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2022年5月
大館市 6月補正は10億円規模 市長査定終了 子育て支援、コロナ対策
2022-05-13
補正予算案を査定する福原市長㊧ら(大館市役所)
大館市の6月補正予算案編成作業は12日、市長査定が終了して最終段階に入った。一般会計の補正規模は約10億円の見通しで、子育て支援や新型コロナウイルス対策、来年の忠犬ハチ公生誕100年に向けたプロジェクト関連が中心。プロジェクトは東京・渋谷区との交流促進協定に基づく一大事業で、本格的な準備に入りたい考えだ。
6月上旬に開会が見込まれる市議会定例会に提出する。子育て支援は、保育所緊急整備事業費補助金と認定こども園整備事業費補助金を計上する方針。
コロナ対策はワクチン4回目接種分の関連費用を盛り込む。厚生労働省は対象を60歳以上の人、18~59歳で基礎疾患のある人、重症化リスクが高いと医師が認めた人としている。市によると、接種状況は4月24日時点で1回目6万2349人(接種率89・1%)、2回目6万731人(86・8%)、3回目5万3486人(76・5%)となっている。
渋谷駅前で飼い主を待ち続けた忠犬ハチ公が大館生まれだった縁で、両市区は交流を深めている。2001年に災害時相互応援協定を結んだほか、02年から区内の小中学校給食に市産あきたこまちを提供。20年には区が観光案内所として活用してきた鉄道車両「青ガエル」を市に譲渡した。
交流促進協定は7日に締結。長谷部健区長らが同市を訪れ、調印式に臨んだ。観光や文化、産業、スポーツなどで連携し、ハチ公生誕100年に合わせた共同プロジェクトを立ち上げる。今月中にも実行委員会が発足する予定。
本年度当初予算の一般会計は348億8774万円で前年度当初比2・3%(7億7985万円)増。4月にコロナ対策事業費5億5204万円を専決処分しており、補正後の総額は354億3978万円となっている。
6月上旬に開会が見込まれる市議会定例会に提出する。子育て支援は、保育所緊急整備事業費補助金と認定こども園整備事業費補助金を計上する方針。
コロナ対策はワクチン4回目接種分の関連費用を盛り込む。厚生労働省は対象を60歳以上の人、18~59歳で基礎疾患のある人、重症化リスクが高いと医師が認めた人としている。市によると、接種状況は4月24日時点で1回目6万2349人(接種率89・1%)、2回目6万731人(86・8%)、3回目5万3486人(76・5%)となっている。
渋谷駅前で飼い主を待ち続けた忠犬ハチ公が大館生まれだった縁で、両市区は交流を深めている。2001年に災害時相互応援協定を結んだほか、02年から区内の小中学校給食に市産あきたこまちを提供。20年には区が観光案内所として活用してきた鉄道車両「青ガエル」を市に譲渡した。
交流促進協定は7日に締結。長谷部健区長らが同市を訪れ、調印式に臨んだ。観光や文化、産業、スポーツなどで連携し、ハチ公生誕100年に合わせた共同プロジェクトを立ち上げる。今月中にも実行委員会が発足する予定。
本年度当初予算の一般会計は348億8774万円で前年度当初比2・3%(7億7985万円)増。4月にコロナ対策事業費5億5204万円を専決処分しており、補正後の総額は354億3978万円となっている。