本文へ移動

今日のニュース

55歳以上の求職者 知識と経験に需要 北鹿の19社と合同面談会 「人手不足の解消を」

2021-02-19
求職者が続々と来場し、各事業所のブースを回った面談会(プラザ杉の子)
 全国的に増加傾向にある55歳以上の求職者と企業のマッチングを目的とした「生涯現役合同企業面談会」が18日、大館市のプラザ杉の子で開かれた。北鹿地方の製造業、小売業、医療福祉業、宿泊業など19事業所がブースを設けた会場に、同市や北秋田市から求職者48人が来場。シニア世代の豊富な人生経験や知識を求める事業所側の声を聞き、今後の就労のきっかけづくりとした。
 市や大館商工会議所、大館北秋商工会、市シルバー人材センター、JAあきた北、秋田銀行大館支店で組織する市高齢者活躍支援協議会(会長、日景浩樹・市産業部長)の主催。全国的に求職者数や労働者数に占める高年齢者(55歳以上)の割合が高まる中、人手不足に悩む地域での労働力確保につなげようと2017年から開いている。例年は秋に開催していたが、新型コロナウイルスの影響で日程を移した。今回で4回目。
 開場に合わせて求職者が続々と来場し、過去3回で最多となる48人が訪れた。自己紹介カードを持って希望する事業所のブースを回り、仕事内容や待遇などについて説明を受けた。待ち時間の出るブースもあるなど盛況だった。
 参加した大館市の男性(68)は「同年代でも仕事をしている人が多く、元気なうちは働きたい。自分に合う仕事が見つかれば」と話した。
 各事業所でも高年齢者の従業員が増加傾向にあるという。北秋田市の小売業の担当者は「70歳以上で現役の従業員もおり、シニアならではの能力、人生経験が非常に役に立っている。組織の円滑化のため、若手の指導役としてベテランの力は必要。意欲のある人を採用できれば」と期待した。
 同協議会は、2017~19年度に厚生労働省の「生涯現役促進地域連携事業」に採択され、各種セミナーや企業面談会、窓口相談、職場体験・見学の調整等を通じて、3年間で計113人の就労につなげた。
 20年度からは同事業「地域協働コース」に新たに採択されたが、新型コロナの影響でセミナーや関連行事を自粛せざるを得ない状況が続き、本年度の就労者数は3人にとどまる。
 事務局・市商工課の畠山俊英課長は「行事を開催できなかった分、多くの人が来場してくれたと思う。大館では慢性的に人手不足が続き、コロナ禍にあっても求人数を維持している。若い人材が減る中、高年齢者にもアプローチをし、人手不足解消を図りたい」としている。
印刷に関するご案内
ご案内
広告に関するお問い合わせ
お問い合わせ
購読のお申し込み
購読お申し込み
掲載写真のご購入
ご購入お申し込み
後援のお申し込み
資料請求
記事・写真等2次使用について
資料請求
株式会社 北鹿新聞社

〒017-0895
秋田県大館市字長倉79
TEL.0186-49-1255(総務課)
FAX.0186-43-3065(総務課)
 
*日刊新聞発行および一般印刷*
TOPへ戻る