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2021年9月

旧小坂鉄道 活用団体の連携探る 大館でシンポジウム 活性化へパネル討論など

2021-09-24
パネル討論が行われたシンポジウム(大館市長木公民館)
 大館市と小坂町にまたがる旧小坂鉄道(22・3㌔、2009年廃止)の活用策を考えるシンポジウムが23日、同市長木公民館で開かれた。旅客営業も行った「鉱山鉄道」の歴史を振り返ったほか、沿線で活動する団体の代表らがパネル討論を展開。地域住民約50人が参加し、地域活性化に向けた連携の在り方を探った。
 同市上代野の住民でつくる「岱野駅前プロジェクト」(九嶋光夫会長)、NPO法人大館・小坂鉄道レールバイク(近藤肇理事長)、長木公民館(三浦栄一館長)主催。岱野、大館、茂内、小坂の旧4駅に関わる団体が一堂に会した。
 小坂町の体験型観光施設・小坂鉄道レールパークの運営に協力する「小坂鉄道保存会」の亀沢修総務企画局長が講演し、鉱山専用鉄道として1908年に開通したことや、旅客営業前提で建設された歴史などを紹介した。
 パネル討論のテーマは「レールが結ぶ未来への物語 今、可能性と希望を語ろう」。岱野駅前プロジェクト事務局の三浦孝志さん、旧大館駅の跡地に建設された市観光交流施設・秋田犬の里の佐藤和浩館長、大館・小坂鉄道レールバイクの近藤理事長と小棚木政之事務局長、亀沢局長の5人が臨み、三浦館長がコーディネーターを務めた。
 三浦さんは旧岱野駅周辺にアジサイ3000本を植える計画を説明しながら、「子どもたちがアジサイを大切にしようという気持ちになっている」と地域に対する愛着心が芽生えてきたことを紹介。佐藤館長は廃線を活用した「手こぎトロッコ」の利用者が増加傾向にあることを示し、さまざまな活動の連携で相乗効果が高まることを強調した。
 近藤理事長は10年目に入った活動を紹介し、「月別で見ると5・8・9月に多くの利用があるが、6月と7月は少ない。アジサイの取り組みが発展すればレールバイクにも立ち寄ってくれるのではないか」と期待を寄せた。小棚木事務局長は「廃線を維持するのは想像以上に大変だが、地域の力を結集すれば行政も動きやすくなる。全線を活用するんだという意識を皆で共有する必要がある」と訴えた。
 亀沢局長は「産業遺産を未来に引き継ぐことを目的としている」とし、「皆でまちづくりに取り組むことが目標」と語った。
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