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2021年9月

「かづのパワー」 来年4月から事業再開 鹿角市議会 全員協 新料金モデルなど説明

2021-09-15
市議会の全員協議会(市役所)
 鹿角市議会の全員協議会が14日開かれ、電力市場価格の急騰などに伴い小売電気事業を一時休止している市の第3セクターで、地域電力小売会社「かづのパワー」(同市花輪、八重樫學社長)の2022年4月からの事業再開が報告された。
 同社は、電源資源が豊富な地域の特長を生かし、電力を地域内に供給するエネルギーの地産地消を目指して19年7月に設立。三菱マテリアル永田水力発電所(八幡平)の電力(FIT電力)を、東北電力を介して調達し、20年4月以降、市内学校など公共53施設に供給していた。
 順調に推移していたが、仕入価格と連動している電力市場価格が同12月下旬から高騰したことなどが影響し、市場価格で調達すると事業が成り立たない状態に陥ったため、21年2月14日で事業を休止した。
 市と同社は検討会を重ね、電力市場価格高騰リスクを回避した事業モデルの構築を行ってきた。
 同社は小売電気事業などを行うHTBエナジー(福岡市)と連携し、春季(3月1日~6月30日)と秋季(10月1日~11月30日)は市場価格を基にした変動単価で販売する。価格の高騰しやすい夏季(7月1日~9月30日)と冬季(12月1日~2月28日)は固定価格での仕入れを基にした一定単価とする。
 当局はモデルに基づく電気料金のシミュレーションで新旧を比較し「固定価格を13円として、市場価格が例年並みの場合、従前モデルより全体の電気料金が6%減少する」とし、「仕入価格が1・5円上昇し、冬が昨年程度高騰した場合でも急激な上昇にはならない」と説明した。
 議員からは「運転資金をもっと増やし安定的な経営を図る考えはないか」と質疑が出され、当局は「今回の事業モデルは支出が収入を超えることがないように固定価格を入れ、お客の電気料金に利益を上乗せした料金メニューになっている」と安定的なモデルになっていることを強調した。
 市は金融機関から必要な資金を借り入れ、来年4月1日の再開に向けて準備を進めていく。
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