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18議席に20人出馬準備 鹿角市議選立候補予定者説明会 2人超の選挙戦の公算

2021-01-27
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鹿角市議選の立候補予定者説明会(市役所)
 任期満了に伴う鹿角市議会議員選挙(3月7日告示、14日投開票)の立候補予定者説明会が26日、市役所で開かれ、現職14人、元職1人、新人6人の計21人の陣営が出席した。定数18に対して3人オーバーだが、1人は出馬しない意向であるため実質2人オーバーの状況。流動的な要素は残しているが、無投票となる懸念もあった中で選挙戦となる公算が大きくなった。
 現職は、欠員1のため17人。このうち今期で引退する意思を固めているのは吉村アイ氏(72)、田口裕氏(70)、田中孝一氏(72)、安保誠一郎氏(67)の4人。
 安保氏は無投票を懸念し、選挙戦にしようと代理人が出席したが、選挙戦が確実な状況となったことから、出馬は辞退する意向を示している。
 新人は、共産党鹿角支部長の浅石重美氏(73)、いずれも会社員の奈良努氏(65)、丸岡孝文氏(64)、湯瀬誠喜氏(59)、笹本真司氏(35)、塗装業を営む湯瀬弘充(ひろみ)氏(33)の6人。浅石、丸岡両氏は前回に続いての出馬となる。
 元職は元県議の石川徹氏(56)の1人。
 このまま推移した場合、安保氏を除いた20人による選挙戦となる。地区別では花輪8人、十和田7人、八幡平3人、尾去沢2人。このほか、唯一の女性議員だった吉村氏の勇退により、女性候補者の擁立を模索する動きがある。
 説明会には本人や代理人が出席。選管の担当者らから立候補する場合の手続きや選挙運動の注意事項などについて説明を受けた。
 昨年12月1日現在の有権者数は2万6198人。4年前の前回同期と比べると、1728人の減となっている。

議員定数 2減、委員長裁決で決着 北秋田市議会改革特別委 6月にも条例改正案

2021-01-27
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北秋田市議会の議会改革特別委(市役所)
 北秋田市議会の議会改革特別委員会(佐藤文信委員長)は26日、市役所で開き、「議員定数」について現状の20を「2削減する」との結論に達した。2月中旬の開会が見込まれる3月定例会最終日の本会議で、結果を報告する。委員長を除く6委員の採決では、「削減」と「現状維持」がそれぞれ3の同数となり、最終的に委員長の裁決で決着した。今後、条例の改正が行われれば、正式に決定する。
 2005年3月に鷹巣町、合川町、森吉町、阿仁町が合併した同市の議会は当初、旧4町の議員が在任特例で在籍。議員数は71人となっていた。翌06年3月の市議選から、当時の「上限」だった「26」の定数に変更した。
 その後、09年6月定例会には「22」へ4削減、同年12月定例会には「24」へ2削減する案が提案されたが、いずれも否決。10年の市議選を経て「削減」への議論が改めて行われ、11年6月定例市議会で議員発議により、定数を20へと6削減する案を提出。賛成多数で可決され、14年の選挙から適用されてきた。
 昨年10月に設置された同特別委では、常任委の任期や議会でのICT化などとともに「定数」の在り方も協議。削減を求める会派からは「人口が減少している現状では減らすべき」「2人は減じる必要がある」との声が上がった一方、「広大な面積の中では、議員のいない地域が発生する懸念もある」「議員を減らすことで市民の声が届きにくくなる」として「現状維持」を訴える意見が出された。
 この日の委員会では、委員が所属する会派で改めて協議した結果を報告。これまで「現状維持」を訴えていた会派の一つは「削減する方向で考えても良い。ただし、1年後の次期改選では時期尚早。次々回からの実施を」と述べた。しかし、他の委員からは「来年の改選以降のことを、この場で協議するのはいかがか」などの声が上がり、協議議題には採用しなかった。
 佐藤委員長を除いた6委員で採決した結果、「現状維持」に賛成したのは3委員、「2削減」に賛成したのは3委員と同数に。委員長裁決で佐藤委員長は「2議席の削減と判断した」と宣言。これにより、特別委員会として「2議席削減」との結論に達した。
 結果は、3月定例会最終日の本会議で佐藤委員長が報告する予定。定数削減に関する条例の改正案は、議員発議により早ければ6月定例会にも提出される見通し。

昨年の労働相談 近年最多の1千件超 新型コロナ関連多く 「休業手当」6・3倍に増 大館労基署まとめ

2021-01-27
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 北鹿地方を管轄する大館労働基準監督署は、2020年の労働相談状況をまとめた。相談件数は1012件で、働き方改革関連法の順次施行で急増した19年(965件)をさらに上回った。新型コロナウイルス感染症に関連する相談が増えたためで、このうち「休業手当」に関する内容が多くを占めた。「これまで解雇・雇用調整に関する相談はほとんどないが、今後増えることも懸念される」と予想している。
 10年までは世界的な経済危機の影響を引きずり、企業倒産に伴う大量解雇が相次いだため、相談件数は1000件超で推移。その後は減少傾向となり、近年は▽15年=516件▽16年=666件▽17年=620件▽18年=646件―。一転して19年は、働き方改革関連法の施行が始まったことが影響し、前年の約1・5倍となる965件まで大幅に増加した。
 20年は19年よりも増え、1000件を超えた。相談者の内訳は使用者が47・5%で最も多く、労働者が42・2%、その他(労働者の家族、友人ら)は10・3%にとどまった。18年までは労働者からの相談が半数以上を占めていたが、19年に続いて使用者が上回る形となった。
 20年の相談を項目別でみると、「年次有給休暇」が146件で最多。「時間外労働」110件、「休業手当」107件、「その他の労働条件」96件、「いじめ・嫌がらせ」69件、「割増賃金」68件などと続く。働き方改革関連法の影響で19年に急増した「年次有給休暇」「時間外労働」「割増賃金」に関する相談は、いずれも前年から減少した。
 一方で「休業手当」は、前年(17件)から約6・3倍の107件まで増加した。新型コロナ感染拡大に伴う19年春の緊急事態宣言で、雇用調整助成金の活用を検討した事業所が多かったことが要因。
 このほかにも新型コロナ関連の相談は多く、計166件に上った。このうち業種別では接客娯楽業が41件、製造業が35件と続いた。使用者からの相談が110件で66・3%を占め、担当者は「内容も幅広く、休業手当のほか、労働時間の変更、衛生面の対策、健康管理についてもあった。解雇等に関する内容はほとんどなく、使用者側が雇用維持を考えている傾向がうかがえた」とする。
 今年も新型コロナの影響は予想され、「雇用調整助成金の延長や感染拡大状況にもよるが、解雇・雇用調整の相談が出てくる可能性もある」と懸念する。助成金について「手続きが煩雑だという印象が払拭(ふっしょく)されていないようだが、簡素化された部分もあるので、もっと活用してもらうために周知していきたい」としている。

ドローン、観光に活用 操縦体験を販売 「地域周遊に厚みを」 秋田犬ツーリズム

2021-01-26
空撮用ドローンの操縦を体験するDMO関係者(東光鉄鋼UAV事業部)
 大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人(DMO)・秋田犬ツーリズム(中田直文会長)は、地域の観光資源を生かした新たなアクティビティとして、大館市雪沢の東光鉄工UAV事業部(旧雪沢小)を会場に「ドローン操縦体験」の販売を開始した。同事業部と連携し、ドローンを観光資源とした新規集客を狙う。25日に関係者を招いた商品のお披露目が行われ、近隣DMOの担当者らが操縦を体験した。
 同法人の大須賀信事務局長によると、ドローン操縦体験の事業化は県内でほぼ例がないという。同事業部がある雪沢は大館市と小坂町の中間に位置し、複数の温泉施設や旧小坂鉄道の旧茂内駅など豊かな観光資源があるが、これまでは観光客が長時間滞在する機会が少なかった。操縦体験を新たに企画することで「観光客が北鹿地域を周遊するルートに厚みが生まれる。魅力あるコンテンツとして広く認知されるよう、さらに磨き上げていきたい」と話している。
 操縦体験は昨年12月上旬から商品化。全国各地の体験型商品を掲載するサイト、アクティビティジャパン(本社・東京都)のプラットフォームを使用し、同法人のウェブサイトから予約を受け付けている。
 この日は同法人職員のほか、近隣DMOとして連携を深めているあきた白神ツーリズム(能代市)の畠譲さん、十和田奥入瀬観光機構(青森県十和田市)の姫野みやこさん、会場近くの産直センターを運営するゆきさわ産直にこにこ友の会の鳥潟功幹事長らが参加し、操縦を体験した。
 参加者は同事業部の岩澤祥さんから指導を受けながら、屋外での空撮用ドローン操縦や、球状のプラスチックフレームに覆われた専用機を使って屋内で行う「ドローンサッカー」などを体験した。いずれの参加者もドローン操縦は未経験だったが、繰り返し操作を行ううちに徐々に上達。姫野さんは「最初は難しかったが、だんだん操作できるようになった。私たちのDMOでもイベント撮影などに生かせると思ったので導入も検討したい」、畠さんは「操縦体験自体が楽しいが、他のアクティビティを行う際の〝映(ば)える〟写真撮影にも活用できそうだと感じた」などと話していた。
 体験は所要時間1・5時間のSコース(人数2~3人)と、2・5時間のMコース(同2~5人)の2種類を用意。基本料金はSコースが大人(中学生以上)1人4400円。小学生は1人2800円。Mコースが大人1人5500円。小学生1人3800円。空撮ドローンで撮影した映像はデータで受け取ることができる。問い合わせは同法人事務局(電話070・2020・3085)。

花輪ばやし屋台模型 「感動 鹿角パークホテル」に展示へ 制作者の佐藤さん「感動の一助に」

2021-01-26
屋台の模型を修復する佐藤さん(ファンタジア・サトウ)
 鹿角市の旧鹿角パークホテルのロビーに飾られていた花輪ばやし屋台の模型10台が、新たな経営体によって今春再開される「感動 鹿角パークホテル」にも展示されることになった。製作者の佐藤興造さん(78)=花輪大町=は「廃棄処分される可能性もあったが、展示されることになり感謝したい」と感無量の様子。情熱を注いだ作品が再び日の目を見る、ホテル再開を心待ちにしている。
 佐藤さんは、花輪ばやし関連商品をメインにした土産品や化粧品などを販売するファンタジア・サトウの店主。
 20年ほど前から、花輪ばやし屋台の模型作りをライフワークとし、これまで大小100台以上を製作。1台完成させるには1年から1年半ほどかかるが、インターネットでの販売も行っており、市外からの問い合わせも多いという。
 旧パークホテルには歴代の社長から依頼を受け、花輪ばやし全10町内の屋台の模型を展示していた。平均サイズは幅、高さが各50㌢、奥行きが60㌢。絢爛(けんらん)豪華な造りを細部にわたって再現した逸品で、来訪者の目を楽しませてきた。
 こうした中、昨年5月に旧ホテルは事業を停止。その後しばらくは模型の行く先が決まらず、宙に浮いた状態だった。
 佐藤さんは「破産手続きが進む中で処分される可能性もあったが、多くの市民有志が心配して引き取り手を模索してくれた」と振り返る。
 その後、状況は好転。昨年10月に設立された鹿角プランニング(佐藤順英社長)が旧ホテルの建物と土地を取得し、「感動 鹿角パークホテル」として今春、再開することが決まった。
 屋台の模型10台は新パークホテルのフロントカウンター前に展示される予定。鹿角プランニングでは「花輪ばやしは鹿角、花輪にとって特別な催し物。お客さまにその興奮の一端を屋台の模型から感じ取っていただければ」と話している。
 佐藤さんは現在、ホテル側から依頼を受け、模型を店舗内に持ち込んで順次修復中。破損したり色あせたりした箇所の補修や着色などに取り組み、それぞれの屋台で微妙に異なる金箔(きんぱく)の色合いなども忠実に再現している。
 「九分九厘あきらめていたが、再生の道が見つかり感謝したい。感動が与えられるホテルの一助になればうれしい」。佐藤さんはホテル再開に期待を膨らませながら熱心に作業を進めている。作業は見学できるほか、「一緒に作ってもいい。興味のある方は大歓迎」という。
 問い合わせはファンタジア・サトウ(電話0186・23・2991)。
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桜櫓館耐震改修 腐食広範で工期延長 大館市 3月中旬の完成目指す

2020-12-31
耐震改修工事が行われている桜櫓館(月撮影、大館市字中城)
 大館市が所有する国登録有形文化財「桜櫓館(おうろかん)」の耐震改修工事は、当初予定していた来年1月中旬の工期を2カ月延長し、3月中旬の完成を目指している。補強は終えたものの、想定より構造材や屋根下地材の腐食などが広範囲におよび、手間がかかっていることや部材の発注で遅れが生じた。4月に見学・貸館を再開する予定。
 耐震診断で東西方向の耐力壁が不足し、窓や戸などの開口部も多いため暴風時に倒壊の恐れがあると判定。南北方向の壁量はあるものの配置バランスが悪く、地震時に建物が変形しやすいとされ、5月から改修工事を行っている。事業費は約6500万円。
 文化財の価値を守ることと安全性確保の両立を目指し、できるだけ見えない位置で耐震化することを前提とし、建設当時の材料も可能な限り使用。既存の土壁は撤去し、構造用合板で耐力壁を設けた上で、再び土壁で仕上げる。屋根は既存の野地板と垂木、2階床は床板と根太の固定方法をそれぞれ確認し、想定と異なる留め金物は交換または増し打ちを行っている。土台と基礎、柱と横架材(土台・梁(はり))などの金物補強、既存梁を補強するための鉄骨梁と柱の新設なども進めている。
 過去の修繕が意匠的価値を損ねているとして、外壁や屋根の復元を図る。木製建具の組子修理やふすま・障子の張り替え、外観木部保護塗装も行う。浴室など使用していない部屋は物置に改修。電気・機械設備は更新する。庭園の樹木は剪定(せんてい)し、建物の外観が見えるよう整える。
 桜櫓館は、大館町長を務めた桜場文蔵氏が1933年に建てた木造2階の和風住宅(延べ床面積324平方㍍)。ケヤキの大梁(おおばり)と長尺・幅広の床板、秋田杉の長押(なげし)も継ぎ足すことなく長尺が使われた。各部屋の書院、部屋の障子や階段の手すりにも高度な技術が施され、2階の屋根から突き出た展望台もある。80年に現在地へ移転工事(曳家(ひきや))が行われ、北側の和室を解体。99年7月に登録文化財となった。
 市歴史的風致維持向上計画の重点区域内にあり、桜場氏が秋田犬保存会長だったことや、隣接の桂城公園で本部展覧会が開かれていたことから、秋田犬を守り育てる風致も貴重だとして「歴史的風致形成建造物」に指定。市は2018年9月に民間所有者から土地・建物を購入した。

感染対策し新年へ 北鹿地方の神社 初詣の準備進む 「混み合う日時避けて」

2020-12-31
マスク、フェースシールドを着用して絵馬の準備作業をする学生(大館神明社)
 2020年も残すところ1日となった。新型コロナウイルスに悩まされ続けた1年の暮れを迎え、北鹿地方の神社では新年の初詣に向けた準備が大詰めを迎えている。感染防止対策にも気を配りながら、慌ただしく作業を進めている。
 毎年大勢の参拝客が訪れる大館市の大館神明社(佐藤文人宮司)では、縁起物の準備作業が進む。来年の干支(えと)「丑(うし)」にちなんだ巨大絵馬と同じ絵柄の絵馬や、招き猫をイメージした「開運干支土鈴」などを用意。牛の着ぐるみを着たハローキティのお守りや、コロナウイルスに関連して「疫病退散」の茅の輪守り、旅行安全御守なども並べる。破魔矢や熊手なども含めて約100種類を頒布する予定だ。
 30日は、アルバイトの高校生や大学生が説明を受けた後、絵馬に麻のひもを結ぶ作業を行った。新年に願いを込め、一つ一つ確認しながら丁寧に仕上げていた。
 初詣の感染防止対策として、縁起物を頒布する授与所ではアルバイトの巫女(みこ)らにマスク、フェースシールド、手袋を付けて接客してもらう。例年1カ所だったおみくじ売り場は2カ所に分け、密を避ける。各所に消毒液を置き、参拝客にマスク、手袋の着用、対人距離の確保を求めるため注意書きも掲示する予定。
 例年大みそかから元日にかけて24時間体制で参拝客の対応に当たっていたが、この元日午前3~7時は閉鎖して受け入れを取りやめる。
 コロナ禍の今年は分散参拝の問い合わせが複数あり、既に縁起物を買い求める人も見られるという。同神社は「感染対策をし、人との距離を保って参拝してほしい。初詣は新年初めてのお参り。新年の混み合う日時を避けて訪れてもらえれば」としている。
 駐車場は神社北側の曳山車車庫前のほか、今年境内整備事業で新設した境内北側も利用できる。約90台分を確保できる見通しで、周知している。

北鹿地方に大雪 倒木や交通に乱れ 年末年始も警戒を

2020-12-31
雪が降り積もって倒木が発生した現場(北秋田市七日市)
 冬型の気圧配置が強まった影響などで、北鹿地方は30日、大雪に見舞われた。秋田地方気象台によると、午後4時までの24時間降雪量は北秋田市阿仁合で37㌢を記録。同市や鹿角市では倒木があり、道路の一時通行止めなども発生した。公共交通機関も乱れた。
 気象台によると、午後4時までの24時間降雪量は鹿角市で30㌢、北秋田市鷹巣で17㌢。同時刻現在の積雪の深さは鹿角市で50㌢、阿仁合で47㌢、鷹巣で32㌢まで増えた。
 午後4時現在、北秋田市では雪の重み等のため計4カ所で倒木が発生。同市七日市の県道では、2カ所で樹木が電線に倒れかかった。国道や市道でも倒木が道路をふさぐなど影響が出た。鹿角市八幡平堀合の市道でも倒木があり、午前5時ごろから約7時間にわたって全面通行止めとなった。
 JR秋田支社によると、大雪の影響で花輪線は午後1時30分から全線で運転を見合わせた。普通列車上下8本が運休、同2本が区間運休した。
 全日空によると、大館能代発羽田行き720便は雪のため出発が遅れ、31分遅れの午後0時41分に到着した。
 気象台によると、県内は31日から1月1日にかけても強い冬型の気圧配置が続き、大雪となる所がある見込み。31日午後6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で平野部40㌢、山沿い50㌢。その後も雪が降り続くとみている。交通障害や建物被害への警戒、屋根からの落雪や路面・水道管凍結、なだれなどへの注意を呼び掛けている。

平日の歩行者 大町、御成町など大幅減 大館商議所通行量調査 コロナ予防で外出控え

2020-12-30
 大館市の中心市街地の人通りについて、大館商工会議所の通行量調査によると、大町と御成町2丁目、同3丁目の平日の通行量(歩行者)は前年を8~38・6%下回った。今年から新たに観測地点とした比内町扇田は、平日の通行量が休日に比べて2倍以上多い結果となった。大館商議所は「新型コロナウイルスの感染予防で外出を控える傾向が大きく反映したものと考えられる」としている。
 商業振興の研究や施策の参考にするため、10月16、18日の午前10時から午後5時まで調査。歩行者は商店街を形成する大町と御成町2、3丁目、比内町扇田の4地点、車両は大型店が立地する清水町、大田面を加えた6地点でそれぞれ計測した。両日ともに晴れや曇りで外出向きの天候だった。
 平日の歩行者は2丁目が382人(前年比8%減)、3丁目325人(38・6%減)、大町271人(18・1%減)、扇田153人の計1131人。休日は2丁目304人(28・5%減)、3丁目406人(12・3%減)、大町176人(32%減)、扇田70人の計956人。すべての地点で平日、休日ともに昨年から減少した。
 2丁目と大町、扇田で平日の通行量が休日を上回っており、銀行や病院などの利用を目的にした来街傾向が見られる。扇田については休日に銀行や病院だけでなく、商店街の多くが閉店していることも歩行者の大幅減につながったとしている。
 2丁目は「リニューアル、リノベーション事業が進む駅前地区の来街者をいかに誘導できるかが重要な課題」と分析。3丁目は「いとくショッピングセンターが目的地となっている。そこを起点に沿道の個人店などを生かし、来街者の回遊性を高める取り組みが求められる」とした。大町は「本年度は県よろず支援拠点事業による『0円改装』で、小売店やハチ公プラザの店舗リニューアルが行われ、今後の集客効果に期待」としている。
 車両の総数は平日が2万8468台、休日は2万8212台。休日の大田面が8267台(2・5%減)で最も多く、以下は▽平日の大田面7288台(2・4%増)▽休日の清水町6862台(1・7%減)▽平日の清水町6376台(0・4%増)▽平日の大町4131台(1%増)▽休日の3丁目3789台(2・2%増)▽休日の大町3750台(13・9%増)▽平日の3丁目3740台(6・4%減)▽平日の2丁目3493台(10・1%増)▽平日の扇田3440台▽休日の扇田2780台▽休日の2丁目2764台(2・1%増)―と続いた。
 7地点で増加したほか、車両・歩行者とも前年より早い時間帯に最多通行量を記録した地点が多く見られ、「遠出を控え、外出の際には車を使用して買い物や外出時間を短くする行動をとっている」と考察した。
 総括では「日沿道の大館市に関連する区間が開通し、大館能代空港や東北道を含めた広域交通網が形成され、人や物流の動きが活発になることが期待される。今後も引き続きハード整備やソフト施策が、車両・歩行者通行量に及ぼす影響を注視することが重要」とまとめた。

比内地鶏 過剰在庫ほぼ解消 官民一体で対策 一部で入荷不足も

2020-12-30
今年6月にJAあきた北青年部が開いた比内地鶏肉の販売会。生産者がおいしさをPRした。
 大館市の助成事業などを背景に比内地鶏の需要が高まっている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で一時期は過剰だった在庫が11月までにほぼ解消。各種助成事業できりたんぽセットなどの販売が例年よりも好調で、事業者からは「商品発送の売り上げが伸びて助かる」といった声がある一方、一部店舗では年末の需要増も相まって在庫が不足する場面も見られる。
 比内地鶏は大館が本県の主要産地。新型コロナの影響で、主な出荷先の首都圏からの注文が激減したため、市内卸売業者は一時期多くの過剰在庫を抱えた。
 過剰在庫解消のため市は8月から、卸売業者が在庫を小売店に安価で販売した場合、差額の一部を補助する事業を行ったほか、本場大館きりたんぽ協会員を対象に比内地鶏の購入助成(1㌔当たり1500円)を行う「比内地鶏販売促進助成事業」を11月末まで展開。申請は7322㌔、助成額は約1100万円に上った。これらの効果で過剰在庫は11月までにおおむね解消された。
 このほか、市が特産品の販売事業者に対して購入客の送料を負担する「特産品送料助成事業」が好調に推移。特にきりたんぽセットなどの発送が昨年よりも増えているという。同市葛原の秋田比内や(武藤幸美社長)では、比内地鶏ハンバーグなどの冷凍商品や、正肉やスープなどが一体となったきりたんぽ鍋セットの売り上げが前年比で約2倍に。担当者は「店と客の双方が助かる事業で本当にありがたい。比内地鶏の消費拡大にもつながる」と感謝する。
 一方で、一部の店では年末の需要増で比内地鶏の入荷が追いつかない場面も。同市有浦のプラザ杉の子では、例年クリスマスの時期に需要が集中する「比内地鶏のローストチキン」(税込み5000円)の販売に影響が出た。ふるさと納税の返礼品分を含め例年並みの700羽を用意したが想定を上回る注文があり、100羽超の注文をキャンセルする事態となった。コロナ禍で忘新年会を開催しない企業から「チキンを購入して社員たちに配りたい」という注文が想定以上に多かったという。
 JAあきた北の生産部会(高橋浩司部会長)は今年の生産羽数を当初21万5000羽と計画していたが、5月から4割減産とし14万5000羽に修正した。月に開いた関係団体への報告会で高橋部会長は「行政、商工団体、地域一丸となった支援に感謝したい」と述べた。通常の生産羽数に戻せるよう今後もPR活動を続けていくとし、来年の生産は通常時から2割減の18万羽とするとしている。

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コロナ慰労金19億円追加 県12月補正予算 県政協議会 空港利用回復に補助

2020-11-20
12月補正について佐竹知事が説明した自民党会派との県政協議会(会派控室)
 県は19日、県議会各会派との県政協議会を開き、12月議会に提案予定の2020年度一般会計補正予算の概要を説明した。新型コロナウイルス感染拡大防止の一環として医療機関や福祉施設関係者に支給している慰労金の対象範囲拡大に伴う追加支給分、感染拡大で利用が低迷している大館能代空港の利用回復に向けた補助などを予算措置する。
 コロナに関する慰労金は国が支給対象を拡大したことに伴うもので、19億5560万円を追加する。すでに予算措置した分を含めて総事業費は72億3000万円。対象者数は約11万1000人に上るという。慰労金追加分は早急な支給を行うため単独の予算案として提案し、12月議会初日に採決する予定。
 予算関係ではこのほか、新型コロナ対策や第3期ふるさと秋田元気創造プランに基づく事業など盛り込んだ一般会計補正も提案。新型コロナ対策は、新たな診療・検査体制の整備に協力する医療機関への協力金などを措置する。
 感染拡大に伴い低迷している経済の下支え策では、航空会社が支払う国内定期路線の着陸料の支援を行う。大館能代空港の東京便は全額免除となる。期間は今年8月1日から来年2月28日まで。
 大館能代空港については、感染拡大による需要の減少により減便が続いていることを踏まえ、東京便の1日2往復運航の再開に向けて運航経費の一部などを補助する「大館能代空港東京羽田線2往復化支援事業」として2000万円を措置する。
 季節性インフルエンザとの同時流行に備えた新型コロナの新たな医療体制について佐竹敬久知事は、診療や検査を行う身近な医療機関が206施設まで増えたことを報告。「第3波」とされる感染が全国規模で広がっていることを踏まえ、引き続き万全の体制で感染防止に臨む考えを示した。

大館市成人式 冬開催で振り袖に需要 呉服店などコロナ下「明るい話題」 感染拡大懸念も

2020-11-19
冬の成人式に合わせ色鮮やかな振り袖がずらり(まるやま大館店)
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で大館市成人式が夏から来年1月に延期されたことを受け、市内の呉服店や美容院では振り袖の販売や着付けの予約など新たな需要が生まれている。例年の夏の成人式はドレスやスーツが中心だが、冬に移ったことで全国的に主流の和装に注目が集まっている。問い合わせが増え始めているほか、振り袖を吟味する新成人の親子の姿も見られている。
 大館市御成町2丁目で呉服などを扱うまるやま大館店(村山美紀子店長)では、成人式の日程が決まったのに合わせて、今月16~20日にレンタル用の振り袖を5000~1万円で販売する処分市を開催。振り袖約220点、帯約70点を並べ、小物なども用意している。
 初日は美容院関係者や新成人親子ら約10組が来店し、購入客も目立つなど出足は好調。古典柄が人気で、原色や柄の大きいデザイン、総柄などの商品が売れ筋という。
 大館市や北秋田市の美容院約200店舗にPRし、需要に対応しようとしている。村山店長は「美容院にも活用してもらい、(成人式を)一緒に盛り上げたい。人生の節目に一人でも多くの人に着てもらえたら」と期待を込める。
 美容院でも新成人らからの問い合わせが増え始めている。大館市桂城のウオズミ(魚住千香子代表)では、夏ごろから振り袖レンタル、着付けについての問い合わせが入るようになった。日程が決定した影響もあり、今月上旬からは来店する人の姿も徐々に増えている。
 例年は前撮りの際にのみ、振り袖を着用する傾向にあるが、今回は式当日に前撮りをし、そのまま出席したいという意向の新成人もおり、需要に対応したい考えだ。
 魚住代表は「業界としては冬に成人式を行うのは明るい話題」と歓迎する。一方で、新型コロナの感染拡大状況によっては開催の可否に加え、県外からの出席者数など不透明な部分も多い。このため「帰ってこられないかも」と予約を決めかねる来店客もおり、「どうなるか分からない不安もある」と懸念している。
 市成人式は「成人の日」の来年1月11日に同市のほくしか鹿鳴ホールで行われる。1999年4月2日から2000年4月2日までに生まれた市民らが対象。密集を回避するため、参加者数は会場収容人数の50%以下に制限するなど、感染防止対策を徹底する。出席できない人や自粛する人用に動画のオンライン配信もする予定だ。
 

十和田神社 光の冬物語がスタート 幻想的な空間演出

2020-11-19
点灯式に参加する地元の子どもたち(十和田神社)
 冬の十和田湖のイベント「カミのすむ山 十和田湖 光の冬物語」が18日、休屋の十和田神社をメイン会場に始まった。今年は国内で活動しているイルミネーションの専門集団が、6種類の光で約1㌔の幻想的な世界を演出する。来年の1月31日までの予定。
 冬物語は、小坂町や青森県十和田市の観光関係者で組織する実行委員会(中村秀行会長)が冬季の観光活性化を図るイベントとして、毎年開催している。
 今年は休屋の奥にある十和田神社を会場に、参道や湖畔沿いの歩道を約1㌔にわたってプロジェクトマッピングやイルミネーションなどで光の空間を演出した。
 関係者48人が集まったオープニングセレモニーで、プロジェクトマッピングを企画担当したフェスタルーチェ実行委員の古澤良祐会長は「ご家族でいつもと違った十和田神社の雰囲気を楽しんでいただけたら」と話した。その後の点灯式では地元の子どもたちが点灯を行った。
 神社前の一宮エリアでは光のフェスティバルと飲食ブースを設けている。時間は午後5時から同9時まで。
 入場料は前売り券が大人1200円(当日券1600円)、小学生以下は無料。問い合わせは、休屋の十和田湖観光交流センターぷらっと内の実行委員会事務局(☎0176・75・1531)
 
 

コロナ経済対策 「応援チケット」販売開始 北秋田市 プレミアム50%、市民が列

2020-11-19
販売、利用開始日にチケットの購入に訪れた市民(北秋田市鷹巣体育館)
 北秋田市が新型コロナウイルスに伴う緊急経済対策として独自に取り組む「スーパープレミアム付応援チケット」の販売が18日、市第二庁舎などで始まった。販売初日から市内の取扱店舗でチケットが利用できることも影響し、各販売会場で市民が列を作った。
 応援チケットはプレミアム率を過去最大の50%に設定し、初回は7月から8月まで販売。2回目となる今回は、市内経済のさらなる活性化などを目的に、チケットの利用期間を75日間に伸ばして販売。購入のしやすさなどを考慮して1セット当たりの値段を前回より下げ、7500円分を5000円で販売した。購入限度は1世帯10セット。
 前回は販売開始後の追加募集分も含め、発行予定数の8割近くの購入があった。追加販売を行わない今回は、市内の半数以上の世帯から発行予定数7万セットの約91%に当たる計6万3654セットの申し込みがあった。
 チケットの販売と利用開始日が同時に始まったこの日は、販売会場の鷹巣体育館や各総合窓口センター、出張所に市民が大勢訪れた。このうち庁舎の混雑や三密を避けるために会場が設けられた鷹巣体育館では、サブ体育館の会計と受け渡しのコーナー計7カ所で市職員9人が応対。開始直後には50人以上が屋外まで続く列を作った。
 チケットが1セット10枚つづりのシートに変わったことで枚数を確認する時間も短縮され、チケットの受け渡しは円滑に進んだ。購入世帯の約8割が購入限度の10セットを申し込んでいることから、10セットの購入者には事前に枚数を数えたチケット入りの封筒を手渡した。
 10セットを購入した女性(73)は「灯油を買う予定。長く使えて助かる」と笑顔を見せた。購入したチケットで早速冬タイヤを買いに行くという男性(38)は、「最初は秋田市か通販でタイヤを買うつもりだった。お得で地域のためになると思う」と話していた。
 販売窓口では23日まで、土日祝日もチケット販売を行う。24日から販売終了日の12月28日までは平日のみ販売となり、鷹巣地区の販売窓口は体育館から市役所第二庁舎へ変更される。チケットの取扱店舗は日時点で計446店舗で、利用期間は来年1月31日まで。

 
 

旧鹿角パークホテル 来春の営業再開へ 市出身者が新会社設立 市が改修費3億円を補助

2020-11-18
営業を再開する見通しとなった旧鹿角パークホテル(鹿角市花輪)
 今年5月、業績悪化に伴い事業を停止した鹿角市花輪の旧鹿角パークホテルが、来春春にも営業を再開する見通しとなった。同市に先月設立された「鹿角プランニング株式会社」(資本金100万円、佐藤順英(ゆきひで)社長)が同ホテルの建物と土地を取得し、経営を担う。再開に必要な改修工事費のうち3億円を上限に、市が新たな補助金を創設して負担する方針。17日に開かれた市議会全員協議会で児玉一市長が説明した。議員からは再開を歓迎する声のほか、破格の財政支援に慎重に進めるべきだとする意見も聞かれた。
 同ホテルは1980(昭和55)年に設立。花輪地区では宴会場を備えたシティーホテルとして最大級の規模で、宿泊、各種会合、披露宴など幅広く利用された。
 しかし、近年は人口減少や同業ホテルとの競合などにより業績が悪化。さらに新型コロナウイルス感染拡大で宴会や宿泊のキャンセルが相次ぎ、資金繰りも限界に達して5月1日に事業を停止した。負債総額は約5億円。
 営業再開に手を挙げた佐藤社長(64)は鹿角市出身。福島県で発電所のプラント関連工事などを手掛ける会社を経営している。「3年ほど前から古里鹿角のために何かしたい」と話をしていたことから、市がホテル再開を打診したところ、快諾したという。
 先月日にホテル経営を目的とした鹿角プランニングを立ち上げ、今月12日に旧パークホテルの土地と建物を取得した。
 再開にあたっては老朽化したレストラン、厨房(ちゅうぼう)、館内の空調・給排水・電気、宿泊室の設備(クロス、調度、ベッド)の更新、外壁・屋根の防水補修など改修が必要となる。全体工事費は約7億2000万円(第1期~3期工事)。このうち再開に最低限必要となるのが第1期工事で、工事費約3億9000万円のうち3億円を市が補助する方針。
 補助にあたって、市が旧パークホテルの再生を目的にした「中心市街地中核ホテル再生支援事業補助金」を創設。3億円を上限として1回に限り交付することや、5年以内に事業を廃止した場合は補助金を返還しなければならないことなどを交付要項に定めた。27日開会予定の12月定例市議会に同補助金を盛り込んだ補正予算案を提出する予定。
 計画によると、改修工事は12月初旬に着手。内装工事は来年3月~4月中旬に完了しプレオープンする予定。その後、外装工事が同6月ごろに完了しグランドオープンとなる見通し。
 営業形態は旧パークホテルと同様、宿泊、各種会合、披露宴、レストランなど。従業員は25~30人(うち正社員12人程度)の見込み。今月30日に佐藤社長と児玉市長が合同記者会見を行い、具体的な計画を示す予定。
 全協で児玉市長は「同ホテルはにぎわいと経済活動の重要な拠点だった。事業停止により周辺の飲食店や納入業者、タクシー・代行業などさまざまな業種の事業者が影響を受け、一日も早く再開してほしいとの声が多くの市民から上がっていた」とし、「市民の思い、佐藤氏の熱意に応えるためにも市としてできる限りの支援をしなければならない」との考えを示した。
 戸田芳孝議員が「3億円の金額は大きい。市民の声を聞いて進めるべき」と指摘。これに対し阿部一弘副市長は「パークホテルの実績を勘案すると、周辺への経済波及効果は年間5億8000万円。十分に公益性があると判断した」と理解を求めた。
 
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ミス・ワールド日本代表 金谷鞠杏さん(大館市出身) 佐竹知事を表敬訪問

2020-10-24
佐竹知事と記念撮影に応じる金谷さん㊨(県庁)
 女性の美しさや品格、タレント性などを競う世界大会「ミス・ワールド2020」の日本代表に選ばれた大館市出身の金谷鞠杏さん(18)=エイベックス所属=が23日、佐竹敬久知事を表敬訪問した。金谷さんは「自国の問題などについて積極的に発信し話し合うということが大事になる。日本の問題を怖がらずに10代の代表として発信していきたい」などと世界大会に向けた意気込みを語った。
 金谷さんは中学校までを大館市で過ごし、ご当地アイドルとして活動した。現在は男女7人組ダンス&ボーカルグループ「GENIC(ジェニック)」のメンバーとして活躍している。
 金谷さんは所属事務所の関係者らと県庁を訪問。佐竹知事は「総合的な魅力が求められるミス・ワールドで日本代表となるのは簡単なことではないと思う。秋田の自慢」などと祝福。「日本だけではなく秋田のPRもお願いしたい」の依頼に金谷さんは笑顔で「もちろんです」と応えた。
 日本代表に決定した瞬間について金谷さんは「うれしかった半面、日本代表としての責任を背負っていかなければという気持ちになった。日本代表としての経験を大切にしていこうと思った」と振り返った。今後についての質問には「秋田が大好きなので、まだまだ知らない秋田のことを学び、きりたんぽなど身近なことから発信していきたい。音楽でみんなを元気にしたい」などと語った。

 

地域応援プラン10年 コロナ収束後見据えた整備も 大館の推進会議3団体の活動視察

2020-10-24
ミズバショウ群生地に設置された遊歩道を視察する委員ら(大館市粕田)
 大館市地域づくり協働推進会議(会長・名村伸一副市長)は23日、地域応援プラン活動支援事業の現地視察を行い、各団体の取り組みについて説明を受けながら効果などを確認した。事業は10年の節目を迎え、新型コロナウイルスの影響で計画通りに進まないケースがある一方、コロナ収束後の観光を見据えた環境整備も見られた。
 地域の活性化や課題解決に向けた市民活動を支援するもので、2010年7月にスタート。本年度は計画づくり支援(上限20万円助成)に1団体、活動1年目(同100万円)に3団体、2年目(同)に2団体、3年目のステップアップ事業(上限300万円)に2団体の計8団体を採択した。
 このうち1年目の「十ノ瀬藤の郷を活用した地域づくりの会」(観光情報発信)、2年目の粕田生産森林組合(ミズバショウの生育環境整備)、ステップアップの有浦町内会(地域コミュニティー構築)を視察することにし、委員ら11人が参加した。
 山田字茂屋地内の「藤の郷」は約80本のフジが並び、毎年5月下旬に見頃を迎える。今年はコロナ感染防止のため公開を中止。周辺道路や駐車場などを整備している。同会の幸坂雪代表は「コロナの影響で思うように進んでいないが、引き続き周辺地域との連携や多角的な視点から活性化につなげたい」と話した。
 粕田生産森林組合は、男神山の麓でふるさと林道花矢線沿いのミズバショウ群生地に遊歩道(約㍍)を設置。砕石も敷き詰め、山内俊隆組合長は「歩きやすくなった」と紹介した。ミズバショウは4月半ばから5月の連休まで見頃とし、来年度以降は遊歩道の延長や休屋・簡易トイレ設置に取り組みたい考え。地元だけでなく観光客を含めた「交流の場」を目標としている。
 有浦町内会(阿部文男会長)は町内会館を改修した。調理室機能を強化し、増加する高齢者の孤食解消を図るとともに、「子ども食堂」など新たな事業展開を計画している。

 

鹿角市 4地区で文化祭始まる コロナで展示のみ

2020-10-24
鹿角市内4地区で始まった文化祭(十和田市民センター)
 市民が日頃の芸術文化活動の成果を披露する鹿角市の地区文化祭が23日、市内4地区の市民センターで始まった。本年度は新型コロナウイルス感染防止のため食堂や芸能発表会などは中止となったものの、各種展示では創作意欲あふれる力作が並び、訪れた人たちを楽しませている。25日まで。24日限定で各市民センターを結ぶ無料循環バスも運行される。
 各地区の地域づくり協議会等が毎年、この時期に開いている恒例行事。市民の社会教育や生涯学習活動の発表の場、さまざまな文化に触れる場などとして親しまれている。
 コロナの影響で食堂やバザー、フリーマーケット、農産物直売、芸能発表会などは中止。各市民センターで活動する団体や個人、園児や小中高生の書画、写真、手芸といった作品展示のみ行われた。
 このうち十和田では今年中止となった国重要無形民俗文化財の毛馬内盆踊りをピックアップした「写真と映像で振り返る『毛馬内盆踊り展』」を開催。
 各地の盆踊りを招いて共演する夏の恒例行事「毛馬内北の盆」の映像上映や、歴代ポスター、写真コンクール作品、大太鼓、衣装などの展示が行われ、来場者の関心を集めていた。
 毛馬内の80代男性は「懐かしい映像も見られて楽しかった。来年は盆踊りを見たいと思った」と話した。
 メイン展示は、花輪が「押し花工芸作家・八巻邌子遺作鹿角特別展示会」、十和田が「佐々木ひでお口筆詩画・輝きの世界」、尾去沢が「富樫正一写真展『昭和のくらし』」、八幡平が「渡部広志写真展」。開始時間はいずれも午前9時で、終了時間は地区や日ごとに異なる。

 

大館市の長木川 河道掘削で治水対策 県 強靱化へ2カ年事業 樹木も伐採、景観改善

2020-10-23
河道掘削事業が進められている長木川(大館市観音堂付近)
 大館市中心部を流れる長木川で、県の河道掘削事業が盛んに行われている。各地で自然災害が頻発する中、国土強靱(きょうじん)化を進める緊急対策として2019年度から2カ年で実施。川底や岸の土砂を取り除いて流下能力を高め、地域の治水安全度の向上を図る。河川内の樹木も伐採され景観改善につながっている。
 初年度はJR花輪線鉄橋の上流側から県道大館十和田湖線大館橋まで1・5㌔区間を掘削し、約2万8400立方㍍の土砂を市コンポストセンター脇(大披)などで受け入れた。河川内約1万5500平方㍍に生えた樹木も伐採した。
 本年度の施工区間は大館橋から市道有浦東台線鳳凰大橋まで1・5㌔。掘削量は5万4600立方㍍に上る見込みで8月中旬に発注、1月20日の工期で進ちょく率20%弱となっている。鳳凰大橋下流右岸には土砂の山が築かれ、市民から「何か整備されるのか」との声も聞かれるが、北秋田地域振興局建設部は「運び出すため一時的に集めたもの」と説明。運搬の大型ダンプが頻繁に通行するとして理解を求めている。
 2カ年の総事業費は3億円。伐採した樹木のうち、有価物となる木材は入札を経て売り払い、枝や根部分は処分することにしており、今のところ無償提供は行わない。中州に樹木が茂ると、水の流れる範囲が狭まり、氾濫のリスクが高まる。13年8月の豪雨では河川公園が浸水被害に見舞われた。
 長木川沿いは人口が集中し、JR奥羽線と花輪線が集結するほか国道7号も整備され、交通の要衝となっている。河川が氾濫すると甚大な被害が想定されることから、早急に治水安全度を確保する必要がある。
 かつて県は長木ダム建設を計画したが、費用対効果が低いことや国の見直し対象事業となったことを受けて00年に中止。代替事業として04年から河川改修を進めている。

「定数」や「通年制」など 多岐にわたる調査提案 北秋田市議会改革特別委

2020-10-23
北秋田市議会の議会改革特別委(市役所)
 北秋田市議会の議会改革特別委員会(佐藤文信委員長)は22日、市役所で開き、調査を行う事項について協議した。各会派等からの提案は「議員定数」や「ペーパーレス化」「議会通年制」など多岐にわたるもの。全てを調査事項として採用し次回以降、協議を進めていく。
 これまで、議会運営委員会(小笠原寿委員長)で進めてきた議会改革に関する調査・研究をさらに進めるとともに、今後、必要となる事項についても検討していこうと、今月8日の9月定例議会最終本会議で設置。委員長を含む7人の委員で構成した。
 この日の委員会では、各委員がそれぞれの所属会派で話し合ってきた協議事項の案などを提出。議会運営委でも議論があった議員定数や常任委員の任期のほか、議会基本条例・先例集の見直し、議会でのICT化およびペーパーレス化、議会報告会の在り方などが挙がった。
 また、議会での審議に関することでは「決算特別委員会の在り方について、予算は各常任委で審議しており、決算を特別委にする必要性は」との意見や、「各常任委での結審前に、市長総括質疑の導入」のほか、定例会の開催を年1回として、必要に応じて本会議を開くことができる「通年議会制の導入」に関する項目も出された。
 これらの提案等については、重複している項目などを整理した上で全てを調査事項として採用。次回以降、協議を進めていく。委員会として結論に至った項目については都度、議運委等に報告。取り組みを進めていくことも確認した。
 次回は11月10日の開催を予定している。
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