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ベスト4決まる ドームで熱戦開幕 本紙創刊100周年記念北鹿中学新人野球

2018-09-23
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1回戦鷹巣―大館東、大館東は4回、佐々木羚が3点目となるスクイズを決める(ニプロハチ公ドーム)
 北鹿新聞創刊100周年記念第64回北鹿中学校新人野球大会(北鹿新聞社、ニプロハチ公ドーム共催、大館北秋田中学校体育連盟、鹿角中学校体育連盟、大館市教育委員会後援)は22日開幕し、初日は大館市のニプロハチ公ドームで1回戦4試合を行った。終盤の攻撃でたたみ掛けた合川は花輪一に逆転勝ち。大館東は鷹巣の反撃を寄せ付けず、大館一も投手戦をものにして下川沿を下し、それぞれ完封勝ちした。森吉は2度の大量得点で主導権を握り、八幡平にコールドで快勝。4強が出そろった。最終日の23日は準決勝、決勝を行う。
  ◇1回戦 【ニプロハチ公ドーム】
花輪一 1010300 5
合 川 100331× 8

 ▽三塁打=兎澤(花)小野寺、相馬(合)▽二塁打=斉藤(花)田中(合)▽暴投=合川4▽ボーク=花輪一1▽審判=谷地田、長崎、遠藤、庄司
鷹 巣 0000000 0
大館東 000311× 5

 ▽二塁打=石田(鷹)能登谷2(大)▽併殺=大館東1▽審判=若松、齋藤、田中、山木
下川沿 0000000 0
大館一 000100× 1
 ▽二塁打=髙清水(下)伊藤(大)▽審判=遠藤、庄司、桜田、多賀谷
森 吉 25522 16
八幡平 00000  0

     (5回コールド)
 ▽二塁打=戸沢(森)▽暴投=八幡平5▽野選=八幡平1▽審判=田中、多賀谷、山木、若松

穀物乾燥調整施設が完成 鹿角市の用野目ファーム 省力・低コスト化に期待

2018-09-23
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乾燥調整施設の竣工式(鹿角市花輪用野目)
 鹿角市花輪の農事組合法人「用野目ファーム」(工藤義哉代表理事、会員48戸)が地元の用野目地区に整備した乾燥調整施設の竣工(しゅんこう)式が22日、現地で行われた。関係者約60人が作業の省力化や低コスト化が図られる拠点施設の完成を祝い、さらなる生産振興に期待した。
 同法人は2003年に設立。水稲と大豆を主作物としているが、乾燥調整作業はこれまで、会員が個々で所有していた機械設備を使いながら分担して行っていた。今回はこれらを1カ所に集積することで、省力化、低コスト化を図ろうと、新施設を整備した。
 鉄骨造1部2階建て、延べ床面積479平方㍍の施設内に乾燥機などを備えている。総事業費は約1億2000万円。農林水産省の産地パワーアップ事業を活用し、国から2分の1、市から12分の1の補助を受けた。同事業は地域の営農戦略として定めた産地パワーアップ計画に基づいて実施する、産地の高収益化、生産・集出荷の効率化に向けた取り組みを総合的に支援するもの。
 同法人では来年度の栽培面積について、水稲は本年度から10㌶増の60㌶、大豆は7㌶増の20㌶にそれぞれ拡大する計画。
 工藤代表理事(70)は「最近、担い手がいなくてリタイアする近隣の農家が増えているが、今回の施設整備を機に、少しでも耕作放棄地をなくしていきたい」と抱負を話した。

「ねこっこ」ありがとう 内陸線で間もなく運行終了 ファンにさよなら会

2018-09-23
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10月上旬で運行終了するねこっこ列車(阿仁合駅)
 秋田内陸縦貫鉄道の期間限定車両「ねこっこ列車」の運行終了が間近に迫っている。角館―阿仁合間を運行した22日、車内や角館駅ホームでさよなら会が行われた。運行は10月上旬まで。
 ねこっこ列車は仙北市地域おこし協力隊の折笠靖子さん(41)が提案し、今年のネコの日(2月22日)から期間限定で運行。車両正面にネコの顔のラッピングが施されているほか、車内にネコのイラストや写真を掲示している。
 1カ月ほどの限定車両だったが、乗客からの好評を受けて運行期間を2度延長。折笠さんによると、SNS(会員制交流サイト)を通じて愛知県から訪れた人もいたといい、特徴的な外観の車両が愛好家や地域住民から親しまれていた。
 この日は角館発阿仁合行きの列車にねこっこ車両を増結して運行。内陸線のマスコットキャラクター「じゅうべぇ」やご当地キャラクターもさよなら会に駆けつけた。発車前の角館駅ホームでは、車両と写真撮影ができる時間が設けられ、乗客が撮影を楽しんだ。
 乗客には列車の限定ポストカードが記念品として贈られたほか、特別グッズも販売。列車の窓には「ありがとう」と書かれた紙が貼られ、乗客への感謝の気持ちを伝えた。
 提案者の折笠さんは、「当初は予定していなかった夏景色を走るねこっこ列車を見れてうれしかった」と話していた。
 車両は10月上旬まで運行する予定。運行終了後は車両の改装工事が行われ、「犬っこ列車」へと生まれ変わる。

石田邸、大館市に寄付 25日に贈呈式 バラ園含め観光活用

2018-09-22
大館市に寄付されることになった石田邸(三ノ丸)
 大館市の名誉市民第1号で、労働大臣などを務めた石田博英元衆院議員(1914~93)の邸宅と土地が市に寄付されることになった。8月に死去した石田よし夫人の生前からの意向で、遺族が25日に市役所を訪れて目録を贈呈する。「石田ローズガーデン」として市民に親しまれ、市は引き続き貴重な観光資源として活用する方針。
 同市字三ノ丸の邸宅は1957年建築で79年に増築した鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積255平方㍍。土地は3255平方㍍で、このうち住宅部分を除いたローズガーデン2306平方㍍はこれまで市が借り受けていた。約500種のバラはすでに寄贈されており、95年7月から市管理となっている。
 博英氏は47年の衆院選で旧秋田1区から立候補し初当選。内閣官房長官や労働大臣、運輸大臣などを歴任した。よし夫人は博英氏の死去後もバラ園のある自宅で暮らし、今年8月11日に101歳で亡くなった。市によると、生前から観光振興の用途指定で寄付する意向を示し、贈呈準備を進めていたという。25日は遺言執行者で次女の利光京子さんから福原淳嗣市長に目録を手渡す。
 石田邸は、漢学者で開国論「三策」を執筆した狩野良知(1829~1906)や、良知の次男で京都帝大文科大学長を務めた狩野亨吉(1865~1942)の生家跡でもあり、入り口付近に案内標柱が立てられている。
 ローズガーデンでは10月6日から3日間、大館バラまつりシーズン2が開かれる。6月のシーズン1に比べ花数は少ないが、寒暖の差が大きくなる秋のバラは一段と色鮮やかで香りが強くなるという。開場時間は午前9時から午後5時。

鉄道文化、保存から活用へ 日本鉄道保存協会 小坂町で研修会

2018-09-22
シンポジウムなどが行われた研修会(セパーム)
 日本鉄道保存協会の2018年度研修会が21日、全国各地の会員ら約70人が参加して小坂町のセパームで開かれた。同町が会場となるのは初めて。戦後の復興と成長を支えてきた鉄道文化遺産の保存・活用を推進する行政や団体らが意見を交換し、鉄道をまちづくりや観光へつなげる方策として、地域全体を巻き込んでの活用の重要性を理解した。
 同協会は1991年に設立し、歴史的鉄道車両、構造物、建物等を保存する国内の団体、行政など57団体、20人で組織。本県からは唯一、小坂町の小坂鉄道保存会が加盟している。毎年、持ち回りで開催している総会に続いて、研修会が行われた。
 開会行事で、代表幹事団体の菅建彦・交通協力会会長は「あと4年で日本の鉄道創業150年を迎える。欧米より半世紀も遅れたが、今では世界でトップクラスの鉄道と肩を並べる。消えていく鉄道遺産を保存しようと発足した協会も間もなく30年を迎えるが、新しい発展のきっかけをつかみたい」とあいさつした。
 細越満町長が歓迎の言葉を述べ、町が整備した小坂鉄道の関連施設を活用したテーマパークについて紹介しながら、「鉄道遺産を観光活用して保存することにより、地域をにぎやかに発展させていきたい」と意気込んだ。
 研修会のシンポジウムは、「近代化遺産としての鉄道を生かしたまちづくりと観光」をテーマに行われ、4人がそれぞれの取り組みなどを発表した。
 このうち、新潟市の新津鉄道資料館の水澤喜代志さんは、地域資源の鉄道を生かした誘客策として、▽「鉄道の街」のイメージづくり▽各組織との協働事業▽地域の発展と資料館の発展―を重点事項に掲げた。「観光は経済を伴わないといけない。リピーターを生み出す事業は発信していかないと伝わらない。資料館の発展と地域の発展は必ずリンクする。鉄道の街の中で、資料館を核の施設として続けていくのであれば生き残れる。地域との協働をキーポイントとして、将来は日本一の鉄道博物館にしたい」と意欲を示した。
 また、地元小坂鉄道保存会の千葉裕之会長は「鉄道はマニアックなので、一般知識を地域にも理解してもらい、連携していくべきだ」、コーディネーターを務めた同協会の米山淳一事務局長は「鉄道文化遺産をみんなで守ることが大事で、保存から活用へ展開することが求められる」などと述べた。
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灯籠流し先祖送る 大館 ひない盆まつり

2018-08-20
灯籠を持ち河川敷に集まる住民(大館市比内町扇田)
 大館北秋商工会青年部(吉原考政部長)主催の「ひない盆まつり」が18日、大館市比内町扇田地区で行われた。米代川河川緑地では、地域住民が先祖を思いながら灯籠を川に流した。
 先祖供養のために灯籠を流す送り盆行事。一時期途絶えていたが、同会青年部が2003年に復活させ今年で16回目を迎えた。今年は約200個の灯籠を準備した。
 午後6時半ごろ、灯籠を手にした多くの地域住民が集まった。読経とかね、太鼓の音が響く中、地域住民から手渡された灯籠を実行委が次々と米代川へ流した。住民らは水面を照らしながらゆらゆらと流れていく灯籠に思いをはせながら静かに見送っていた。
 灯籠流し終了後には花火が打ち上げられ、夏の夜空を彩った。

集う場所や交流がある街 勉強会で「目指す大館市像」 支え合う仕組みづくりへ

2018-08-19
「支え合い体験ゲーム」などを行った第2回勉強会(上川沿公民館)
 大館市で、高齢者らの生活を地域で支え合う仕組みづくりに向け、市全域のニーズや課題をまとめる組織・第1層協議体が今秋にも発足する。本年度市社会福祉協議会(宮原文彌会長)が中心となり、町内や福祉、介護関係者らが勉強会を2回開催。「目指す大館市像」を固め、最も声が多かった「集う場所や交流がある街」に向けて、必要な協議体構成員を選出した。社福協は「住民目線で組織化を図り、住民主体の仕組みをつくっていきたい」と話す。
 介護保険制度に組み込まれた「生活支援体制整備事業」。高齢化が進み、介護人材が不足する中、国は住民の生活を地域全体で支援する仕組みづくりが必要とし、各自治体に生活圏域単位と市全域の協議体設置を求めている。
 大館市は昨年度、推進役となる生活支援コーディネーター6人を配置し、生活圏域(第2層)ごとに住民を交えた協議体を設置。本年度は社福協に委託し、市全域(第1層)のコーディネーター1人を配置し、組織化を図る。
 協議体設置に向け、社福協は6月と今月の2回、上川沿公民館で勉強会を開催。第2層協議体構成員や町内会、介護、福祉施設、NPO法人関係者ら約70人が制度を学び、「目指す大館市像」を話し合った。第1層生活支援コーディネーターの戸澤真澄さんは「支え合いは住民主体で行うため、組織化まで『見える化』を図り、住民目線で事業を進めたい」と狙いを話す。
 目指す大館市像で挙がったのが、「集まる場所があり、交流、コミュニケーションがある」。「近所や町内の交流がある」「子ども、若者がいる・住みやすい」が続いた。「居場所」や「交流」をキーワードに協議体構成員も選び、町内会、民生委員、福祉員のほか、PTAなど子ども関係、農林関係、女性消防団などが出され、戸澤さんは「地域資源を有効に使おうという方向性が見えた」と振り返る。
 今後は社福協や市などで人選を進め、10月ごろに予定する第3回勉強会で構成員を委嘱し、協議体を立ち上げる。第1層協議体は、第2層内で解決できない地域課題に対応し、必要な場合は市へ要望していく。社福協は「市中心部と郊外では抱える課題が違う。第1、2層協議体が連携しながら、サロンや除雪、買い物支援など市民の要望に沿った支え合いができる仕組みをつくっていく」と話した。

平成最後、継承へ決意 鹿角 花輪ばやしきょう開幕

2018-08-19
戸澤会長㊧から佐藤会長へ授与されたキバちょうちん(あんとらあ)
 鹿角市の伝統行事「花輪ばやし」の開幕を前に18日、幸稲荷神社からの御神体が安置されている谷地田町の御旅所で祭典祈願祭が行われた。終了後の直会では戸澤正英・花輪ばやし祭典委員会会長が佐藤圭太・若者頭協議会(若協)会長へ恒例のキバ(騎馬)ちょうちんを授与。参加した関係者が、平成最後となる花輪ばやしの安全や盛況、祭りの末永い継承に向けて決意を新たにした。
 花輪ばやしは、地元で「産土神さん」と呼び親しまれている総鎮守・幸稲荷神社の祭典で奉納される祭りばやし。祭典は16日の「神輿渡御」から始まり、後半の2日間が「花輪ばやし」として華やかなにぎわいを見せる。
 祈願祭には、祭典委や若協の役員ら関係者約80人が浴衣姿で参列。戸澤会長らが玉串を奉てんし、祭典の無事を祈った。
 直会は道の駅かづの・あんとらあに移動して開催。騎馬ちょうちん授与は、祭典委会長から若協会長にパレードの全権を委任する意味を込めた恒例の行事。今年は、昭和最後の若協会長だった戸澤会長から平成最後の若協会長の佐藤会長へと手渡された。佐藤会長はちょうちんを掲げ「確かに受け取りました」と祭りへの意気込みを示した。
 花輪ばやしは昭和の時代に県重要無形民俗文化財に指定され、平成に入って国重要無形民俗文化財に指定、ユネスコ無形文化遺産にも登録された。
 戸澤会長は「地元の祭りが日本を飛び越えた世界の祭りに発展しつつある。その足掛かりになったのが平成の時代。次の新しい元号の時は世界に相当アピールする祭りに変遷していく時代になると思う」と花輪ばやし継承への熱い思いを話した。

村内外の伝統芸能競演 かみこあにプロジェクト 八木沢の棚田舞台で

2018-08-19
勇壮な武士舞などが演じられた八木沢番楽(八木沢)
 上小阿仁村八木沢集落で18日、伝統芸能競演イベントが開かれた。棚田に設けられた舞台で地元の八木沢で継承されてきた番楽などが披露され、来場者や地域住民が先人から受け継がれてきた伝統文化を堪能した。
 村の2集落を会場に開催されている現代アートイベント「かみこあにプロジェクト2018」関連の催し。村内の八木沢番楽、大林獅子踊り、小沢田駒踊り、上小阿仁和太鼓、ゲストの代野番楽(大館市)、飾山囃子(おやまばやし)(仙北市)の6団体が出演した。
 オープニングを務めた八木沢番楽は、国の重要無形民俗文化財に指定されている「根子番楽」を継承する北秋田阿仁根子から移り住んだ人たちが伝えたとされ、根子番楽と同様に勇壮な武士舞が見どころ。保存会メンバーのほか番楽の継承に取り組んでいる村の中学生らが、雄大な自然を背景にした棚田舞台で勇壮な舞を披露した。
 かみこあにプロジェクトは八木沢集落と旧沖田面小校舎を会場に9月30日まで開催。期間中はウオーキングしながら作品を鑑賞する「健康ウオーキング×アート」などの関連イベントが行われる予定。問い合わせは村役場内の実行委員会(電話0186・77・2221)。

気仙沼訪問プロジェクト 大館の有志11人 「復興支援と学ぶ機会」

2018-08-18
 東日本大震災の復興支援や相互交流を目的に、大館市民有志が「気仙沼出前交流プロジェクト実行委員会」を立ち上げた。12月初旬に宮城県気仙沼市の訪問を予定。浅利博樹委員長(県北NPO支援センター事務局長)は「訪問でこれまでできた縁を大切に。復興が続く中で支援に限らず、訪問する大館市民が災害や絆を学ぶ機会としたい」と話している。
 大館市は「ふるさと元気づくりパワーアップ事業」として、震災翌年の2012年度から17年度まで6年間、気仙沼市を訪問してきた。文科省の補助事業終了と「復興支援という意味では一区切りの時期」として本年度は予定していない。
 過去に被災地を訪問した子育て支援団体や音楽療法士ら11人が「行政の訪問が終わっても個々として関わりを続けたい」と5月、実行委を発足。伝統芸能や料理を通した相互交流、大館の参加者が津波被害を学ぶ機会にする目的で、12月に1泊2日の訪問を計画。気仙沼の災害公営住宅近くの公共施設などでの開催を予定している。
 このほど国立青少年教育振興機構の「子どもゆめ基金助成活動」採択を受けた。事業助成は単年度で、助成金は当初予算の半分ほどという。中高生らの参加も募り実行委を含め20人ほどの訪問を予定しているが、宿泊費や食事代などの個人負担も発生する見込み。
 浅利委員長は「次年度以降も活動を継続したいが、毎年補助金頼みというわけにはいかない。訪問を通して資金繰り、内容等を検討していく。合わせて同様に活動する民間団体などにも声を掛けたい」としている。
 実行委は個人や団体の資金協力、訪問先で調理するだまこ鍋の食材提供など協力を呼び掛けている。問い合わせは事務局の河田美智子さん(☎080・1800・3349)。
 
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マイナンバーカード 大館市3月末まで 「申請キャンペーン」開始

2018-07-11
 大館市が今年3月末までに交付した個人番号カード(マイナンバーカード)は6257枚で、2017年度の交付枚数は707枚だった。来年3月からの開始を予定するコンビニエンスストアでの証明書等の交付(コンビニ交付)は、マイナンバーカードを所持していることが利用の要件となる。市は交付枚数を増やそうと今月から、市民課窓口での「申請キャンペーン」をスタート。タブレット端末を使っての写真撮影や手続きを行っている。
 マイナンバーは、住民票のある全ての人が持つ12桁の番号。社会保障や税、災害対策などの分野で効率的に情報を管理し、複数の機関に存在する個人情報が同一人の情報であることを確認するために活用される。
 顔写真付きのICカードであるマイナンバーカードは、「通知カード」とは別に、希望する人に交付する。マイナンバーの証明のほか、本人確認の際の身分証明書、e―TAXなどの電子申請などに使用できる。
 交付は16年1月から開始され、初年度の15年度は3月末までに950枚を交付。2年目の16年度は4600枚を交付した。しかし、3年目の17年度は1年間で707枚を交付しただけにとどまった。総交付枚数は6257枚。人口に対する割合は8・3%だった。本年度は、4月から6月末までの3カ月間で221枚を交付している。
 市は来年3月から、住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍証明書などの証明書をコンビニで取得できる「コンビニ交付」のサービスを開始する予定。マイナンバーカードを持っていなければ利用できないことから、この機会に交付を増やそうと今月から、申請キャンペーンを開始した。
 市役所市民課窓口で、専用のタブレット端末を使用して職員が顔写真を撮影するほか、申請手続きを一緒に行うもの。期間は来年2月末まで。手続きは事前の予約が必要。申し込み、問い合わせは市民課市民係(電話0186・43・7042)。申請は郵送やスマートフォンから行うこともできる。

アジサイ咲き始める 北秋田市の翠雲公園 2500株、中旬以降見頃に

2018-07-11
鮮やかなアジサイが並ぶ翠雲公園(北秋田市三木田)
 北秋田市三木田の翠雲(すいうん)公園で、「市の花」に指定されているアジサイが咲き始めている。連日続いた雨により開花が進み、青や白、紫色の花が訪れた人を楽しませている。
 旧合川町時代から地域住民らが株のオーナーになって植栽し、9種類約2500株が小高い丘に並ぶ。昨年はまとまった雨が降らずに開花が遅れたが、今年は順調に成長。色とりどりの花が鮮やかに咲いている。
 管理している地元の男性によると、今年は6月末に開花し始めたといい、「見頃は今月の中旬以降」と話す。品種や植えている場所によって開花の時期は異なり、9月ごろまで楽しむことができる。

扇田病院着服事件 北秋田市の女を逮捕 「金額は覚えていない」

2018-07-10
午後6時ごろ、大館署を出る中嶋容疑者
 大館市立扇田病院で約1億1800万円の外来診療費が着服された事件で、大館署と県警捜査2課は9日、北秋田市脇神字脇神囲ノ内、同病院の元会計窓口担当従業員で無職、中嶋泉容疑者(49)を業務上横領容疑で逮捕した。容疑を認めているが、「着服金額は覚えていない」と話しているという。詳しい動機や着服の手口のほか、共犯者の有無などについて調べている。
 2017年4月、当時勤務していた扇田病院で、患者から外来診療費等を受領する収納業務に従事していた際、患者から受け取り保管していた現金の中から、複数回にわたって外来診療費計193万6763円を着服、横領した疑い。動機については「生活費などに充てた」という趣旨の供述をしているという。
 警察は、昨年8月に市が会見で着服を明らかにしてから、調査に動き出した。11月上旬には病院から領収書控えや日計表など関係資料の提供を受け、事実関係や着服額特定に向けて資料の精査を進めてきた。本格捜査に着手できる見通しが立ったとみられ、市からの被害届を5月6日に、告訴状を同8日に受理した。
 5月10日には中嶋容疑者の自宅を家宅捜索したほか、関係先も捜索し、容疑者と複数回会って事実確認を行ってきた。7月9日午後に自宅で任意同行を求め、容疑を大筋で認めたため、同日午後4時すぎに大館署で逮捕した。
 市によると、中嶋容疑者は2004年から、当時病院の医事業務を受託していたニチイ学館(本社・東京都)の従業員として会計窓口を担当。10年7月に東北ビル管財(本社・大館市)が委託業者になると同社へ移籍し、担当を続けた。08年3月から17年4月までの約9年間にわたり、患者から納付された外来診療費自己負担金の一部、3万227件、計1億1792万円を着服したとされる。
 このうち、警察の捜査で容疑が固まったのは病院を辞める直前の約1カ月分、約193万円の着服。同署は「長期間にわたる犯行のため、(資料精査などの)事実の特定に時間を要した」としている。残りの着服金額についても立件を目指す方針で、再逮捕や追送検も視野に入れて捜査を進めていく。

「左多六とシロ」伝説たどりツアー 鹿角市十和田の下草木の公園や墓

2018-07-10
「左多六とシロ公園」を見学する参加者(十和田下草木)
 鹿角市十和田地域づくり協議会(中村隆俊会長)は8日、十和田下草木に残るマタギ左多六と忠犬シロにまつわる悲話「左多六とシロ」にちなんだ歴史伝承発見ツアーを行った。参加者約20人が下草木の「左多六とシロ公園」やシロがまつられている大館市葛原の老犬神社などを見学し、地域の歴史文化に理解を深めた。
 十和田市民センター前で開会式を行い、案内人の三上豊・大湯郷土研究会副会長が「秋田犬は今、国際的に脚光を浴びている。こうしたチャンスに地元にもシロを題材とした物語があるので、追ってみたい」と述べ、バスで出発した。
 伝説によると、カモシカを追って三戸領内に迷い込んだ左多六が、狩猟免状の巻物を家に置き忘れて所持しておらず捕らえられた。賢いシロは飼い主のために2度も三戸と鹿角を往復したが、巻物は左多六の処刑に間に合わなかった。シロは三戸城が見える山頂で恨みの遠ぼえを何日も続け、そこは犬吠森と呼ばれるようになった。その後、左多六の妻とシロが移り住んだ葛原で、住民がシロを供養するため老犬神社を建てたという。
 下草木の「左多六とシロ公園」には1978(昭和53)年に「左多六とシロのふるさと」として建立された顕彰碑や案内板がある。顕彰碑の発起人は下草木集落一同、鹿角秋田犬愛好者有志、大湯郷土研究会、大湯温泉観光協会、協賛は鹿角市、秋田犬保存会。郷土史家・安村二郎氏(故人)の撰文(せんぶん)が刻まれている。下草木では「佐多六」ではなく「左多六」の表記で伝えられている。
 参加者は50㍍ほど離れた墓地にある「又鬼左多六の墓」の標柱と墓石も見学した。
 大湯の男性(78)は「墓があるのはツアーで歩いてみて分かった。もっとこうした企画を実施してほしいし、鹿角でもっと犬に愛着を持って取り組んでもいい」と話した。
 老犬神社では別当の木次谷賢一さんから説明を受け、左多六の狩猟免状とされる巻物も見せてもらった。
 このほか、大湯の在郷坂一里塚や野中堂浅間神社前など、江戸時代に幕府巡見使が通行した街道の一部を訪ねた。

思いつなぐ「WA ROCK」 豪州の最新事情は かやのさん阿仁合で講義

2018-07-10
オーストラリアのワロック事情を語るかやのさん(コミューン)
 北秋田市を中心に人気の石絵遊び「WA ROCK ANI(ワ ロック アニ)」を、発祥の地とされるオーストラリアから伝えたかやの・チョールトンさん(43)=パース市=が一時帰国し8日、コミュニティースペース「阿仁合コミューン」で特別講義の講師としてオーストラリアの最新事情を語った。
 かやのさんは神奈川県出身。父親が鷹巣、母親が阿仁合出身という縁があり、年に1回ペースで阿仁合地区に長期滞在している。石に好きな絵を描いたり、隠した石を探したりする遊びを昨年夏、日本に伝えた。
 地元の家族を中心に少しずつ広まり「フェイスブック」(FB)上で情報を交換。メンバーは現在100人を超えるまでに増えた。6月中旬にかやのさんが一時帰国したのを機に、コミューンが特別講義を企画した。
 かやのさんはブームの最先端を走るオーストラリアの様子を紹介。国土が広大な国柄で、隠した場所をある程度分かりやすくするためFB上で衛星利用測位システム(GPS)表示することや、キャンバス代わりの石を店頭購入することなどをユニークに語った。
 パース市では小児科専門病院の患者を励まそうと、応援メッセージ付きワロックを隠す人がいるという。拾った小児患者が笑顔になり、闘病生活のつらさを紛らわせたとの逸話を披露。かやのさんは「ダイヤモンドでもない石が人を勇気付けた」と、人の思いをつなぐワロックの力を語った。
 この日は市内外からFBグループのメンバーら約20人が集まった。実際に会うのは初めてという人もおり、緊張が解けると普段の遊びぶりをにぎやかに語り合い、石に絵を描いて交流を深めた。
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