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安全安心へ一層精進 大館市消防出初め式 規模縮小も式典で誓い ステージでまとい振り

2021-01-11
伝統のまとい振りを披露する大館第1~4分団の団員8人(ほくしか鹿鳴ホール)
 大館市消防出初め式は10日、同市のほくしか鹿鳴ホールで開かれた。新型コロナウイルス感染防止のため規模を縮小し、恒例の屋外行事や祝賀会は中止とした。式典では消防団員がステージ上で伝統のまとい振りを披露したほか、延べ186人、27分団5組織が表彰を受け、地域の安全安心を守るため一層の精進を誓い合った。
 例年おおまちハチ公通りで実施しているまとい振り、分列行進、観閲式、餅まきなどの屋外行事、祝賀会を中止とし、大館神明社での無火災祈願と同ホールでの式典のみを行った。式典では感染防止対策を徹底。出席人数は例年の約800人から約250人に減らし、市関係者や受章団員等に絞った。
 開式に先立ち、市消防団大館第1~4分団の代表団員8人がまとい振りを披露。はんてんに鉢巻き姿でステージ上に立ち、それぞれ2人一組で「七五三奴振り」「神田振り」「秋田奴振り」「木遣り振り」の4演目を順に演じた。重さ10~15㌔にもなるまといを高らかに掲げたり、まといから垂れ下がる「馬簾(ばれん)」を回転させたりした。観衆の前での演技はお預けとなったものの、伝統の技を勇壮に繰り広げ、出席者から拍手を受けた。
 福原淳嗣市長は式辞で、東日本大震災の発生から今年で10年が経過することに触れ、「消防は地域の安全確保のため必要な対応を求められている。感染症対策など新たな課題もある。地域防災力の強化に向けて英知を結集し、一致団結してまい進してほしい。消防団員の存在が市民の安全安心につながっている。活動の着実な進展に期待を寄せる」と述べた。
 永年勤続章、無火災分団等の表彰状の授与・伝達、来賓祝辞に続いて、市消防団の齋藤勉団長が訓示。消防団再編計画による分団移行が来年度から完全実施されることに触れ、「今年は大変革の年。将来にわたって活動できる団となれるよう、創意工夫を重ねてほしい。コロナ禍で不自由な一年となるが、災害から市民を守るため、なお一層精進することを期待する」と呼び掛けた。
 受章者を代表して田代第4分団の佐藤淳分団長が謝辞を述べ、「表彰はこの上ない名誉なこと。この感激を胸に、消防の使命を達成するため、今後ますます知識、技術の習得に励み、あらゆる災害に備えて万全を期す覚悟」と決意を込めた。

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