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時間外手当 支給総額は3億円 大館市18年度 前年を3千万円下回る

2019-07-17
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 大館市が職員に支給した2018年度時間外手当は、総額で3億840万8768円だったことが職員課のまとめで分かった。前年度に比べ約3200万円の減。1人当たりの平均支給額は48万387円、所属課別では職員課の125万1816円が最高だった。
 病院を除いた42課についてまとめた。支給対象の職員は642人で前年度を6人上回った。時間外勤務の合計は12万3956時間で1万238時間減、支給総額も3215万7039円下回った。1人当たりの平均時間外勤務は193時間で17時間減、平均支給額は5万5093円減少した。
 課別でみると、支給額が増えたのは税務や水道、まちづくりなど20課。一方で減少したのは観光や財政、土木など22課だった。
 職員課の支給総額は1250万1816円で前年度に比べ318万7110円減、平均支給額は49万3033円減少した。同課に次いで平均支給額が多かったのは▽観光課121万7887円(前年度比7万7843円減)▽財政課115万578円(4万1894円減)▽農林課113万9698円(102万2833円減)▽土木課85万2945円(39万3141円減)▽都市計画課78万4245円(49万3540円減)。前年度トップの農林課が大幅に減少したため、相対的に職員課の順位が上がった。上位6課は順位の入れ替わりがあるものの、同じ顔ぶれとなった。
 税務課はシステム更新に伴う対応などで平均77万4707円と前年度より23万8939円増。歴史文化課は本庁舎建て替えに伴う発掘調査などで平均64万4950円と24万409円増えた。
 平均支給額が最も少なかったのは議会事務局の1万8992円(前年度比1万1446円増)。時間外勤務の平均は6時間だった。
 市は長時間労働の是正に向け、本年度中に時間外勤務の上限規制を設ける方向で検討している。

北秋田市 「世界一の大太鼓」 綴子神社 例祭 五穀豊穣願いごう音

2019-07-17
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神社に向かう大太鼓と大名行列(北秋田市綴子)
 北秋田市綴子の綴子神社(武内尊英宮司)の例祭が15日行われた。ギネスブックに認定された「世界一の大太鼓」とともに、地元住民による大名行列が町内を巡行。雷鳴のようなごう音を響かせ、神社で五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。
 神社によると、創建は659年で、東北地方で最も古い八幡宮とされる。鎌倉時代の1262(弘長2)年、農業用水の不足に悩まされた住民たちが太鼓の音を雷鳴に見立て、雨ごいした神事を起源に奉納行事が続く。現在は年に1度の例祭で行われている。
 かつては「徳川方」の上町と「豊臣方」の下町が先を争って奉納する「けんか祭り」と称される時代もあったが、1930(昭和5)年から1年交代制を導入した。今年は、1989年(平成元)年に「牛の一枚皮を使った世界一大きな太鼓」(直径3・71㍍)としてギネスブックに認定された下町が担当した。
 下町の住民たちは色とりどりの祭り装束に身を包み、午前11時ごろ綴子基幹集落センターを神社に向けて出発。大小4張りの太鼓が続き、約750㍍の通りを威勢よく巡行した。太鼓の上に男衆が陣取り長いばちで「ドドーン」と豪快な音を響かせていた。
 今年は春先から降水量が少なく、一時は農作物の水不足が心配されるほど。6月に入って平年並みに落ち着いたが、農業を営む地元住民たちは今後もほどよい降雨を願い、沿道で巡行を見物した。
 境内では奉納行事や武内宮司による湯立ての神事が行われた。武内宮司は「作柄は平年並み。水口の管理をしっかり。愛情を持って励むと平年作以上になる」と告げた。

声良鶏銅像 「花輪駅前に設置を」 鹿角市 「考える会」が市に要望

2019-07-17
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要望書を提出する奈良代表㊥(鹿角市役所)
 鹿角市は、JR鹿角花輪駅前の広場整備事業に伴い、駅前ロータリーにある声良鶏の銅像を、花輪横町の歴史民俗資料館の敷地に移設する方針だ。これに対し、市民有志が16日、駅前広場内への移設を求める市長宛ての要望書を市へ提出した。
 この銅像は鹿角の玄関口のシンボル的なモニュメントとして長年親しまれ、地上約3・5㍍の台座の上にたたずんでいる。花輪出身の彫刻家で日本美術展無鑑査、県文化功労者の相川善一郎さん(1893~1986)の作。
 1952(昭和27)年、鹿角の声良鶏保存会が国天然記念物指定(37年)の記念事業として会員や住民らの寄付金を基に、陸中花輪駅(現鹿角花輪駅)駅舎前に設置したもの。その後、現在の駅前ロータリーの中心部に移設された。声良鶏は82(昭和57)年に「市の鳥」に選定されている。
 銅像の移設先をめぐっては、6月市議会産業建設委員会で「駅前に残してほしい」という市民の要望が取り上げられた。これに対し当局は「広場内に移設場所を確保するのは困難だと判断した」などと説明した。
 広場内への移設を求めているのは市民有志でつくる「『声良鶏』銅像設置を考える会」。市役所には奈良東一郎代表と事務局の佐藤興造さん、関厚さんが訪れ、銅像の由来や声良鶏の歴史などを説明した資料を添えた要望書を、窓口となっている市政策企画課へ提出した。
 奈良代表は「花輪だけでなく鹿角の発展のシンボルとして建った銅像。花輪駅前に設置してほしい」と話した。
 市は後日、文書で回答する予定。考える会は回答を受けてから対応を検討することにしている。

参院選 投票率上がる?下がる? 激戦本県大物続々 10代の低調懸念

2019-07-15
 21日投開票の第25回参院選で、候補者たちのアピールが熱を帯びる一方、各陣営は投票率の行方に気をもんでいる。前回の本県選挙区(改選数1)は6割を超え、過去最低だった前々回を4ポイント上回った。今回は接戦が予想される注目区。序盤の期日前投票は前回を下回ったものの、大物弁士が相次いで本県入りしており、最終的な投票率の向上につながるか―。
 本県選挙区で70%を超えたのは1989(平成元)年の74・49%が最後だ。92年は61・59%と大幅下落、95年も56・98%に低下した。その後98年に64・11%と持ち直したが、▽2001年=60・73%▽04年=65・32%▽07年=67・70%▽10年=65・05%―と推移し、13年には56・19%と過去最低を記録。前回16年は60・87%で4・68ポイント上昇した。
 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられてから、国政選挙は3回目。県選管によると、前回参院選で18歳の投票率は48・09%だった一方、19歳は35・89%と低調だった。17年衆院選は18歳53%、19歳29%で、合わせた投票率は県全体の60・57%を19・14ポイント下回る41・43%となった。住民票を移さずに都市部へ進学した学生の投票率が低かったとみられる。
 今回立候補したのは、届け出順に自民党現職の中泉松司候補(40)=公明党推薦、無所属新人で野党統一の寺田静候補(44)、政治団体「NHKから国民を守る党」新人の石岡隆治候補(45)の3人。中泉陣営は連日のように党幹部や閣僚を投入する一方、寺田陣営は政党色を打ち消して無党派層への浸透を図る。石岡候補は県内に事務所を置かず、動画投稿サイト「ユーチューブ」で政策を主張している。
 10月に控える消費税率10%への引き上げや憲法改正の是非、経済対策などを巡り、与野党の主張が激突する構図となっている。老後資金2000万円問題に端を発した年金制度不安、企業の人手不足問題への対応も主要な争点に浮上している。
 本県の有権者は87万2895人(3日時点)。7日までの期日前投票は1・86%で前回に比べ0・89ポイント下回っている。

北鷹打線、爆発20点 16強に進出 高校野球秋田大会 コールドで好発進

2019-07-15
2回1死二、三塁、3点ランニング本塁打を放って生還し、ガッツポーズをする北鷹の石田(八橋球場)
 第4日の14日は、県内4球場で2回戦の残り8試合を行った。北鹿勢は、秋田北鷹が猛打で仁賀保にコールド勝ちした。第5日の15日は3回戦4試合を秋田市の八橋、こまちの2球場で行う。大館桂桜が8強進出をかけて湯沢翔北とぶつかる。
 ◇2回戦 【八橋球場】
仁賀保  10000 1
秋田北鷹 07103× 20

     (5回コールド)
 ▽本塁打=石田(北)▽三塁打=武石、柴田、石田(北)▽二塁打=清水2、相馬、近藤(北)、髙森(仁)
 北鷹が持ち味の打撃力を遺憾なく発揮し、19安打20得点で仁賀保にコールド勝ちした。
 初回、主戦・日景が直球を狙われ、1死一、三塁から適時内野安打を浴びて先制された。2回にも得点圏に走者を進められたが、しのいで味方の反撃を待った。
 その裏、四球と単打などで1死二、三塁の好機をつくると、石田が右越えの3点ランニング本塁打を放って逆転に成功。藤田、清水、相馬、武石も続いて4連打とし、一挙7点を奪った。
 3回も8本の長短打に犠打や盗塁などを絡めて打者一巡の猛攻を見せ、10点を取って試合を決めた。
 北鷹・木藤大嗣監督の話 初回、投手の直球を狙われ1点を奪われた。エンジンがかかるのが少し遅かった。打線の調子は上がっている。次も挑戦者の気持ちで臨む。
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新斎場整備へ基本計画 大館市 老朽化で「建て替え」方針 候補10カ所から適地選定

2019-06-30
供用開始から40年が経過した大館市斎場
 大館市は新斎場整備に向け、基本計画を策定する。現在の市斎場は供用開始から40年が経過し老朽化していることから、庁内の検討委員会が「建て替え」の基本方針を示した。現在地のほか、市有地、民有地10カ所程度の建設候補地を絞り込んだ上で、基本計画の策定業務を発注し、各地の周辺調査を行って、適地を選定する。市は「建設場所にもよるが、2023~24年度の新斎場完成を目指す」としている。
 市斎場は小柄沢墓園の中にあり、1979年4月に供用が開始された。鉄筋コンクリート銅板ぶき平屋建てで、火葬炉4基などを設けた火葬棟と、待合室3室などの待合棟からなる。
 施設の老朽化が著しく進んでいるとして、2018年度に市の部長級職員で組織する斎場整備庁内検討委員会(委員長=虻川正裕市民部長)を設置。整備に関する基本的な考え方を整理した「斎場整備基本構想」の策定を進めている。
 検討委は「建て替え」を基本方針とした上で、現在の斎場敷地一帯は土砂災害警戒区域に指定されているため、「現在地に限定せず、他の候補地も評価・検討し、適地を選定したい」と方向性を示した。施設はゆとりの空間の確保やバリアフリー設備、災害時の安全機能などの観点にも配慮して整備する方針。
 現在、検討委が建設候補地10カ所程度の絞り込み作業を進めている。今後、各候補地の法的規制条件や道路などの周辺施設、新斎場の規模や面積、事業費などを調査して最終的に適地を選び、建設に向けた新斎場整備基本計画を策定する。市は6月補正予算に基本計画策定業務委託費995万5000円を計上した。計画は20年3月末までに策定する。
 現在地周辺について市民課は、「土砂災害対策を講じれば建て替えが可能かどうか、対策にかかる費用なども調査する」と説明する。また、他の候補地については「市有地に限定せず、市民が便利に利用できるよう民有地もリストアップし、調査していきたい」と話した。「建設地によってスケジュールが変わってくるが、23、24年度の完成を目標に事業を進めたい」としている。

未来へ意識変えて 北秋田市で共同参画フォーラム 地域づくり考える

2019-06-30
地域の未来を考えた男女共同参画フォーラム(コムコム)
 「意識が変われば未来が変わる」をテーマとした男女共同参画フォーラム「未来の地域を語ろう2019」が29日、北秋田市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。地域で活動する人たちの様子を聞きながら、未来に向けた地域づくりを考えた。
 県北女性の会(風の会、加賀谷七重会長)が主催し、毎年この時期に開催。男女共同参画の観点から、地域の未来を考えるきっかけとすることをねらいとしている。
 大館市の未来を創る会の麓幸子代表が「地域の今と未来へのステップアップ」と題して話題を提供。「現代は激動の時代であり、未来は予測不能。『どんな未来をつくりたいのか』を1人1人が考えることがとても大事」との考え方を紹介した。
 その上で「意思決定の場には女性がいることが重要。女性が入ることで、新しい価値が出てくる。みんなで考えて、共有していくことが大切になる」などと述べた。
 七日市公民館の佐藤和博館長、大館市で子どもの遊び場づくりを求める署名活動を行った三浦庸さん、コムコムに英語教室を開いた三浦美由紀さんが、それぞれの活動を紹介。佐藤館長は地域の高齢者の元気な様子など、三浦庸さんは子育て環境の課題など、三浦美由紀さんは地域活動に若い女性の参加が少ないことなどを挙げた。
 参加者たちを交えての意見交換も行われ、地域の未来への考えを深めた。

花岡事件 遺族ら参加してフォーラム 大館 国賠訴訟の現況報告

2019-06-30
強制連行や労働について語る遺族(大館労働福祉会館)
 「花岡事件」を語り継ぐための「中国人強制連行フォーラムin大館」が29日、大館労働福祉会館で開かれた。花岡鉱山や大阪の造船所で過酷な労働を強いられた中国人労働者らの国家賠償訴訟に携わる和田義之弁護士(44)=大阪市=が、大阪地裁での判決や控訴審への展望などを報告。遺族からの証言では「日本政府は侵略戦争で、無数の中国の幸せな家庭を離散、破滅させた」などと訴えた。
 NPO花岡平和記念会などで組織する「6・30実行委員会」(川田繁幸委員長)が主催。中国からの訪日団を含む約80人が参加した。
 訴訟は、元労働者や遺族が国に損害賠償と謝罪を求めたもの。2015年の第1次提訴から14回の弁論を経て、今年1月下旬の大阪地裁判決で請求が棄却された。
 花岡に連行された原告の本人尋問などを基に、中国人労働者の強制連行と、多くが命を落とした事実は認められた。和田弁護士は「戦後70年余りがたち、直接証拠が失われつつある」と説明。一方、国の責任については、「日中共同声明で裁判上の個人の賠償請求権は放棄された」とした07年の最高裁判決を踏襲して、認められなかった。
 7月20日に控訴審の初公判が予定されているという。和田弁護士は、客観的証拠の補充や強制連行の実態の特徴把握といった今後の展望を説明。「労働者本人だけでなく、遺族も被害に遭ったという視点も重要。国が国際人道法に反することをしたと主張していく」などと述べた。
 このほか来市した遺族5人を代表して2人が登壇。このうち父と叔父が連行されたという丁懐義(テイカイギ)さん(65)は「2人も、残された家族も、地獄のような日々を送った。日本政府の謝罪と賠償を求め続けるのが遺族の使命」と強調した。
 30日は午前10時20分から、花岡町の十瀬野公園墓地で市主催の慰霊式が行われる。午後1時30分からは信正寺で「花岡の地日中不再戦友好碑をまもる会」による慰霊祭が開かれる。

大館市の小滝電機製作所 物流効率改善へ 第3工場を増設 6億円投資 新たに29人雇用

2019-06-29
物流倉庫として利用している第3工場(小滝電機製作所)
 自動車部品製造の小滝電機製作所(大館市釈迦内、中村英明社長)は、主力の車載用LED(発光ダイオード)基板の受注増に備え、物流効率を改善するため第3工場を増設した。新たに29人を雇用、投資額は約6億円で、市工場等設置促進条例に基づく指定工場となった。2020年にLED基板の年間生産量2200万個を目指す。
 第3工場は鉄骨2階建て延べ2187平方㍍。従業員駐車場としていた本社南側の敷地に建設し、4月5日に操業を開始した。1階は物流倉庫、2階は製品の組み立てエリアとしたほか、実装ラインは第2工場に1本追加、第1工場の1本を更新し、計5本となった。これまで、完成品は既存の工場内で保管していたが、専用の倉庫を設けることで物流の効率化を図った。
 LED基板の年間生産量は18年で1980万個。設備増強により1日の生産量を7万2000個から8万個、20年には年間2200万個に拡大する。
 同社は2004年に家電製品から自動車産業へ業種転換し、ヘッドランプ(前照灯)、ストップランプ(制動灯)、ウインカーランプ(方向指示灯)などの受注量が急増した。生産用の自動機や検査装置は自社開発。転換前に導入していた独自の品質プログラム「PDE(プロセス・ディフェクト・エリミネーション)システム」を改良し、不良発生の未然防止に取り組んでいるなど、高品質のものづくりが評価されている。
 中村社長は「点の改善から線の改善へつなげることで、自動化をより深化させていきたい。生産の合理化が生命線。今後も内部の体制を強化したい」と話している。

映画・デイアンドナイト 「ふるさと甲子園」に参加 鹿角市 実行委 ロケ地の魅力発信

2019-06-29
本年度事業を最後に解散することを確認した総会(コモッセ)
 鹿角市などで撮影が行われ、今年、全国公開された映画「デイアンドナイト」を支援する市民らでつくる実行委員会(岩船勝広会長)は本年度、映画やドラマ等のロケ地となった地域が集うイベント「全国ふるさと甲子園」への参加などに取り組む。今夏発売予定の「デイアンドナイト」DVDの協賛企業への配布も予定。これらの事業が終了後、およそ2年間にわたる支援活動に区切りをつけ、実行委を解散する予定。
 「デイアンドナイト」は人気俳優の山田孝之さんが自身初のプロデューサーに専念した作品で、「人間の善悪とは」がテーマ。主演は俳優の阿部進之介さん、監督は藤井道人さん。
 ロケは2017年11月、鹿角市や三種町、秋田市で実施。地元オーディションで選ばれたキャストやエキストラ、ボランティアも参加した。
 鹿角市では同9月に実行委が発足。映画の成功やロケ地鹿角の魅力発信に向け、「ロケ支援」「炊き出し等支援」「プロモーション」の三つの作業部会で活動を展開してきた。
 17年度の活動の財源は市の補助金600万円(ロケ支援費分500万円、プロモーション費分100万円)と、事業所や市民有志の協賛金(寄付金)163万円など。
 18年度は市補助金500万円を主な財源として重点的にプロモーションを展開。ロケ地ガイドブックの作成、花輪ばやし祭典での映画PR支援、「デイアンドナイトカレー」の委託飲食店での提供、鹿角での先行上映会(1月19~25日)開催支援、ロケ地ツアーの企画・実施などに取り組んだ。
 実行委の本年度総会が26日夜、コモッセで開かれ、事業計画・収支予算を承認した。「全国ふるさと甲子園」は映画・ドラマ・アニメのロケ地や舞台となった地域が集結し、ロケ地の魅力発信とご当地グルメを提供するイベント。5回目の今年は8月24日に東京・秋葉原のアキバ・スクエアで開かれ、「デイアンドナイト」の鹿角市実行委も参加する。
 DVDは8月末に発売予定。協賛企業への配布を計画している。
 事業計画では「ロケ支援と映画のプロモーションという大きな活動が終了し、所期の目的を達成した」として、本年度事業を最後に解散することを確認。今後、今回のようなロケ地となる事案があった場合は行政が主導し、新たな実行委を組織することも申し合わせた。

5月のニュース

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鹿角花輪駅前観光案内所 オープンは6月21日 案内、休憩 バス乗車券 売店や授乳室も

2019-05-28
建物が完成した新観光案内所(JR鹿角花輪駅前)
 鹿角市がJR鹿角花輪駅前広場整備事業の一環として建設した新たな観光案内所が6月21日にオープンすることが決まった。特産品の紹介を兼ねた売店も設置する。27日の会見で児玉一市長が明らかにし、「市民をはじめたくさんの方から気軽に利用していただきたい」と述べた。
 駅前広場の整備は、まちの玄関口としての魅力向上や交通結節点としての利便性、待合環境の向上、花輪ばやしやイベントによるにぎわい創出などが目的。広場の面積は現在の約2400平方㍍から約3400平方㍍に拡大する。総事業費は約7億7000万円の見込み。
 新たな観光案内所の場所は広場南側。駅前にある現在の観光案内所の機能を新案内所へ移してオープンする。木造平屋建て、延べ床面積180平方㍍。建物は昨年10月に着工、今月17日に完成した。
 かづの観光物産公社が派遣する、まちの案内人が常駐し、観光案内や観光情報の提供、レンタサイクルの貸し出しを行う。新たに設置する売店は、物産公社に業務を委託して営業する。案内所にはバス乗車券の販売所や休憩所、授乳室、多目的トイレも併設した。
 開館時間は、案内所が午前9時~午後5時、乗車券販売所が午前8時半~午後6時、休憩所が午前5時~午後11時。
 案内所付近にはバスバース(乗降場)を配置。タクシープール(12台)や一般駐車場(13台)をロータリー内側に配置し、駅舎前にタクシーや一般車両の乗降場所を確保する。広場拡大後の花輪ばやし桟敷席は増設する方向で検討する。広場全体の整備は来年夏の花輪ばやし前までの完成を目指している。

医療機関の開業支援 補助制度を復活・拡充 6月補正で予算計上へ 鹿角市

2019-05-28
医療機関の開設支援制度について説明する児玉市長(市役所)
 鹿角市は本年度、市内での医療機関の開業を支援する補助制度を、4年ぶりに復活させ、内容も拡充させるため、準備を進めている。27日の会見で児玉一市長が報告した。
 仙台市に住む50歳代の女性医師が、鹿角市十和田地区で皮膚科診療所の開設を検討しているとの相談を受けたことが、補助制度復活を準備するきっかけとなった。この女性は、鹿角市出身の母親と共に仙台市で皮膚科診療所を開業しているという。
 医師不足を背景に、市は2015年度まで医療機関の開業支援補助制度を設けていたが、利用がなかった。診療所の建設や医療機器の購入などに対して補助率2分の1、上限1000万円という内容だった。
 今回の復活にあたって補助率は3分の2、上限は2000万円に拡大。さらに市内在住の看護師等の雇用に対して年間20万円を5人分まで最大3年間支援する。歯科は対象外。
 関連予算は6月補正予算に計上する予定。議決後にも着工し、早ければ年度内の開業も見込まれるという。
 現在、市内の皮膚科診療はかづの厚生病院で週2日、大湯リハビリ温泉病院で週3日、非常勤医が行っている。
 児玉市長は「医療機関の新規開業は願ってもないこと。実現するよう万全を期すとともに、これ以降の案件も呼び込めるよう制度の周知を図っていく」と述べ、産婦人科などの医師確保に継続して取り組む考えを示した。

中学道徳に「共通体験」 プロジェクトアドベンチャー 自然の家で合川中(協力校)体験

2019-05-27
PAを体験する合川中生徒(大館少年自然の家)
 本年度から教科化となった中学校道徳の教材に、大館少年自然の家(武田俊一校長)が提供する体験プログラム「プロジェクトアドベンチャー(PA)」を生かす研究が進められている。級友らとの共通体験を活用し、授業を深めることが狙い。本年度は北秋田市合川中(嘉藤貴子校長)を協力校として依頼した。23日は1年生32人が同施設でゲームなどを体験し、意見を交わすことの大切さを学んだ。
 PAは米国初の体験型教育プログラムで、ゲームや野外活動を通じた協調性や信頼関係の構築を理念とする。多様な道徳的要素を含んでいるとして、県が文科省から「PAを活用した道徳教育推進に関する調査研究事業」を受託。2017年度から県内自然の家3施設で研究を進めており、3年目。教科化となった本年度は3施設が中学校各1校に協力を依頼した。
 この日が事業の皮切りとなり、同校1年生が約5時間、自然の家職員の指導でPAを体験した。触れ合いや意見交換を通じた課題解決に挑戦。目標をクリアすると、歓声や拍手が起こった。振り返りでは「気持ちを伝えることが大事」「みんなで話し合い、少しの工夫で結果が変わる」などとする声が出された。
 学級担任の柏木太郎教諭は「生徒は元気な男子としっかりした女子。非日常の体験の中で、助言や率先など普段見られない生徒の顔も見られた」と話した。1年生は2学期にもPA体験を計画し、教材と関連づけ、実体験を踏まえた深まりのある授業づくりを目指すという。
 県生涯学習課の青池研悟指導主事は「道徳の授業は資料に沿う形が中心。実体験にからまない、うわべだけの思いの意見交換に終始しがち」と指摘する。事業については「成功に限らず、失敗も仲間と共通体験をすることが大事。道徳に限らず学級経営や関係性の構築にも役立つ機会になれば」と期待する。夏には教員向けのPA体験会も計画しているという。

220人参加し水防訓練 鹿角市 有事の連携など確認

2019-05-27
浸水に備え、土のうを積み上げる団員たち(鹿角市花輪の米代川河川敷)
 梅雨を前に、鹿角市と小坂町主催の水防訓練が26日早朝、鹿角市花輪観音堂の米代川河川敷であり、市町の消防団や消防団協力事業所、市内九つの自主防災会から約220人が参加。堤防の決壊や洗掘、漏水などに対応する各種水防工法に連携して臨み、大雨による水害に備えた。
 開会式で児玉一市長は「豪雨による災害は、いつどこで発生してもおかしくない状況。有事の際は迅速かつ、的確に行動できるよう防災技術の向上を目指してほしい」、細越満町長は「水防工法の技術向上を図り、関係機関との連携や協力体制を再確認し、災害への対応力の向上を図ってほしい」と、それぞれあいさつした。
 訓練は、大雨により米代川の花輪水位観測所の水位が2・2㍍に達し、氾濫注意水位を超え、増水する危険性があるとの想定。消防団や消防団協力事業所による8班が要請により出動した。
 このうち、舗装された堤防など、くいが打ち込めない場所に適した水の浸透を防ぐ「改良型積み土のう工」では、各団員が堤防に沿って迅速に土のうを積み並べた。決壊などを防止する「シート張り工」では、シートの上端にパイプを縫い付け、重りの土のうを縛り付けるなどしていた。
 また、消防団協力事業所は重機を使って大量の土のうを運搬したり、堤防の洗掘に備えて大型土のうを積み上げたりし、それぞれが緊急時の災害への対応を確認していた。

建設中のし尿処理施設 運転管理を長期委託へ 北秋田市

2019-05-27
 北秋田市は、2020年3月完成予定の「し尿処理施設」(同市鷹巣)を民間事業者に長期包括的運転管理業務委託する方針をまとめ、公表した。委託期間は30年3月末まで10年間。今年7月中旬に民間事業者の募集を開始し、総合評価一般競争入札で選定する予定。
 現施設の老朽化に伴い、新施設を鷹巣浄化センター隣接地に建設している。鉄筋コンクリート造り(地下1階、地上2階)で延べ床面積は約1420平方㍍。建設工事は西原環境東北支店(仙台市)が受注。総事業費は約14億円。
 1日当たりの処理能力はし尿と浄化槽汚泥を合わせ46立方㍍の計画。現施設を運営する一部事務組合の「市周辺衛生施設組合」(管理者・津谷永光市長)から能代市と藤里町が脱会する見込みとなっていて、現行の1日平均処理量(77・7立方㍍)に比べ、処理能力を小さくした。
 完成後の20年4月1日に稼働を開始する予定。施設で生じた「し渣」(残りかす)を、市のごみ処理施設で焼却処理するなど効率的な施設運用を目指す。
 運転管理については長期的な視野に立ち、整備費の適正化やコスト低減、性能維持を目的に施設の運転や日常点検、補修などを民間事業者に委託する。
 9月中旬の入札を経て10月下旬に総合評価を実施する見通し。12月上旬に事業契約を締結し稼働の準備を進める。

4月のニュース

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鹿角紫根染・茜染 万葉の技を新時代へ ホテル鹿角で展示会 研究会が5月6日まで

2019-04-28
「万葉の時代を感じてほしい」と作品の前で話す関会長(ホテル鹿角)
 奈良時代に生まれた古代技法の復活を目指している鹿角紫根染・茜(あかね)染研究会(関幸子会長)の展示会が27日、十和田大湯のホテル鹿角で始まった。万葉集から選ばれた新元号「令和」の幕開けは間近。「鹿角が誇る文化を感じながら、万葉の時代に思いをはせてほしい」と同会は話している。
 鹿角紫根染・茜染は奈良時代から鹿角地方に伝わる草木染。色が鮮やかで全国に比類ない染め物といわれ、朝廷や将軍家への献上品として江戸に送られた。鹿角地方には材料となるムラサキやアカネが数多く自生し、豊かな自然が育んだ。
 明治以降、化学染料の台頭で衰退したが、花輪の人間国宝・栗山文次郎氏が復興、長男の文一郎氏が技を継承した。1991年に文一郎氏が亡くなり、途絶えたまま今に至る。
 研究会は会員数48人で、伝統の染め物の復活と継承を目指し活動している。完成まで早くて2年、長くて8年以上と手間のかかる作業だが、研究会として昨年から120回繰り返すという下染め作業を始めている。
 展示会は「万葉の香気」をテーマに、同ホテルのロビーに約50点を展示。合わせて販売も行っている。紫色や茜色の鮮やかに染め上がった布に伝統の模様や新しい模様が浮かぶ。ストール、タペストリー、ふくさ、ハンカチのほか、バッグ、スカートなどの作品が並んでいる。
 展示会の企画は3月から始めており、関会長は「新しい時代に万葉を感じる良い機会」として「1300年前の奈良時代から続く古代技法を絶やさないよう、気持ちを新たにして取り組みたい」と話している。5月6日まで。
 29日は、ホテル鹿角近くの道の駅おおゆで茜染体験と販売会を開く。問い合わせは関会長(☎080・3190・3988)。

観光入込客231万人 働くパパママ応援10社 地方創生関連 目標達成は2事業 大館市

2019-04-27
 大館市は、2018年度の地方創生関連事業について有識者会議の検証結果をまとめた。国の交付金を受けた6事業のうち、目標を達成したのは「『秋田犬』活用による観光地域づくり推進」と「働くパパママ応援企業啓発」の2事業。「おおむね達成」が3事業、「未達成」が1事業だった。総額は約1億5000万円。観光地づくりについては「当地に来て体験してもらうブランド構築が必要」などの意見が出された。
 「『秋田犬』活用―」は、飼育支援や犬との触れ合いイベント、トップセールスによる海外への情報発信を展開した。事業費2535万円。観光入込客数はKPI(重要業績評価指標)の212万人に対して231万人だった。
 「働くパパママ―」は、仕事と子育ての両立支援に取り組む企業を独自に認定し、紹介動画を製作。指標値と同数の10社を新規認定し、動画は中高・大学生向けの出前講座や学習体験プログラムに活用した。事業費は194万円。
 おおむね達成は▽大館版CCRC▽地域産品磨き上げ▽ペットと泊まれる宿泊施設整備―の3事業。
 CCRCは「コンティニューイング・ケア・リタイアメント・コミュニティー」の略で大都市圏から地方へ人の流れをつくり、地域活性化を図る狙いがある。事業では移住フェア相談113件(指標値106件)、空き家バンク登録140件(88件)、CCRC機能を持つ地域の設定ゼロ(1件)だった。事業費430万円。「移住後の就職状況などをフォロー・分析することが必要」と意見があった。
 地域産品についてはエダマメ加工品販売額4370万円(指標値7284万円)、新商品開発19件(15件)、起業ゼロ(1件)。事業費1435万円。17年度に整備したペット同伴施設の宿泊は五色湖ロッジ・緑地公園が297人(256人)、ベニヤマ自然パーク856人(400人)、オートピクニック広場968件(397件)、事業によるAターン者数ゼロ(2人)だった。
 未達成は地域連携DMO(観光地経営組織)形成事業。オリジナル土産品開発・製造のための企業連携、インターネットなどを通じたプロモーション、観光客の受け入れ体制づくりを行った。事業費は1億512万円。延べ宿泊者数は40万2000人(指標値38万5000人)に上ったが、外国人宿泊者は1万人(1万5000人)、旅行消費額は推定で221億4300万円(402億3600万円)にとどまった。「取り組み自体は他のDMOに比べて良好」と評価された。
 有識者会議は市内の商工団体、教育機関、金融機関、労働団体の代表12人で構成。2月に会合を開いて達成度を検証し、意見を求めた。

公共施設の統廃合 「住民の意見聞いて」 個別計画の説明受ける 北秋田市議会総務文教委

2019-04-27
北秋田市議会の総務文教委(市役所)
 北秋田市議会の総務文教委(大森光信委員長)は26日、市役所で開き、当局から公共施設等総合管理計画に基づく個別施設計画についての説明を受けた。個々の施設ごとに状況を把握するとともに、より効果的な更新や統廃合、長寿命化を図っていくことを目的としたもので、3月までに策定し公表した。委員からは施設の統廃合について、住民の意見を聞きながら進めてほしい、などの意見が出された。
 少子高齢化や人口減少に伴う施設の遊休化、経年劣化による老朽化が進んでいることから、市は2017年3月に公共施設等総合管理計画を策定。限られた財源の中で公共施設等の計画的な整備や改修・更新を行っていくため▽公共建築物の総量適正化▽長寿命化の推進▽遊休施設の有効活用▽効率的な施設運営―の4つを基本的な方針に掲げた。
 個別施設計画は、総合管理計画で設定した目標を実現するため、施設ごとの保有の方向性を示すとともに、より有効的な長寿命化と適正な維持管理を図ることで財政負担の軽減および平準化につなげることをねらいとしたもの。
 市が所有する350施設を▽集会施設▽文化施設▽博物館等▽スポーツ施設▽レクリエーション施設・観光施設▽保養施設▽産業系施設▽学校▽幼保・こども園▽保健施設▽医療施設▽庁舎―などの類型に分類。耐用年数や総量適正化の観点から、施設管理の面では「建て替え」「大規模修繕」「除却」など、機能管理の面では「集約・複合」「移転」「転用」「譲渡(貸し付け)・民営化」「廃止」などの方針をそれぞれの施設に定めた。
 財政課は、計画の概要とともに「これまでは破損が見つかった後に補修する事後保全が通常だったが、今後は破損前に改修を行う予防保全を基本に長寿命化を図る」との方針を説明。総合管理計画の期間である46年度までを前期(26年度)、中期(36年度)、後期(46年度)に分け、それぞれの段階での実施方針を決めたことも説明した。
 委員からは「住民に身近な施設の統廃合等は、意見を聞いて行ってほしい」との声があった。総延べ床面積ベースの削減率について「前期の26年度までにどれだけ減らすのか」との質問が出され、当局は「18%の削減を計画している」などと説明した。
 この日は、空き家対策についての説明も行われた。

山菜採りのクマ被害防げ 鹿角市 60カ所にバリケードなど

2019-04-27
入山禁止のバリケードを設置する市職員(十和田大湯熊取平)
 山菜採り中のクマによる人身被害を防ごうと、鹿角市は26日、3年前にクマに襲われ4人が死亡した事故現場に通じる市道など十和田高原地区約60カ所に、通行止めのバリケードや入山自粛を求める看板などを設置した。同地区は27日から11月中旬まで入山規制を実施する。
 大湯の熊取平や田代平の同地区では、タケノコ採りシーズン最盛期の2016年5月下旬から6月上旬にかけて、市内外の男女4人がクマに襲われ犠牲になったほか、2件の負傷事故も発生した。
 以降、市は毎年、現場周辺の市道や、山林に入りやすい私有地などに入山禁止や通行止め、クマの出没注意を呼び掛けるバリケード、看板、ロープを設置している。
 27日からの入山規制に合わせ、総務課と農林課の職員8人が4班に分かれ、作業を実施。2人が犠牲になった熊取平周辺の市道には「この先でクマによる死傷事故発生! 危険」と、警告文が目立つように記された通行止めのバリケードを設置した。
 作業にあたった市の黒沢書彦危機管理監は「安全確保ができていないので人命を最優先し、バリケードを張った。これからタケノコ採りシーズンを迎え、クマに出くわして襲われる不安もある。理解してもらいたい」と話した。
 市では5月中旬ごろから、警察や消防などと連携して、現地で朝の呼び掛けや啓発活動を展開するという。
 また、今後は同様にクマによる人身被害防止策として、仙北市との境界付近にも看板やバリケードを設置する。

ミュージカル 「あきたいぬになりたくて」 わらび座 来年1月に大館公演 実行委が発足

2019-04-26
大館公演の実行委員会を設立した発起人会議(大館商工会館)
 ミュージカル「あきたいぬになりたくて」無料で小学生に鑑賞させる会発起人会議は25日、大館市の大館商工会館で開かれた。ミュージカルは仙北市の劇団「わらび座」が昨年、全国から公募した秋田犬がテーマの脚本を基に制作中のもの。来年1月の大館公演の実行委員会を設立し、準備段階に入った。
 わらび座では、これまで秋田の歴史や人物を題材にしたミュージカルを制作してきたが、物語としての秋田犬を県内外にPRしたいと、初めて脚本を公募。昨秋から年末にかけて30点余りの応募があった。入賞は該当作品なし。奨励賞を受賞した「あきたいぬになりたくて」を基にミュージカルを制作し、大館市とわらび座の共催で10~12月にあきた芸術村小劇場で上演される。
 会議には発起人ら10人余りが出席。発起人を代表し、大館商工会議所の中田直文会頭が「秋田犬をテーマに、地元に対する思いを伝えていきたい。来年の大館公演へ向け協力を願いたい」などとあいさつし、「小学生から大人までが温かくなる感動作品。、芸術に触れ合う機会の創出と情操教育の一環として大館の未来を担う小学生に無料鑑賞させたい」という趣旨を説明した。
 続いてわらび座の今村晋介支配人が「秋田犬という誰もが知っている存在をどれだけクリエイティブに作れるか。視野を広げ、かわいいだけじゃない秋田犬を作品にすることで、次のステップに進めるのでは」とミュージカル制作の経緯を語った。
 この後、実行委員会を発足。委員長に中田会頭、副委員長に伊徳の伊藤碩彦会長を選出した。委員は11人で、事務局は大館商工会議所。大館公演は来年1月11、12日の2日間。舞台は70分程度。11日は午後2時から、12日は午前11時、午後2時からの2回、計3回公演を予定している。一般のチケットは一人3000円程度で調整し、市内の小学生(高学年の予定)は無料招待する。今後、市教委を通じて詳細を検討する。
 ミュージカルは、秋田でご当地アイドルを目指す女子高校生3人がコンテスト出場を目指す内容。物語の転換点で大館市が登場する。かわいいだけではない秋田犬の一面に触れながら、若者の葛藤と成長する姿を描く。
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