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新型コロナワクチン  先行接種に続き、医療従事者へ 冷凍庫設置など準備進む

2021-02-21
薬剤科に設置されたワクチン保管用の超低温冷凍庫と冷蔵庫(大館市立総合病院)
 新型コロナウイルスワクチンの医療従事者を対象とした先行接種が能代市の病院で始まった。3月中旬から始まるとされる医療従事者への優先接種は県が調整主体となり、県内64病院で行う方針で、北鹿地方は10病院。このうち拠点となる「基本型接種施設」のかづの厚生病院、大館市立総合病院、北秋田市民病院では、ワクチン保管用の超低温冷凍庫が到着するなど、接種に向けた準備が進んでいる。
 本県の医療従事者先行接種の対象は能代市の地域医療機能推進機構秋田病院で、19日に接種が始まった。395人が接種を希望し、2回の接種を3月24日までに終える。初日に接種した医師は「インフルエンザワクチンよりも打った感覚がない。職員からは『全然痛くない』という声ばかりだった」と話した。
 先行接種に続いて行う医療従事者への優先接種は、県が調整主体となる。県内では「基本型接種施設」14病院と、「連携型接種施設」50病院で行う。国が承認した米ファイザー社のワクチンをマイナス75度前後で保管するため、基本型接種施設には超低温冷凍庫を設置。基本型接種施設から連携型接種施設へはワクチンを冷蔵で移送する。
 県によると、北鹿の基本型接種施設は3病院。連携型接種施設は▽鹿角中央病院▽大湯リハビリ温泉病院▽扇田病院▽大館記念病院▽秋田労災病院▽今井病院▽鷹巣病院―の7施設となっている。
 このうち大館市の優先接種は、病院や診療所、歯科診療所、薬局、国、消防で働く約2200人を予定している。
 大館市立総合病院には15日に超低温冷凍庫「ディープフリーザー」が到着した。ワクチンは1箱195本入りで、最大20箱の保管が可能。1本当たり5回接種する場合、1万9500人分を保管できることになる。
 ワクチンを使用する際は、冷蔵庫(2~8度)に移して解凍し、5日以内に使用する。超低温冷凍庫の隣には解凍用の冷蔵庫が並ぶ。薬剤科の中居肇薬剤部長は「ワクチン接種への期待は高く、保管業務は責任重大」と気を引き締める。「貴重なワクチンで、何日何時に何本必要かなど、しっかりとした投与計画を立て、連携型接種施設と連携していきたい」と話した。
 医療従事者に続き、市町村が調整主体となって4月以降に65歳以上高齢者、基礎疾患のある人や高齢者施設等の従事者、それ以外の人の順で接種を進める。市町村では3月中旬を予定するクーポン券の発送や集団接種の会場などの準備が急ピッチで進んでいる。
 ワクチン接種は16歳以上が対象。接種は無料で、米ワイザー社のワクチンは3週間間隔で2回接種する。




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