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春の火災予防運動始まる 大館市は2地区で訓練 沼館は防災力強化 コロナ対応の避難所

2021-04-05
間仕切りや段ボールベッドの設営を体験した避難所開設訓練(沼館温泉会館)
 春の火災予防運動が4日、県内で一斉に始まった。大館市では2地区で、住民や消防団員らが参加して防災訓練を実施。新型コロナウイルス対策を盛り込んだ対応も確認し、有事に備えた。運動は10日まで。
 初日は沼館、比内町八木橋の2地区で訓練を実施。このうち、度重なる水害に見舞われ、防災力強化をテーマにした地域づくりを進める沼館では、自主防災組織(虻川正道会長)主催で行った。新型コロナ感染拡大防止のため参加者数を制限し、町内会役員や市消防団第4分団員ら約20人で取り組んだ。
 震度6強の地震が発生したと想定。役員が4班に分かれて地域を巡回し、住民の安否を確認するためトランシーバーで情報共有しながら各世帯を訪ねた。要救助者に見立てた人形を発見した後、119番通報や担架で搬送する流れも確かめた。
 続いて市の避難所に指定されている沼館温泉会館で、避難所開設訓練を実施。コロナ禍の感染防止対策として、各世帯の生活スペースを区切る間仕切り、段ボールベッドの設営を体験した。テーブルと段ボールを使って1世帯3畳分のスペースを確保できるように設置。互いに声を掛け合いながら、手際良く作業を進めた。
 沼館では2013年8月の豪雨を教訓に防災プロジェクトチームを立ち上げ、資機材や防災倉庫を整備したほか、安否確認用の名簿作成も進め、年2回の訓練で住民の意識高揚を図っている。
 虻川会長は「コロナ禍を踏まえた避難所開設の仕方も考えていかないといけない。有事に備えて資機材を確認するほか、住民が顔を合わせて交流できる形をつくっていかないと。住民それぞれの意識が一番大事になる」と気を引き締めていた。
 この日市内では消防団防災リーダー養成講習も開かれた。運動期間中は毎日、警戒広報やサイレン吹鳴などが計画されている。空気が乾燥して火災が発生しやすい時期を迎えることから、市消防本部は注意を呼び掛けている。

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