本文へ移動

今日のニュース

2021年9月

ICTで放牧牛管理 鹿角市の 「川島牧野」 県が実証実験進める 省力化で生産性向上

2021-09-01
放牧牛の個体ごとの居場所をタブレットで確認する関係者(川島牧野)
 県は本年度からICT(情報通信技術)を活用した放牧牛管理システムの実証事業を行っている。先月31日、鹿角市十和田大湯の牧場「川島牧野」で牛に首輪型センサーを取り付け、関係者は牛の位置情報などを確認した。
 県では肉用牛経営の生産性向上を目的に、県内初となる「ICTを活用した放牧牛管理システムの実証事業」を同牧場で7月から行っている。7月中旬に電池式の首輪型センサーを10頭の牛に取り付け、通信用のゲートウェイを3カ所に設置した。
 31日は県、市、牧場関係者ら約30人が訪れ、ソーラー式の首輪型センサーをさらに10頭に取り付けた。電池式とソーラー式の利点比較のほか、スマートフォン上で個体ごとの位置の把握や通信距離、安定性について調査した。
 県農林水産部畜産振興課生産振興班の齋藤明子主幹兼班長は「スマートフォンで牛の位置情報を把握することで見回りなど監視時間の短縮になり、生産性が向上する」とし「生産コスト低減による経営の安定化が期待できる」と県内へ普及拡大を促進したい考えを述べた。
 同牧場を管理する県畜産農業協同組合(加藤義康組合長)鹿角支所の木村良一理事兼参与は「監視人が高齢化しており、後継者の育成が急務。ICTを活用することで今まで長年の経験で把握していたことが、データで分かることは大きなプラス」と手応えを話した。
 本年度の放牧が終わる10月下旬ごろまでデータを収集し、センサーの種類や取り付け数など費用対効果の確認などを行う。
印刷に関するご案内
ご案内
広告に関するお問い合わせ
お問い合わせ
購読のお申し込み
購読お申し込み
掲載写真のご購入
ご購入お申し込み
後援のお申し込み
資料請求
記事・写真等2次使用について
資料請求
株式会社 北鹿新聞社

〒017-0895
秋田県大館市字長倉79
TEL.0186-49-1255(総務課)
FAX.0186-43-3065(総務課)
 
*日刊新聞発行および一般印刷*
TOPへ戻る