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2021年9月

大館市立小中学校 エアコンで快適授業 今夏から運用開始 7月末までに534台設置

2021-09-14
エアコンが設置された教室で授業を受ける児童(桂城小学校)
 大館市は7月末までに、市立の小中学校全25校の普通教室等へのエアコン設置工事を完了させた。ランチルームや中学校理科室なども含めて計534台を配備。使用の目安を記したマニュアルも作成し、各校に配った。各校では厳しい暑さに見舞われた今夏から順次運用を始めており、市教委は使用状況や課題を聞き取りながら今後に生かしたい考えだ。
 市教委教育総務課によると、これまで市立小中学校ではパソコン室や保健室、職員室、校長室に設置されていたものの、普通教室にはなかった。新型コロナウイルス禍でマスクを着用して授業を受けざるを得ない状況から、猛暑での熱中症予防の観点も踏まえて安全な教育環境を整えようと、2020年度に予算措置した。20年度9月補正予算にエアコン購入費や設計費など4億3410万円、21年度当初予算に工事費など1億9754万円を計上した。総事業費は6億3264万円。
 各校で1~5月に設置工事を実施。7月末まで電気引き込み工事を完了させ、使用できるようにした。小学17校、中学8校の普通教室に計470台を設置。1室につき18畳用を2台、扉などで仕切ることのできないオープンスペースの教室には26畳用を2台取り付けた。このほかランチルームに計34台、中学校理科室に計30台を配備。天井が高く、スペースの広い西館小ランチルームには冷風機3台も導入した。
 市教委は運用に関するマニュアルも作成し、各校に配布。使用目安として▽標準稼働期間は6~9月▽おおむね室温28度以上が継続する見込みの場合―とした。使用の参考にしてもらうためで、学校教育課は「あくまでも目安で、教室を空ける場合なども含めて状況に応じて判断し、活用してほしい」としている。
 桂城小では各教室の前方、後方の壁に計2台が取り付けられた。今夏も連日厳しい暑さに見舞われただけに、根本光泰校長は「7月の暑い日に間に合ったので良かった。午後は特に日差しが強く、子どもたちも大変そうだった。落ち着いて学習できるので助かっている」と話した。
 市教委にも「エアコンがあったので乗り切れた」「子どもたちがいきいきと授業に参加している」と喜ぶ声が届いた。今後は使用状況や問題点の有無、成果などを各校に聞き取りたい考え。「意見を参考にマニュアルを精査し、来年に生かしたい」としている。
 文部科学省が発表した公立学校のエアコン設置状況(20年9月1日現在)では、本県は普通教室25・9%、特別教室18・4%にとどまっていた。コロナ禍に配慮して県内のほとんどの市町村で、20~22年度に急速に配備が進んでいる。
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