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新年度予算は賛成多数 鹿角市3月議会 全議案を可決、閉会

2019-03-23
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全議案を可決、閉会した鹿角市3月議会(市役所)
 鹿角市の3月定例議会は22日、最終本会議を開き、常任委員会に付託していた議案34件と、この日追加提案した市道谷地田町小沢田線の融雪設備更新工事請負契約締結案、2018年度一般会計補正予算案(第13号)各1件、意見書案1件を原案通り可決し、閉会した。
 可決したのは19年度当初予算7件、18年度補正予算8件、条例関係16件、特別会計への繰り入れ2件、財産の貸し付け、市道路線の変更、工事請負契約締結各1件、意見書案1件。
 19年度一般会計予算については、戸田芳孝議員が湯の駅おおゆの指定管理料を取り上げて反対討論を行い、「積算根拠が不明」「樹木管理費は市が直接業者に依頼するなど(指定管理料と切り離して)名目を変えて計上するのが適切」などと理由を述べた。
 これに対し、中山一男議員が「その部分の修正動議で足りることであり、動議を出して議決を得るべき。この予算案で市民生活に影響のないよう速やかに事業を執行していくべきだと考える」と賛成討論を行った。
 議長を除いた15人(1人欠席)で起立採決した結果、賛成13人、反対2人で、賛成多数で可決した。
 市道谷地田町小沢田線融雪設備更新工事は八重樫建設(八重樫學社長)と1億3651万円(税込み)で契約。工期は26日から12月10日まで。場所はペットショップと花輪小の中間付近の道路北側。
 吉村アイ議員は、花輪小学校の通学路となっている同市道の安全対策について質問。渋谷伸輔建設部長は「交通規制が生じる場合は周辺自治会や学校などと協議し、周知を図っていく」と説明した。
 追加提案の一般会計補正予算(第13号)は歳入歳出それぞれ661万円を追加し、総額を189億1124万円とした。
 県補助金の追加交付に伴う農業委員会委員と農地利用最適化推進委員の報酬365万円を追加したほか、国の第2次補正予算に対応し、10月の消費税率引き上げに伴い発行する低所得者・子育て世帯向けプレミアム付き商品券の準備に係る事務補助員の賃金や委託料など295万円を計上した。
 意見書は「幼児教育・保育の無償化、待機児童解消、保育士の処遇改善のための必要な措置を国に求める意見書」。
 「秋田市新屋地区へのイージス・アショア配備計画に反対の意思を示すことを求める請願」は継続審査とした。付託先の田中孝一総務財政委員長は「今後の県や秋田市周辺の自治体の状況も見ながら判断していかなければならない」といった意見が委員からあったことを報告した。

受験年齢上限を撤廃 県教員採用試験 20年度採用から 全種別 受験者増、人材確保へ

2019-03-23
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 県教育庁は今年夏の2020年度公立学校教諭等採用候補者選考試験から、小中高校、特別支援学校の全校種で受験年齢上限を撤廃することに決めた。教員の大量退職や志願者の減少から、上限を段階的に引き上げてきたが、全国的な流れも踏まえて踏み切った。受験者の増加、優秀な人材の確保につなげる狙いがある。
 県教育庁は近年、退職者の増加、受験倍率の低下などを受けて、受験年齢の上限を段階的に引き上げてきた。13年度採用試験で上限を35歳から39歳に緩和。15年度からは45歳、19年度にはさらに49歳まで引き上げた。
 しかし、年々顕著となる受験倍率の低下に改善はみられなかった。全体の実質倍率は09年度試験の14・1倍から、19年度試験で5・0倍まで下がった。年齢要件緩和で受験者増加を狙ったが、19年度は前年度比で0・6㌽減少した。こうした状況や、全国的な流れも踏まえて上限撤廃に踏み切った形だ。
 定年退職の年齢は60歳のままで変更はないが、今後は50歳代の人も年齢に関わりなく受験機会を与えられることになる。
 県教育庁高校教育課は「年齢に関わらず、意欲のある優秀な人材を確保するためにも受験の門戸を広げていきたい」としている。
 このほか20年度採用試験では、県教委の指定大学から推薦を受けると1次選考が免除される「大学推薦特別選考」も対象を広げる。小学校教諭は現行秋田大学のみだが、岩手大、宮城教育大、東京学芸大など計7大学に拡充。さらに養護教諭を新たに対象とし、弘前大に推薦枠を設ける。
 試験は1次選考が7月20~22日の3日間(予備日23日)。1次選考の合格者などを対象とする2次選考は9月13~15日の3日間(同16日)。
 募集種別、人員等は5月10日配布予定の実施要項で発表する。問い合わせは義務教育課(☎018・860・5145)、高校教育課(☎018・860・5164)、特別支援教育課(☎018・860・5133)。

今季の大活躍たたえる 北鷹高スキー部 保護者ら参加、報告会

2019-03-23
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選手の活躍をたたえる津谷会長㊧(ホテル松鶴)
 スキー競技の強豪・県立秋田北鷹高校(青山仁校長)の2018年度大会報告会が21日、北秋田市のホテル松鶴で開かれた。今季も全国高校総体(IH)などで選手が大活躍し、後援会(津谷永光会長)や保護者ら約50人が輝かしい成績をたたえた。
 卒業した3年生6人を含め距離スキー部門の選手15人が出席。物心両面で支えた関係者が見守る中、制服姿で入場した。
 津谷会長が「スキー部の経験、自信と誇りを持ってこれからも頑張ってほしい」などとあいさつした。青山校長も「終わりは次のステージの始まり。精いっぱい活躍することが支えてくれた人への恩返しになる」と激励した。
 来賓あいさつに続き、古矢勝久監督ら指導陣が登壇。部活動の練習時間が全国的に制限される傾向にある中「勝つチーム」を育てるのは年々容易ではないという。それでも「今季は全国大会で必ず入賞者が出た。3年生全員に賞状が渡ったことも本当にうれしい」と喜んだ。
 選手たちはねぎらいの言葉を受け、あらためて偉業をかみ締めた様子。表情を引き締め、さらなる精進を誓っていた。代表して門脇匠さん(3年)が感謝の言葉を述べた。
 今季の同校スキー部は鹿角市で開催されたIHで男子リレー3位、女子リレー5位の好成績をはじめ、個人種目や各種大会でも活躍した。

地価公示 本県、21年連続の下落 商業地 大館市はマイナス2・8%

2019-03-20
 国土交通省は19日、今年1月1日現在の地価公示価格を発表した。県内の全用途の平均価格は1平方㍍当たり2万5000円(前年2万5100円)で、平均変動率はマイナス1・3%(前年同1・9%)。下落率は縮小しているものの、1999年から?年連続の下落となった。商業地は21年の調査開始以来最低だった前年価格を下回ったものの、秋田市では住宅地、商業地とも上昇地点が見られ、中心部で底打ち感が見え始めている。
 県内の調査は17市町(13市4町)で実施。調査地点数は193で、内訳は住宅地132、宅地見込地1、商業地55、工業地5。
 用途別の変動率は、住宅地がマイナス1・3%(前年同1・8%)、商業地マイナス1・3%(同1・9%)、工業地マイナス2・0%(同2・9%)で、いずれも下落率は縮小した。住宅地は19年連続、商業地は27年連続の下落となった。
 北鹿地方の変動率をみると、住宅地は大館市がマイナス2・4%で、1平方㍍当たりの平均価格は1万6500円。鹿角市は同1・1%で1万800円、北秋田市は同3・3%で7200円、小坂町は同2・4%で8500円。上小阿仁村は調査地点がなかった。大館市と鹿角市、北秋田市は下落率が縮小、小坂町は前年から拡大した。秋田市は1平方㍍当たり3万2000円。
 商業地は、大館市がマイナス2・8%で、1平方㍍当たりの平均価格は2万3700円。鹿角市は同2・9%で1万9500円、北秋田市は同3・4%で1万5100円。小坂町と上小阿仁村は調査地点がなかった。下落率は北秋田市を除き、前年から縮小した。秋田市は1平方㍍当たり5万1000円だった。

利活用への認識深める 北秋田市議会内陸線議員連 吉田社長の講話聴く

2019-03-20
吉田社長の講話を聞いた内陸線議連の定例会(阿仁庁舎)
 北秋田市議会の秋田内陸縦貫鉄道北秋田議員連盟(会長・黒澤芳彦議長)は19日、市役所阿仁庁舎で定例会を開いた。秋田内陸縦貫鉄道の吉田裕幸社長から「内陸線を利用した観光価値向上に向けた取り組みについて」をテーマとした講話を聴いたほか、4月のオープンを目指し改修が進む阿仁合駅舎2階などの視察を行った。
 議連は、内陸線の持続可能な運営体制の構築実現を目的に、2012年12月に設立。北秋田市議会の全議員(20人)が参加しており、利用促進と沿線地域の活性化に向けた研究などに取り組んでいる。この日は13人が出席。利用促進の観点から、多くの議員が最寄り駅から阿仁合駅まで内陸線を利用して移動した。
 定例会の冒頭、黒澤会長は「北秋田市に多くの経済効果をもたらしており、なくてはならない存在。議員連盟としてもバックアップしていきたい。研修会を通して、利活用の促進に向けた認識を深めたい」などとあいさつした。
 「来月、全線開業30周年を迎える」と述べた吉田社長は「地域の人たちが誇りを持てる鉄道にしたい」との思いを表明。「地域内利用をもっと高めていきたい。地域の人たちの利用をまだ、引き出せていない。乗るための『理由』をつくる必要がある」とした。
 観光路線化についても「『自然が豊か』な場所は、日本全国のどこにでもある。そして『何でもあります』は『特徴がありません』ということ。この場所『ならでは』のメッセージ、『ここだけ』の物語が必要」と述べ、「スマイルレール」のキャッチコピーや「しあわせ鉄道旅」をテーマとした観光パンフレット、阿仁合駅での駅舎オーナーなどの取り組みを紹介。
 「今はインバウンドなど、内陸線にも風が吹いている。しかし、風はいつか止まる。自分で動ける『エンジン』をつくっていきたい」と話した。
 このあと、阿仁合駅舎2階に開設する「森吉山ウエルカムステーション」や車両基地などを視察。内陸線への理解を深めながら、利活用の促進への方策を探った。
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花輪ばやし祭典委 戸澤会長 五輪開会式出演めざし 文化庁長官らと面会へ

2019-02-23
花輪ばやし祭典委員会の通常総会(鹿角パークホテル)
 鹿角市の花輪ばやし祭典委員会は21日夜、鹿角パークホテルで通常総会・懇親会を開き、花輪ばやしの継承や地域活性化に向けた事業、体制などを確認した。戸澤正英会長は、花輪ばやしを含む全国33の祭りを一括したユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」が東京五輪開会式出演を目指している中、25日に文化庁長官らと面会する予定であることを報告。「日本の祭りの代表として熱く語ってきたい」と実現への思いを述べた。
 戸澤会長は、山・鉾・屋台行事を支援する国会議員連盟の副会長を務める金田勝年衆院議員とともに文化庁を訪れ、長官や日本オリンピック委員会(JOC)関係者らと面会する予定で、「日本の祭り、素晴らしい伝統文化を世界の人に見てもらい、継承につなげていく絶好の機会。そうした願いを訴えたい」と述べた。
 また、花輪ばやしが「第19回地域伝統芸能まつり」(24日・NHKホール)に出演することに言及。「3月には全国放送もある。花輪ばやしにとって素晴らしいこと」と波及効果に期待した。
 通常総会では2018年事業報告、19年の事業計画や予算などを承認。任期満了に伴う役員改選で戸澤会長を再任した。
 花輪ばやしのユネスコ無形文化遺産登録後、一昨年は26万人、昨年は23万人と過去10年では1、2番目の人出を記録したが、今年の花輪ばやしは月、火曜日の平日開催で観光客の減少が懸念されている。好評の専門誌「花輪ばやしマガジン」の発行やマスコミを通じた宣伝、東北5団体で設立した「東北山・鉾・屋台協議会」での共同活動、各種イベント出演などに力を入れ、誘客を促進したい考え。
 補助金を活用し、笛・三味線の講習会や屋台修理事業などにも取り組む。今年は3台目となる大町の屋台修理に着手する予定。

 

都市再興計画 最終案を決定 大館市 都市再興協 福原市長に答申 

2019-02-23
計画書を答申する北原会長ら(市役所)
 大館市の都市再興協議会(会長・北原啓司弘前大学大学院地域社会研究科長)は22日、市中央公民館で第5回協議会を開き、策定を進めてきた都市再興基本計画の最終案を決定した。終了後、北原会長らが福原淳嗣市長に計画を答申。3月下旬に開く予定の都市計画審議会に諮問することにしている。
 協議会は2017年11月に第1回を開催。並行して開催した市民ワークショップや庁内検討委員会での意見、市民アンケートなどを反映させながら、計画案の取りまとめを行ってきた。
 策定した都市再興基本計画の最終案は▽第1章=計画の目的と構成▽第2章=大館市の現況と課題▽第3章=まちづくりの基本方針▽第4章=全体構想▽第5章=地域別構想▽第6章=立地適正化計画のまちづくり方針▽第7章=誘導区域・施設の設定▽第8章=都市機能及(およ)び居住を誘導するための施策▽第9章=目標及び進行管理▽第10章=まちづくりの実現化方策▽第11章=届出制度―で構成。
 市全域を計画対象として、都市計画法に基づいてまちづくりの基本方針を示す「都市計画マスタープラン」の見直しを行うとともに、都市計画区域内を対象に、都市再生特別措置法に基づいて都市機能や居住の誘導によるまちづくりを目的とした「立地適正化計画」を合わせて策定した。基本計画には、市内全域を対象とする「地域公共交通網形成計画」も含んでいる。
 この日の協議会で福原市長は「『再興』という言葉の持つ意味は大変大きい。2年間の議論を経て、良い計画ができた。人口が縮減しても、先人が遺(のこ)した地域の良さを見つめ直し、新たな羅針盤としてまちづくりを進めていく」などとあいさつ。事務局が、パブリックコメントの募集に対する意見や市の考え・対応を説明した。
 続いて、計画の最終案での修正部分を確認。委員からは「協議会や市民ワークショップに参加したことで、計画への理解を深めることができた」との声があった一方、「多くの市民にも理解してもらう必要がある」との意見も出された。市は「丁寧な説明を心掛けたい」とした。
 計画書は福原市長に答申され、3月下旬に開催予定の都市計画審議会に諮問する予定。パブリックコメントなどは、市のホームページに掲載する。

 

雪遊びに湯治文化も 鹿角市 外国人も参加、移住体験

2019-02-23
雪だるまを作り喜ぶ財前さん㊧とパブロさん(八幡平運動広場)
 鹿角市の冬ならではの魅力を満喫し、移住を考えてもらう「移住体験ツアー」が、22日から2泊3日の日程で始まった。市企画の同様のツアーで初めて外国人が参加し、首都圏からの男性を含めて2人が初日は雪遊びや湯治文化を体感し、鹿角の冬の過ごし方に理解を深めた。
 ツアーは県外からの移住を考えている人を対象に公募し、定期的に実施。本年度の3回目は、「湯治体験や雪遊びで冬の鹿角の楽しみを知ってもらうツアー」(市)を企画。内容は市の移住コンシェルジュが考えた。
 外国人第1号としてスペイン出身の学生、パブロ・グラウ・ヴォージェスさん(23)、都内から会社員の財前雄太さん(27)が参加した。
 八幡平市民センターでオリエンテーションがあり、コンシェルジュ3人が市の概要のほか、冬の過ごし方や楽しみ方などを紹介。コンシェルジュの菅原由紀子さんは「雪があるからこそ楽しめることもある。ツアーで市へ興味を持ってもらい、寒い冬を楽しんで過ごせるイメージをしてほしい」と呼び掛けた。
 参加した二人は長靴や防寒着などを着用し、八幡平運動広場でコンシェルジュらと一緒に雪だるまを作ったり、雪合戦をしたり、存分に雪に親しんだ。
 パブロさんは雪でペンギンを作り、「初めてだったけど、出来は悪くなかった」と満足げ。2日目以降のツアーで「体を動かすのが好きなので、まき割りが楽しみ」と笑顔を浮かべた。
 財前さんは「自然が好きで2、3年後の移住を考えており、各地の体験ツアーに参加している。鹿角では温泉を楽しみにしている」と話した。
 23日はスノーシュー体験やまき割り、移住者との交流、24日は花輪スキー場でジャンプ大会の見学、お試し住宅の見学を予定している。

 

大館市長選 無風一転、選挙戦へ 麓幸子氏が立候補へ 近く会見し表明

2019-02-22
 任期満了に伴って4月に行われる大館市長選挙に、市出身で日経BP総研フェローの麓幸子氏(57)=比内町扇田字長岡=が無所属で立候補する意思を固めた。21日、関係者が明らかにした。市長選に向けては昨年12月に、現職の福原淳嗣氏(51)=柄沢字狐台=が再選を目指して立候補することを表明。その後は無風状態が続いていたが、一転して選挙戦となることが濃厚となった。
 統一地方選の後半に組み入れられた市長選は、市議会議員選挙とともに4月14日告示、同21日投開票の日程で行われる。
 麓氏の関係者によると、今月14日に市選挙管理委員会が開いた市長・市議選への立候補予定者に対する説明会の時点では、「市議会議員」への立候補に向けた準備を進めていた。
 しかし、市内を歩いて高齢者や若い母親、個人事業主らと話をする中で、「生活の厳しさ」を実感。「トップが代わらなければ、良くはならない」との思いが強くなり、「市長選への出馬を決意した」という。日経BP総研は3月末で退職する予定。近く、記者会見を開いて立候補を表明することにしている。
 麓氏は1962年1月生まれ。84年に筑波大学を卒業し日経BP社へ入社。2006年「日経ウーマン」編集長、12年ビズライフ局長、14年日経BPヒット総合研究所長、16年同社執行役員など歴任。14年には法政大学大学院経営学修士課程を修了した。
 市長選に向けては、現職の福原氏が昨年12月の市議会定例会の一般質問に答える形で、再選を目指して立候補する考えを表明。「ふるさと秋田、わが大館は、地域間連携において『扇の要』となる実力を持っている。こうした面をさらに加速させたい」などと述べた。後援会事務所開きなどは3月に行うことを予定している。
 前回、15年の市長選は、7期目を目指した当時の現職と2回目の挑戦となった福原氏の一騎打ちとなり、福原氏が9600票余りの差をつけて初当選した。
 今回の選挙は、1951年の市制施行以来18回目。麓氏が立候補すれば、初の女性候補者となる。

「ふるさと小坂かるた」 郷土の記憶を形に 世代をつなぐ会が町に寄贈

2019-02-22
完成した「ふるさと小坂かるた」
 ふるさと小坂の記憶をかるたで残そうと、小坂町の多世代グループ「世代をつなぐ会」(佐藤暢子代表)は、町の歴史や技術、習慣、風景などを伝える「ふるさと小坂かるた」を制作し、21日、小坂町に寄贈した。町は、印刷加工し、貴重な地域資料の一つとして町内の公共施設に設置する方針。
 同グループは2017年度に発足し、小坂をこよなく愛する20~70代の10人で組織。世代を超えて手をつなぎ、小坂のために各世代で知恵を出し合い、協力しながら自分たちができる町のPR活動などに取り組んでいる。
 かるたは「薄れゆくふるさとの記憶を、より集めて次の世代に残していく義務がある。せめて今育っている子どもたちの心の中に、ふるさとの記憶が宿るよう何かを手渡してあげたい。子どもたちに伝える意義と同時に、シニア世代の眠っていた記憶や、体験に光をあてることで活気を呼びたい」(同グループ)と制作に踏み切った。
 小坂に関連した心に残る風景や思い出、次代に残したい習慣、伝統、語り継ぎたい歴史など、読み札の文案は17年8月から18年3月まで、町内外から募集。町民をはじめ、地元の小学生、県外の町出身者などの協力も得て、数多くの文章が寄せられた。
 文章を通じて新しい発見や歴史を理解でき、懐かしい記憶もよみがえるなど、どれもこれも貴重なものばかり。読み札として採用するにあたっては「選考を繰り返した。地域の偏りがないようにしたり、いろいろな視点のものがあったりなど、選ぶのに苦労した」(同グループ)という。
 読み札は分かりやすい言葉使いで親しみやすいように工夫した。絵札は会員が担い、読み札に合うように柔らかいタッチで描いた。
 グループのかるた部会の会員4人が町役場を訪れ、細越満町長に手作りかるたを寄贈。会員たちは「以前から何かを残したいと思っていた。このグループだからできた」「今後、広く活用してもらうことを会として取り組んでいきたい。かるたを足掛かりとして、ふるさとについてみんなで思い起こす機会にしていきたい」と述べた。
 町長は「皆さんが作りたいという気持ちを持って取り組み、素晴らしいものができた。感謝する。町民みんなに愛されるようなかるたとして、また、知らない歴史を子どもたちが勉強できるような教材として有効活用していきたい」と感謝した。
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現職5人勇退表明 4月の大館市議選 元職・新人、出馬5人前後か

2019-01-26
 統一地方選の後半で行われる大館市議会議員選挙に向けて、立候補を予定する人たちの動きが慌ただしくなってきた。今回は定数を現行の28から2削減し、26にして行われる。現職は28人のうち、これまでに5人が出馬しない考えを表明。元職・新人は5人前後が立候補の意向を固めており、定数を2人程度上回るものとみられている。市選挙管理委員会は2月14日に、市長選と市議選の立候補予定者を対象とした説明会を開くことにした。
 大館市議選は市長選とともに、4月14日告示、21日投開票の日程で行われる。天皇陛下の退位、新天皇の即位を控えていることから、今回の統一地方選は通常より1週間早めて行われることになった。
 今回の選挙に向けては、虻川久崇氏(69)=川口=、中村弘美氏(71)=粕田=、畠沢一郎氏(81)=花岡町=、仲沢誠也氏(74)=二井田=、佐藤健一氏(72)=岩瀬=の5人が、立候補しない考えを表明。ベテランが勇退することで、世代交代が進むものとみられる。
 一方、これまでに立候補の意思を示しているのは、現職23人のほか、元職3人と新人2人の計28人。このほかにも、立候補を模索する動きがみられることから、告示までには立候補者数が増える可能性もある。定数はこれまでの28から2削減し、26となる。
 過去の市議選をみると、定数をそれまでの30から2削減し28にして臨んだ2011年の選挙には、定数を11人上回る39人が立候補。前回、15年の選挙は、28の定数を9人上回る37人が立候補し、大激戦を繰り広げた。
 市選挙管理委員会は、市長選と市議選の立候補予定者を対象とした説明会を2月14日午後1時半から、市中央公民館で開く予定。出席は任意だが、各種の資料等も配布されるため、ほとんどの予定者が集まる機会となる。この時点で、大方の顔ぶれが固まる見通しだ。

県北の魅力売り込め 北東北三県観光立県協 九州・沖縄の業者招く

2019-01-26
旅行業者に魅力を売り込む地元の観光事業者たち㊧(ホテル鹿角)
 九州地方と沖縄県の旅行業者4社を招へいした旅行商談会が25日、鹿角市十和田大湯のホテル鹿角で開かれ、県北部の観光事業者が旅行商品の造成につなげてもらおうと、最新の話題や情報、魅力を売り込んだ。
 北東北三県観光立県推進協議会の県外プロモーション事業の一環として、同協議会福岡合同事務所が企画した。3県への誘客促進や事業者間の関係構築の支援が目的。旅行業者は沖縄1社、福岡3社から担当者4人を招いた。
 4人は23日に青森県入りし、24日まで観光地などを視察。弘前市での商談会を経て、この日に県北部に入った。大館市の大館工芸社、秋田犬会館、小坂町の康楽館、小坂鉄道レールパーク、鹿角市の道の駅おおゆなどを視察した後、商談会に臨んだ。
 商談会には県北部の10社・団体の担当者が参加。各テーブルを順番に回り、4人にそれぞれの施設の特徴や最新の情報などをPRしながら、旅行商品の造成に向けて交渉を重ねた。
 阪急交通社企画旅行事業本部=福岡市=の中村美幸さんは「冬の見どころもあったので、強めていきたいと思う。秋田犬ブームなので、大館市の施設がリニューアルしてどう変わっていくのか注視したい」と期待した。
 地元小坂鉄道レールパークの吉田篤さんは「康楽館や小坂鉱山事務所など明治百年通りを絡めてPRすることができた」とした。
 福岡合同事務所の羽沢勝己さんは「県北部は他県から入りやすいので、他県と連携した商品を提案していきたい」と話した。
 26日は北秋田市の伊勢堂岱縄文館、秋田内陸線、森吉阿仁スキー場などで視察、体験を行う予定。

打当の夜を光と音で彩る マタギの湯で週末限定 プロジェクションマッピング

2019-01-26
打当温泉で披露されるプロジェクションマッピング(打当温泉)
 北秋田市阿仁打当の打当温泉マタギの湯で25日から、コンピューターグラフィックスを建物や空間に投影する「プロジェクションマッピング」を使ったおもてなしが始まった。宿のロビーから望める秋田スギなどをスクリーンに、「光と音の祭典」と題した作品を夕食前の約1時間にわたって披露。3月上旬まで金・土曜限定で行う予定。
 打当温泉は冬期間の観光誘客を目的に北秋田市が行っている「おもてなし宿泊支援事業」を活用した誘客を展開。温泉を指定管理で運営するマタギの里観光開発(仲澤弘昭社長)は、宿泊者らに打当の幻想的な冬をより楽しんでもらいたいと、プロジェクションマッピングを活用したおもてなしを企画した。
 24日夜は上映に向けた準備作業が行われ、プロジェクションマッピングの制作に協力しているS―DREAMのメンバーや市地域おこし協力隊員らが披露する映像や音楽などを最終調整した。企画のプロデューサーを務めるS―DREAMの河崎呈さんは「秋田ならでは、打当ならではの素材を活用した地域の魅力を伝える映像を多くの人に楽しんでもらいたい」と話した。
 プロジェクションマッピングは、宿のロビーから望むことができる秋田スギとサクラの木をスクリーンに投影。試験ではカラフルな光が音楽に合わせて動く様子などが披露され、宿泊客たちも足を止めて一足早く幻想的なショーを楽しんでいた。
 プロジェクションマッピングが披露されるのは25日から3月2日までの金・土曜。「食事前のひとときを楽しんでもらいたい」と午後5時ごろから行う予定。仲澤社長は「多くの人に楽しんでもらい、おもてなしの気持ちを届けたい」などと話していた。

策定中の「都市再興基本計画」 素案を審議会に報告 大館市 長期的「まちづくり」指針

2019-01-25
都市再興基本計画の素案について報告を受けた都市計画審議会(比内総合支所)
 大館市の都市計画審議会(会長・小笠原吉張秋田職業能力開発短期大学校教授)は24日、比内総合支所で開き、策定が進む「市都市再興基本計画」の素案について報告を受けた。人口減少や少子高齢化の進行といった変化に対応しながら、長期的な視点に立ったまちづくりの指針にしようとするもの。来月の都市再興協議会で最終案を固め、年度内の完成を目指す。
 都市再興基本計画は、「都市計画マスタープラン」と「立地適正化計画」「地域公共交通網形成計画」の総称。
 このうち、都市計画マスタープランは大館市全域を対象としており、都市計画法に基づいて「まちづくり」の基本方針を示すもの。今回は、2007年度に策定した計画の見直しを行った。立地適正化計画は、都市計画区域を対象としたもの。都市再生特別法に基づいて、居住機能や都市機能の誘導によるコンパクトなまちづくりをねらいとしている。都市再興基本計画には、17年度に策定した地域公共交通網形成計画も含んでいる。
 策定にあたっては、市民や学識経験者、関係団体の代表らによる市都市再興協議会を設置。市民ワークショップでの意見等も反映させながら、検討を進めてきた。
 計画案によると、計画期間はマスタープラン、立地適正化計画ともに2019年度から2038年度までの20年間。まちづくりの主人公を「まちの未来を担う若者」ととらえ、基本理念には「未来を担う若者が主人公となるまちなか活用 そこからつながる多世代が快適な暮らしづくり」を掲げた。
 都市計画マスタープランでは、全体構想として▽土地利用がもっと充実する▽もっとまちなかを活用する▽もっと地域の力を活用する―などの基本方針を策定。その上で「大館東」「大館西」「大館南」「大館北」「比内」「田代」の地域ごとに将来像や方針を取りまとめた。
 立地適正化計画では、「未来を担う若者が主人公となる まちなかの遊休不動産と歴史資源の活用」を方針として示した。対象地区内に「都市機能誘導区域」と「居住誘導区域」を設定しながら、まちづくりを進めるとしている。
 審議会では、事務局からの説明を受けて意見を交換。都市再興協議会で出された意見や、市民からのパブリックコメントで寄せられた意見についても確認した。
 計画案は、来月開催予定の都市再興協議会で最終案を取りまとめたあと、3月下旬の都市計画審議会に諮問される。

七滝保育所 閉所説明会に出席1人 小坂町 2月上旬に仕切り直し

2019-01-25
出席者が1人で打ち切りとなった説明会(ほっとりあ)
 小坂町教育委員会は23日夜、七滝地区のほっとりあで住民対象の「七滝保育所閉所にかかる説明会」を開いた。住民の関心が強くさまざまな声が上がっていたことから、町教委は開催通知を地区へ全戸配布して参加を呼び掛けたが、ふたを開けると出席者は1人だけ。住民の真意に疑念を抱く形となった。説明会は打ち切られ、2月上旬に仕切り直す予定。
 同保育所は児童数の減少に伴い、集団での活動や学び合い、年齢に応じた体験の提供等が難しくなっている。
 こうした状況と近年の出生数を鑑み、町教委は昨年7月から、保育所の今後の在り方について検討を進めている。保護者には閉所を含めた今後の運営方針を示し、一定の理解が得られたほか、各自治会の代表に対する説明の場を設けたところ、保護者の意見を尊重してほしいという声が出されたという。議会には9月に説明した。
 11月末に七滝地区で開催された町議会の「議員と語る会」においては、住民から保育所の件について意見が集中し、存続を望む声や運営の見直しを求める意見などが上がった。
 町教委が地域の総意だと受け止めていた「保護者の意見を尊重」とは別の声が多く、議員の求めなどもあったことから、閉所の方針を説明し、保育所の現状と今後の運営について意見を聞く住民対象の説明会を計画。多くの住民に参加してもらおうと、開催通知は10日発行の町広報に折り込み全戸配布した。
 説明会には、町からインフルエンザで療養中の町長に代わり、成田祥夫副町長、澤口康夫教育長ら4人が出席。開始の午後6時を過ぎても出席者が1人だったことから、町教委はその場で、出席者の理解を得た上で日を改めることにした。
 町教委は「雪が降り除雪などで忙しかったのだろう」とやむを得ない状況を受け止め、周知の方法を変更するなどして次回を開催するという。
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