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「マタギの星空山」事業本格始動 「星空列車」発車~ 「星空の宿」5カ所認定 全国へ情報発信

2021-04-03
星空列車の出発を見送る関係者(秋田内陸線阿仁合駅)
 秋田内陸線の「AKITA星空列車」の2021年度の運行が1日から始まり、北秋田市の森吉山周辺で星空観賞を体験型観光としてPRする「マタギの星空山」事業が本格的にスタートした。本年度は星空の魅力を伝えるガイド養成に力を注ぐほか、市内の宿泊施設5カ所を認定した「星空の宿」で北東北3県からの誘客を図る。
 事業は森吉山周辺地域で観賞できる星空の魅力を新たな観光資源として発信しようと、市内の観光団体などで構成する「やってみよう!北秋田」(北秋田地域素材活用推進協議会、小塚雅生代表)が実施。星空観賞は人の集中を避けて少人数で楽しむことができるため、コロナ禍での新たな旅の形として昨年9月から試験的に開始。秋田犬ツーリズムの協力を得て、本年度の本格始動に向けて事業整備を進めてきた。
 推進協では本年度、新型コロナ終息後を見込んだ全国への情報発信や、観光客の受け入れ時に中核を担うガイド養成に注力する。秋田の星空の魅力を伝える合同会社・ほしあわせ(能代市)の八巻枝美代表から望遠鏡の使用方法などの指導を受け、地域住民らが「星空ガイド(仮称)」を務める。養成したガイドは来年1、2月に開催予定の星空観賞イベントで本番に臨む予定としている。
 このほか、推進協では森吉山周辺の宿泊施設を「星空の宿」に認定。昨年認証した宿泊施設3軒のほか、2月には森吉山荘(森吉)と旅館千草(阿仁銀山)で受け入れ体制を整えた。認定された宿泊施設には望遠鏡や双眼鏡が完備され、マタギや星空をテーマにした特別な食事メニューも用意している。
 1日は秋田内陸縦貫鉄道(本社・北秋田市)の阿仁合駅に集まった関係者が事業の本格始動を記念し、専用ヘッドマークを付けた星空列車の〝一番列車〟を見送った。今後、期間中は夕方に運行する定期列車にイルミネーションパネルを掲げて走行する。
 推進協の副会長を務める同鉄道の吉田裕幸社長は、「本年度は北東北3県に魅力を発信して足元を固め、22年度には秋田を星空のミュージアムとして全国に売り出していけるよう広域連携を図りたい」と話した。森吉山荘の間杉政明社長は、「標高800㍍以上の場所にあるメリットを生かし、協力して事業を進めたい」と意気込みを語った。
 秋田内陸線では、鷹巣、角館、阿仁合駅では星空山探検セット(双眼鏡2種、星座早見盤、ランタン、ラジオ付き懐中電灯)の無料貸し出しを行っている。当日有効の切符を所持している人が対象。貸出期間は利用当日の午後から翌日の午前中まで。貸出時に保証金2000円が必要。申し込み、問い合わせは秋田内陸縦貫鉄道内の協議会(電話0186・82・3231)。

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