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ベスト4決まる ドームで熱戦開幕 本紙創刊100周年記念北鹿中学新人野球

2018-09-23
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1回戦鷹巣―大館東、大館東は4回、佐々木羚が3点目となるスクイズを決める(ニプロハチ公ドーム)
 北鹿新聞創刊100周年記念第64回北鹿中学校新人野球大会(北鹿新聞社、ニプロハチ公ドーム共催、大館北秋田中学校体育連盟、鹿角中学校体育連盟、大館市教育委員会後援)は22日開幕し、初日は大館市のニプロハチ公ドームで1回戦4試合を行った。終盤の攻撃でたたみ掛けた合川は花輪一に逆転勝ち。大館東は鷹巣の反撃を寄せ付けず、大館一も投手戦をものにして下川沿を下し、それぞれ完封勝ちした。森吉は2度の大量得点で主導権を握り、八幡平にコールドで快勝。4強が出そろった。最終日の23日は準決勝、決勝を行う。
  ◇1回戦 【ニプロハチ公ドーム】
花輪一 1010300 5
合 川 100331× 8

 ▽三塁打=兎澤(花)小野寺、相馬(合)▽二塁打=斉藤(花)田中(合)▽暴投=合川4▽ボーク=花輪一1▽審判=谷地田、長崎、遠藤、庄司
鷹 巣 0000000 0
大館東 000311× 5

 ▽二塁打=石田(鷹)能登谷2(大)▽併殺=大館東1▽審判=若松、齋藤、田中、山木
下川沿 0000000 0
大館一 000100× 1
 ▽二塁打=髙清水(下)伊藤(大)▽審判=遠藤、庄司、桜田、多賀谷
森 吉 25522 16
八幡平 00000  0

     (5回コールド)
 ▽二塁打=戸沢(森)▽暴投=八幡平5▽野選=八幡平1▽審判=田中、多賀谷、山木、若松

穀物乾燥調整施設が完成 鹿角市の用野目ファーム 省力・低コスト化に期待

2018-09-23
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乾燥調整施設の竣工式(鹿角市花輪用野目)
 鹿角市花輪の農事組合法人「用野目ファーム」(工藤義哉代表理事、会員48戸)が地元の用野目地区に整備した乾燥調整施設の竣工(しゅんこう)式が22日、現地で行われた。関係者約60人が作業の省力化や低コスト化が図られる拠点施設の完成を祝い、さらなる生産振興に期待した。
 同法人は2003年に設立。水稲と大豆を主作物としているが、乾燥調整作業はこれまで、会員が個々で所有していた機械設備を使いながら分担して行っていた。今回はこれらを1カ所に集積することで、省力化、低コスト化を図ろうと、新施設を整備した。
 鉄骨造1部2階建て、延べ床面積479平方㍍の施設内に乾燥機などを備えている。総事業費は約1億2000万円。農林水産省の産地パワーアップ事業を活用し、国から2分の1、市から12分の1の補助を受けた。同事業は地域の営農戦略として定めた産地パワーアップ計画に基づいて実施する、産地の高収益化、生産・集出荷の効率化に向けた取り組みを総合的に支援するもの。
 同法人では来年度の栽培面積について、水稲は本年度から10㌶増の60㌶、大豆は7㌶増の20㌶にそれぞれ拡大する計画。
 工藤代表理事(70)は「最近、担い手がいなくてリタイアする近隣の農家が増えているが、今回の施設整備を機に、少しでも耕作放棄地をなくしていきたい」と抱負を話した。

「ねこっこ」ありがとう 内陸線で間もなく運行終了 ファンにさよなら会

2018-09-23
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10月上旬で運行終了するねこっこ列車(阿仁合駅)
 秋田内陸縦貫鉄道の期間限定車両「ねこっこ列車」の運行終了が間近に迫っている。角館―阿仁合間を運行した22日、車内や角館駅ホームでさよなら会が行われた。運行は10月上旬まで。
 ねこっこ列車は仙北市地域おこし協力隊の折笠靖子さん(41)が提案し、今年のネコの日(2月22日)から期間限定で運行。車両正面にネコの顔のラッピングが施されているほか、車内にネコのイラストや写真を掲示している。
 1カ月ほどの限定車両だったが、乗客からの好評を受けて運行期間を2度延長。折笠さんによると、SNS(会員制交流サイト)を通じて愛知県から訪れた人もいたといい、特徴的な外観の車両が愛好家や地域住民から親しまれていた。
 この日は角館発阿仁合行きの列車にねこっこ車両を増結して運行。内陸線のマスコットキャラクター「じゅうべぇ」やご当地キャラクターもさよなら会に駆けつけた。発車前の角館駅ホームでは、車両と写真撮影ができる時間が設けられ、乗客が撮影を楽しんだ。
 乗客には列車の限定ポストカードが記念品として贈られたほか、特別グッズも販売。列車の窓には「ありがとう」と書かれた紙が貼られ、乗客への感謝の気持ちを伝えた。
 提案者の折笠さんは、「当初は予定していなかった夏景色を走るねこっこ列車を見れてうれしかった」と話していた。
 車両は10月上旬まで運行する予定。運行終了後は車両の改装工事が行われ、「犬っこ列車」へと生まれ変わる。

石田邸、大館市に寄付 25日に贈呈式 バラ園含め観光活用

2018-09-22
大館市に寄付されることになった石田邸(三ノ丸)
 大館市の名誉市民第1号で、労働大臣などを務めた石田博英元衆院議員(1914~93)の邸宅と土地が市に寄付されることになった。8月に死去した石田よし夫人の生前からの意向で、遺族が25日に市役所を訪れて目録を贈呈する。「石田ローズガーデン」として市民に親しまれ、市は引き続き貴重な観光資源として活用する方針。
 同市字三ノ丸の邸宅は1957年建築で79年に増築した鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積255平方㍍。土地は3255平方㍍で、このうち住宅部分を除いたローズガーデン2306平方㍍はこれまで市が借り受けていた。約500種のバラはすでに寄贈されており、95年7月から市管理となっている。
 博英氏は47年の衆院選で旧秋田1区から立候補し初当選。内閣官房長官や労働大臣、運輸大臣などを歴任した。よし夫人は博英氏の死去後もバラ園のある自宅で暮らし、今年8月11日に101歳で亡くなった。市によると、生前から観光振興の用途指定で寄付する意向を示し、贈呈準備を進めていたという。25日は遺言執行者で次女の利光京子さんから福原淳嗣市長に目録を手渡す。
 石田邸は、漢学者で開国論「三策」を執筆した狩野良知(1829~1906)や、良知の次男で京都帝大文科大学長を務めた狩野亨吉(1865~1942)の生家跡でもあり、入り口付近に案内標柱が立てられている。
 ローズガーデンでは10月6日から3日間、大館バラまつりシーズン2が開かれる。6月のシーズン1に比べ花数は少ないが、寒暖の差が大きくなる秋のバラは一段と色鮮やかで香りが強くなるという。開場時間は午前9時から午後5時。

鉄道文化、保存から活用へ 日本鉄道保存協会 小坂町で研修会

2018-09-22
シンポジウムなどが行われた研修会(セパーム)
 日本鉄道保存協会の2018年度研修会が21日、全国各地の会員ら約70人が参加して小坂町のセパームで開かれた。同町が会場となるのは初めて。戦後の復興と成長を支えてきた鉄道文化遺産の保存・活用を推進する行政や団体らが意見を交換し、鉄道をまちづくりや観光へつなげる方策として、地域全体を巻き込んでの活用の重要性を理解した。
 同協会は1991年に設立し、歴史的鉄道車両、構造物、建物等を保存する国内の団体、行政など57団体、20人で組織。本県からは唯一、小坂町の小坂鉄道保存会が加盟している。毎年、持ち回りで開催している総会に続いて、研修会が行われた。
 開会行事で、代表幹事団体の菅建彦・交通協力会会長は「あと4年で日本の鉄道創業150年を迎える。欧米より半世紀も遅れたが、今では世界でトップクラスの鉄道と肩を並べる。消えていく鉄道遺産を保存しようと発足した協会も間もなく30年を迎えるが、新しい発展のきっかけをつかみたい」とあいさつした。
 細越満町長が歓迎の言葉を述べ、町が整備した小坂鉄道の関連施設を活用したテーマパークについて紹介しながら、「鉄道遺産を観光活用して保存することにより、地域をにぎやかに発展させていきたい」と意気込んだ。
 研修会のシンポジウムは、「近代化遺産としての鉄道を生かしたまちづくりと観光」をテーマに行われ、4人がそれぞれの取り組みなどを発表した。
 このうち、新潟市の新津鉄道資料館の水澤喜代志さんは、地域資源の鉄道を生かした誘客策として、▽「鉄道の街」のイメージづくり▽各組織との協働事業▽地域の発展と資料館の発展―を重点事項に掲げた。「観光は経済を伴わないといけない。リピーターを生み出す事業は発信していかないと伝わらない。資料館の発展と地域の発展は必ずリンクする。鉄道の街の中で、資料館を核の施設として続けていくのであれば生き残れる。地域との協働をキーポイントとして、将来は日本一の鉄道博物館にしたい」と意欲を示した。
 また、地元小坂鉄道保存会の千葉裕之会長は「鉄道はマニアックなので、一般知識を地域にも理解してもらい、連携していくべきだ」、コーディネーターを務めた同協会の米山淳一事務局長は「鉄道文化遺産をみんなで守ることが大事で、保存から活用へ展開することが求められる」などと述べた。
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イノシシ 青森でも目撃や被害 白神地域鳥獣被害防止対策  両県市町村が情報交換

2018-08-31
野生鳥獣の被害対策を情報交換する県や市町村の担当者(大館市比内総合支所)
 白神山地にまたがる秋田、青森両県の自治体がニホンザルやニホンジカ、イノシシの農作物被害の現状や対策を話し合う「白神地域野生鳥獣被害防止対策情報交換会」が30日、大館市比内総合支所で開かれた。イノシシについては、秋田県の最北端の目撃場所が鹿角市だったが、青森県内でも目撃や被害が確認され、生息地域が拡大している状況が示された。
 情報交換会は両県と、白神山地周辺の市町村で組織。北鹿地方は大館市、北秋田市、上小阿仁村が参加している。ニホンザルの被害防止対策強化に向け、2012年度から両県持ち回りで年1回開催。昨年度からはニホンジカ、イノシシについても情報を交換している。35人が参加した。
 ニホンザルの生息状況について秋田県自然保護課は、「07年から県内で調査を実施し、八峰町、能代市、藤里町、大館市比内町で20群、765頭以上を確認した」と報告。大館市田代地区でも10頭程度の群れの目撃情報があり、調査を予定している。秋田県での農作物被害額は減少傾向にあるものの、16年度は約480万円で、クマ、カラスに次いで多い。青森県では昨年度の被害額が約1500万円で、西北や中南地域で多く、衛星利用測位システム(GPS)を活用した行動域調査などを行っているという。
 イノシシについては、秋田県で11年度に湯沢市で目撃されて以降16、17年度は北秋田市や大館市など県北でも目立った。同課は「ほぼ秋田県全域で目撃情報があり、最北端は鹿角市大湯地区」と説明した。能代市の担当者は「本年度畑のイモ類など複数箇所で食害が発生した。市内で生息が定着し、広がっているのでは」と話した。青森県側では深浦町や弘前市、大鰐町、などから目撃や被害が報告された。
 東北農政局の説明では、東北全体の16年度の野生鳥獣による農作物被害は14・5億円。県別では山形が最も多く、秋田が最も少ない5000万円。イノシシの被害分布をみると、16年度は岩手県雫石町まで北上し、「今後は秋田、青森でも被害が発生するおそれがある」とした。ニホンジカも岩手県のほぼ全域で被害が発生し、「秋田、青森もイノシシ同様に警戒が必要」という。
 小型無人飛行機(ドローン)を使った野生鳥獣生息調査についても説明を受けた。

 
 

甲子園準V 金足農に県民栄誉章 「県内外に勇気と感動」

2018-08-31
 県は30日、第100回全国高校野球選手権記念大会で、本県代表として103年ぶりに準優勝を果たした金足農野球部に県民栄誉章を授与すると発表した。顕彰式の日程は今後、学校と調整して決める。
 甲子園では優勝経験のある強豪校などを次々破り、公立校としては2007年(第89回大会)の佐賀北以来、11年ぶりに決勝進出。決勝で大阪桐蔭に敗れたものの、全国的に県や本県農業への注目度を高め、県内外に大きな勇気と感動を与えたことが認められた。
 佐竹敬久知事は同日県正庁で行われた同校の出場報告会で「素晴らしいプレー、努力に対し、県民栄誉章を授与したい。みなさんは秋田の誇り。ぜひ受け取って頂きたい」などと述べた。
 全国大会優勝などの成績を収めている競技は他にもあるが、終了後の取材に対して「議論はあったが、成績だけでなく、県民に感動とやればできるという希望を与えた。これほど盛り上がったことはなく、県民栄誉章にふさわしい」と説明した。
 県民栄誉章は1986年の創設。これまでに大相撲の豪風関(2016年)など17個人と3団体に贈られている。
 

かづの北限の桃 日本一へ「ガンバロー」 本格出荷前に安全祈願

2018-08-31
「ガンバロー」を三唱する参加者たち(JAかづの青果物選果場)
 鹿角市のブランド果樹「かづの北限の桃」の出荷が本格化するのを前に、豊作と作業の安全を祈願する神事が30日、花輪のJAかづの青果物選果場で行われた。生産者など約100人が参加、生産、販売の目標達成に願いを込めた。
 本年度の栽培面積は約65㌶で生産者は160人。出荷は48万8000㌔(昨年37万㌔)を計画し、販売目標額は1億5000万円に設定している。
 JAかづの北限の桃生産部会の中村喜作部会長によると、春先の天候不順などの影響を受け、栽培管理に苦労したが、品質は十分で、昨年並みの出荷を見込んでいる。寒暖の差が大きいという気候特性を生かし、「かづの北限の桃ならではの、ガツンとくる甘さが出ている」と部会長は話している。
 8月中旬から「あかつき」の出荷が始まり、主力品種での「川中島白桃」は9月上旬から。収穫祈願祭は、「川中島白桃」の本格出荷を前に行われた。
 神事の後、菅原俊二組合長が「北限の桃が全国一といわれるように頑張っている。高値で販売していきたいので、良いモモを出荷してほしい」とあいさつ。来賓からは、「北限の桃のファンは全国で心待ちにしている」「鹿角のイメージを向上させるブランド」などとブランド力向上に期待の声が寄せられた。
 中村部会長が「品質向上、生産拡大を目指そう」と呼び掛けながら音頭を取り、参加者全員で「ガンバロー」を三唱した。

 

花輪北・平元小 統合21年4月に決定 校名など次回から本格協議

2018-08-30
花輪北・平元小再編協議会の第1回会議(市役所)
 鹿角市の花輪北、平元両小学校の再編・統合に向けて両校の保護者や地域の代表らが諸課題を話し合う再編協議会の第1回会議が28日夜、市役所で開かれ、統合時期を2021年4月と決めた。次回からは学校の名称や校歌、校章などについて協議。どちらか一方のものを継続して使うのか、あるいは新規につくるのか協議の行方が注目される。
 市教委は市立学校等再編計画に基づき、小学校が「末広と十和田」「草木と大湯」「花輪北と平元」、中学校が「花輪一と花輪二」の4組、8校の再編を目指している。
 このうち花輪北小と平元小の統合校は、花輪一中との統合に伴い空き建物となる花輪二中の校舎を改造し使用する。
 花輪北小は、卒業生が二つの中学校(花輪一、花輪二)に分かれて進学するという課題があることから、学区の在り方について地域の意見を聞いて検討した結果、統合後も現在と同じ学区にすることを教委が今年1月に決定。この際、地域からはスクールバス運行やクマ対策などに関する要望や提言が出されている。
 再編協議会は、学校の名称、校歌、通学方法といった再編に当たっての諸課題を解決するため対象2校ごとに設置。委員は学校、保護者、地域、教委の代表で構成。「花輪北小と平元小」以外の3組は16年度にすでに開催し、統合に向けた準備を進めている。
 花輪北・平元小の協議会の委員は両校の関係者各9人と教委1人の計19人。畠山義孝教育長は「先行する三つのパターンとはだいぶ異なり、新しい校舎で子どもたちが学ぶことになる。新しい歴史をつくるパターンとなるが、教育委員会も一緒になって参加し、素晴らしい結論を導き出していきたい」と期待した。
 会長に柏﨑勇人・花輪北小校長、副会長に虻川真喜子・平元小校長を選任し、統合時期を21年4月と決定。次回の協議案件を確認した。
 花輪北小は1967(昭和42)年に柴内小と下川原小が統合し今年で創立51年。平元小は1875(明治8)年の設立で長い歴史を持つ。
 柏﨑会長は柴内小時代に平元小と合同で運動会を実施するなど、「兄弟校」のような両校の関係に触れ「子どもたちの夢や願いを大事にし、地域の将来を考えながら、より良い統合、納得のいく統合に向けて協議を進めていきたい」と述べた。
 会議は月1回程度のペースで本年度は計4回の開催を予定。教委は来年9月までを目標に各協議事項の結論をまとめたい考え。

 

大館市 県内トップ切り稲刈り 早場米・五百川 一足早く実りの秋

2018-08-30
早場米「五百川」の稲刈りが行われた(大館市板沢)
 大館市内の田んぼで29日、県内トップを切って2018年産の早場米「五百川」の稲刈りが始まった。JAあきた北が大館産米の占有率拡大を目指す品種。今季は7月から気温の高い日が続いたことで稲の生育が進み、品質は上々の出来栄えという。9月9日前後から県内のスーパーで店頭に並ぶ予定。
 「五百川」は福島県で民間育種されたコシヒカリ系統のわせ種で、さっぱりとした食感とほどよい甘みが特徴。田植えから約100日、早ければ8月下旬に収穫できるため台風被害が少ないという。稲刈り時期の分散による作業の効率化や、適期収穫による品質向上につなげようと、12年から同JAが市内で栽培を推進しており今年で7年目。同JAによると、今年は稲の生育状況がよく、栽培を開始して初めて8月中の収穫ができたという。本年度は1法人、5個人が8㌶で作付けし、約50㌧の販売を見込んでいる。
 このうち、富樫英悦さん(66)=板沢=は約0・9㌶で稲を刈り取った。6月に1週間ほど低温が続いたため、生育に不安を感じていたというが、7月に入って好天が続いたことで生育が進み例年以上の実りとなったという。富樫さんは「粒も大きく品質のいい米ができた。生育が順調な年の米はおいしい」と笑顔を見せた。
 同JAによると、収穫した米は放射性物質検査を経て、県内のいとくやタカヤナギの各店舗で販売される予定。主力品種の「あきたこまち」や「めんこいな」は9月20日前後から収穫が始まる見込みで、店頭に並ぶのは10月上旬とみられる。

 
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不審者情報相次ぐ 子どもどう守る 大館 有浦小で対応訓練

2018-07-07
不審者が校舎内に侵入したと想定して行った訓練(大館市有浦小学校)
 大館市内で子どもを狙った不審者に関する情報が相次ぐ中、有浦小学校(永井孝久校長、児童509人)で6日、不審者侵入対応避難訓練が行われた。不審な男が校舎内に侵入したと想定し、職員の対応、児童の避難など一連の流れを確認。被害の未然防止に向けて、本番さながらに取り組んだ。
 市生徒指導協議会によると、2018年度の市内での不審者情報は7件(疑い含む、3日現在)で、17年度1年分(6件)を既に上回る状況。2日には登校中の児童を乗せた保護者の車が、バタフライナイフを所持した不審な男に遭遇し、男が銃刀法違反容疑で逮捕される事件も発生した。被害はなかったものの、さらなる事件発生を危惧している関係者も多い。
 有浦小でも不審者情報が寄せられており、夏休み前に児童や教職員の防犯意識を高めようと訓練を企画した。大館署などの協力を得て、不審な男が職員玄関から侵入して6年生の教室がある3階に向かったと想定して行った。
 児童のいる教室前で「ばかおやじと言われて腹が立っている。その子に会わせろ」と大声で主張する不審者に対し、6年生の担任が応対。報告を受けた教職員が校内放送で他学年の児童にも知らせ、避難を促した。110番通報も行い、駆けつけた署員と連携して男を取り押さえた。「興奮させてしまうと大人数人でも押さえられないので注意を」などと助言を受けた。
 続いて体育館で防犯教室を開き、県警チャイルド・セーフティ・センター(秋田市)の職員が寸劇を披露。全校児童に対して、防犯ブザーや大人の助けを呼ぶなどの対策を周知。防犯標語「いかのおすし」も改めて確認した。
 永井校長は「休み時間などは児童が不審者と接触することも考えられる。さまざまなケースを想定した実践訓練もこれから必要になってくる」と考える。「すぐに大人に知らせることや、児童が自らの身を守る方法を今後も指導していきたい」と語った。
 大館署生活安全課は「不審者情報は昨年より増えている。地域と連携して朝、夕の守り活動やパトロールを強化したい」としている。

秋田犬ふれあい隊 増員の2人が着任 大館 活動は8月中旬から

2018-07-06
秋田犬「あこ」と触れ合う加藤さん㊧と原田さん(大館市役所)
 大館市で秋田犬の飼育を通じて魅力や情報を発信する秋田犬ふれあい隊(地域おこし協力隊)の2期生、原田櫻さん(20)と加藤瞳さん(22)が1日付で着任した。5日、市役所で福原淳嗣市長から辞令の交付を受けた。
 同市では秋田犬を基軸に観光施策推進を図ろうと、2016年9月に1期生が着任。隊員2人がそれぞれ秋田犬の姉妹「飛鳥」(虎毛)「あこ」(赤毛)を飼育している。17年4月にはJR大館駅の観光駅長に2匹が就任。8月には同駅前に「秋田犬ふれあい処」がオープンした。ふれあい処には1日平均約120人が訪れ、催しでの触れ合いなどが人気を集めていることから隊員と秋田犬の増員を決めた。
 原田さんは能代市出身。宮城県仙台市のペット専門学校を卒業後は富谷市内のペットサロンで働いた。加藤さんは愛知県弥富市出身。愛知県内のペット専門学校に在学中、ドッグトレーナーの資格を取得し、1年間秋田犬を飼育した経験を持つ。卒業後は地元の動物病院に勤務した。
 辞令交付で任用通知を受け取り、原田さんは「地域貢献とともに、秋田犬の魅力を知ってもらえるよう頑張りたい」、加藤さんは「秋田犬が好きでふるさとの大館に興味を持った。良きパートナーになりたい」と意気込んだ。
 福原市長は「秋田犬の魅力を発信して、大館の暮らしを楽しんでほしい」と激励した。
 今後は隊員それぞれが秋田犬を飼育し、うち1人は市が秋田犬保存会から譲り受けた平昌五輪フィギュアスケート女子の金メダリスト、アリーナ・ザギトワ選手に贈った「マサル」のきょうだい犬「勝大」(雄、赤毛)を飼育し、8月中旬ごろからふれあい処で活動を始める予定。

DMOの方向性「何を 誰に どうアピール」 鹿角市の観光業者ら 可能性話し合う

2018-07-06
地域DMOなどをテーマにした観光産業確立推進ミーティング(市役所)
 鹿角市の観光産業確立推進ミーティングが5日、市内の観光、宿泊事業者など約20人が参加して市役所で開かれた。テーマの一つは、かづの観光物産公社(岩船勝広社長)が昨年11月に候補法人として登録された地域DMOの方向性。観光素材が豊富にある中で「何を、誰に、どうやってアピールするのか」という観光戦略について合意形成を図ることを確認した。年内には意見を集約し、「稼げる観光」の取り組みに結びつけたい考え。
 DMOは地域の観光のマネジメントとマーケティングを一体的に担う組織。国の各種支援メニューの提供や総合的なアドバイスなど手厚い支援が受けられる。鹿角市でも観光振興に向け、観光産業確立計画に掲げる取り組みを着実に実行しながら、かづの観光物産公社を中心とした観光地域づくりへの支援を強化していく方針を打ち出している。
 第1回会議の冒頭、市委託の観光プロデューサーで同公社営業部長の清水涼太さんが、DMOの方向性について「目的は観光を主体として地域を活性化すること。そのためには集金、集客できる観光地づくりが絶対に必要。稼げる観光には、観光の消費をもたらすことが大事になる。経済の活性化を通過しないといけないという共通認識をもって議論していきたい」と説明した。
 続いて参加者が4グループに分かれて「鹿角に消費をもたらす観光素材」について話し合い、その結果を発表した。
「温泉」「花輪ばやし」「雪」「山」といった素材が挙がったほか、「量より質。ちゃんと手間暇掛けたものに可能性があるのではないか」などの意見があった。
 清水さんは「鹿角の素材はどれもいいが、例えば九州の人でも分かるように『鹿角といったらこれ』というものをみんなで考え、DMO鹿角として外にアピールしていきたい」と強調した。
 今後、会議を数回開き、観光戦略を年内にとりまとめる予定。
 観光産業確立推進ミーティングではこのほか、市が大手旅行ウェブサイトと連携した集中プロモーション事業の概要説明などが行われた。

庁舎建設「金かけずに」 大館市議会 議会報告会始まる

2018-07-06
定例会審議などについて意見交換した議会報告会(釈迦内公民館)
 大館市議会の議会報告会が5日、釈迦内公民館を皮切りに始まった。定例会や4常任委員会の審議内容などについて地域住民と意見交換。参加者からは市役所本庁舎の建設費に関する質疑、クマ対策、合葬墓整備などの要望が出された。8日まで計8カ所で開き、市民の声を吸い上げる。
 2015年度に施行した議会基本条例に基づき、年1回以上開催することにしている。初日は夜に北地区コミュニティセンターでも開かれた。
昼の釈迦内公民館には議員14人が出席し、住民23人と意見を交わした。佐藤久勝議長は「生の声を聞かせていただき、市民にとって身近な議会を目指していく」とあいさつ。建設水道、教育産業、厚生、総務財政の各常任委員長らが、定例会の議決結果や委員会の審査内容などを報告した。
 総務財政委は本庁舎建設事業について、「市は100年維持できる防災拠点などをテーマに基本計画を策定した。昨年9月定例会時点で全体の概算事業費は46億7200万円だったが、今年6月定例会では建設資材高騰などで49億9000万円との見通しが示された」と報告した。参加者から「派手さは必要なく、あまり金をかけずに造ってほしい」との意見があり、「100年使うものとして整備したいというのが市の考え。委員会では事業費の上限を決めてできないかなど、予算を心配する声が出ている」と答えた。
 建設が進む観光交流施設(仮称ハチ公の駅)は「来年5月のオープンを目指している。観光客のみならず、市民が集う憩いの場所として整備するため、活発な議論を展開したい」と説明。厚生委は扇田病院外来診療費着服問題の経過を報告し、「解決までもうしばらく時間を要する見込みだが、市当局から随時報告を受け、議会だよりなどでお知らせしていく」と述べた。
 秋田市が開設して募集したところ応募が殺到して話題となった「合葬墓」について、「市でも進めてほしい」との声があり、議員は「宗派の垣根を越え、維持できるシステムづくりを勉強していきたい」と回答。クマ対策や空き家対策、地区通学路の改善などの要望も出された。
 今後の日程は次の通り。▽6日=田代公民館(午後2時~午後4時)、大葛地区・高齢者・若者センター(午後7時~午後9時)▽7日=比内公民館(午後7時~午後9時)、十二所公民館(午後7時~午後9時)▽8日=中央公民館(午前10時~正午)、岩野目分館(午後7時~午後9時)。

小坂町に初の地域おこし協力隊 ブドウ栽培で自立目指す 宮地さんが着任

2018-07-05
町長と握手を交わす、町で初の「地域おこし協力隊員」の宮地さん㊧(町役場)
 小坂町は4日、町内で盛んなブドウ栽培の技術を学びながら、新規就農を目指す町の「地域おこし協力隊員」第1号として、宮地俊幸さん(37)に辞令(2日付)を交付した。宮地さんは「(小坂には)特産物や観光資源はたくさんあるが、つながりが薄いと感じているので深く知り、都会の人に魅力を持ってもらえるような町づくりに協力したい」と意欲を示した。委嘱期間は来年3月末までで、最長3年間。
 町は、人口減少や高齢化の進行に対応するため、地域の活力維持と魅力の再発見につなげようと、2016年度から総務省の制度を活用して同協力隊の募集を開始した。
 17年度は、募集要項で活動内容を明確化。グリーンツーリズムの推進事業の一環として整備した「小坂七滝ワイナリー」に関連付け、将来の新規就農を目指し、ブドウ農家として自立する意欲のある人などを募集した。宮地さんから今年2月に正式に応募があり、3月の面接を経て採用を決定した。
 同町で初めての協力隊員となった宮地さんは、大津市の出身。6月末までは、埼玉県草加市で電子機器部品関連の企業に勤務していた。
 30代になってから農業に対し興味を抱くようになり、多方面にアンテナを張りめぐらせていた。昨年11月、都内で開かれた移住交流関連のイベントで、同町が必要とする協力隊員について知った。
 決め手は町職員の心優しい対応だった。「自分の質問にしっかりと答えてくれた。話していく中で知らないこと、広がりのあることを詳しく教えてくれた。小坂の歴史や特産物など、小さい町にもかかわらずたくさんあり、感銘を受けた」という。
 「自分で考えながらできる仕事がないかを考えた時に、農業は季節ごとに考えながら、自分ででききる仕事」と就農に挑戦する宮地さん。「6次産業化に興味がある。ワインづくりのほか、マーケティングにも取り組みたい」と意欲を示し、さらに「添乗員の仕事もしていたので観光にも興味がある。小坂には観光資源があるので、それを生かしていきながら、インバウンドをどう引き込むかを考えたい」と意気込んだ。
 委嘱状を交付した細越満町長は「第1号として期待している。ブドウ農家が高齢化になっており、若い人の後継が必要。ワインづくりに力を貸していただき、また、宮地さんの持っている特技を生かして頑張ってもらいたい」と激励した。
 町は本年度も引き続き、協力隊員を募集している。
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