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2021年10月

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除雪総延長876㌔ 大館市の今冬計画 作業状況をHPで公開 関連経費4億7千万円

2021-10-28
 大館市は、今冬の道路除排雪計画をまとめた。歩道を含む除雪総延長は876・4㌔で前年度から7㌔延び、このうち769㌔(87・7%)を民間72業者に委託する。昨冬は豪雪に見舞われ要望・苦情が多かったことから、除雪車運行管理システムを活用しながら的確に出動するとともに、市ホームページで作業状況を公開する。
 車道除雪は市内を19ブロック(大館地域9、比内・田代地域各5)に分け、職員のパトロールや降雪センサーやモニター、気象予報を基に出動指示を出す。原則として午後10時にエリアごとに10㌢の降雪か、早朝までに10㌢を超えると判断した場合、作業は午後11時から午前6時としている。
 午前3時に15㌢以上の降雪があった場合、幹線道路の除雪を午前7時まで実施するよう指示した上で、その他の道路については通勤・通学時間帯を考慮し、午前9時から作業する。歩道除雪は、降雪10㌢か早朝までに10㌢を超えると判断した場合、担当業者が自社判断で午前7時までに行う。
 県と連携し、市道御成町片山根下戸線(片山―御成町)2・9㌔を除雪してもらう一方、県道4カ所(大館市十二所、大滝温泉駅前―大滝、花岡町字前田―花岡町字二井山、扇田駅前―比内田代線)計2・7㌔は市が担う。
 雪置き場は▽長木川河川敷(鳳凰大橋下流)▽沼館(エコプラザ脇)▽長木川河川敷(天神)▽柄沢(秋田地方法務局大館支局隣)▽松峰(松峰橋花岡側)▽犀川河川敷(森越橋上流)▽同(中野―柄井沢)▽同(川久保)▽同(犀川橋上流)▽米代川河川緑地(外川原橋下流)▽早口川河川敷(高岨橋下流)▽岩瀬川河川敷(岩瀬橋下流)▽同(越山橋下流)▽山田川河川敷(前田橋下流)―の14カ所。住宅街に近い場所の開放時間は午前8時半から午後7時と設定、受け入れ許容量が少ない柄沢については2㌧車までの搬入に制限する。深夜排雪を希望の場合は松峰を開放する。
 9月補正予算で措置した除雪費・除雪関連経費は4億6900万円。除雪出動式は11月19日に比内除雪ステーション、田代地域の建設機械車庫、観音堂地内の自動車車庫で行う予定。
 2020年度の累計降雪量は448㌢で前年の2・2倍となり、除排雪経費は過去3番目に多い8億1295万円だった。要望や苦情は1224件で、少雪だった前年に比べ1018件増えた。

プレミアム商品券 冷え込んだ消費刺激を 大館市 第2弾の販売始まる

2021-10-28
商品券やテークアウトサイトのチラシを受け取る市民㊨(大館商工会議所)
 新型コロナウイルス感染長期化に伴う経済対策として、大館市が発行するプレミアム付き商品券の販売が27日、市内6カ所で始まった。ワクチン接種が進み、感染状況が落ち着いた中での発行に、商業関係者は「冷え込んだ消費を刺激してほしい」と期待。市民の関心も高く、初日から買い求める人が相次いだ。
 本年度2回目となる販売で、前回(6月)売れ残った2万7259セットに2万3000セットを追加。計5万259セットを用意した。購入希望者が相次ぎ、発行数を約1万6000セットも上回る申し込みが相次ぎ、抽選となるなど関心を集めた。
 販売会場の一つ、御成町の旧大型店跡地は車に乗ったまま購入でき、毎回来場者が多い。当選者は全員買えるが、この日は午前9時の開始前から数台が待機。順番を待つ列は次第に伸び、約50台が並んで混雑する時間帯もあった。近くの大館商工会議所会場でも午前中、買い求める人が絶えなかった。
 上限いっぱいの10セットを購入した同市有浦の女性(75)は「灯油代やガス代に充てたい。今冬は燃料費が高いので、商品券があると助かります」と話した。釈迦内の男性(65)は「掃除機や乾燥機を買い換えるのに使うつもり」と消費意欲いっぱいの様子だった。
 買い物に積極的な市民に触れた商工会議所の担当者は「経済活動再開の兆しだろうか」と受け止めた。コロナ禍の飲食業者を支援しようと、テークアウトや宅配サービスの情報発信サイト「テイクdeエール」を無料公開したばかりで、PRチラシも作成。二つの会場で商品券と一緒にチラシを手渡した。
 販売は31日まで。利用期間は来年2月末までで、市商工課の職員は「感染状況が落ち着いたタイミングで商品券が利用でき、消費喚起の〝カンフル剤〟になると期待している」と話した。
 商品券は1枚1000円の13枚組を1万円で購入でき、3000円分がお得。使用できる事業所数は27日時点で市内762。

もろびこども園 旧鷹巣中央児童館に移転 北秋田市 通園時間の短縮へ

2021-10-28
「もろびこども園」が移転する旧鷹巣中央児童館(北秋田市脇神)
 北秋田市は、同市綴子の障がい児通園施設「もろびこども園」を同市脇神の旧鷹巣中央児童館に移転する。施設の老朽化に伴い、現在空いている公共施設を利活用して利便性の向上や移動時間の短縮を図る。移転時期は12月初旬の予定。
 同園は子どもの健やかな発達の促進を図ることを目的とした施設。対象は未就学児童から小学6年生までで、保育所や小学校に入学中の子どもも利用可能。社会福祉法人・県北報公会が指定管理し、児童発達支援や放課後等デイサービス、保育所等訪問支援を行っている。
 市福祉課によると、旧鷹巣町時代の1993年に開所し、2007年に現在地の糠沢地区に移転。現在使用している建物は築年以上が経過した旧幼稚園舎で、老朽化が進んでいる。本年度に清鷹小が開校し、学校付近に児童クラブ施設が整備されて空き施設になった旧児童館を有効活用しようと、移転を決めた。
 20年度末の利用実績は、児童を対象に生活能力向上のための訓練などを行う放課後等デイサービスが27人、未就学児を対象に日常生活に必要な知識などを始動する児童発達支援は18人が利用。デイサービスは比内支援学校たかのす校の児童の利用も多いため、移転により送迎時間の短縮につながるという。
 児童館の改修工事は8月末から始まり、ガラスや照明器具の取り換え、放課後デイサービス支援室の設置やシャワー室等の改修を進めている。11月中に終了する予定で、移転作業を行った後に12月から利用開始を見込んでいる。
 市福祉課の小笠原隆課長は「通園にかかる時間が短くなることで利用範囲が広くなり、利用者が増えることを期待している」と話している。

議員定数 3会派から削減案 大館市議会改革協 令和会は集約できず

2021-10-27
 大館市議会改革協議会(会長・藤原明議長)は26日、市役所で開き、議員定数について5会派の意見を出し合った。第2会派・市民の風は現行の26人から「2減」、公明党は「4減」を提案。活性大館は「削減した方がいい」、共産党は現状維持の考えを示した。最大会派「令和会」は削減に慎重論もあって集約できず、再度協議するとした。次回は11月22日に開き、結論を出すことを申し合わせた。
 令和会は「現段階でまとまることができなかった」とした上で、意見の一つとして「市全体の声を拾うなら一定の議員数が必要だ。人口が6万5000人になったとき、議員26人でも1人当たり2500人。全国平均は議員1人当たり約2000人であり、現状でも多い」と主張。さらに「定数削減で審議の質が低下してしまうのではないか。常任委員会を現行の4から3にすることも考える必要がある」と提起した。一方で「議員報酬について議論すべきではないかとの声もある」とした。
 市民の風は「定数の確たる根拠はなく、それぞれの議会で議論して決めている。大館はこれまで1議員当たり人口2600~2700人で収まる定数削減を行ってきた。次期改選で24人にすれば1議員当たり2745人となる」とし、「2減の方向で議論してほしい」と提案した。
 公明党は「大館より面積が広く、人口が多い由利本荘市で定数22。それを踏まえて22人が妥当ではないか」と前回と同様の持論を展開。
 活性大館は「議会報告会を各地域で開いており、市民の声を拾うことができる。厳しい財政状況から考えても議会が範を示すべきだ」として定数削減の意向を示した。
 共産党は「ずっと定数26という考えではない」としつつ、「いつか減らすことも考えなければいけないかもしれない。ただ今はコロナや農業問題など課題山積。今回は現状のままにした方がいい」と理由を挙げた。
 このほか委員から「常任委員会の人数が少なくなれば活発な意見が出にくくなる」「若い人が立候補しやすい環境づくりも合わせて考えるべきだ」「市民の声をアンケートで集めてから議論してはどうか」「定数が多いという声があると同時に、地域から議員がいなくなることを心配する声もある」との意見が出た。
 これを受け藤原会長は「いろいろな考え方があり、もう一度会派に持ち帰って話し合ってもらいたい」と述べた。
 現在の定数は2016年6月定例会で28から2減とし、19年4月の選挙から適用された。

かづの牛 子牛価格は23万4千円 鹿角家畜市場 前年比、3万円超下落

2021-10-27
短角種などが上場された鹿角家畜市場(花輪菩提野)
 鹿角市花輪字菩提野の鹿角家畜市場で26日、子牛と一般牛の競りが行われ、日本短角種(かづの牛)の子牛平均価格は23万円余りで、前年度を3万円余り下回った。新型コロナウイルスの影響で大幅な下落が心配されていたが、関係者は「もっと下がると思っていたが、押しとどまった」と捉えている。
 県内外の購買者約30人が来場。子牛は鹿角市や小坂町の繁殖農家を中心に昨年より7頭多い64頭が上場され、58頭が成立した。
 このうち短角は上場48頭中42頭が成立し、1頭当たりの平均取引価格は23万4190円(20年度26万8000円)で前年度を3万3810円、12・6%下回った。最高値は28万1000円(同31万5000円)だった。
 県畜産農協鹿角支所の湊新吾支所長(48)は下落の要因について「昨年はGoToキャンペーンなどの政策があったが、今年はなかった。かづの牛は飲食店の取り扱いが多いので、新型コロナの影響が大きかった」と説明。
 その上で「今回の価格は特別安いというわけではなく、まずまずと捉えている」と話した。
 短角以外の子牛の平均取引価格は褐毛(10頭成立)が33万1700円(20年度33万818円)、黒毛(6頭成立)が90万円(同53万8429円)だった。

2021年9月

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都市計画道路 変更・廃止候補21区間 大館市が見直し案 10月に意見公募、説明会

2021-09-30
 大館市は、都市計画道路の見直し案を作成した。整備されていない28路線31区間の必要性と実現性を検討した結果、存続候補は10区間、変更候補1区間、廃止候補20区間としている。国、県との協議も完了しており、10月15日からパブリックコメント(意見公募)を行うほか、同21日から3カ所で住民向けの個別説明会を開く。
 都市計画道路は住宅地や交通機関、公園をつなぐなど都市の骨格を形成する。都市計画法に基づいてルートや幅員が決定され、市町村道から県道、国道まで対象となる。
 市の道路網は1950年、区画整理事業を展開している御成町の「大館中央線」を皮切りに計画決定。起・終点や延長の変更、合併などに伴う変更を経て、現在は大館地域25、比内地域9の計34路線88・57㌔となっている。このうち6路線が整備済み、28路線に未整備区間がある。整備率は61・5%。
 決定から長期間が経過し、社会経済情勢や都市を取り巻く環境も変化している。特に国道103号バイパスや市道有浦東台線(東バイパス)、秋田自動車道の開通で環状道路網の整備が進んだ。このため都市計画道路の必要性を検証することが求められ、2018年度に見直しに着手した。
 将来交通量推計で整備の必要性が低いと評価された廃止候補は、大館地域の「本郷土目内線」「前田大森線」「中道有浦線の一部」「城西小柄沢線の一部」など、比内地域の「西通線」「南通線」「学校通線の一部」など。道路がある路線は廃止後も現状通り利用できるほか、必要があれば改良や整備を行う。
 変更候補は大館駅東大館線の一部。計画通りに整備を進める存続候補は▽立花桂城線の一部▽大館線▽大館中央線の一部▽比内中央線▽荒又線―などとしている。
 見直し案は近く市ホームページに掲載する。パブリックコメントは10月15日から11月1日まで。説明会は花岡公民館(10月21日午後1~8時)と比内総合支所(23日午前9時30分~午後4時、29日午後1~8時)、中央公民館(24日午前9時30分~午後4時、28日午後1~8時)で開き、年度内の都市計画決定・告示を目指す。問い合わせは都市計画課(☎0186・43・7082)。

北鹿4団体連携 縄文スイーツ開発 世界遺産登録を記念

2021-09-30
世界文化遺産に登録された縄文遺跡をモチーフに開発された「ラノウ ドゥ ジョウモン(縄文の環)」
 世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する、大湯環状列石(鹿角市)、伊勢堂岱遺跡(北秋田市)の特徴であるストーンサークルをモチーフにしたスイーツが開発された。フランス由来の菓子、フィナンシェの生地をベースにした焼きドーナツで、縄文時代に食べたと考えられるクルミ、クリ、ばっけみそなど6種類。来月2、3両日、秋田市で先行販売される。
 観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズム、かづの観光物産公社DMO推進室、秋田内陸縦貫鉄道、「やってみよう!北秋田」(北秋田地域素材活用推進協議会)の4者が、連携して、主にお土産用に開発。鹿角市の石川菓子店と北秋田市のふみきり野Cafeが共同でレシピを作り、当面は石川菓子店が製造、販売する。パッケージデザインは、北秋田市の成文社が担当した。
 名前は、フランス語の「ラノウ ドゥ ジョウモン」。「縄文の環」という神秘的な意味合いがあり、高級感とスタイリッシュな雰囲気を持ち、「他の人に贈りたくなる」ような洋菓子を目指した。 
 2遺跡合わせて六つのサークルがあることから、焼きドーナツは6個入り。クルミ、クリ、バッケみそ、小豆、ヨモギ、山ブドウの6種類で、表面はストーンサークルの「石」を感じてもらえるように工夫した。
 商品開発の記者会見が29日、鹿角市花輪の道の駅かづの「あんとらあ」で開かれ、秋田犬ツーリズムの富樫照幸専務は「起爆剤とするため、4者連携で開発した」と経緯を説明。石川菓子店の石川智啓さん(29)は、「焼き菓子は少ないので、差別化を図りたかった。食材を感じることができ、甘くて濃厚な味になっている」と話した。
 販売価格は6個入り、980円。来月2、3の両日、秋田市のJR秋田駅ぽぽろーどで先行販売する。同9日からは北秋田市の秋田内陸線阿仁合駅と鷹巣駅、鹿角市の道の駅あんとらあ、道の駅おおゆで販売する。

たばこ あすから値上げ 2年連続 20~50円 増税に喫煙者ら悲鳴

2021-09-30
価格改定を示す張り紙を掲示する自動販売機(笹木商店)
 たばこ税の増税等に伴い、たばこメーカー各社は紙巻きたばこ、加熱式たばこなどの商品を10月1日から値上げする。対象商品は日本たばこ産業(JT)の224銘柄、フィリップモリスジャパン(PMJ)の118銘柄、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATJ)の127銘柄などに及ぶ。上げ幅は1箱20本入りで、20~50円が中心。2年連続の値上がりに喫煙者と販売店から悲嘆の声が聞かれる。
 たばこ税の段階的な増税に伴う措置で、前年に続く2年連続の値上げ。たばこ1本当たり1円、20本入り1箱で20円の増税となるが、小売定価はさらに引き上げられる。JTによると、販売数量の減少に伴うコストの上昇などを踏まえ「増税分以上の定価改定を行う」としている。
 代表的な銘柄では、JTの紙巻きたばこ「メビウス」の主要銘柄が現行540円から580円に、「セブンスター」は560円から600円となる。加熱式の「メビウス・プルーム・テック」は各銘柄を540円から570円に値上げする。
 PMJの「マールボロ」は38種類を30円値上げ。「ラーク」28種類のうち24種類を40円引き上げる。BATJは「ケント」の主要銘柄を20円値上げする。
 大館市内のコンビニエンスストアでは駆け込み需要が顕著。店員によると「店頭に在庫がない銘柄は9月までに予約して後で受け取る人が多い。3、4カートンのまとめ買いは当たり前」と話す。
 喫煙者の30代男性は「分煙は叫ばれているが、増税に加えて吸える場所が減ってつらい。値上げのたびにたばこ税はどこに使われているのかと思う。誰にも迷惑を掛けずに喫煙できる場所がほしい」と語った。
 大館たばこ販売協同組合(笹木金彦理事長)によると、市内の主な加盟店では価格改定を周知する張り紙を店頭や自動販売機に掲示している。
 笹木理事長が経営する大館市岩瀬の「笹木商店」では、駆け込み需要を見込んで9月の仕入れ額を1・5倍に増やした。20日過ぎから2、3カートンまとめ買いする客が訪れたという。
 笹木理事長は「400円台の安いたばこも100円近く値上がりする。昨年の値上げで低価格の商品に流れた人も今回でやめてしまうのではないか。仕入れ値が上がり、販売側も厳しくなる一方だ」と肩を落とした。

総合病院 分娩件数は目標達成 扇田は訪問診療大幅増 大館市病院事業改革プラン 20年度実績・評価

2021-09-29
 大館市は、病院事業経営改革プランの点検・評価報告(2020年度実績)をまとめた。コロナ禍で診療や経営面に影響を受け、複数の項目で前年度を下回る評価となったが、総合病院は分娩(ぶんべん)件数などで目標を達成し、地域救命救急センター設置に向けた取り組みを開始した。扇田病院は訪問診療・看護の件数が増加し、人間ドック・企業健診などで目標を達成した。計画期間最終年度の経常損益の黒字化を目指していたが、達成はならなかった。
 改革プランは、地域に必要な医療の安定提供と健全な事業運営を目的に、17~20年度の4年間を期間に策定。年度ごとに点検・評価を行っている。目標値に対する実績評価を3段階で行った。
 総合病院の取り組み評価でAとなった項目は、「急性期医療の提供」や「周産期母子医療センターとしての取り組み」など。心臓カテーテル治療などが可能となる地域救急救命センターの設置に向けて、高度医療機器を整備した。18年10月から鹿角地域の住民の出産受け入れにも対応し、20年度の分娩件数は515件。前年度から78件減少したものの目標を上回った。
 扇田病院は「在宅医療の充実」などがA評価。20年度の訪問診療・看護2270件。有料老人ホーム入所者へ訪問診療を開始し、前年度比983件増加した。在宅みとりは30件で、同24件増。人間ドック・企業健診は1708人、企業予防接種は1665人で、前年度、目標値とも上回った。
 総合病院(375床)の1日当たり入院患者数は急性期197人、地域包括ケア病棟39人。急性期はコロナ禍の入院制限などで、前年度から23人減少。地域包括ケア病棟は利用促進に努め、前年度と同数だった。病床利用率は62・9%で、目標を下回った。1日当たり外来患者数は933人で、前年度比61人減。入院(急性期、地域包括ケア)診療単価、外来診療単価は目標を上回った。
 扇田病院(104床)の1日当たり入院患者数は一般病棟(62床)が33人、20年から一般病棟22床を受け入れ制限したことやコロナ禍で他医療機関からの転院受け入れ減少で、前年比13人減となった。療養病床(42床)は32人で、前年比4人減。病床利用率は一般53・6%、療養75%で目標を下回った。1日当たり外来患者数は112人で、前年度比7人減。入院診療単価(一般)、外来診療単価は目標を上回った。
 収支目標では、総合病院が患者数減少などで4億2100万円、扇田病院が入院収入減額などで3500万円の純損失となり、計画最終年度の黒字化は達成できなかった。
 病院事務局が9月定例議会厚生常任委員会に報告。病院ホームページでの公表を予定している。

田代平に広葉樹700本 鹿角市漁協「植樹祭」 大湯小の5年生も汗 魚が暮らしやすい川に

2021-09-29
広葉樹の苗木を植える児童(十和田大湯田代平)
 鹿角市河川漁業協同組合(宮野和秀組合長)は28日、大湯川上流域に位置する同市十和田大湯田代平の牧場跡地で植樹祭を行った。小学生を含む約60人が参加し、「魚の暮らしやすい川づくり」をテーマに広葉樹の苗木700本を植え付け、流域の環境保全や環境改善に汗を流した。
 植樹祭は20年ほど前から関係機関・団体と連携しながら各地で開催している。田代平では十数年前から行い、これまで約9000本の広葉樹を植えてきた。県の「水と緑の森づくり税」を活用。
 会場は佐藤牧場から提供を受けた。旧大湯小田代冬季分校から数百㍍離れた荒野で、数年前まで牧場として使用されていた。
 漁協や米代東部森林管理署、各協力事業所などの関係者に加え、大湯小5年生23人がふるさと学習の一環で参加。爽やかな秋晴れとなる中、50アールの区画にくわなどを使いながらベニヤマザクラ、ヤマザクラ、ブナの苗木を丁寧に植え付けた。
 大湯小5年の石井唯純(ゆいと)さんは「苗がしっかりと大きく育ってほしいと思いながら植えた。川とつながっている海の環境も良くなってほしい」と話した。
 宮野組合長は「田代平周辺の河川にはオショロコマ系のイワナなど貴重な魚がいる。そうした魚や自然環境を守るため植樹などに取り組んできた。今後も場所を変えながら続けていきたい」と協力を呼び掛けた。
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