井今泉道路(延長4・5㌔)と接続する今泉IC(仮称)が設置される予定。
 蟹沢IC~大館能代空港IC間の開通当日は同市鷹巣の鷹巣小学校体育館で開通式典を行う。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、関係者のみとし、一般参加は取りやめる。

 
 

偉大な作曲家しのぶ 北秋田市 成田為三の命日 没後75年 墓前で合唱

2020-10-30
成田為三の墓前で行われた演奏会(北秋田市の龍淵寺)
 北秋田市出身の作曲家・成田為三の命日に当たる29日、同市米内沢の龍淵寺で墓前演奏が行われた。あいにくの雨模様となったものの、地元の合唱団など約50人が参加。「浜辺の歌」や今年で制定から90周年となる「秋田県民歌」などを墓前で歌い上げ、功績をたたえた。
 成田為三は1893年、旧森吉町米内沢生まれ。東京音楽学校で作曲を学び、「浜辺の歌」をはじめとする数々の名曲を生み出した。1945年10月29日に死去し、同寺に眠っている。演奏会は1957年から始まり、現在は地元の合唱団が参加して続けられている。
 没後75年となった今年は、新型コロナウイルスの感染拡大防止を図る観点から参加の呼びかけを森吉地区だけにするなど、規模を縮小。浜辺の歌音楽館少年少女合唱団、コール・もりよしのほか、関係者らが、遺影の飾られた墓前に集まった。
 演奏に先立ち、奥山亮修住職が読経し、参加者の代表らが焼香。少年少女合唱団が「浜辺の歌」、コール・もりよしが「ほろほろと」を披露したあと、参加者全員で1930年10月30日に制定された「秋田県民歌」を合唱。「山水皆これ、詩の国秋田」と歌い上げ、ふるさとの偉大な作曲家をしのんだ。
 少年少女合唱団の泉谷優奈さん=森吉中3年=は「先生への感謝の気持ちを込めて歌った。雨が降ったけど、良い歌が届けられたと思う」などと話した。
 
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