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高齢者ワクチン 接種券きょう発送 電話やネットで予約開始 大館市 「枠は十分確保、慌てずに」

2021-05-18
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集団接種で使用する資材の段ボールが積み上がった対策室で作業する職員(大館市総合福祉センター)
 高齢者の新型コロナウイルスワクチン集団接種に向け、大館市は18日から「接種券」を発送し、予約を受け付ける。80歳以上は18日から、70歳以上は20日から、65歳以上は22日から順次発送。予約はコールセンターやインターネットで受け付け、同封されている「予約番号」が必要となる。接種はニプロハチ公ドームで6月12日から。1日3000人規模の大がかりな接種となり、交通弱者対策や駐車場確保策としてシャトルバスを運行する。
 市の65歳以上人口は約2万7000人。90歳以上を先行して先月と今月に市立総合病院で集団接種を行い、950人以上が終えた。
 市は「市民にできるだけ早く安全に接種してほしい」と会場をドームに設定。市の接種対策室によると、集団接種の規模は県内で最大級。ワクチンは国から順次届き、6月末までに対象者が2回接種する5万4000回分が確保できる見通し。
 接種は①(1回目6月12日、2回目7月3日)、②(6月13日、7月4日)、③(6月19日、7月10日)、④(6月20日、7月11日)の4グループに分けて実施。時間は午前10時~午後4時。1日3000人、4日間で約1万2000人としているが、対策室は「できる限り予約の希望に応える。時間を延長するなどして増枠する」と話す。
 接種券は年代ごとに段階的に発送する。「予防接種のお知らせ」と記した封筒に、接種券や予診票を同封。予約には接種券に記された予約番号が必要となる。
 当日はシャトルバスを▽市立総合病院▽イオンスーパーセンター大館店▽比内総合支所▽田代総合支所―の4コースで、15~30分間隔で運行する。ドームの駐車場は約450台分しかなく、駐車スペースを確保し、比内、田代地域からの交通手段も確保する。家族や近隣での相乗りも呼び掛けていく。
 90歳以上の集団接種では予約電話の集中が課題に挙がった。今回はコールセンターの人員を45人に増員し、インターネット予約も開始する。前回接種できなかった90歳以上の予約を17日から受け付けたが、再び電話が殺到する状況となっている。
 市の接種対策室は「同じ時間に電話が集中するとつながりにくい。今回は予約枠を十分に設けているため慌てずに、時間をおいて予約してほしい」と話した。市は集団接種のほか、高齢者施設の巡回接種、病院での個別接種も行う。

一般会計補正予算 毛馬内住宅の事業費追加 鹿角市5月議会 非接触型レジの導入も

2021-05-18
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 鹿角市は、14日に開会した5月定例議会に総額2億9160万円を追加する2021年度一般会計補正予算案を提出した。毛馬内住宅の建て替え事業や新型コロナウイルス感染症対策として導入する非接触型レジなどの経費を計上している。
 一般会計補正予算案は、定期人事異動に伴う人件費の調整や国・県補助金等の内示に伴う事業費の増額などが内容。累計は176億8548万円。
 財源は、事業に関連する国・県支出金や自治総合センターのコミュニティ助成事業助成金のほか、財政調整基金などを充当する。
 主な歳出は毛馬内住宅の建て替え事業9298万円、就職氷河期世代活躍促進事業100万円、ヘリテージ・ツーリズム推進事業106万円、はばたけアスリート鹿角コーチング事業150万円など。
 毛馬内住宅は20~22年度で15棟50戸を整備する計画。20年度は4棟16戸を整備した。今回は社会資本整備総合交付金の増額に伴い施設整備工事費等を追加し、本年度の住宅着工数を当初予定の4棟16戸から7棟20戸に変更するもの。
 就職氷河期世代活躍促進事業は、正規雇用を希望する就職氷河期世代の資格取得費用を助成するもの。補助率は10分の10、上限は5万円。
 ヘリテージ・ツーリズムは「世界遺産のまち」をPRすることで誘客促進を図るため、外務省が主催する駐日外交団の地方視察ツアーを招くもの。秋に予定し、市内観光やレセプション開催に係る委託料を計上した。
 はばたけアスリート事業は来年2月の鹿角冬季国体に向け、スキーの競技人口と交流人口を拡大するため、五輪選手と市内小中学生との交流事業を行い、機運醸成を図るもの。
 このほか、新型コロナウイルス感染症対策として、キャッシュレス決済対応の非接触型レジを5台導入する。釣り銭等の受け渡しによる接触機会の低減と利便性の向上を図る目的。税務課2台、市民課、市民サービス窓口、大湯ストーンサークル館各1台を配置する。導入経費は1台約200万円。

介護分野に技能実習生 大館市の成寿会 ベトナムから8人 「国際交流と貢献を」

2021-05-18
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外国人技能実習生8人と指導する職員(成寿苑)
 大館市の社会福祉法人成寿会(奥村俊樹理事長)は、ベトナムからの技能実習生8人を介護老人保健施設に受け入れた。コロナ禍で入国が7カ月遅れ、今年2月にようやく勤務に就き、熱心に学び働く姿勢が現場に刺激を与えている。介護分野での外国人材活用は県内で先進的な取り組みで、法人は「日本の介護技術を習得してもらうことで国際貢献につなげたい」と話す。
 技能実習生は1、2期生の19~35歳の女性8人で、成寿苑に勤務。一昨年、奥村理事長が秋田国際人材開発振興協同組合の仲介を受けてベトナムに赴き、採用した。母国で1年間学んで基本的な日本語を身に付け、当初は昨年6月の来日予定だった。コロナ禍の入国制限で、今年1月に延期された。千葉県で1カ月の研修を経て2月に大館に到着し、「初めて雪を見てうれしかった」と声をそろえる。
 ベトナムには介護施設が少ないため、車いすなど見慣れない福祉用具の操作を一から学んだ。指示を理解して介助し、利用者とコミュニケーションを図る語学力も求められる。職場でメモし、帰宅後に復習する日々を送り、指導担当の職員は「1カ月半で独り立ちし、今は2人組で職員と共に身体介助や生活援助にあたっている」と話す。
 「部屋に行きますか」。廊下にいた利用者に声を掛け、車いすを押したグェン・ティ・チャンさん(27)は「日本語と介護を勉強したいと日本に来た。みんな優しい」と話す。ズォン・ティ・トゥ・ヅェップさん(20)は飲み物を配りながら「高齢者と話をするのが楽しい」と笑顔を見せる。
 今後は日本語や介護技術の試験をクリアしながら3年間、最長で5年間実習する。課題の一つが方言で、「秋田弁を覚え、早く仕事に慣れる」が8人の目標。大館で働く技能実習生と交流したいとも考えている。
 同組合を介した介護分野への技能実習生採用は県内で最初のケース。奥村理事長によると、「優秀な海外の人材に世界トップレベルの日本の介護技術を学んでもらうことで国際交流、貢献したい」と10年前から受け入れを検討し、実現させた。「ベトナムも高齢化社会を迎えており、帰国後、介護で活躍できる人材を育てたい。熱心な実習生と触れ合い、技術を教えることで職員も相乗効果で成長できる」と期待を込めた。
 【メモ】 外国人が日本の介護職に就くには四つの在留資格がある。このうち、介護の技能実習は他業種より日本語レベルの要件が高い。一昨年、人材不足が顕著な介護などの14業種に在留資格「特定技能」が新設された。技能実習を3年間修了すると、最長5年の特定技能への切り替えや、介護福祉士の受験資格が与えられる。秋田国際人材開発振興協同組合は「地方都市で介護の特定技能の受け入れは進んでおらず、技能実習からの移行を目指したい」としている。

大館市山田の藤の郷 19日から期間限定開園 コロナ対策万全に 専用駐車場も整備

2021-05-17
最盛期は鮮やかな藤が咲き誇り、来場者を楽しませる(市山田字茂屋、いしころ合同会社提供)
 大館市山田字茂屋の「十ノ瀬藤の郷」は新型コロナウイルスの感染予防などのため、今年の公開を19日~30日までの期間限定で行う。昨年は感染防止の観点から中止としており公開は2年ぶり。今年は初の試みとして土日に無料シャトルバスを運行するほか、平日は専用駐車場を用意。出入りを1カ所に制限し、受付でチェックシート記入を呼びかけるなど、感染症対策を施して開催する。運営側は協力を呼びかけている。
 藤の郷は元ホップ畑を活用した「一本仕立て」のフジが特徴で、約20㌃に約80本が並ぶ。現在は、父親から受け継いだ津島嘉弘さんが管理している。会員制交流サイト・インスタグラムなどで話題を集め、県内外から多くの見学者が訪れる大館の新たな観光スポットとなっている。2019年は約2万人が訪れた。
 運営支援を行ういしころ合同会社(石山拓真代表)によると日現在、藤の花は徐々につぼみが開花し始めた状態。満開は22、23日ごろになると予想している。今年は同地域住民らで構成する「十ノ瀬藤の郷を活用した地域づくりの会」(幸坂雪代表)の協力で、土日限定で無料シャトルバスを運行する。このほか市の地域応援プランの補助金を活用して約50台が止められる専用駐車場を整備した。
 石山代表によると、見学は現在無料だが「将来的には観光資源として有料化する方針。今回から駐車場を整備したほか、車両誘導員など人員も増やした。来場者に楽しんでもらうとともに、路上駐車などを減らし地域に迷惑をかけない取り組みを進めていきたい」と話している。
 公開時間は午前9時から午後4時まで。入場無料。平日は専用駐車場の利用を呼びかけている。土日は自家用車での乗り入れは禁止し、ユップライベント広場前から40分間隔でシャトルバス(定員50人)を運行する。会場では、藤の郷がデザインされたクリアファイルやアクセサリーなどの物販も行う予定。
 入園前のチェックシート記入や検温など感染症対策を徹底するが、新型コロナの感染状況次第で内容変更を行う可能性があるとしている。
 問い合わせは同社(☎0186・59・6777)。



大館市のハチ公小径 洋菓子店リュンナクレ 19日にオープン

2021-05-17
看板メニューにする予定の「ほしぞらショコラ」
 大館市大町のハチ公小径に19日、洋菓子店「Patisserie Lunenacree(パティスリー リュンナクレ)」がオープンする。オーナーシェフを務めるのは同市出身の西里栞さん(29)。東京都内の洋菓子店などでパティシエールとして働いた経験があり、一昨年大館にUターン。「他店で扱うことの少ない食材を使った商品開発にも力を入れたい」と展望を描いている。
 西里さんは国際情報高から東京都の織田製菓専門学校に進み、卒業後は都内の洋菓子店や埼玉県のレストランバー、滋賀県のケーキ店などで勤務した後に故郷・大館にUターン。帰郷後は介護老人福祉施設・大館南ガーデンで調理の仕事をする傍ら、朝市などのイベントで手作りの焼き菓子などを出品。次第に「自分の店を持ってみたい」との思いが芽生えた。
 店名のリュンナクレはフランス語で「真珠のような月」を意味する。一人息子の珠月(みつき)ちゃん(2)の名前にもちなみ「店と息子が一緒に成長していってほしい」との願いを込めて名付けた。
 当面の間はカットケーキのほか、クッキーなどの焼き菓子をそれぞれ6、7種類販売する。全てのケーキに比内地鶏の卵を使用しているのが特徴で「少し値段は高くなるが、ワンランク上の味を目指している」。ケーキの価格帯は300円~400円台後半に設定した。
 看板商品にする予定のケーキが「ほしぞらショコラ」。ラズベリーなどのジュレを包んだチョコレートムースの上に、満月をイメージした黄色のマカロンを乗せ、表面には星々を連想させる金粉をちりばめた。今後は季節ごとに旬の食材を使った商品を追加していく予定で、現在構想中なのは西洋フキ「ルバーブ」を使った商品。西里さんは「食べた人にホッとしてもらえる〝月明かり〟のような店を目指したい」と話している。
 同店の出店により、ハチ公小径は現在5区画中4区画が埋まり活気づいている。西里さんは「少しでも大館の盛り上げに貢献できればうれしい」と笑顔を見せた。
 営業日は毎週月、水、土曜日。営業時間は午前10時から午後4時だが、オープン日のみ午前11時開店。店名にちなみ、満月の日限定の特別メニュー販売も検討中。ホールケーキのオーダーは26日ごろから順次受注する予定。問い合わせは同店(☎0186・59・6789)。



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コロナ禍にスポーツの力を 県内小中高生が快走 山田記念ロードレース 北鹿勢は3種目制す

2021-04-30
一斉にスタートを切る中学女子と小学男子(長根山競技場)
 29日に開かれた大館の春の風物詩「第69回山田記念ロードレース大会」には、県内の小中高生172人が出走し、167人が完走した。長根山競技場を発着点とするコースで男女6種目を行い、北鹿勢は3種目を制した。
 開始式では始めに、昨年4月に亡くなった故・山田敬蔵さんに対して選手、役員らが1分間の黙とうをささげた。その後、大会会長の福原淳嗣市長は「市制70周年を迎える大館は、この大会と共に歩んできたと言っても過言ではない。今大会に参加してくれた皆さんは、コロナ禍という有事においてスポーツの持つ力、魅力を改めて教えてくれた。レースでのご活躍を心から願う」とあいさつした。
 この日はあいにくの曇り空となったが、午前9時開始の高校男子の部を皮切りに、選手たちが続々と競技場からスタート。沿道の市民から声援を受け、完走や記録更新を目指して健脚を競い合った。
 北鹿勢は小学男子3㌔で山本奏太さん(川口)、中学女子同で吉田瑠衣さん(比内1年)、高校女子5㌔で片岡春薫さん(大館鳳鳴2年)が優勝した。
 大会は1953(昭和28)年のボストンマラソンを当時の世界記録で優勝した山田さんの偉業をたたえ、国際的なランナーの輩出を願って毎年4月29日に開催されている。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加者を県内の小中高生に限定。山田さんの功績を広く知ってもらうため、競技場ロビー内に山田さんが獲得した金メダルなどを展示した。

くまくま園お目覚め 北秋田市 大型連休中にに特別イベント

2021-04-30
木に登って過ごすツキノワグマ(くまくま園)
 北秋田市阿仁打当の熊牧場「くまくま園(小松武志園長)」で29日、今季の営業が始まった。開園を待ちに待った来場者がツキノワグマやヒグマを眺めたり、撮影したりと、それぞれが思い思いに楽しんでいた。
 同園は2014年7月にヒグマ舎を備えてリニューアルオープン。現在はツキノワグマ44頭、ヒグマ15頭の計59頭を飼育している。
 園内は1~3歳子グマ、雌、雄、ヒグマのコーナーに分けられている。本年度はツキノワグマの子どもが生まれなかったため、ふれあいイベントや展示は行わない。
 新型コロナウイルス感染防止のため、オープニングセレモニーは行わず、入場の際の検温や消毒、マスク着用を呼び掛けるなど対策して開園した。
 同園ではゴールデンウィーク期間中(29日~5月5日)、特別イベントを開催。スタンプラリーやヒグマ舎の運動場の探検、ヒグマのエサを隠して探す様子の観察会などを行うほか、5月5日は小中学生の入園料を無料にする。フォトコンテストの作品も募集している(29日~5月31日)。
 小松園長は「今年は子グマがいなくて、さみしいと思うかもしれないが、クマそれぞれに個性があり、気づきがある。たくさんのクマたちに会いに多くの人に訪れてほしい」と話した。
 開園時間は午前9時から午後4時(最終入園は3時半)。開園料は高校生以上700円、小・中学生200円(クマのエサ付き)、未就学児は無料。開園期間は11月3日まで。

舞台と一体の臨場感 小坂町康楽館 常打芝居が開幕

2021-04-30
2年ぶりに4月に開幕した常打芝居(康楽館)
 小坂町の木造芝居小屋・康楽館(国重要文化財)の「常打芝居」が29日、開幕した。昨年は新型コロナウイルスの影響で休演となり、4月から始まるのは2年ぶり。下町かぶき組の人情味あふれる芝居が、来場者を魅了した。
 常打芝居は4月から11月までのロングラン公演で、康楽館の呼び物の一つ。修復オープンした1986年から始まった。昨年は新型コロナの影響で4月からの開幕を見送り、創建110年記念の特別公演が10月の1カ月だけ開かれた。コロナ対策として、入場できる定員を通常の5分の1の120人とし、検温、手指消毒を実施している。
 下町かぶき組の常打芝居は16年目。初日の29日は、「劇団三峰組&劇団岬一家」公演が行われ、三峰達と岬寛太の両座長が出演。華やかなオープニングショーで始まり、芝居は「かすがい桜」。赤ん坊をめぐり家族愛が育まれていく人情劇が繰り広げられ、芝居ファンを魅了した。
 仲間3人で来たという町内の女性(61)は「常打芝居が始まり、小坂町に春が来たという感じ」、毎年のように来ているという大館市内の男性(67)は、「人情味あふれる芝居がいい」と話した。
 開幕に先立ち、細越満町長は「舞台と客席が一体となった特別な空間を楽しんでほしい」とあいさつした。両劇団の公演は6月28日まで行われる。6月5日から演目替えが予定されている。

本県人口5年でマイナス6・2% 減少率は過去最大 北鹿含む24市町村で減 20年国勢調査速報

2021-04-29
国勢調査の人口速報集計(本県分)を公表した県の会見(県庁)
 県は28日、2020年に実施された国勢調査の人口速報集計の本県分を公表した。昨年10月1日現在の総人口は96万113人で、15年の前回調査と比べて6万3006人の減。増減率はマイナス6・2%で、調査開始以来最大の減少率となった。市町村別では北鹿地方の5市町村を含めた24市町村で前回調査から減少した。
 各市町村が提出した調査区ごとの人口と世帯数の一覧が記載された要計表を取りまとめたもの。総務省が6月に公表予定の人口速報集計と相違する場合がある。県調査統計課などが会見を行って発表した。
 総人口は男性45万2479人、女性50万7634人の計96万113人。このうち市部人口は87万1654人で、前回調査に比べて5万4152人(5・8%)の減。郡部は8万8459人で8854人(9・1%)の減。市より町村の減少率が高かった。県内で人口が集中している秋田市は増減率マイナス2・5%で県平均より小さかった。
 前回調査から人口が増加したのは東成瀬村で97人(3・7%)の増。ダム工事に伴う関係者の転入が多かったため、増加したとみられる。減少率が最も大きかったのは藤里町で13・7%(461人)の減少となった。
 北鹿市町村の状況は、大館市が6万9280人で4895人(6・6%)減、鹿角市は2万9107人で2931人(9・1%)減、北秋田市は3万217人で3007人(9・1%)減、小坂町は4780人で559人(10・5%)減、上小阿仁村は2069人で312人(13・1%)減。いずれも減少率が県平均を上回った。上小阿仁村は藤里町に次いで2番目の高さだった。
 世帯数は前回調査に比べて3138(0・8%)減の38万5422。1世帯当たりの人数は2・49人で、過去最少だった。
 集計結果について県は、人口減少の推移が社会保障・人口問題研究所が示した将来人口推計と同じ動きとなっていることを踏まえ、「県人口が4割減少するという推計が現実のものになるのではと懸念している」とし、結婚や出産、子育てに対する支援や環境整備、若年層の県内定着の取り組みに引き続き力を入れる考えを示した。

早い雪解けに警戒 大館市遭難対策委 入山者へ啓発活動

2021-04-29
遭難防止対策を協議した委員会(大館市役所)
 大館市の第1回遭難等対策委員会(会長・名村伸一副市長)が28日、市役所で開かれた。山菜採りシーズンを迎え、入山者への啓発活動など遭難防止対策を確認した。
 警察や消防、猟友会、消防団、森林管理署、県、市から13人が出席。名村会長は「今年は雪解けが早く、いつもより早く山岳遭難事故の発生が懸念されている」と指摘した。新型コロナウイルスの感染拡大で、三密を避けるトレッキングが注目され「管内にも多数訪れることが想定される」と述べ、入山者の安全確保に向けて関係機関・団体の連携を呼び掛けた。
 事務局が遭難などの発生状況を報告した。2020年度は山岳遭難が3件3人(うち死亡1人)、徘徊(はいかい)などの行方不明が2件2人(2人とも不明のまま)。水難の行方不明はゼロ。5人はいずれも60歳以上だった。このほか、管外の小坂町と青森県大鰐町で市民による山岳遭難が各1件発生した。小坂町で1人が死亡した。
 本年度は発生していない。ただ、山菜採りで同市比内町独鈷地区の山に入った70歳代男性がクマに襲われて重傷を負い、注意が必要な状況という。
 このため対策委は、5月1日から6月30日までを山菜採りの遭難注意期間に設定。入山者に啓発チラシを配布し、広報車で巡回広報する予定。滑落事故防止のため、田代地区の糸滝付近に遭難防止ロープを設置することにしている。
 市消防本部が導入した小型無人機ドローンを今後、遭難者の捜索現場で活用する予定も報告された。
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