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ふるさと納税 上半期で2億円超 大館市 新制度始動も微減 下期で最多更新目指す

2019-10-14
 大館市への2019年度ふるさと納税が上半期(4~9月)で2億円を超えた。過度な競争を防ぐ新制度が6月に始まり、経費を寄付額の5割以下に抑えるため専門サイトへの掲載を二つから一つに絞ったものの、返礼割合は2年前に引き下げていたことから影響は前年同期比8%減にとどまった。10月から新たに別のサイトで返礼品を紹介しており、過去最多(18年度7億8605万円)更新を目指す。
 企画調整課によると、上半期は全国から1万681件、2億277万5000円が寄せられた。前年同期に比べ3759件減、1808万3000円減。4、5月の寄付額は前年を上回ったものの、6月以降は1割前後の減となっている。
 寄付者の居住地は東京3277件(5850万3000円)で最も多く、神奈川1530件(2729万7000円)、大阪728件(1411万1000円)、愛知県691件(1390万6000円)と続き、47都道府県全てから寄せられた。
 県外の寄付件数は全体の99・2%。きっかけは「お礼の品」43・9%、「訪れたことがある」6・1%、「出身地または住んだことがある」4・1%、「使い道に賛同した」3・2%などと続き、未回答は39・6%だった。
 寄付の使い道は「環境保全・資源循環」が4424件(8524万3000円)、「子どもの成長支援」2430件(4643万7000円)、「秋田犬関連」1878件(3340万2600円)、「子どもの教育支援」1103件(2108万4000円)、「お年寄りや障害のある人が安心して暮らせるまちづくり」741件(1405万3000円)などだった。
 返礼品は292種類を登録。一番人気はコメ、次いできりたんぽセット、果樹などが選ばれた。9月は中山ナシの注文が多く、品切れとなるほどだった。新制度は返礼品を寄付額の3割以下の地場産品に限り、宣伝などの経費を5割以下と定めている。市は専門サイト「ふるさとチョイス」への掲載を継続する一方で「ふるなび」を退会。10月から「楽天ふるさと納税」に登録した。
 ふるさと納税は、出身地や応援したい市町村などに寄付すると、2000円を超える部分が所得税や住民税から控除される。
 

北秋田市議会 「キティ」活用に賛否も 4カ所で報告会 議員と市民が意見交換

2019-10-14
2班に分かれての意見交換も行われた議会報告会(北秋田市のコムコム)
 北秋田市議会は13日、市内4カ所で議会報告会を開き、3月、6月、9月の各定例会や臨時議会、全員協議会での審議について市民に説明した。キャラクターを活用したプロモーション事業については「市のPRにつながるとは思えない。非常に不満」との意見があった一方で「賛成」との声も出された。
 議会改革の一環として行っており今年で6回目。鷹巣地区はコムコム、森吉地区はコミュニティセンター、合川地区は合川公民館、阿仁地区は大阿仁出張所で開催。議員は各会場に5人ずつ、市民は4会場に計40人余りが参加した。3月定例会で可決した19年度一般会計当初予算や6月定例会、9月定例会での補正予算について審議の結果を説明。臨時議会での議案や全員協議会の報告に続き、質問に答えた。
 11人が参加した鷹巣会場では、当初予算で10億8000万円を計上した「し尿処理施設建設事業」について「人口減少が続く中、これだけの予算をかける必要があるのか」との質問が出された。議員は「施設は老朽化が進んでいる。市として必要な施設であり、人口減に対応した施設としている」などと説明した。
 また、キャラクター「ハローキティ」を活用したプロモーション事業に本年度、1947万円の予算が計上されたことには「世界的にポピュラーなもので、北秋田市をPRするものではない」「地元に愛されるキャラクターを開発する努力をするべきで、非常に不満」などの意見が。
 議員からは「議会でもさまざまな議論があった。当局も前年度決算で、成果を数値化するなど努力をしている」と説明。「市は子どもたちに夢を与えることも目的としている。効果はこれから出てくる」とも述べた。市民からは「私は賛成している」との声も。
 このあと、参加者と議員が2班に分かれて市政全般にわたる意見を交換。観光振興策や医療福祉、秋田内陸線の今後など、活発な意見が出された。鷹巣会場では今回、初めて行われたが、市民からは「じっくりと話をすることができた」「今後もやってほしい」と好評だった。

歌い踊って半世紀 鹿角民謡民舞コンクール 60人が熱唱熱演

2019-10-14
元気な歌声を披露する小学生(コモッセ)
 50回の節目を記念した鹿角民謡民舞コンクールが13日、鹿角市のコモッセで開かれた。小学生から一般までの約60人が出場。半世紀にわたる歴史と伝統を胸に熱唱、熱演を披露し、来場者から大きな拍手が送られた。第50代チャンピオン(総合優勝)には阿部光男さん(三謡会)が輝いた。
 鹿角民謡保存会(米田良子会長)の主催。鹿角民謡の保存、発掘、後継者育成を目的に活動しており、コンクールは多くの人々に民謡に親しんでもらおうと1970(昭和45)年から毎年開いている。
 得意曲を歌う自由曲の部、鹿角民謡に限定した課題曲の部、民舞の部の3部門があり、民謡は子ども、16~69歳、70歳以上の年齢別で覇を競う。
 開会セレモニーで米田会長は「毎年来ていただいている皆さんのおかげで50回を迎えることができた」と感謝の言葉。
 続いてコンクールが開演し、出場者が日頃の練習の成果を発揮して自慢の喉や踊りを披露した。特別ゲストや民謡日本一の地元ゲストのショー、会員らのアトラクションなども行われ、ステージを盛り上げた。
 ◇自由曲1部(70歳以上) ①木次谷政子②又賀喜代美③福岡幸子④浅石キヌ⑤近藤雪雄▽奨励賞=板橋ヒサ、中島エコ
 ◇同2部(16~69歳) ①湯沢政幸②湯沢栄喜③篠村慈④柳沢靖子⑤中村京子▽奨励賞=池田和子、関浩美
 ◇民舞(大人の部) ①米田会有志
 ◇課題曲1部(70歳以上) ①阿部光男②又賀喜代美
 ▽同2部(16~69歳) ①柳沢靖子②黒澤一夫③関浩美

「食欲の秋」に舌鼓 本場大館きりたんぽまつり開幕 ドームで14日まで

2019-10-13
初日から多くの人でにぎわいを見せたきりたんぽまつり(ニプロハチ公ドーム)
 第47回本場大館きりたんぽまつりが12日、大館市のニプロハチ公ドームで開幕した。初日から県内外の家族連れや観光客などが多く訪れ、会場内は大にぎわい。行列ができる店舗もあった。さまざまな店のきりたんぽに舌鼓を打ちながら、ステージイベントなども楽しみ、大館の秋を満喫していた。14日まで。
 開会式で、大会会長の中田直文大館商工会議所会頭は「たくさんの方々の協力、努力で開催に至った。おいしいきりたんぽの店が並んでいるが、きりたんぽだけのまつりではない。オール大館で故郷の良さを見直していきたい」などとあいさつ。
 福原淳嗣市長は「台風が近づいており、安全に気を付けてゆっくりと楽しんで」と呼び掛けた。
 会場には108のブースが並び、きりたんぽはもちろん、ご当地グルメや郷土料理も提供。昼前後には長い行列ができる店もあった。キッズマーケットなども盛況で、地元の小学生の元気な声が響き渡った。
 ステージは、今年初めてスタンド席を向く形で設置され、訪れた人たちはゆっくり腰を下ろし、飲食を楽しみながら観賞した。初日はふかわりょうさんの「とんぶりの唄」や松本英子さん、坂本サトルさんのライブなどが繰り広げられた。
 会期中に台風19号の接近が予想されるため、主催の大館食の祭典協議会では、来場者や出店者に注意を呼び掛けている。この日は、カヌー体験などを中止。一部の屋外展示の場所を移動するなど対応した。13日以降も天候次第で随時、対応していく。
 入場無料。開場時間は午前10時から午後6時(最終日は3時30分)。

96歳「おめでとう」 大館で忠犬ハチ公生誕祭 秋田犬の里で初開催

2019-10-13
雨の中、代表園児らがハチ公銅像に献花(秋田犬の里)
 大館市で生まれた忠犬ハチ公の生誕祭が12日、御成町の観光交流施設・秋田犬の里で行われた。約100人が出席。銅像への献花やバースデーケーキなどで「96歳」の誕生日を盛大に祝った。
 忠犬ハチ公銅像及び秋田犬群像維持会(富樫安民会長)が主催。銅像の移設に伴い、生誕祭もJR大館駅前ハチ公広場から会場を移した。
 あいにくの雨のため、式は屋内で挙行。富樫会長は「犬にまつわる像や神社は全国に23カ所ほどある。慰霊祭やしのぶ会はあるが、誕生を祝っているのはハチ公だけ。国内外で人気の秋田犬に負けないよう頑張りたい」などと述べた。
 同駅の高橋仁司駅長と、大館幼稚園の乳井謙太ちゃん(5)がハチ公像に献花。同園の畠山千夏ちゃん(5)・彩月ちゃん(3)姉妹と、ハチ公生家当主の齋藤良作さん(70)がケーキカット。出席者が大きな拍手で祝った。
 大館南小5、6年生約40人も参加。代表して大沢頼さん(6年)が「飼い犬と散歩したり、遊んだりすると心が通じ合い、元気になる。上野教授の思いもハチに伝わり、つらくてもおなかがすいても、会いたいとずっと待っていたのでしょう」と「ハチ公への手紙」を朗読。「ハチのおかげで大館が知られ、新たなつながりもできている」と感謝した。
 最後に、出席者が唱歌「忠犬ハチ公」を歌い上げた。式後、駅前にある秋田犬群像に会員有志が献花した。
 秋田犬のハチ公は1923年、大館市大子内生まれ。生まれて間もなく東京の上野英三郎博士に引き取られた。35年に生涯を閉じたが、飼い主を待ち続ける物語は世界的に知られている。誕生日は諸説あるが、維持会は11月に生まれたとみて、1カ月早いこの時期に生誕祭を行っている。

9月のニュース

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10月から幼保無償化 実費負担の副食費 北鹿3市町村は無料に

2019-09-30
 国の幼児教育・保育無償化が10月から始まる。幼稚園や保育園、認定こども園などを利用する3~5歳児と低所得世帯の0~2歳児の保育料が無償化される。保育料に含まれていた給食の副食(おかずなど)費は無償化から外れて実費負担となるが、年収360万円未満の世帯と第3子以降は国が費用を免除、360万円以上の世帯は県と市町村の助成で負担軽減を図る。北鹿地方では鹿角市、小坂町、上小阿仁村がこの助成に上乗せし、副食費も無料とする。
 国の制度で無償化となるのは、幼稚園や保育所、認定こども園などに通う3~5歳児と住民税非課税世帯の0~2歳児。認可外保育施設の利用は保育の必要性が認定された場合、3~5歳児は月額3万7000円を上限に、0~2歳児は住民税非課税世帯を対象に月額4万2000円までの利用料を無償化する。
 3~5歳児の幼保無償化から外れるのが、おかずやおやつなどの副食費。保育園ではこれまで主食費は実費徴収で、副食費は保育料に含まれてきた。国は年収360万円未満の世帯と第3子以降を対象に副食費を免除。年収360万円以上の世帯には、県と市町村が共同で行う「すこやか子育て支援事業」で、半額か4分の1を助成する。多子世帯など全額助成される世帯もある。
 北鹿の5市町村のうち、小坂町と上小阿仁村は助成をさらに上乗せし、副食費を無料にする。鹿角市は所得制限を設けるが、「市内の3歳児以上のほとんどの世帯が無料の対象となる」と説明。上小阿仁村の担当は「保育料が無償で、副食費が発生すると負担感がある。子育て世帯の支援として無料にすることに決めた」と話す。
 大館市で幼保無償化の対象となる3~5歳児は幼稚園や保育園、認定こども園、へき地保育所を利用する約1200人。子ども課によると、市立保育園では10月から副食費を月4500円に設定。主食はご飯を持参しているため、実費負担分は助成後の副食費となる。同課は「保護者には9月中旬に副食費助成の申請書とチラシを配布した。10月以降に負担増となる世帯はなく、制度を周知していきたい」と話した。

巨樹、古木に驚き 鹿角地域観光再発見 県北一の門杉など巡る

2019-09-30
門杉を見学する参加者(大円寺)
 鹿角市内に点在する巨樹や古木をバスで巡る学習会が29日、同市十和田、花輪地区で行われた。主催した十和田地域づくり協議会の地域観光再発見実行委員会(三上豊委員長)によると巨木巡りの企画は市内初といい、参加者がその雄姿に目を見張りながら由来や地域の歴史などにも理解を深めた。
 本年度「市民のチカラ事業『地域観光再発見』」の一環。タイトルは「市内の巨樹・古木を訪ねて」。森林や樹木、悠久の歴史を語る地域のシンボルとして、地域学習を兼ねて初めて実施した。
 地元鹿角をはじめ大館、北秋田から18人が参加。案内人は大湯郷土研究会副会長でもある三上さん。東北巨木調査研究会の五十嵐洋さん(大館市)が一般参加し、関連情報を提供した。
 大湯支所前で開会行事を行い、三上さんは「鹿角には藩政期に幕府巡見使が通った歴史街道が残っている。木を見るだけでなく、歴史も踏まえながら歩きたい」とあいさつ。
 この後、参加者はバスで移動し、大円寺の門杉(もんすぎ、大湯)、毘沙門神社のケヤキ(一本木)、左多六とシロ公園のイチョウ(下草木)、愛宕神社の大カツラ(級ノ木)、金澤家の大グリ(鶴田)、神明社の親杉(松山)、千手観音堂の大ケヤキ(大欠)の7カ所を訪ねた。
 このうち大円寺の門杉はスギでは県北一の大きさで、幹周り9㍍、樹高47㍍、推定樹齢500~600年。県の天然記念物に指定され、伝承では樹齢2000年ともいわれる。かつては2本で一対になっていたとされるが、藩政期中頃の山崩れで山側のスギが失われ、谷側のこのスギだけが残ったという。
 三上さんは木の特徴や由来、付近の文化財などを説明。参加者は熱心に耳を傾けていた。
 北秋田市の白川正信さん(73)は「こんなにでかいスギは見たことがない。来てよかった」と話し、雄姿を写真に収めていた。

大沢さん(大館)「復興のごう音」 ラグビーW杯日本大会 釜石で選手入場曲演奏

2019-09-30
選手入場曲を演奏する大沢さん㊥(釜石鵜住居スタジアム)=佐藤さん提供
 日本チームが優勝候補を破り国内を歓喜に沸かせている、ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会。25日、岩手県釜石市の釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムで開かれたフィジー―ウルグアイ戦で、大館曲げわっぱ太鼓の奏者・大沢しのぶさん(44)=大館市=らが選手入場曲を演奏した。東日本大震災の被災地から太鼓を借り受け、「復興の音色」で大会の盛り上げに一役買った。
 大会のセレモニー担当者から出演の打診を受けたのは、茨城県出身の和太鼓奏者・寺門勝さん。寺門さんが東北ゆかりの大沢さんと、大館市内でワークショップなどを開く津軽笛奏者・佐藤ぶん太さんに声を掛け、3人に決まった。
 同スタジアムは、震災被災地で唯一のW杯会場で、復興の象徴とも言える場所。大沢さんは、同県陸前高田市の知人から直径約1㍍の平胴太鼓を借り受けた。青空の下、両国選手の入場時に「RWC2019アンセム」に合わせて大災害を経験した太鼓の音色をとどろかせた。続いて、選手や観客らが犠牲者に黙とうをささげた。
 試合開始前には会場周辺で、3人がゲリラ的におもてなし演奏したほか、観客への演奏体験や他バンドとのセッションなどで盛り上げた。
 大沢さんはこれまで、国内で開かれた国際スポーツ大会では、世界バレー(06年)開会式、U―20女子サッカーW杯(12年)の2度、演奏している。今回の観客は国内外の1万4000人余り。「一生に一度あるかないかの大きな国際大会。選手や関係者の緊張感、満員の観客の歓声や拍手は貴重な経験。復興はまだ半ばではあるが、今後も支援を続けていく気持ちを新たにした」と話した。
 日本チームは世界ランキング9位。初の8強入りを目指す中で28日、1次リーグA組第2戦で同2位のアイルランドを19―12で撃破した。10月5日にサモア、13日にはスコットランドと対戦し、上位2チームが19日以降の決勝トーナメントに進む。

パラリンピック 日本とタイ「絆の輪」を ボッチャ日本代表も 大館で市民と交流会

2019-09-29
交流試合でボッチャのタイ、日本両代表が白熱の攻防を繰り広げた(タクミアリーナ)
 2020年東京パラリンピックに向けた事前合宿で大館市に滞在しているタイのボッチャ・陸上競技両代表チームを迎えた「パラアスリートとの交流会」が28日、同市のタクミアリーナで開かれた。ボッチャのタイ代表と日本代表「火ノ玉JAPAN」が交流試合で世界トップレベルの技術を披露したほか、両競技のタイ選手19人が競技体験やゲームを通して来場者約150人と触れ合った。
 市主催。同市を訪れているタイ代表からはボッチャの選手7人とコーチ8人、陸上の脳性まひクラスの選手12人とコーチ7人らを招いた。27日から大館で合同合宿をしているボッチャ日本代表選手4人も参加した。
 開会式で福原淳嗣市長は「アスリートの技術、挑戦をする姿に触れてほしい。パラスポーツに親しむとともに、日本とタイの間に大きな絆の輪が芽吹くことを願う」とあいさつした。
 初めに16年リオパラリンピックのボッチャチーム戦で金、銀メダルを獲得したタイ、日本両代表が特別ルールの交流試合を実施。1―1で延長に突入した熱戦は、最終第3エンドで日本が1点を奪い2―1で勝利した。選手は投球でジャックボール(目標球)にぴたりと寄せたり、相手ボールをはじいてコースを空けたりして世界トップレベルの技術を披露。スーパーショットの連続に、会場からは歓声が上がった。
 来場者たちはボッチャ体験で両代表とプレーしたり、パラ陸上のタイ選手とリレーゲームをしたりして触れ合った。助言を受ける姿や記念撮影をする姿などが見られ、会場には笑顔が広がった。
 奥村史華さん(国際情報高1年)は「ボッチャの選手の技術はすごく、毎日練習すれば1番になれるんだと励まされたような気持ち。楽しかった。多くの人にパラスポーツを知ってほしい」と話した。
 ボッチャ日本代表主将の杉村英孝選手は「観客がたくさんいて緊張感があった。タイ代表と合宿をできたのは良い経験。初めて秋田に来たが、『すごいね』と声を掛けてもらった。応援を力に変えて頑張りたい」と語った。
 ボッチャ個人世界ランキング1位のタイ代表、ウォラウット・セーンアンパー選手は「日本代表と意見交換をできて良かった。皆さんと交流もできてとても楽しかった。(大館は)料理もおいしいし、また来たい」と笑顔を見せた。
 この日、市はタイ代表を応援するために作成した横断幕も公開した。東京大会の観戦ツアー企画も検討している。

機械操作やキノコ栽培 鹿角で親子7組 森林の役割に触れる

2019-09-29
ハタケシメジの菌床をプランターに入れる参加者(鹿角地域振興局)
 鹿角地域振興局の親子森林教室が28日、市内の森林などで開かれた。高性能林業機械の操作やキノコの菌床栽培を体験し、林業への理解を深めた。
 森林を理解する事業として、植林や森林内の散策など行ってきた。さらに理解を深めるため、樹木がどのように利用されているかを知り、山の恵みを実感する機会にしよう、と今回の教室を計画した。
 鹿角地域をはじめ大館市、北秋田市から7組、14人の親子が参加した。花輪の振興局庁舎に集合し後、大湯地内の森林に移動、プロセッサとフォワーダの高性能林業機械による玉切りや集材の作業を見学し、操作を体験した。
 作業体験の後は、振興局に戻り、キノコの役割を学んだ。昆虫や植物の成長に大きく貢献しているキノコ。県林業研究研修センターの菅原冬樹部長から分かりやすく説明を受けた。
 実際に、ハタケシメジの栽培に挑戦。プランターに菌床を入れ、土で覆う作業を行った。振興局の担当者によると、来月には食べることができまでに成長するという。参加者はプレゼントとして自分が作業したプランターを自宅に持ち帰った。
 市内から、母親と参加した菊沢榮太さん(6)は、「機械の操作は木を切ることができて、面白かった」と話し、キノコの菌床をプランターに入れながら、成長を楽しみにしている様子だった。
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鹿角市9月議会 社協の移転新築に補助 一般会計 補正額は2億3千万円 30日に開会

2019-08-28
 鹿角市の9月定例議会は今月30日開会する。上程予定の議案等は、市社会福祉協議会の移転先となる地域福祉拠点施設の整備支援事業補助金や、「ふるさとかづの応援寄付推進事業」(ふるさと納税)の返礼品購入費などを盛り込んだ2019年度一般会計補正予算案、鹿角花輪駅前広場整備工事の請負契約締結案など17件。
 一般会計補正予算は歳入歳出それぞれ2億3654万円を追加し、総額を181億2435万円とするもの。財源は事業に関連する国・県支出金、まちづくり基金などを充当する。
 歳出のうち地域福祉拠点施設は、福祉保健センター内にある社協の事務所が手狭になってきたため、県道をはさんだ向かい側に移転新築するもの。市が補助金として5000万円を交付する。
 拠点施設は2階建て。社協事務所のほか、生活困窮者自立支援・権利擁護センター、多世代交流スペース、居宅介護支援事業所、訪問介護事業所、花輪・尾去沢地域包括支援センターなどを配置する計画。年度内の完成を目指す。
 ふるさと納税は寄付件数が当初の想定を上回る見込みで推移しているため、寄付者に対する返礼品の購入費やふるさと納税サイト利用料などの経費計4965万円を追加する。
 10月からの幼児教育・保育の無償化に伴い副食費の保護者負担を軽減するため、私立保育園への補助金144万円、私立幼稚園への補助金56万円を計上。
 福士川改修関連指導整備事業では、県が事業の早期完成を図るため市道2路線の道路整備工事等を前倒しで実施することにしたことから負担金1200万円を追加する。
 

虎毛は「誉」、白毛は「翔和」 大館市 秋田犬の名前決定 10月下旬から飼育へ

2019-08-27
 大館市が新たに飼育する秋田犬2匹の名前が決まった。いずれも雌で、虎毛が「誉(ほまれ)」、白毛が「翔和(とわ)」。応募数200件以上の中から選考された。7月1日に着任した3期目の地域おこし協力隊が10月下旬から飼育する予定で、秋田犬の里での展示に向けて準備を進める。
 名前は8月1日から15日まで一般公募し、241件の応募があった。市や秋田犬保存会、秋田犬ツーリズムの関係者らで選考会議を開き、2匹の名前を決定した。採用された応募者の名前は非公表。
 2匹は6月26日生まれの姉妹。名前の由来は誉が「誉れ高き秋田犬らしい強さと美しさを兼ね備え、活躍してほしい」、翔和は「翔ぶ(活躍する)と平和や令和の『和』を組み合わせたもので、永遠の『とわ』と同じ発音で長く活躍してもらいたい」としている。
 大館市は秋田犬を基軸に観光施策推進を図ろうと、2016年に秋田犬を飼育する地域おこし協力隊2人を採用し、秋田犬の「飛鳥」と「あこ」を飼育。18年には2期目の隊員2人が着任し、「勝大」と「おもち」を飼育している。これまで、JR大館駅前の「秋田犬ふれあい処」などで活動。4月に秋田犬の里がオープンしてからは、秋田犬展示室で来館者と交流している。「飛鳥」と「あこ」は隊員と共に今月いっぱいで任期が終了する。
 9月以降は4匹体制で活動。新たな2匹は現在、青森県内でトレーニングを積んでおり、10月下旬からの飼育を目指している。福原淳嗣市長は「日本らしい名前。飛鳥、あこのように活躍してほしい」とコメントした。
 
虎毛の「誉」
白毛の「翔和」

なるか「世界遺産のまち」 鹿角市 ユネスコ登録 毛馬内盆踊りも目指す

2019-08-27
 国の重要無形民俗文化財に指定されている鹿角市の毛馬内盆踊りなど全国33の民俗芸能の保存団体でつくる「全国民俗芸能『風流(ふりゅう)』保存・振興連合会」が設立され、ユネスコ無形文化遺産登録を目指している。今後、市内の世界遺産級の文化財は四つに増える可能性があり、児玉一市長は26日に開かれた定例会見で「世界遺産のまち」として相乗効果などに期待を示した。
 「風流」は太鼓、笛、鉦などのはやしの演奏や歌に合わせて集団で踊る民俗芸能。同連合会は、風流の保存・振興、会員相互の交流促進、地域活性化などを目的に今年2月に設立された。
 正会員は毛馬内盆踊り保存会(勝又幹雄会長)など21都府県の国重要無形民俗文化財の風流保存団体33団体。ユネスコ遺産登録は最短で2022年11月を目指している。
 鹿角市内では大日堂舞楽と花輪ばやしがユネスコ遺産に登録済み。21年に世界文化遺産登録を目指している大湯環状列石に加え、毛馬内盆踊りがユネスコ遺産に登録されれば同市は四つの世界遺産を持つことになる。
 児玉市長は「世界遺産のまち」への期待をにじませながら「これらの文化財をどう生かすかが重要になる」との認識を示した。
 このほか、毛馬内盆踊りが「ふるさと葛飾盆まつり」(9月7日・東京都葛飾区)に初出演することを報告し、誘客につなげたい考えを強調。当日は観光物産ブースで鹿角市の魅力をPRするほか、翌日には毛馬内盆踊り保存会と葛西囃子保存会との交流会も予定している。
 

東京五輪・パラ 県提供のスギ材に塗装 鷹巣技術専門校と秋田北鷹高

2019-08-27
秋田杉の合板に塗料を塗る鷹巣技術専門校生(旧合川高校)
 東京オリンピック・パラリンピック関連施設の建設に使用される県産材の塗装作業が26日から4日間の日程で、北秋田市下杉の旧合川高校で行われている。初日は県立鷹巣技術専門校の生徒が参加し、施設の外壁となる合板に塗装を施す作業に取り組んだ。
 県は、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会の組織委員会が全国各地から提供を受けた木材を使用して建物を建設する「選手村ビレッジプラザ建設プロジェクト」に参加している。県産材を組織委に提供するにあたり、五輪開催を支える取り組みへの参加を通じて林業や木材産業に対する関心を高めてもらおうと、学生に加工や塗装作業への協力を依頼した。
 旧合川高体育館を会場に、29日まで鷹巣技術専門校と秋田北鷹高校の生徒計20人が参加。大仙市の県有林から生産した秋田杉の丸太を加工して製造した縦90㌢、横168㌢、厚さ15㍉の合板約150枚の塗装作業を担当した。
 初日は専門校の住宅建築科の2年生2人と職員が作業にあたった。合板は選手たちの交流施設として利用される選手村ビレッジプラザ(東京都・晴海)の外壁に使われる予定のため、撥水(はっすい)性に優れた透明な塗料を合板の両面へ丁寧に塗っていった。最後に「秋田県」と記されたスタンプ印を押して完成させた。
 生徒の大坂翔太さん(19)は「オリンピックの施設に秋田杉が使われるのは誇らしいこと。選手が快適に過ごせる施設になるよう、塗り残しなくきれいに仕上げたい」と話していた。
 出来上がった合板は9月上旬ごろに専門業者へ出荷する予定。
 

東京パラリンピック 大館で1年前イベント 選手も参加 競技体験し関心高める

2019-08-26
開会セレモニーで気勢を上げる関係者や田口選手(右から3人目)ら(タクミアリーナ)
 2020年東京パラリンピックの開幕まであと1年となった25日、大館市は記念イベント「Road to GOLD」を同市のタクミアリーナで開いた。パラリンピック出場を目指すゴールボール男子日本代表の田口侑治選手(28)やプロバスケットボールBリーグ1部(B1)・秋田ノーザンハピネッツ(NH)の選手2人によるトークショー、パラスポーツ体験を用意。市民ら約200人が来場し、アスリートと触れ合いながら競技について理解を深めたほか、大会への関心を高めた。
 市では9~10月に、パラリンピック出場が見込まれるタイのボッチャ・陸上競技両代表チームの事前合宿を受け入れることが決まっており、タイチーム応援の機運醸成につなげようとイベントを企画。東京五輪・パラ組織委員会から「東京2020応援プログラム」として認証を受けた。
 開会セレモニーに続き、田口選手、秋田NHの中山拓哉選手(25)と伊藤駿選手(29)によるトークショーを実施。田口さんは先天的に目に障害があり、「仕事では難しさを感じることもあった」と明かした。目隠しをして鈴の入ったボールを投げ合うゴールボールの魅力について「目の情報がない中で、音や声を頼りに感覚を研ぎ澄ませるスポーツ。激しさもあり面白い」とPRした。
 続いて、秋田NHの両選手や高校生らが田口選手から教わりながらゴールボールに挑戦。「しゃがんで耳を近づけ、体の正面でボールを受け止めて」などと助言を受けた。田口選手が技術を披露する場面もあり、来場者から歓声が上がっていた。
 菅原美歩柚(みふゆ)さん(国際情報高1年)は「全く見えず怖いし、思うように体が動かない。(目隠しをして)思いっきり体を動かす田口選手がかっこいいと思った」と話した。
 会場にはタイの民族衣装や菓子を並べたコーナーも設けられた。ゴールボールのほか、ブラインドサッカー、ボッチャの体験も用意され、家族連れらが汗を流した。
 タイの事前合宿地となった市では、受け入れ準備が進んでいる。市と連携してモスバーガー大館中道店では9月から、タイ語のメニュー表も用意される。市教委スポーツ振興課は「大会まであと1年となり、企業との連携も増えてきた。さらに多くの市民に関心を高めてもらえるよう努めていきたい」としている。
 
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襲名披露公演 記念マカロン 小坂町の康楽館 13、14日 1000個限定販売

2019-07-10
1000個限定で販売される「記念マカロン」
 13、14の2日間、小坂町の芝居小屋・康楽館で開かれる二代目松本白鸚さん、十代目松本幸四郎さん親子二代の襲名披露公演「松竹大歌舞伎」を記念し、同町は、洋菓子などの製造・販売を手掛けるダロワイヨジャポン(本社・東京)と共同で、特製の「マカロン」を製作した。歌舞伎の象徴ともいえる「隈取り」などがマカロンに直接プリントされている。
 白鸚さんは、これまで康楽館での歌舞伎公演に3回出演しており、2006年11月には、歌舞伎の十八番である「勧進帳」の900回記念公演を演じるなど、康楽館の芸術文化活動に大きく貢献。今回の親子での襲名披露公演にあたり、町では「花を添えて盛り上げたい」(細越満町長)という思いがあった。
 記念マカロンは、秋田銀行地方創生総合アドバイザーの櫻庭英悦さん、昨冬のイベント「クリスマスマーケット」で焼き菓子「シュトーレン」の限定販売に協力してもらった菓子メーカー「不二家」、不二家が全額出資するダロワイヨジャポンによる連携で実現した。
 町役場で9日、記者会見が行われた。町長は「ダロワイヨジャポンはパリに本店を置く、世界的な会社の日本法人。製品は大変評判が高く、おいしいお菓子を製造する会社。さまざまなアドバイスをいただき、小坂町らしい素晴らしい商品を開発することができた」と述べた。
 フランス・パリ発祥の伝統菓子「マカロン」はダロワイヨジャポンの看板商品。吉岡友紀子社長は「歌舞伎とマカロンが合うのか悩んだ」と前置きした上で、「パリのオペラ座と康楽館の関係、和洋折衷の建物が今もあるこの町の伝統と、パリの伝統が歌舞伎という形で出会うのがおもしろいと思い、コラボが実現した」と紹介した。
 商品はマカロンが6個入りで金柑味、ショコラ味、抹茶味は歌舞伎の定式幕の3色を表現。吉岡社長は「色合いにこだわって作った。特に金柑味はお店でも販売しておらず、この色合いを実現するために作ったもの」と特別な商品であることを強調した。
 また、バニラ味などのマカロンには町のイメージキャラクター「かぶきん」や「康楽館」などをプリントし、「記念のお土産になるように仕上げた」(吉岡社長)。
 製造にあたり、松竹に足を運び、承諾を得たという。櫻庭さんは「松竹としても初めての取り組みで、知恵を出し合った。今回は、松竹に評価してもらったことが最大のポイント」と、松竹の全面的な理解に感謝した。
 記念マカロン(税込み1500円)は限定1000個。箱には白鸚さん親子の画像が施されている。両日とも午前9時から午後6時30分まで、康楽館正面入り口前の特設売り場で販売する。歌舞伎の観劇者以外も購入可能。

観光基本計画 中間評価、見直しへ 大館市 変化踏まえ「抜本的に」

2019-07-09
 大館市は本年度、観光基本計画の中間評価と見直しを行う方針だ。2016年度の策定以降に広域連携などの取り組みが始まり、議会からも「産業政策として明確な方向性を打ち出してほしい」と要望が出ていた。福原淳嗣市長は市議会6月定例会一般質問で「全庁を挙げて抜本的に見直していく」との考えを示した。
 計画期間は23年度まで8年間。基本理念は「匠と歴史の宝箱を発信」、基本方針として▽交流人口の拡大▽観光の産業化▽広域連携の促進―の3本柱を掲げた。施策目標は大館ブランドの向上、プロモーション(宣伝活動)力の強化、おもてなし体制の充実、広域観光地域づくりの機能追加、海外からの誘客拡大の5項目としている。
 観光入り込み客数は15年度188万人(うち訪日外国人586人)から19年度220万人(8000人)、23年度250万人(1万人)に増やし、経済波及効果は15年度206億円から19年度247億円、23年度278億円とする数値目標を設定した。
 6月議会の一般質問では「ここ数年の観光シーンの急激な変化に対応していない。方向性が不明瞭で、交流人口が増えるだけでは市民理解が得られないのではないか」として実効性ある計画への見直しを求め、市長が「4年目の本年度に中間評価を行い見直す」と答えた。
 見直しに当たっては、地域連携DMO(観光地経営組織)・秋田犬ツーリズムの設立や観光交流施設「秋田犬の里」オープン、3D(大館・函館・角館)連携、奥州藤原氏を縁とした交流など、計画策定以降に大きく変化した状況を反映させる必要があると判断。これまで築いた広域連携の中での位置づけや目標なども明確にしたい考え。
 施策については秋田犬を活用した情報発信、民間企業や各種団体と連携した受け入れ体制の整備などを基本とし、費用対効果や外部からの集客に伴う経済効果などを分析しながら具体化する。

エレックス極東 北秋田に研修センター 太陽光発電の保守・点検など 県の誘致企業に認定

2019-07-09
開設した研修センター(北秋田市脇神)
 電気設備のメンテナンスなどを手掛けるエレックス極東(本社・名古屋市、三宅正貢社長)は8日、北秋田市に「エレックス極東 鷹巣 再生可能エネルギー研修センター」を開設した。県の誘致企業となったことから同日、県産業労働部の妹尾明部長から三宅社長へ、誘致企業受入決定通知書が手渡された。
 同社は電気保安管理業務を主体として1963年に創業。管理体制が高く評価され、営業エリア拡大のための拠点開設を進めている。北秋田市では、脇神地内で2014年8月に太陽光発電所「燦ソーラー」を開設。16年6月には阿仁前田、17年4月には合川でも稼働させた。
 研修センターは、燦ソーラーに隣接する脇神字高森岱地内に開設。木造一部2階建て、延べ床面積122平方㍍の既存住宅をリフォームして事業所とした。
 小型無人航空機ドローンを活用したソーラー発電パネルの点検のほか、風力発電、バイオマス発電の管理やメンテナンスに関する社員向けの研修を行う。併せて県北地区におけるサービス拠点事業所としても活用する。創業時の従業員は5人、将来的には15人の雇用を見込んでいる。
 この日は開所式の神事に続き式典が行われ、来賓の津谷永光市長は「市の産業振興、地域の経済活性化につながることを大いに期待している」などとあいさつした。
 誘致企業の受入決定書を受け取った三宅社長は「研修センターを開設することで、県や北秋田市の雇用に少しでも力になれれば。今後、しっかりと実りある事業として展開していく」と述べた。

鹿角市の市税 前年度比で2%増 19年度調定額 所得の伸びなど要因

2019-07-09
 鹿角市は、市税の2018年度収入状況と2019年度当初賦課状況をまとめた。19年度の調定額は市民税(個人)が9億7000万円で2・52%、固定資産税が14億9000万円で2・28%それぞれ増加。納税者は減少しているものの、給与所得の伸びなどにより前年度を上回っている。
 まとめによると、19年度当初賦課状況は、市民税が1万4618人、調定額9億7568万6000円。固定資産税が1万4230人、14億9053万円。軽自動車税1万8680台、1億1475万3000円。
 前年度比で市民税は2400万4000円、固定資産税は3315万9000円、軽自動車税は211万3000円それぞれ増加。給与所得の伸びや建築、企業の設備投資が増加傾向にあることが要因とみられている。
 18年度収入状況は、一般税が調定額(現年度分)30億6222万円に対し、収入済み額が30億1211万円、収入率は98・36%。滞納繰り越し分を加えた収入率は90・09%。国民健康保険税は調定額(現年度分)6億6301万円に対し、収入済み額は6億2447万円、収入率は94・19%。滞納繰り越し分を加えた収入率は77・63%。

県北、令和初の優勝 接戦制し2年ぶり 県北5支部対抗将棋 勝ち点並んだ大館準V

2019-07-08
5支部を代表する20棋士が熱戦を展開(大館市中央公民館)
 北鹿新聞社主催の「第41回日本将棋連盟県北5支部対抗将棋大会」は7日、大館市中央公民館で開かれ、県北が2年ぶり5回目の優勝を飾った。前回王者の大館は、県北と得点が並ぶ大接戦を繰り広げたが、大会規定で準優勝となった。鹿角、能代、比内と続いた。
 大会は将棋の普及やアマチュアのレベル向上を目的に、1979年に始まった。第39回に比内が加わり6支部で戦ったが、前回から二ツ井が参加を見送り、再び5支部対抗となっている。県北各支部を代表する17~84歳の20棋士が4組に分かれてリーグ戦を展開した。
 得点(全勝で16点)は大館と県北がともに12点、3位鹿角9点、4位能代6点、5位比内1点。大館と県北は得点が同じとなり、最後は大会規定にのっとり、チームの年齢合計の高い順で順位が決まった。
 表彰式で運営委員長の小畑勝明・大館支部長は「優秀選手賞は出場最年少と最年長が獲得し、年齢関係なく平等にできる将棋の素晴らしさをあらためて感じた」と講評した。
 令和初の優勝を飾った県北は、櫻庭英隆三段(59)が全勝するなど全員で勝ち星を積み重ねた。櫻庭三段は3勝の高橋将智三段(35)の活躍をたたえ、「大館は強敵で優勝できると思っていなかったが、若手の力が伸びていると感じた」と喜びを語った。
 大館は丸山久徳三段(34)と柴田成仁五段(58)が全勝し、中堅とベテランが全力を出し切ったが、2連覇は果たせなかった。
 鹿角は前回と同じ3位。初参戦で、今大会最年少の阿部創平二段格(17)が2勝を挙げてチームを勢いづけた。
 2大会連続準優勝だった能代は、4位に順位を落としたが、今大会最年長の三浦誠二三段(84)が2勝を挙げ健闘した。
 3年連続出場の比内は、もう1人の大会最年長、菅原淳一五段(84)が1勝を挙げるも上位はうかがえなかった。
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