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阿仁診療所建設場所 市長「納得いただいた」 北秋田市12月議会開会

2018-12-12
大綱質疑などを行った12月定例議会(議場)
 北秋田市の12月定例議会は11日開会した。会期を21日まで11日間と決めた後、2018年度一般会計補正予算や阿仁診療所の工事請負契約の締結など22議案を上程、大綱質疑を行って散会した。
 提出議案は、奨学資金貸し付け条例の一部改正など条例関係2件、各会計補正予算案関係11件、市過疎地域自立促進計画の変更や大太鼓の館の指定管理者の指定など単行議案9件の計22件。
 一般会計補正予算は歳入歳出とも2億8133万9000円を追加し、補正後の総額は243億2223万5000円。歳出は結婚生活応援金の報償費150万円、入院費の増加に伴う扶助費8664万7000円、除雪費用の増額に伴う道路維持費9405万3000円などを盛り込んだ。
 大綱質疑では、工事請負契約の締結に関する議案が上程された阿仁診療所の改築工事について質疑があった。新たな建物は現診療所の駐車場に建設予定で、総事業費は約5億円、20年12月に完成する見込み。
 議会報告会で阿仁庁舎付近への建設を求める住民の声を聞いたという議員が「地域住民の合意は得られていると判断してよいのか」と質問。津谷市長は「下(庁舎周辺)を根強く希望する人もいるが、(現診療所周辺への建て替えは)やむを得ないという話もあった。地元の方々との意見交換会で当局の立場を説明し、納得いただいたものとして進めている」と述べた。

21世帯、高齢化率9割でも 集い笑えば明るい地域 大館の赤石沢長瀞

2018-12-12
にぎやかに会話しながら作業する住民(赤石沢長瀞会館)
 大館市の赤石沢長瀞(ながとろ)地区の住民でつくる「高齢者元気づくりの会」(佐々木敬子代表)は、高齢化が進む地域で互いの安否確認や引きこもり防止を狙いに毎月交流の場を設けている。8日は大館アメッコ市(来年2月9、10日)の会場などに飾るジャンボ枝アメ作りに取り組み、町内会館にはにぎやかな笑い声が響いた。
 同会によると、同地区は21世帯があり、高齢化率は9割に近い。高齢者が増える中で「元気で楽しい地域にしよう」と、2013年から65歳以上の住民たちで毎月1回、町内会館に集まることにしている。
 活動は健康をテーマにした講演会、体操、恵方巻き作りなどさまざま。終了後は食事をしながら、日常生活や最近の出来事について会話するのが恒例となっている。
 会員の佐々木良子さん(72)は「好きなように遠慮しないで話せる。みんなと笑い合えてとても楽しい」と話す。
 この日は10人がジャンボ枝アメ作りに取り組んだ。包装したアメ800個を長さ3~4㍍のミズキの枝2本に取り付け、縁起札も飾り付けた。丁寧に作業しながらも分け隔てなく方言で話し、笑い、どこからともなく返事が返ってくる。にぎやかで明るい光景が広がっていた。
 佐々木代表(77)は「高齢者は街に行く手段が少なく、外出する機会も少ない。集まって笑い合うことで話題も増え、地域も明るくなってきた。みんな年のわりに若く見えるでしょ。互いを見守りながらみんなで楽しく過ごせる地域になれば」と話した。

かづの厚生病院の患者に 歌声で元気届ける 草木小がXマスコンサート

2018-12-12
合唱を披露する草木小の児童たち(かづの厚生病院)
 鹿角市草木小学校(成田勇信校長)の児童たちが11日、かづの厚生病院を訪れ、合唱やリコーダー演奏を披露し、入院患者などに元気を届けた。
 「患者の入院生活の癒やしになれば」と、毎年12月にクリスマスコンサートが開かれている。全校児童26人が訪れた。
 会場となった病院エントランスホールの壁には、サンタクロースの人形や電球が飾られクリスマスムード。入院患者、外来患者が集まった。児童は赤いサンタの帽子をかぶって登場。代表が「この日に備えて練習してきました。最後まで楽しんでください」と呼び掛けた。
 全員で校歌を斉唱した後、3、4年生が人気曲「USA」のダンスを披露。1、2年の合奏、5・6年のリコーダー演奏と続いた。最後に全員で「ふるさと」「フレンドシップ」を歌い上げると、アンコールの声が上がり、さらに1曲を披露した。
 来場者の間に児童が入り、手書きのメッセージを添えたポケットティッシュをプレゼントした。

上小阿仁村 自動運転サービス 長期実験がスタート 運行課題検証へ 2月1日まで

2018-12-11
上小阿仁村役場前の国道交差点を渡る自動運転車両(小沢田)
 自動運転サービスの実用化を目指した国交省の長期実証実験が9日、上小阿仁村の道の駅「かみこあに」を拠点に始まった。ドライバーなしでも走る実験車両が2月1日まで村内3ルートを運行。運行管理の技術的な課題や将来的なビジネスモデルを検証する。
 実験車両はヤマハが開発した小型自動車(7人乗り)。ゴルフカートのような形状で、電気で動く。実験ではあらかじめ道路に埋められた電磁誘導線から磁力が発せられ、車両のセンサーが感知し、設定されたルートをなぞるように走る。昨年12月に村内で短期実験を行った結果、積雪路面での安全走行が「ほぼ確認された」(国交省道路局・池田豊人局長)という。
 2年目の今回は安全走行に加えて「スマートフォンなどによる予約システムの利便性」「将来の運営体制を想定した役割分担、協力体制」「道の駅への商品輸送」「事業採算制」などの課題を検証する目的で行う。
 ルートは道の駅を発着点に、村役場周辺を回る「小沢田ルート」(1周約20分)、「堂川ルート」「福館ルート」(ともに約40分)の三つで、乗車日前日までの予約制。午前と午後に各ルート1便ずつの計6便。道の駅内の実験事務局で扱うチケット(1枚20円)が必要。運行は36日間で、22日から1月9日の期間を除く。
 実験初日は今冬一番の大雪に見舞われ、村中心部は20㌢近い積雪となった。路面も凍結が心配されたが、実験車両はスタッドレスタイヤを装着し走行に支障はないという。
 正午ごろ、道の駅周辺を7分程度で1周する簡易ルートで試乗が行われた。乗務員が運転席に座っていたものの、ハンドル脇のバーに両手を添えるだけで運転操作は一部だけ。時速10㌔ほどで、国道の交差点もスムーズに渡った。道の駅内には乗車予約を受け付けるスペースも設置され、タブレットなどで操作する様子が公開された。
 試乗した村民の一人、清水俊一さん(76)は「運転免許を返納する高齢者が増えているので、自動運転サービスを『利用したい』という村民もいる。関心は高いと思う」と話し、実用化を期待した。
 実験前のセレモニーで小林悦次村長は「交通弱者が増え、外に出なくなれば健康の維持ができなくなる」と村の実情を訴え、「雪道や坂道の課題が解消することで全国どこでも通用するサービスになる」とあいさつした。本県選出の国会議員、周辺首長、行政関係者ら約60人が出席した。

 

小坂七滝ワイナリー 甘口「クリスマスヌーヴォー」  15日に発売

2018-12-11
15日から数量限定で販売される「クリスマスヌーヴォー」のロゼ㊧と白
 クリスマスの時期に合わせた日本ワインの新酒「クリスマスヌーヴォー2018」の発表会が8日夜、小坂町天使館で開かれた。町などで今秋収穫したばかりのブドウを原料に、特殊製法で仕上げた、いずれも甘口のロゼと白の2種類。15日から各1000本限定で発売する。
 町の第三セクター・小坂まちづくり会社が、昨年に続く第2弾として発表した。ロゼにヤマブドウ交配種の「ワイングランド」、白に「ナイアガラ」を使い、町のワイン製造施設「小坂七滝ワイナリー」で醸造した。
 特殊な搾汁機を使用し、自然に流れ出た果汁100%を使用した「フリーランワイン」となってる。いずれもクリスマスや年末年始のスイーツ、鶏肉料理などと相性がぴったりで、冷やして味わうことができる。
 発表会で細越満町長は「昨年は、発売からわずか3日で店頭からなくなるほどの注目を集めたクリスマスヌーヴォー。今年は生産基盤を増強し、さらに仕込み方にこだわった」とあいさつ。同社の髙橋竹見社長は「小坂ならではの醸造で、シャンパン酵母を使い低温発酵させ、香り豊かなものになった」と紹介した。
 来場者の試飲も行われ、一足早く新酒の味を堪能した。
 ワインは1本(720㍉㍑、アルコール度数9・5度)1500円(税別)。15日から町内外の酒販店、小売店で販売される。

 
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去勢鶏の研究発表 若手農業者と北鷹高生 農近ゼミでシンポジウム

2018-11-27
高校生に育てている野菜について話す会員(コムコム)
 若手農業者グループ「北秋田地域農業近代化ゼミナール」(金田拓哉会長)主催のアグリシンポジウムが26日、北秋田市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。会員と秋田北鷹高校の生徒が意見交換や活動報告を通して交流を深めた。
 同ゼミは、農業の担い手としての資質向上や地域住民との交流を深めることを狙いに20~30歳代の農業者で構成。シンポジウムは営農や就農に対する意識啓発を図ろうと、昨年から開催している。
 大館市と北秋田市の会員7人のほか、同校生物資源科の2、3年生10人が参加。会員がゼミの紹介を行った後、北鷹高生が「地域に根ざした比内地鶏去勢鶏の新たなる生産方法の確立」と題して研究発表した。
 ディスカッションでは会員と生徒がグループに分かれ、直売イベントなどで販売促進のために使用する「ポップ」作りに取り組んだ。講師は同市に事務所を構えるデザイナーの武田牧子さんが務めた。
 武田さんは魅力的なポップのポイントとして▽丁寧な説明▽生産者の顔写真▽手書きの温かさ―などを挙げた。高校生は会員や育てている野菜の魅力、自慢できる点をインタビューで聞き取り、ポップ作りに挑戦。インタビューを続ける中で、会員の農業にかける情熱を感じ取っていた。

12月にHPリニューアル 鹿角市が5年ぶり 利用者目線で機能充実

2018-11-27
鹿角市の新ホームページのデザインイメージ
 鹿角市は12月1日、ホームページを5年ぶりにリニューアルする。利用者目線による検索案内機能を充実させたことが大きな特徴。「よく見られるページ」のショートカットボタン表示や、知りたい項目にチェックを入れるだけで必要な情報が表示される「おまかせナビ」、「イベントカレンダー」などを新たに追加した。
 トップページは極力、文字数を抑えて見やすさを重視したシンプルな構成。スマートフォンやタブレットで閲覧した場合でも、ボタンが押しやすく利用しやすいようデザインを一新した。
 背景色は、鹿角市の雄大な自然をイメージさせる緑色を基調とし、柔らかいフォント(文字のデザイン)を採用。「人情味あふれる優しい市の雰囲気を表現し、全体的に優しいイメージとした」(市)。
 新たに追加した機能のうち、「よく見られるページ」は直近2週間のアクセス数の上位3件を表示。「おまかせナビ」は、あてはまるシーン(質問)にチェックするだけで必要な手続きを一括で検索することができる。
 市が開く催しなどがカレンダー形式で把握できるよう「イベント」コーナーと「イベントカレンダー」を追加したほか、「ホットワード表示」では特にPRしたい項目のキーワードを掲載。
 さらに「オープンデータ」として、統計情報など市が保有するデータを、市民や企業が容易に加工・編集し二次利用ができるよう、複数のファイル形式で提供する。

高齢化、支え合いづくり 大館市二井田で初の勉強会 全14町内から100人参加

2018-11-26
地区の支え合いの在り方を考えた勉強会(二井田公民館)
 大館市二井田公民館で25日、住民向けの勉強会「安心して暮らせる地域づくり~二井田地区の支え合いについて考える」が開かれた。地区の全町内から会長をはじめ住民、民生委員、福祉員ら約100人が集い、高齢化が進む地区の将来と支え合いが広がる地域づくりについて考えた。
 市が昨年度から取り組む「生活支援体制整備事業」の一環。社会福祉法人に事業を委託し、日常生活圏域(第2層)と、市全域(第1層)に生活支援コーディネーターを配置。各地域のニーズを把握し、支え合いの仕組みづくりを推進する組織・協議体の設置を進めている。第2層の協議体は、これまで市内で6組織が立ち上がった。第1層の協議体は今月21日に発足した。
 二井田地区での協議体設置を目指して、担当エリアの市社会福祉事業団が勉強会を初めて開催。公民館を通じて二井田地区町内会長連絡協議会(仲澤誠一会長)に働き掛け、全14町内から会員が参加した。事業団の生活支援コーディネーター、市村めぐみさんは地区の現状を高齢化率37・5%で、「少子高齢化が深刻化している」と説明。「介護、医療、福祉など公的サービスで解決できない課題も多い。地域住民など多様な主体による助け合いを通じた地域づくりが必要」と述べ、町内会による除雪の共助組織やNPO法人による移動サービスなどの事例を紹介した。
 町内ごとに分かれ、支え合いのイメージを深めるカードゲームを行い、意見交換した。市村さんは「参加者の反応を踏まえながら、二井田地区に合った方法で協議体設置を目指していきたい」と話した。

バス路線の作業優先 北秋田市除雪計画 車道638㌔、歩道55㌔

2018-11-26
 北秋田市は2018年度の除雪計画をまとめた。車道の除雪は、生活路線となっている市道と一部の県道など延長638㌔を直営と民間委託を合わせた機械160台で実施。公共交通の確保を図るためバス路線を優先して行う。市は本格的な降雪期を迎え、路上駐車や道路への雪捨てなど作業の支障になる行為をしないよう市民に呼び掛けている。
 計画によると車道除雪を行うのは、鷹巣地区が市道245・8㌔と県道などその他の道路29・1㌔の計275㌔。合川地区は市道126・7㌔とその他道路2・7㌔の計129・4㌔。森吉地区は市道143・9㌔とその他道路14・5㌔の計158・5㌔。阿仁地区は市道66・8㌔とその他道路8・5㌔の計75・4㌔。
 通学などに使用される歩道の除雪は鷹巣が15・8㌔、合川が18・4㌔、森吉が21・1㌔、阿仁が0・27㌔の計55・7㌔で実施。車道と歩道を合わせた道路除雪実施の総延長は694・1㌔。公共施設の駐車場などの除雪は4地区合わせて139カ所を行う。
 配置する除雪機械は市直営56台と民間委託104台の計160台。地区別では鷹巣が77台(直営15台、委託62台)、合川が27台(14台、13台)、森吉が34台(15台、19台)、阿仁が22台(12台、10台)となっている。
 車道除雪の出動基準は降雪量10㌢。5㌢程度でも多くなると予想される時や風などで吹きだまりが生じる恐れがある場合は出動する。歩道は車道に準じた基準で出動するほか、車道除雪で歩道に雪が堆積した場合などは作業する。
 作業時間は、通勤通学で道路が混雑する時間帯にかからないよう原則、午前2時半から始め7時までに終了させる方針。車道の作業はバス路線、歩道は通学路を優先して行う。
 道路除雪に関しては例年、車両の路上駐車や道路への雪捨てなど作業の妨げとなる「迷惑行為」が問題となっている。雪捨てのためにふたを開けた側溝に人や自動車が落ちるケースも発生しており、市は迷惑行為を行わないよう市民に協力を呼び掛けている。

ピアノ 15組弾きつなぐ 鹿角でイベント オリジナル曲も

2018-11-26
ピアノをリレー演奏した参加者(鹿角市交流プラザ)
 グランドピアノをリレー演奏する恒例イベント「ピアノ演奏Relay」が25日、鹿角市交流プラザで開かれた。子どもから大人まで市内外の15組が出演し、それぞれの思いを音色にのせた演奏を披露した。
 初心者、プロを問わず、ピアノを弾ける人であれば誰でも参加できるイベント。歌や他の楽器とのアンサンブルも可能で、10分の持ち時間以内であれば、何曲弾いてもかまわない。
 13回目の今回は、5歳から60歳代までの男女が個人やグループで参加。クラシックやポップスの名曲など好みの曲を1~3曲ずつ弾きつないだ。中には自作のオリジナル曲を披露する出演者も見られ、来場者から大きな拍手が送られた。
 冒頭、同プラザのピアノに備え付けられている自動演奏機能の活用につなげようと、機能の説明と実演が行われた。

10月のニュース

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県種苗交換会 「本県農業の底力を」 9年ぶり秋田市で開幕 農作物2100点

2018-10-31
9年ぶりに秋田市での開催となった県種苗交換会の展示会場(秋田拠点センター・アルヴェ)
 国内最大級の農業の祭典、第141回県種苗交換会(県農協中央会主催)が30日、秋田市で開幕した。出品農産物は前年を204点上回る2126点。7月の異常高温に加え、大雨や台風で産地が被害を受ける中、展示会場となった秋田拠点センター・アルヴェには農家が丹精込めて育てた農作物が並んだ。市協賛会は期間中の人出を、前回開催(2009年)時の105万人以上と見込んでいる。
 キャッチフレーズは「秋田から 広がる食農 つながる未来」。来月5日までの7日間、主会場のアルヴェやエリアなかいち、旧秋田空港跡地などで各種展示や行事が行われる。
 アルヴェで行われたオープニングセレモニーでは、JA秋田中央会の船木耕太郎会長が「歴史と伝統を誇る農業の祭典。多くの人に本県農業の底力を感じてもらい、食と農への理解が深まることを期待している」とあいさつ。関係者らでテープカットを行い、祭典の幕を開けた。
 出品された農産物は▽水稲55点▽畑作物及び工芸作物366点▽果樹278点▽野菜866点▽花き382点▽農林園芸加工品・工芸品91点▽畜産品及び飼料48点▽林産品40点。
 秋田市は朝から雨模様で展示会場への出足はやや鈍かったものの、徐々に来場者が増え始め、農家の努力の結晶を一品ずつ丁寧に観賞する姿がみられた。
 明治初期からの長い歴史と伝統を誇る交換会は、31日にメイン行事の談話会を県JAビルで開催。「農業者の所得増大に向けた低コスト・省力化栽培技術について」をテーマに関係者が意見を交わす。
 このほか、JA地産地消展や学校農園展、最新農業機械の展示・実演、植木・苗木市、物産販売展などが各会場で開催される。

 
 

八幡平山頂が雪化粧 アスピーテラインの一部 今季初の終日通行止め

2018-10-31
寒気の影響で、標高の高い八幡平では地面や草木が雪化粧した(蒸ノ湯ゲート周辺)
 十和田八幡平国立公園内の秋田、岩手両県にまたがる八幡平(標高1613㍍)の山頂付近で30日、寒気が流れ込んだ影響で雪が降った。鹿角市と岩手県八幡平市を結ぶ観光道路「八幡平アスピーテライン」(主要地方道大更八幡平線)は一部の区間で、今季初めて積雪による終日通行止めになった。
 アスピーテラインは全長47・2㌔。毎冬20・4㌔区間で閉鎖され、本県側の閉鎖区間は後生掛ゲートから県境付近までの9・8㌔。
 今年は夜間・早朝に路面凍結、積雪の恐れがあるため、10月15日から夜間通行止め(午後5時~翌朝8時30分まで)を行っている。
 本県側の道路を管理する県鹿角地域振興局によると、29日遅くから30日明け方にかけて雪が降り、山頂付近では5㌢ほど積もった。この影響で、本県側は標高1150㍍の蒸ノ湯ゲートから山頂の見返峠まで7㌔を、午前8時30分から終日通行止めにした。
 蒸ノ湯ゲート周辺では午前9時過ぎ、雪の降り方が強まり、地面や草木など辺り一面があっという間に雪化粧した。通行止めを知らずに訪れた愛知県豊橋市の男性(77)は「盛岡に抜けようと思っていたが、雪は予想もしていなかった」と残念そうな表情で引き返した。
 冬期間の全面通行止めは、11月5日から来年4月15日までの予定。

 
 

高校生が最新林業機械を体験 北秋田 担い手確保に学習会

2018-10-31
ベテラン作業員の指導で林業機械を操作する生徒(阿仁真木沢)
 北秋田森林・林業振興会(畠山清志会長)主催の高校生を対象にした高性能林業機械操作体験学習会が30日、北秋田市阿仁真木沢の山林で行われた。森林や林業について学習している秋田北鷹高校の生徒がプロの指導で林業機械の操作を体験した。
 林業の担い手確保などを目的に毎年行っている取り組みで、林業分野の就業を目指している高校生にとっては、ベテラン作業員からの直接指導で技術を習得する機会となっている。
 この日は緑地環境科1年の33人が参加。講師を務める山一林業の社員によるチェーンソーを使った木の伐採を見学した後、4班に分かれて機械の操作を体験した。
 チェーンソー操作では丸太の切断に挑戦。刃を木に入れた瞬間に体が引っ張られるほどの衝撃があり、生徒たちは慎重に作業することの大切さを学んでいた。
 伐採した木の枝払いと切断を行う「プロセッサ」、切断した木材を集めて運搬する「フォワーダ」などの操作体験も行われ、機械化された最新の林業現場に理解を深めていた。

 
 

展示施設 「秋田犬ファースト」確認 ネットワーク会議設立

2018-10-30
情報共有などを目的に設立された秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議(秋田市)
 秋田犬の適切で効果的な展示と情報発信のあり方などを共有しようと、県は29日、関係者らによる「秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議」を設立した。大館市が運営するJR大館駅前の「秋田犬ふれあい処」で今夏、来場者との触れ合いが原因とみられるストレスで一匹が体調を崩したことから、「秋田犬ファースト」の取り組みを進めていくことを確認した。
 秋田犬の展示を行う関係者間で情報共有を図り、適切な展示と展示情報を国内外に発信し、誘客を図るのが目的。秋田犬保存会など展示施設の事業者や運営主体の市町村、県から約20人が出席した。
 秋田市の秋田キャッスルホテルで開かれた会議でははじめに、県観光振興課の成田光明課長が「近年の秋田犬人気を受け、県内でふれあい展示施設が増加する一方、予想を上回る観光客で体調を崩す犬も出てきている。犬にストレスのない形で楽しんでもらう、秋田犬ファーストの取り組みが大事になる」などとあいさつ。会則などを承認後、展示時の注意事項や情報発信について意見を交わした。
 犬との触れ合いを許可している施設は、ストレス軽減対策として「展示日数を減らしたり、スペースを拡大している」「体調面を考慮し、休憩を取っている」などと報告。県動物管理センターの須田朋洋主査は「犬の事故は秋田犬が最も多い。飼い主には忠実だが、知らない人は警戒するという気質を来場者に啓発してほしい」と呼びかけた。
 大館市観光課の石田徹主査は、秋田犬ふれあい処で雌の飛鳥(2歳)が体調を崩して休養したことを受け、「柵越しの展示に切り替え、『触る』をやめた。代わりに、秋田犬の歴史やハチ公のエピソードを伝えるなど『知る』に力を入れている」などと説明した。同施設は昨年8月のオープンから1年間で2万人を超える観光客らが来場している。
 このほか、「カメラのフラッシュは使用しない」など、各施設が来場者に呼びかけている注意事項も報告された。
 県によると、県内の秋田犬展示施設は大館市や北秋田市、秋田市などの13。会議に先立ち、秋田市内の2施設を現地視察した。

 
 

北秋田市 成田為三の命日 墓前で「浜辺の歌」を合唱

2018-10-30
成田為三の墓前で「浜辺の歌」を合唱する参加者(龍淵寺)
 北秋田市出身の作曲家・成田為三の命日に当たる29日、同市米内沢の龍淵寺で墓前演奏が行われた。市内の合唱団など約50人が代表曲「浜辺の歌」を高らかに歌い、功績をたたえた。
 為三は1893年、旧森吉町米内沢生まれ。東京音楽学校で作曲を学び、「浜辺の歌」をはじめとする数々の名曲を生み出した。演奏会は1957年から始まり、現在は地元の合唱団が参加している。
 浜辺の歌音楽館少年少女合唱団、コール・もりよし、る・それいゆの地元合唱団3団体や関係者らが参加。遺影が飾られた墓の前で奥山亮修住職が読経し、参加者は静かに手を合わせていた。
 少年少女合唱団が「雨」「かなりや」、コールもりよしとる・それいゆが「ほろほろと」を歌った。最後は参加者全員で「浜辺の歌」を合唱し、ふるさとが生んだ偉大な作曲家をしのんだ。
 
 
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