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ソメイヨシノ この30年で〝最速〟か 大館市は「11日」予想も 北鹿地方で開花目前

2021-04-08
つぼみが膨らみ、開花を待つ大館市の基準木(地裁大館支部)
 ソメイヨシノの開花前線が記録的な早さで北上し、北鹿地方でも見頃が近づいている。民間の気象情報会社では、大館市の桂城公園での開花日を「11日」と予想する所もあり、1990年以降では〝最速〟となる可能性が高まっている。
 日本気象協会(本社・東京都)の「桜開花予想」によると、今年は冬の厳しい寒さで花芽の休眠打破が順調に進んだ。その後暖かい日が増えたことで成長が促され、全国的に開花が早くなっている。
 桜前線は非常に早い速度で北上し、秋田市では平年より14日早い4月4日に開花、7日に満開を迎え、いずれも観測史上最も早くなった。このほか北東北の開花予想日は、盛岡市が11日、弘前市が14日となっている。
 このため、北鹿地方での開花は「11~14日」になる見通し。一方、ウェザーニューズ(本社・千葉市)では、桂城公園(大館市)の開花予想日を「11日」としている。
 大館市観光課によると、市が開花の基準木としている地裁大館支部敷地内のソメイヨシノは、7日現在つぼみの状態。先がピンクに色づいて膨らんでいるものも目立ち、「例年の開花は20日前後なので、今年は早いだろう」とみている。裁判所に隣接する桂城公園も同様の状況となっている。
 例年、基準木で5~6輪の開花が確認されると、開花宣言をしている。1990年以降で最も早かったのは、90年の4月13日。次いで2002、15年の14日、08年の15日となっている。20年は新型コロナウイルス感染拡大に配慮して宣言は行わなかった。今年も検討中というが、「このまま好天が続けば近年では最速になるのでは」としている。
 大館郷土博物館学芸員で、気象予報士の鳥潟幸男さん(大館市)は「過去30年の平均では、秋田市の開花から5日後に大館市の基準木が咲いている。ここ数日は寒の戻りで気温が低くなっているため、成長が足踏みしそうだが、来週には咲くのでは」と予測する。「後は気温次第。例年に比べるとかなり早い。過去最速と同じくらいになるのでは」と話した。

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