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郷土の偉人しのぶ 小林多喜二の命日 碑前に住民ら集う

2021-02-21
生誕の地碑に手を合わせる参列者(JR下川沿駅前広場)
 大館市出身のプロレタリア作家、小林多喜二(1903~33)の命日の20日、供養祭が同市川口のJR下川沿駅前広場で行われた。地元住民ら約20人が参列し、生誕の地で碑に手を合わせて郷土の偉人をしのんだ。
 小林多喜二生誕の地碑保存会(松坂敏悦会長)の主催。毎年命日に合わせて「多喜二祭」として行っている。碑は1957年、地元の佐藤栄治元県議らが同駅のプラットホーム脇に建立したもので、87年に広場内に移された。
 松坂会長はあいさつで多喜二の生涯に触れながら、「新型コロナウイルスなど、これまで考えられなかったことが起きている。みんなが幸せな世の中になるため、一人一人が何をするか考えるきっかけになれば」と呼び掛けた。続いて参列者が順に碑前に献花し、手を合わせて冥福を祈った。
 新型コロナウイルス感染防止のため、例年行っている直会は中止とした。一部参列者は下川沿公民館に移動し、多喜二に関する資料や書籍が並ぶ展示コーナーで説明を受け、思いをはせていた。
 多喜二は旧下川沿村(現・大館市)生まれ。4歳の時に一家で北海道の小樽に移り住んだ。銀行に勤めながら、創作活動や労働運動に参加。上京して地下活動中の33年、特高警察に逮捕され、拷問を受けて29歳で生涯を閉じた。代表作には、漁船を舞台に過酷な労働環境を描いた小説「蟹工船(かにこうせん)」などがある。


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