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情緒豊かに優雅な舞い 毛馬内盆踊り始まる あすまで

2019-08-22
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踊り手が優雅に舞った毛馬内盆踊り(毛馬内こもせ通り)
 国の重要無形民俗文化財で県内三大盆踊りの一つ、鹿角市十和田の「毛馬内盆踊り」が21日夜、毛馬内こもせ通りで開幕した。頰かむりをした男女の踊り手が太鼓などの音色に合わせて、情緒豊かな優雅な踊りを披露し、来場者を魅了した。23日まで。
 子ども盆踊りコンクールに続き、勇壮な呼び太鼓が打ち鳴らされると、老若男女の踊り手が次々と会場へ。午後8時ごろ、毛馬内盆踊りが始まった。
 踊り手の衣装は、男性が紋付き等の着物に水色の蹴出し、女性はじゅばんにとき色の蹴出しで留め袖や訪問着等をまとい、きらびやかな帯の下に黄色のしごき帯を巻き、手拭いで顔を覆った姿。大太鼓と笛のはやしで踊る「大の坂」を皮切りに、無伴奏の唄のみで踊る「甚句」「毛馬内じょんから」を、ゆっくりとした手さばきで優雅に舞っていた。
 毛馬内盆踊りの起源は不明だが、大の坂は京都の念仏踊りの流れをくむといわれる。甚句は南部領だった約450年前、戦いから帰った将兵たちをねぎらったのが始まりとされる。2000年からは、各地の盆踊り等をゲストに招いたイベント「毛馬内北の盆」の中で行われている。
 22日は「黒石よされ」(青森県黒石市)が午後6時30分からゲスト出演。最終日23日は、地元の子どもたちによる「わらしっこ・めらしっこ盆踊り合同披露」が午後5時から行われ、同6時30分にゲストの「李岱駒踊り保存会・奴踊り会」(北秋田市合川)が登場する。両日とも毛馬内盆踊りは、午後8時からスタートする。

介護保険 18年度給付費は94億円 大館市 増加抑制へ予防に力

2019-08-22
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委員16人を委嘱した運営委員会(比内総合支所)
 大館市の介護保険事業計画運営委員会は21日、比内総合支所で開き、2018年度の事業実施状況を審議した。保険給付費は94億2114万円で、前年度比1億3078万円、1・4%減少。事務局の市長寿課は「介護給付費が増加しないようあらゆる手段を講じたい」とし、介護予防に力を入れる考えを示した。
 65歳以上の第1号被保険者は今年3月末現在で2万7532人で、高齢化率は38・3%。要介護(要支援)認定者数は5429人で、前年度比167人増。このうち、介護(予防)サービス受給者は4841人で前年度比39人減。利用率は89・2%となった。
 18年度介護保険特別会計の決算状況は、歳入が109億98万円で前年度比1・3%増、歳出は103億8979万円で0・5%増。実質収支は1億9596万円で、前年度比35・1%増。介護保険事業基金は18年度末で7億4960万円、19年度末は8億6298万円を見込む。
 介護予防などを目指す地域支援事業費の18年度決算額は4億8718万円で、前年度比2億161万円の増。1人暮らし高齢者や高齢者のみ世帯に食事を配達しながら安否確認を行う「高齢者等配食サービス事業」は221人、2万1188食の利用があり、前年度と比較し185人、1万9132食の大幅な増加となった。
 委員からは介護保険給付費が100億円に迫る状況について、「今後高齢化率が上がる中、制度が破綻しないよう、介護予防や地域の支え合いづくりを進めていくしかない」との意見が出された。現在は第7期計画(18~20年度)で、来年度第8期計画を策定するが、事務局は「次期介護保険料は、積み上げた基金をかなり充当する形になると思う」と説明した。
 医療や保健福祉関係者、被保険者代表など委員16人に委嘱状を交付。委員長に櫻庭庸悦・大館北秋田医師会長を再任した。

遺跡の魅力、どう発信 きたあきた こどもサミット 児童生徒が意見交換

2019-08-22
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グループで意見を出し合う児童・生徒たち(コムコム)
 北秋田市の小中学生による「きたあきたこどもサミット」が21日、市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つとしてユネスコ世界文化遺産への国内推薦候補となった伊勢堂岱遺跡について、「魅力を発信」する方法をテーマに意見を交換。遺跡の素晴らしさを「多くの人に知ってもらうためには、どうすればよいか」を考えた。
 サミットは、次代を担う児童・生徒が、地域の活性化のために参画する意欲や態度を育むとともに、問題や課題を発見し主体的に解決していく力を高めていくことなどを目的に、市教育委員会が主催。昨年までは「いじめゼロサミット」を開いてきたが、一定の成果を上げたことから、今回から新たなテーマで開くことにした。
 この日は、市内の小学校、中学校から各1人、計15人の児童・生徒が出席。テーマの説明に続き、伊勢堂岱遺跡で「ジュニアボランティアガイド」を務めている児童、生徒各1人が、活動の様子を紹介しながら「基調提案」を行った。
 ジュニアボランティアガイドは、2015年から活動。小中高校生が、遺跡や縄文館を説明している。提案では「一人でも多くの人に遺跡へ来てもらい、良さを知ってもらいたい」「世界遺産になって、地域活性化に結び付けたい。しかし、市民でも遺跡を訪れたことがない人が多い。市民、県民にも良さを広げたい」などと述べた。
 提案を受け、三つのグループに分かれて意見を交換。「伊勢堂岱遺跡の魅力をたくさんの人に知ってもらう」方法を積極的に出し合った。「市民でも、遺跡を訪れたことがない人が多い」との問題提起に注目した意見が目立った。
 このあと、グループごとに意見を取りまとめ、代表者が発表。「市内の人に見てもらうために、家族や知り合いなどに、遺跡の良さを伝える」「遺跡の良さを伝える映像資料をつくり、人が集まる場所で流す」「各学校での集会や行事で発表する」などがあった。また、縄文館で展示している資料の一部を「コムコムで展示しては」との提案もあった。
 児童生徒たちは、それぞれの発表を聞いて自分にできることを考えた様子。この日の活動の様子などについて、各学校で発表することにした。

除雪費や保育無償化 大館市 一般会計8億円を追加 9月議会、27日招集

2019-08-21
 大館市は20日、9月定例議会を8月27日に招集すると告示した。補正予算案は一般会計で8億3899万4000円を追加。除雪費や10月に始まる幼児教育・保育の無償化に伴う措置費、たしろ温泉ユップラ設備更新工事費、ふるさと納税システム改修事業費などを計上した。
 提出するのは一般・特別各会計の補正予算案や家庭的保育事業の設備・運営に関する条例の一部改正案、へき地保育所設置条例の一部改正案、除雪車購入に伴う財産取得など報告4件、承認1件、議案20件。
 行政の認可を受けた保育者が自宅などで少人数の子どもを預かる「家庭的保育事業」については設備・運営に関する基準の一部が改正され、利用乳幼児が3歳に達した後の受け皿となる連携施設の確保義務が緩和されたこと、連携施設の確保に関する猶予期間が延長されたことに伴う条文整備を行う。
 一般会計補正後の総額は352億5090万2000円で、前年同期に比べ6億7914万円(2%)増となる。特別会計と企業会計を含む全会計の合算は補正後で753億5205万2000円。一般会計の投資的経費は42億171万6000円、構成比で11・9%となり、前年同期比1億1505万7000円(2・8%)増えた。
 主な歳出のうち、新規事業はふるさと納税システム改修事業費136万円、旧大滝温泉スキー場建物等解体工事費599万円。旧スキー場(1979年開設)は利用者減のため2017年度に廃止しており、ヒュッテや物置小屋、ロープトウ設備を撤去する。
 継続事業は除雪費・除雪関連費4億6854万円、私立認定こども園等児童措置費6551万円、たしろ温泉ユップラ管理費5941万円、道路維持費4090万円、地方創生推進交付金事業費1206万円、地域ふれあい除雪支援事業費662万円、新入学児童用ランドセル・黄色い帽子購入費361万円、タイとの交流事業費156万円、鳥獣被害防止総合対策交付金事業費132万円などを追加した。

県と中国・大連市 小坂町で教育の交流 訪問団が来町 児童がクイズや踊り

2019-08-21
小坂小を訪れた大連市の小学生15人
 県は、昨年8月に中国・大連市と観光交流に関する覚書を締結し、現在は観光以外にも医療や教育、経済の分野で交流を進めている。教育分野における相互交流の皮切りとして、大連市の小学生の訪問団が19日に来県。20日は、交流活動の拠点となる小坂町で、地元の小坂小児童と触れ合い、互いの文化への理解や友情を深めた。22日まで同町に滞在する。
 訪問団は、大連市の育才小学校の5・6年生15人と教員5人、ガイド2人を含めた22人。19日から22日まで本県に滞在し、同町で地元児童との交流や日本文化の体験、十和田湖の散策、町内の観光施設の見学などを楽しむ。
 町と同市では毎年、アカシアの花をテーマとした観光イベント「アカシア祭り」が開かれている。これが一つのきっかけとなり、1991年には町関係者が大連の祭りを視察。2000年には祭りを通じた友好交流意向書を締結するなど、相互交流の下地が過去に存在していたことから、今回の交流活動の受け入れ地に選ばれた。
 訪問団が小坂小を訪れ、交流会が開かれた。小坂の児童は夏休み中のため、希望した2~6年生64人が参加。スクールバンド部の演奏で訪問団を迎え入れた。
 細越満町長は訪問団を歓迎しながら、「小坂町は古くは鉱山で栄えた町。春にはアカシアの花が咲き誇り、町中に甘い香りが漂う。アカシア祭りが縁で大連市と交流があり、康楽館前には記念植樹がある。日中の理解が深まることを願う」とあいさつした。
 小坂の児童が歓迎の歌を披露した後、クイズ形式で町について紹介。小坂側が「有名なアイドルは」「有名な日本人は」などと大連の小学生へ、大連側は「好きなスポーツは」「夏休みをどう過ごしたか」などと小坂の児童へそれぞれ質問した。
 小坂のグループに大連の子どもを交え、折り紙や小坂小独自の創作踊り「鉱山の子ソーラン」を一緒に踊った。それぞれが最初は緊張した面持ちだったが、交流を進めていくうちに徐々に打ち解けた様子。言葉は通じなくても心を通わせ、笑顔で交流を楽しんでいた。
 最後に両者の代表が感想を発表。大連市の児童は「とてもやさしくて、感謝の気持ちでいっぱい」「交流ができてうれしい。大連にも遊びにきてください」と話した。小坂6年の森田琉那さんは「7分の間に踊りを覚えてすごい。一緒に踊れて楽しかった」と声を弾ませた。
 来年度は県の訪問団が大連市を訪れる予定。
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山梨・中央市と防災協定 大館市 武将・浅利氏が縁 

2019-07-30
防災協定を締結した中央市の田中市長㊧と大館市の福原市長(中央市役所
 大館市は29日、山梨県中央市と災害時の相互応援協定を締結した。福原淳嗣市長が中央市役所を訪れ、田中久雄市長と協定書に署名。大規模災害が起きた場合、被災者を受け入れたり生活必需品を提供したりする。大館市が遠隔地自治体と防災協定を結ぶのは4件目。
 鎌倉時代から戦国時代にかけ大館地方を治めた武将・浅利氏の始祖が甲斐国(山梨県)出身という縁で、2007年から同氏をテーマとするシンポジウムを両市で交互に開催するなど交流を続けてきた。その中で大館市が協定を申し入れたところ快諾を得た。
 大地震などの災害が発生し、被災地単独で十分な対応を講じることが困難な場合、被災者の受け入れをはじめ食料や水、生活必需品の提供、復旧活動に必要な職員の派遣、救助活動車両の提供などを行う。
 締結式で福原市長は「災害の態様は近年、複雑で広域化しており単独自治体での対応が難しくなってきている中、協定は市民の安全確保と迅速な復旧に向け大きな一助になる。両市の絆がより強固となり、交流の輪が広がることを期待したい」とあいさつ。
 田中市長も「遠くの自治体との協定を常々考えていた」とした上で、「非常に心強い。災害が起きず、活動することがないことを祈るが、これからもよろしくお願いしたい」と述べた。
 中央市は06年2月に3町村が合併して誕生した。「日本列島のほぼ中央に位置する」との意味が込められている。人口3万859人、1万3173世帯(7月1日時点)。面積31・69平方㌔の約4割を農地が占める。トウモロコシやコメ、トマトなどの産地として知られ、最先端企業が集積する工業団地もあり、農業と工業の調和ある発展を目指している。16年全国住みよさランキングで31位、県内1位となった。
 合併前の豊富村周辺は、甲斐源氏の一族・浅利義成の所領だったとされる。義成は1189(文治5)年の奥羽合戦の後、源頼朝から比内地方の地頭職を与えられ、甲斐国から送り込まれたと考えられている。
 大館市は01年に東京都渋谷区、11年に兵庫県丹波篠山市、14年に茨城県常陸大宮市と防災協定を締結している。
 

田代岳 五色の滝周辺で風穴調査 風の吹き出し確認

2019-07-30
調査する会員(田代岳)
 秋田北部風穴研究会(鳥潟幸男会長)、田代岳を愛する会(渡部道雄会長)、田代岳案内人の会(吉田光伸会長)の3者は29日、大館市の霊峰・田代岳山麓の、五色の滝入り口周辺で風穴調査を行った。会員ら11人が道路脇の斜面に点在する穴から冷風が吹き出しているか確認した。
 五色の滝入り口周辺の斜面は、約50㍍にわたり岩がごろごろ転がっている。岩の隙間から冷風が吹き出ていることから3者は7月上旬、事前調査を実施。10~11度の風が穴の外側に向かって出ていることを確かめた。「冷風穴」の可能性があるとしてこの日、本格的な調査に踏み切った。
 会員らは数班に分かれ、生い茂った木や葉を寄せながら調査。20㍍ほどの斜面を登った。点在する穴から吹き出る風の温度を測り、蚊取り線香を穴の入り口に置いて風の向きを確かめた。15度前後を記録した場所もあったが、ほとんどの班が外気と大差がない18~20度を観測したため、冷風穴との断定ができなかった。煙は外側に押し出される様子が確認された。
 3者は、山中の天気が雨か曇りで風が吹いていたことから条件がそろわず、確認できなかったとしている。
 風穴研究会の鳥潟会長は「風がなく晴れていれば確認できるはず。今後1年ほどかけて調査したい。確認できれば研究などを行う『風穴サミット』の県内開催にもつなげたい」、田代岳を愛する会の渡部会長は「風穴を確認し、五色の滝周辺の自然の付加価値を高めたい。悪天候で登山できないときなどに有効活用できれば」とそれぞれ期待していた。

 

ハローキティ 8月1日からスタンプラリー 北秋田市

2019-07-30
スタンプラリーの台紙
 北秋田市は8月1日から、市のふるさと大使「ハローキティ」のデザインを使ったスタンプラリーを実施する。スタンプ数に応じて先着順でオリジナルグッズをプレゼントする。10月31日まで。
 台紙は東北地方の道の駅などに置く。スタンプが押せる施設は▽市観光物産協会(松葉町)▽大太鼓の館(綴子)▽伊勢堂岱遺跡縄文館(脇神)▽北欧の杜公園センターハウス(上杉)▽浜辺の歌音楽館(米内沢)▽四季美館(阿仁前田)▽太平湖遊覧船(森吉)▽伝承館・異人館(阿仁銀山)▽森吉山阿仁スキー場山麓駅(阿仁鍵ノ滝)▽くまくま園(阿仁打当)の市内施設。
 それぞれ異なるデザインのスタンプで、3個集めると参加賞としてポストカード(3枚組、先着3000人)、10個でクリアファイル(先着1000人)がもらえる。
 さらに抽選で▽コンプリート賞=ペアグラスと伏影のリンゴジュース(スタンプ10個、3人)▽ふるさと賞=市の特産ギフト(同6個、30人)が当たる。コンプリート賞の抽選にもれた人を対象に、サンリオピューロランドペアチケット(2人)が当たる「ダブルチャンス賞」も用意した。
 各施設には写真撮影に適したスポットを設ける予定。日帰りで楽しめるモデルコースも設定し、観光客らに周遊してもらうという。29日の定例会見で津谷永光市長が発表した。「家族や友人と市内を巡りながらお楽しみいただきたい」などと述べた。
 参加賞の配布や抽選応募の窓口は市観光物産協会、四季美館、阿仁合駅観光案内所。問い合わせは市商工観光課(☎0186・62・5370)。
 

産前・産後の母親支援 自宅訪問し相談相手に 大館市が県内初 孤立防ぐサポーター配置

2019-07-29
 大館市は妊婦や出産直後の母親の孤立を防ごうと、「産前・産後サポーター」を配置し、自宅を訪問して育児の悩みを聞くなど、話し相手となる事業を開始する。県内の市町村では初の取り組み。育児ストレスなどで支援が必要な家庭には、家事代行サービスの利用料を補助する事業も新たに行う。両事業は8月から開始。健康課は「妊娠から出産、子育てまで切れ目のない支援を充実させたい」と話す。
 市は、子育て世代包括支援センター「さんまぁる」を2016年、市保健センター内に開設。市健康課の保健師3人と嘱託の助産師、保健師の計5人体制で、相談を受け付けている。出産先の病院への「病棟訪問」、妊娠34週と生後2週に電話をかける「電話訪問」で直接悩みを聞く市独自のプログラムを提供し、継続的な支援につなげている。
 さんまぁるが2018年度に受け付けた相談は、病棟・電話訪問を含め1622件。健康課によると、初妊婦や若年者を中心に「子育てが不安」「転勤で移住し、身近に知り合いがいない」「夫の帰宅が遅く、頼れる家族がいない」などの相談が多く、子育てを1人で背負う母親の姿が浮き彫りになった。「相談体制は整ってきたが、生後2カ月まではつなげる先のサービスが不足している」とし、新規事業を立ち上げた。
 「産前・産後ママサポート事業」は、県子育て支援員の資格を持つ嘱託職員1人を配置。母親の依頼を受け、自宅を訪問して話し相手となり、悩みを傾聴する。子育てサークルに付き添うなど外出のきっかけづくりも行う。市に住所がある妊婦と生後12カ月までの子どもを育てる母親が対象で、1回1~2時間。利用日の1週間前までに連絡する。
 「養育支援訪問事業」は、妊娠期から子どもが産後3カ月までの間の支援を必要とする家庭が対象。家事代行サービス1回1時間(3000円分)の無料利用券を8回分交付し、市の委託業者が食事の準備や洗濯、掃除などを行う。年80人の利用を見込み、申請後、市が審査し、利用決定する。
 健康課は「出産後は体の回復まで2カ月はかかるとされ、家事代行利用で母親の心身の休養を確保し、適切な養育につなげたい。1人で子育てに悩まず、気軽に産前・産後サポートを利用してほしい」と呼び掛けている。
 問い合わせはさんまぁる(電話0186・43・7101)。

鷹南ナイン、雨に泣く 全県少年野球 6回に先制も最終回に逆転喫す

2019-07-29
鷹巣南は6回、暴投の間に三走の竹村が生還し先制(八橋球場)
 第4日の28日は、秋田市の八橋球場で準決勝を行った。北鹿勢は、鷹巣南が秋田北と対戦。5回まで拮抗(きっこう)し、6回に相手のミスを突いて先制するも、最終回に逆転されて初の決勝進出を逃した。これで北鹿勢は姿を消した。
 ◇準決勝【八橋球場】
秋田北 0000009 9
鷹巣南 0000010 1

 ▽二塁打=菅原(秋田北)、戸澤(鷹巣南)▽併殺=秋田北1▽暴投=秋田北2、鷹巣南2
 鷹巣南は終盤に先制点を挙げるも、最終回に投手陣が乱れて逆転負け。
 5回まで両者無得点で試合が動いたのは6回。鷹巣南は先頭の竹村が四球で出塁すると、佐藤聖の犠打で1死二塁に。続く藤島の内野ゴロの間に三進し、暴投で貴重な先制点を挙げた。
 しかし最終回の守りは、1死から四死球や内安打で満塁のピンチを招き、押し出しで同点に。その後2点適時打を浴びてリードを広げられると、投手陣の制球が定まらず、4連続四死球を与えるなど、この回9点を奪われ、力尽きた。
 鷹巣南・佐藤謙吾監督の話 1点勝負を予想していた。今まで取り組んできたミスを突く走塁で大事な1点を取れたが、雨のタイミングが悪すぎた。

6月のニュース

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新斎場整備へ基本計画 大館市 老朽化で「建て替え」方針 候補10カ所から適地選定

2019-06-30
供用開始から40年が経過した大館市斎場
 大館市は新斎場整備に向け、基本計画を策定する。現在の市斎場は供用開始から40年が経過し老朽化していることから、庁内の検討委員会が「建て替え」の基本方針を示した。現在地のほか、市有地、民有地10カ所程度の建設候補地を絞り込んだ上で、基本計画の策定業務を発注し、各地の周辺調査を行って、適地を選定する。市は「建設場所にもよるが、2023~24年度の新斎場完成を目指す」としている。
 市斎場は小柄沢墓園の中にあり、1979年4月に供用が開始された。鉄筋コンクリート銅板ぶき平屋建てで、火葬炉4基などを設けた火葬棟と、待合室3室などの待合棟からなる。
 施設の老朽化が著しく進んでいるとして、2018年度に市の部長級職員で組織する斎場整備庁内検討委員会(委員長=虻川正裕市民部長)を設置。整備に関する基本的な考え方を整理した「斎場整備基本構想」の策定を進めている。
 検討委は「建て替え」を基本方針とした上で、現在の斎場敷地一帯は土砂災害警戒区域に指定されているため、「現在地に限定せず、他の候補地も評価・検討し、適地を選定したい」と方向性を示した。施設はゆとりの空間の確保やバリアフリー設備、災害時の安全機能などの観点にも配慮して整備する方針。
 現在、検討委が建設候補地10カ所程度の絞り込み作業を進めている。今後、各候補地の法的規制条件や道路などの周辺施設、新斎場の規模や面積、事業費などを調査して最終的に適地を選び、建設に向けた新斎場整備基本計画を策定する。市は6月補正予算に基本計画策定業務委託費995万5000円を計上した。計画は20年3月末までに策定する。
 現在地周辺について市民課は、「土砂災害対策を講じれば建て替えが可能かどうか、対策にかかる費用なども調査する」と説明する。また、他の候補地については「市有地に限定せず、市民が便利に利用できるよう民有地もリストアップし、調査していきたい」と話した。「建設地によってスケジュールが変わってくるが、23、24年度の完成を目標に事業を進めたい」としている。

未来へ意識変えて 北秋田市で共同参画フォーラム 地域づくり考える

2019-06-30
地域の未来を考えた男女共同参画フォーラム(コムコム)
 「意識が変われば未来が変わる」をテーマとした男女共同参画フォーラム「未来の地域を語ろう2019」が29日、北秋田市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。地域で活動する人たちの様子を聞きながら、未来に向けた地域づくりを考えた。
 県北女性の会(風の会、加賀谷七重会長)が主催し、毎年この時期に開催。男女共同参画の観点から、地域の未来を考えるきっかけとすることをねらいとしている。
 大館市の未来を創る会の麓幸子代表が「地域の今と未来へのステップアップ」と題して話題を提供。「現代は激動の時代であり、未来は予測不能。『どんな未来をつくりたいのか』を1人1人が考えることがとても大事」との考え方を紹介した。
 その上で「意思決定の場には女性がいることが重要。女性が入ることで、新しい価値が出てくる。みんなで考えて、共有していくことが大切になる」などと述べた。
 七日市公民館の佐藤和博館長、大館市で子どもの遊び場づくりを求める署名活動を行った三浦庸さん、コムコムに英語教室を開いた三浦美由紀さんが、それぞれの活動を紹介。佐藤館長は地域の高齢者の元気な様子など、三浦庸さんは子育て環境の課題など、三浦美由紀さんは地域活動に若い女性の参加が少ないことなどを挙げた。
 参加者たちを交えての意見交換も行われ、地域の未来への考えを深めた。

花岡事件 遺族ら参加してフォーラム 大館 国賠訴訟の現況報告

2019-06-30
強制連行や労働について語る遺族(大館労働福祉会館)
 「花岡事件」を語り継ぐための「中国人強制連行フォーラムin大館」が29日、大館労働福祉会館で開かれた。花岡鉱山や大阪の造船所で過酷な労働を強いられた中国人労働者らの国家賠償訴訟に携わる和田義之弁護士(44)=大阪市=が、大阪地裁での判決や控訴審への展望などを報告。遺族からの証言では「日本政府は侵略戦争で、無数の中国の幸せな家庭を離散、破滅させた」などと訴えた。
 NPO花岡平和記念会などで組織する「6・30実行委員会」(川田繁幸委員長)が主催。中国からの訪日団を含む約80人が参加した。
 訴訟は、元労働者や遺族が国に損害賠償と謝罪を求めたもの。2015年の第1次提訴から14回の弁論を経て、今年1月下旬の大阪地裁判決で請求が棄却された。
 花岡に連行された原告の本人尋問などを基に、中国人労働者の強制連行と、多くが命を落とした事実は認められた。和田弁護士は「戦後70年余りがたち、直接証拠が失われつつある」と説明。一方、国の責任については、「日中共同声明で裁判上の個人の賠償請求権は放棄された」とした07年の最高裁判決を踏襲して、認められなかった。
 7月20日に控訴審の初公判が予定されているという。和田弁護士は、客観的証拠の補充や強制連行の実態の特徴把握といった今後の展望を説明。「労働者本人だけでなく、遺族も被害に遭ったという視点も重要。国が国際人道法に反することをしたと主張していく」などと述べた。
 このほか来市した遺族5人を代表して2人が登壇。このうち父と叔父が連行されたという丁懐義(テイカイギ)さん(65)は「2人も、残された家族も、地獄のような日々を送った。日本政府の謝罪と賠償を求め続けるのが遺族の使命」と強調した。
 30日は午前10時20分から、花岡町の十瀬野公園墓地で市主催の慰霊式が行われる。午後1時30分からは信正寺で「花岡の地日中不再戦友好碑をまもる会」による慰霊祭が開かれる。

大館市の小滝電機製作所 物流効率改善へ 第3工場を増設 6億円投資 新たに29人雇用

2019-06-29
物流倉庫として利用している第3工場(小滝電機製作所)
 自動車部品製造の小滝電機製作所(大館市釈迦内、中村英明社長)は、主力の車載用LED(発光ダイオード)基板の受注増に備え、物流効率を改善するため第3工場を増設した。新たに29人を雇用、投資額は約6億円で、市工場等設置促進条例に基づく指定工場となった。2020年にLED基板の年間生産量2200万個を目指す。
 第3工場は鉄骨2階建て延べ2187平方㍍。従業員駐車場としていた本社南側の敷地に建設し、4月5日に操業を開始した。1階は物流倉庫、2階は製品の組み立てエリアとしたほか、実装ラインは第2工場に1本追加、第1工場の1本を更新し、計5本となった。これまで、完成品は既存の工場内で保管していたが、専用の倉庫を設けることで物流の効率化を図った。
 LED基板の年間生産量は18年で1980万個。設備増強により1日の生産量を7万2000個から8万個、20年には年間2200万個に拡大する。
 同社は2004年に家電製品から自動車産業へ業種転換し、ヘッドランプ(前照灯)、ストップランプ(制動灯)、ウインカーランプ(方向指示灯)などの受注量が急増した。生産用の自動機や検査装置は自社開発。転換前に導入していた独自の品質プログラム「PDE(プロセス・ディフェクト・エリミネーション)システム」を改良し、不良発生の未然防止に取り組んでいるなど、高品質のものづくりが評価されている。
 中村社長は「点の改善から線の改善へつなげることで、自動化をより深化させていきたい。生産の合理化が生命線。今後も内部の体制を強化したい」と話している。

映画・デイアンドナイト 「ふるさと甲子園」に参加 鹿角市 実行委 ロケ地の魅力発信

2019-06-29
本年度事業を最後に解散することを確認した総会(コモッセ)
 鹿角市などで撮影が行われ、今年、全国公開された映画「デイアンドナイト」を支援する市民らでつくる実行委員会(岩船勝広会長)は本年度、映画やドラマ等のロケ地となった地域が集うイベント「全国ふるさと甲子園」への参加などに取り組む。今夏発売予定の「デイアンドナイト」DVDの協賛企業への配布も予定。これらの事業が終了後、およそ2年間にわたる支援活動に区切りをつけ、実行委を解散する予定。
 「デイアンドナイト」は人気俳優の山田孝之さんが自身初のプロデューサーに専念した作品で、「人間の善悪とは」がテーマ。主演は俳優の阿部進之介さん、監督は藤井道人さん。
 ロケは2017年11月、鹿角市や三種町、秋田市で実施。地元オーディションで選ばれたキャストやエキストラ、ボランティアも参加した。
 鹿角市では同9月に実行委が発足。映画の成功やロケ地鹿角の魅力発信に向け、「ロケ支援」「炊き出し等支援」「プロモーション」の三つの作業部会で活動を展開してきた。
 17年度の活動の財源は市の補助金600万円(ロケ支援費分500万円、プロモーション費分100万円)と、事業所や市民有志の協賛金(寄付金)163万円など。
 18年度は市補助金500万円を主な財源として重点的にプロモーションを展開。ロケ地ガイドブックの作成、花輪ばやし祭典での映画PR支援、「デイアンドナイトカレー」の委託飲食店での提供、鹿角での先行上映会(1月19~25日)開催支援、ロケ地ツアーの企画・実施などに取り組んだ。
 実行委の本年度総会が26日夜、コモッセで開かれ、事業計画・収支予算を承認した。「全国ふるさと甲子園」は映画・ドラマ・アニメのロケ地や舞台となった地域が集結し、ロケ地の魅力発信とご当地グルメを提供するイベント。5回目の今年は8月24日に東京・秋葉原のアキバ・スクエアで開かれ、「デイアンドナイト」の鹿角市実行委も参加する。
 DVDは8月末に発売予定。協賛企業への配布を計画している。
 事業計画では「ロケ支援と映画のプロモーションという大きな活動が終了し、所期の目的を達成した」として、本年度事業を最後に解散することを確認。今後、今回のようなロケ地となる事案があった場合は行政が主導し、新たな実行委を組織することも申し合わせた。

5月のニュース

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新議長に小畑淳氏 副議長は小棚木氏選出 大館市議会 正副委員長も令和会独占

2019-05-21
正副議長選が行われた臨時議会(大館市役所)
 4月の改選後初となる大館市の臨時議会が20日開かれ、新たな議長に小畑淳氏(66)=5期目、副議長に小棚木政之氏(51)=4期目=を選出した。ともに最大会派「令和会」の所属で、4常任委員会と議会運営委員会の正副委員長ポストも令和会が占めた。議員選出の監査委員は斉藤則幸氏(64)=5期目=の選任に同意した。
 正副議長は議員26人全員による選挙で決めた。単記無記名投票の結果、議長選は小畑氏が第2会派「市民の風」以外の支持を固めて18票、菅大輔氏(市民の風)が8票。副議長選は小棚木氏が17票、吉原正氏(市民の風)9票だった。市民の風は各派代表者会議で副議長ポストを譲るよう申し出たが、令和会は意見を聞くだけにとどめた。
 小畑氏は「中立公正を目標とし、多様化する市民ニーズに応えられるよう当局と一体となって職責を全うする」、小棚木氏は「市民福祉の向上を図り市政発展にまい進する」とそれぞれ抱負を述べた。
 総務財政、厚生、教育産業、建設水道の各常任委と議会運営委は本会議を休憩して開き、正副委員長を互選。いずれも令和会が半数以上を占めることから各ポストを獲得した。
 当局は、事故に関する和解と損害賠償の専決処分2件を報告したほか、市税条例と国民健康保険税条例の一部改正に関する専決処分2件を提案。いずれも原案通り承認した。
 県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙は、有効24票のうち小畑淳氏が17票、笹島愛子氏(共産党)が7票。小畑氏を選出して閉会した。

あんとらあ 大規模改修着工へ 鹿角市議会産建委 施設配置を大幅見直し

2019-05-21
あんとらあ大規模改修工事の完成イメージ図
 鹿角市議会の常任委員会が20日、市役所で開かれた。産業建設委員会(栗山尚記委員長)は、当局が鹿角観光ふるさと館「あんとらあ」大規模改修工事の概要を説明、月内に入札を行い着工、2021年3月の完成を予定している。トイレ・休憩室棟を新築するなど施設の配置を大幅に見直し、回遊しやすい道の駅を目指す。
 あんとらあは1988年に建設され、祭り展示館、イベントホール、手作り体験館、観光物産プラザ・産地直売所、レストランなどで構成される。築後30年が経過し、施設の老朽化が進んでいる。大規模改修を行い、市が目指す「稼げる観光」の中核施設としての機能向上を図る。
 計画によると、鉄筋コンリート2階建て、北側の祭り展示館以外は施設の配置を全面的に見直し、個人客の増加など大きく変化している観光客のニーズに対応する。
 具体的には、▽手作り体験館の場所に団体食堂▽事務室・会議室・添乗員室にレストラン▽トイレ・倉庫の場所にきりたんぽ体験、軽食コーナーを▽団体食堂とレストランの位置に事務室(2階)とマルシェ(1階)―をそれぞれ配置。トイレ・休憩室・情報コーナー棟を新たに建築する。回遊性の向上を図る。
 工事の入札は今月中に行い、工事請負契約締結の議案は6月定例会に提案する予定。議決を経て工事に着手し、21年3月の完成を目指す。
 5月7日の降ひょうによる農作物への影響について、当局は「直接的な影響は軽微」と報告した。委員から、「リンゴなど被害を受けている可能性があるのではないか」との指摘があり、当局は「楽観視しているわけではない。今後の作業の具合など推移を見ていきたい」と答えた。

日本遺産 「阿仁マタギ」また見送り 北秋田市 引き続き認定目指す

2019-05-21
 文化庁は20日、日本遺産として新たに16件を認定すると発表した。北秋田市が申請した「阿仁マタギ―山の恵みは山神様からの授かりもの―」は、前年度に続き認定が見送られた。同市の関係者は「非常に残念」と肩を落としながらも、「引き続き、認定を目指していく」としている。
 地域に根付き、世代を超えて受け継がれている風習や伝承などを「ストーリー」として文化庁が認定するもの。訪日外国人客の誘致などを狙いとしている。
 北秋田市は18年度に「阿仁マタギ~山に生かされる共生の暮らし」での認定を目指して申請したが、見送られた。この際、19年度の再申請を目指す方針を示すとともに、今年1月には日本遺産事業推進協議会(会長・津谷永光市長)を設立。同月下旬に、県を通して国へ申請した。最初の申請で認定に至らなかったことから、地元の関係者との協議を経て手続きを進めた。
 今回も登録が見送られたことに、市教委の佐藤昭洋教育長は「残念という一点に尽きる。マタギの精神文化を、後世に引き継いでいく必要がある。資料等を精査し、引き続き努力していく」と述べた。
 県文化財保護協会阿仁支部長で、市の事業推進協の委員も務める戸嶋喬さんは「マタギ文化が世界から注目を集める中、非常に残念。現役のマタギや、マタギを目指して来る人もいる。文化を継承する活動を続けながら、再びチャレンジしたい」と話した。
 津谷市長は「大変残念。阿仁マタギは貴重な文化であり、重要な観光資源であることから引き続き、認定を目指す。地域にも日本遺産事業を理解してもらい、協力を得られるよう取り組んでいく」などとコメントした。
 日本遺産は今回、北海道赤平市など12市町の「本邦国策を北海道に観よ!~北の産業革命『炭鉄港』」、宮城県涌谷町、岩手県平泉町など5市町の「みちのくGOLD浪漫―黄金の国ジパング、産金のはじまりの地をたどる―」など16件を認定した。申請は72件だった。

薄紫や白、咲き始め 大館市の十ノ瀬藤の郷 「地域おこしの一助に」

2019-05-20
咲き始めのフジを楽しむ来場者たち(大館市山田)
 昨年推計1万人以上が来場した大館市山田の「十ノ瀬 藤の郷」で、フジの花が咲き始めた。今年は新たに誘導看板やのぼり旗を設置したほか、関連商品の販売も展開。管理人の津島嘉弘さん(56)は「多くの人に足を運んでもらい、地域おこしの一助になれば」と期待する。満開は25日ごろを見込む。
 元ホップ畑を活用した「一本仕立て」が特徴で、約20㌃に84本が並ぶ。津島さんが一昨年に他界した父・弘さんから管理を引き継いだ。昨年から同市のいしころ合同会社(石山拓真代表)が情報発信に協力。会員制交流サイト・インスタグラムなどで話題を呼んだ。
 今年は市外からの問い合わせも多いという。市岩瀬の国道7号沿いに案内看板、会場までに約40本ののぼり旗を設置するなど、遠方からの来場者に配慮。周遊できる観光地や宿泊先も合わせて紹介している。
 近隣住民から草刈りやつるの剪定(せんてい)などの協力も得られ、地域を挙げた名所づくりに発展しつつある。津島さんは「最初はおやじのためにと受け継いだが、観光素材の一つとして山田、大館を盛り上げるのに一役買いたいと考えるようになった」と話した。
 今季は15日ごろから咲き始め、19日は午前から市内外から家族連れやアマチュアカメラマンなどが絶え間なく足を運んだ。フジは6月上旬ごろまで楽しめる見込み。
 藤の郷の運営費に充てようと、同社などが関連グッズを製作した。写真を盛り込んだクリアファイル、ポストカード、アクセサリーを用意。現地や市御成町のわっぱビルヂング2階「MARUWWA(マルーワ)」などで販売している。
 場所は国道7号から山瀬ダム方面に向かう県道沿いで、田の沢集落の北側約800㍍付近。開花情報などは特設サイト(http://www.citysite.link/tonose-fujinosato/)で確認できる。

「元気に」の願い込め 北秋田市で誕生の森記念植樹 翠雲公園にアジサイ

2019-05-20
アジサイの苗を植える家族(北秋田市の翠雲公園)
 子どもの誕生を祝う「誕生の森記念植樹」が19日、北秋田市三木田の合川翠雲公園で行われた。合川地区から14組の家族が参加。健やかな成長を願いながら、市の花であるアジサイの苗木を植えた。
 旧合川町時代から続く行事で、44回目。合川公民館が主催している。ここ数年は李岱の合川小児童クラブ周辺を会場としていたが、今年から再び、翠雲公園へ植樹することにした。
 今回は昨年4月2日から今年4月1日までに生まれた同地区在住の男子8人、女子6人の計14人が対象。その家族に参加を呼び掛けた。
 夏のような日差しが降り注ぐ中、参加者たちは斜面に用意された植樹場所で穴を掘り、苗木を植えた。そばには子どもの名前や成長への願いを記した札も立てた。
 松岡健さん(32)、志帆さん(27)夫妻=李岱=は、昨年11月に生まれた凰介ちゃん、兄の蒼介ちゃん(2)と参加。「子どももアジサイも、元気に育ってほしい」と話しながら、丁寧に苗を植えていた。

4月のニュース

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コンビニ納付 市税など8種類に導入 大館市 利便性高め、期限内促す

2019-04-08
 大館市は、市税などの支払いを全国のコンビニエンスストアでできる「コンビニ納付」サービスを開始した。これまで上下水道料金など一部で実施していたが、新たに、市税や保育料、国民健康保険税など8種類に導入。東北6県のゆうちょ銀行や郵便局窓口では市税など15種類が納められるようになった。4月1日以降に発行した納付書が対象。市収納課は「市民の利便性を高め、納期限内の納付を促していきたい」としている。
 市は昨年度、住民情報を取り扱う「基幹業務システム」を更新。更新に合わせ、新たに「コンビニ納付」「コンビニ交付」の機能を持たせた。マイナンバーカードを持っている人を対象に、住民票の写しなどの証明書をコンビニで取得できる「コンビニ交付」は3月から始まっている。
 「コンビニ納付」は2017年4月から、上下水道料金、農業集落排水使用料、戸別浄化槽使用料に導入。新たに、市で納付書を発行する8種類を追加した。合わせて東北6県内のゆうちょ銀行や郵便局窓口では15種類が納められるようになった。
 市民に送られる納付書は納期ごとに1枚ずつ分かれたものに変更し、同課は「期別や納期限を確認して使用してほしい」と話す。また、「納期限を過ぎると、コンビニなどで納付できないため注意してほしい」と強調する。納付書1枚の金額が30万円を超えるものはコンビニで納付できないほか、納付書に書き込んだり、ホチキスで留めたりなどすると対応できないという。
 収納課によると、17年度の市税の収納率は99・44%で県内トップだった。コンビニ納付により、納期限内の納付を促していきたいという。「休日や夜間などコンビニの営業時間内に納付できるようになることで、納め忘れるケースを減らしたい」と話した。
 従来通り、市役所本庁や比内・田代両総合支所、各出張所、市民サービスセンターのほか、市内に所在する各金融機関の窓口でも納付できる。
 コンビニなどで納付できる市税等は次の通り。(●コンビニ・ゆうちょ銀行・郵便局で納付可、○ゆうちょ銀行・郵便局で納付可)
 ●市県民税(普通徴収)、●固定資産税、●軽自動車税、●国民健康保険税(普通徴収)、●後期高齢者医療保険料(同)、●介護保険料(同)、●保育料、●児童育成施設使用料、●上下水道料金、●農業集落排水使用料、●戸別浄化槽使用料、○墓地管理手数料、○温泉使用料、○市営住宅使用料、○市営住宅駐車場使用料

チョールトンさん一家 豪州から北秋田へ移住 教育、自然「パーフェクト」

2019-04-07
ワロックを手に笑顔のチョールトンさん一家(阿仁合コミューン)
 豪州西部のパース市から今春、チョールトンさん一家が北秋田市阿仁合に移り住んだ。日本の教育環境に引かれ「家族と自然の中で過ごす生活も楽しみ」と話している。
 移住したのはフィリップ・チョールトンさん(48)=豪州出身=と妻かやのさん(44)=神奈川県出身、長女ゆきさん(9)、長男レイモンドさん(7)の4人家族。市や県の窓口を通じて北秋田市に初めて海外から移り住んだケースという。
 かやのさんの母親が阿仁合出身、父親が鷹巣出身という縁があり、たびたび北秋田市に一時滞在していた。3月5日に母子3人が先に到着。今月4日にフィリップさんもやって来た。
 パース市から直線距離で8500㌔近く離れた本県に移住を決めた理由は「教育環境」が大きいという。数年前から一時滞在中に、子どもが地元校の授業を体験。「素晴らしい教育を受けさせたい」と思うようになった。
 2人の子どもは阿仁合小学校に通うことになり5日の始業式に登校した。児童代表が新学期の抱負をスピーチする様子を見たフィリップさんは「原稿も見ずに話し、感動した」と話す。
 かやのさんは西オーストラリアで流行している石絵遊び「ワロック」を2017年夏、日本に伝えている。阿仁合地区を中心に遊びが広まった経緯がある。移住後の3月31日に住民有志がコミュニティースペース「阿仁合コミューン」で歓迎会を開催。一家の移住を喜び、温かく迎え入れた。
 現在4人はかやのさんの父親と一緒に暮らす。フィリップさんは日本語を学びながら新たな仕事を探す予定。自然好きな一家にとって「四季の遊びが豊富な北秋田市はパーフェクト」といい「永住し地域に根ざして暮らしたい」と話した。

 

 

七滝活性化拠点センター オープニングセレモニー 旧七滝小校舎を改修

2019-04-07
住民の関心を集めた旧七滝小の展示コーナー
 小坂町は6日、旧七滝小学校の校舎を改修した複合施設「七滝活性化拠点センター」のオープニングセレモニーを荒谷字上ノ平の同施設で行い、訪れた町民が新産業の創出支援や地域コミュニティーの拠点の完成を祝った。
 旧七滝小は、児童数の減少による小坂小との統合に伴い、2013年3月に閉校した。校舎は1982年建設の鉄筋コンクリート造り2階建て一部鉄骨造り。
 住民から「七滝地区のシンボル的存在である校舎残して」との要望を受け、町が新産業の創出支援や地域コミュニティーの振興、福祉の向上を目的に利活用することになり、昨夏から改修工事を行った。総事業費は2億3000万円余り。国の空き家対策総合支援事業補助金を活用した。
 1階は机やいす、テレビがある住民向けの地域交流スペース、七滝小時代の思い出を振り返る展示コーナー、浴室・談話コーナー、貸事務所などで構成。給食棟と渡り廊下は解体し、跡地に駐車場(20台分)を整備した。体育館は改修せず、従来通り災害時の避難所となる。
 2階はほぼ現状のままの貸事務所6室のほか、貸スペースとして調理実習室、和室、フリースペースを配置。
 1階の貸事務所は大中小の3室いずれも鹿角市の社会福祉法人花輪ふくし会が入居し、障害者の訓練・作業室などとして使う予定。
 2階の貸事務所は入居企業を募集中。使用料は月2万円(別途暖房使用料を徴収)。県外からの新規進出企業は1年間使用料を免除する。
 オープニングセレモニーには住民ら約80人が参加。細越満町長が「七滝地区の皆さまからの『心豊かに』『安心できる暮らしに』『地域を元気に』の要望にできる限りお応えできたと思う。末長く親しまれ、利用しやすい施設となるよう努めたい」とあいさつ。愛称発表に続いて町長らがテープカットを行った。
 終了後は内覧会を開催。住民は「何年も入ったことがなかったので懐かしい」などと話しながら、生まれ変わった学びやを見て回った。
 七滝地区自治会連絡協議会長の小舘貞夫さん(73)は「地域にとって一番大事な場所になる。広々として環境も良いので、施設を利用する人がたくさん来てくれるといい。地区行事等でも有効活用していきたい」と話していた。

 

カムバックサーモン 湯車川に稚魚を放流 伊勢堂岱遺跡

2019-04-07
サケの稚魚を放流する参加者たち(湯車川)
 北秋田市脇神の国史跡「伊勢堂岱遺跡」そばを流れる湯車川で6日、サケの放流活動「カムバック縄文サーモン」が行われた。遺跡ガイドや津谷永光市長ら約20人が母なる川に無事戻ることを願って約2万尾を放した。
 遺跡ワーキングループ(佐藤善寿代表)と鷹巣漁協(湊屋啓二組合長)、市教委が共催。縄文時代にもそ上していたとされる川の環境を守る目的で実施し9年目。高台に位置する遺跡のすぐ下を川が流れている。そ上の様子が観察できる国史跡は全国でも珍しいといい、参加者が縄文人の生活に想像を膨らませる機会にもなっている。
 稚魚は県の全国豊かな海づくり大会推進室と市教委が各1万尾を提供した。大きさは3~4㌢ほど。稚魚の入ったタンクからバケツに小分けされ、参加者が少しずつ川に放すと勢いよく泳ぎ回った。
 「帰って来いよ」と呼び掛ける参加者もいて成長を願っていた。遺跡のジュニアボランティアガイド、菅原恵人さん(10)=鷹巣小2年=は「2万尾も放流するのだから、元気に育ってたくさん戻ってきてほしい」と話した。
 放流した稚魚は米代川を下って海に出た後、3~4年後の11月ごろにそ上してくるという。
 

扇田病院着服事件 中嶋被告に懲役3年6カ月 秋田地裁 「動機も正当化できない」

2019-04-06
 大館市立扇田病院の外来診療費着服事件で、業務上横領の罪に問われた北秋田市脇神字脇神囲ノ内、同病院の元会計窓口担当従業員で無職、中嶋泉被告(50)の判決公判が5日、秋田地裁で開かれた。杉山正明裁判長は「常習的で、立場を悪用した。動機も正当化できない」とし、懲役3年6月(求刑同5年)の実刑判決を言い渡した。
 判決などによると、被告は2015年1月から17年4月までの間、当時勤務していた病院の会計窓口で患者から受け取り、預かり保管中だった外来診療費の中から、計485回にわたり現金総額4963万768円を着服、横領した。
 杉山裁判長は判決理由で、手口について「集計機械に入金額等を入力しなかったり、パソコンソフトを用いて作成した日計表から患者のデータを消去する処理を行ったりした」とし、「常習的な犯行で、立場を悪用したもので悪質。巧妙な方法で発覚を免れた」と指摘。着服額が多額な上に「被害弁償もしておらず、見込みも乏しい」と述べた。
 被告は動機について、親族経営の養鶏事業が破産し、家族の医療費などで生活が困窮する中で高利貸から借金をするようになり、返済のため着服したと説明していたが、「動機や経緯が犯行を正当化するものとは言えない。刑事責任は重い」と糾弾した。
 一方で、被告が罪を認め反省していること、健康状態に不安があることなど「一般情状も考慮した」と説明した。
 被告は保釈請求が認められ、一時身柄の拘束を解かれていた。この日は紺色のシャツ、ジーンズ、スニーカー姿で入廷。裁判長の方を真っ直ぐ向いて判決理由を聴き、閉廷すると検察側、裁判長側に一礼した。
 弁護側は控訴について「被告と話して決める」としている。
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