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地域芸能の貴重さ体感 大館で演劇WS 白沢獅子踊りで即興劇 あきた芸術劇場プレ企画

2021-02-22
佐藤さん㊧から白沢獅子踊りを学ぶ参加者(大館市中央公民館)
 大館市白沢地区の伝統芸能「白沢獅子踊り」をテーマにした演劇ワークショップが21日、市中央公民館で開かれた。芸術を楽しめる場を提供し文化継承を図る「あきた芸術劇場」(秋田市)の開館プレイベントで、同市が皮切り。市民ら14人が参加し、白沢獅子踊りの歴史や魅力を学び、即興劇に挑戦した。台本を用意せずに自発的に演じることを通じて、自分の表現力や見せ方を磨くとともに、郷土芸能を受け継ぎ、守ろうとする気持ちを育んだ。
 あきた芸術劇場AAS共同事業体主催。大館市、同市教委など後援。同劇場の開館(2022年6月予定)に向けて、県内の芸術文化に親しみ楽しんでもらおうと、県北・県央・県南の3会場で開催される。
 ワークショップは県内で民俗・郷土芸能に携わっている人が自身の活動やあゆみ、展望などを講話。仙北市の劇団・わらび座に所属する俳優の指導を受け、講話を基にした即興劇を演じる。
 大館会場には、市内外の10~50歳代と幅広い年齢層が参加した。白沢獅子踊りの踊り手でご当地ヒーロー・コウライザーの佐藤龍一夢さん(22)が、歴史や魅力、伝統文化の継承に取り組む活動について説明。演劇の講師を劇団わらび座で俳優歴10年の鈴木潤子さんが務めた。
 白沢獅子踊りは、獅子の頭部を模した飾りを身に着けて舞い、厄払いや豊作などを願う伝統行事。佐藤さんは少子高齢化を背景に、年々参加者が少なくなっている現状に危機感を覚え、高校時に自身がヒーローとなり伝統文化をPRしようと思い立ったことなどを紹介。獅子踊りの実演を交えながら、夢に向かって諦めず取り組むことの大切さを伝えた。
 演劇では、鈴木さんがゲームを交えながら、参加者の緊張をほぐしつつ演技指導。2グループに分かれ、参加者同士で話し合ってまとめた意見を取り入れ、白沢獅子踊りを基にした二つの即興劇をつくりあげた。
 即興劇は二つとも、白沢獅子踊りに参加していた主人公が東京に憧れて上京するが、古里を思い、戻ってくる物語。参加者たちが自分なりに考えたキャラクターの個性を演じながら、チームとして獅子踊りを披露し、一つの演劇へとまとめていた。村木佑圭さん(桂城小4年)は「白沢獅子踊りを知れてよかったし、劇も緊張したけど、それ以上に楽しかった」と笑顔をはじけさせた。
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