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大館駅周辺整備事業 23年度の完成目指す コロナ影響し1年延期に 駅前広場は来春閉鎖

2020-11-22
 大館市は20日夜、北地区コミュニティセンターで大館駅周辺整備事業の説明会を開いた。御成町のJR大館駅を公共施設機能を併せ持つ「合築」駅舎に建て替え、駅前の広場を整備する事業。当初完成時期を2022年度と計画していたが、新型コロナウイルスの影響で23年度までに延期した。工事に伴い、現在の駅前広場を来春から閉鎖する予定で、バスの乗降所や車両通行の変更に協力を呼び掛けた。
 説明会には市民約20人が参加し、市が計画の概要や工事スケジュールを説明した。
 市が示したスケジュールでは、本年度は駅前広場のバス停の撤去工事を行い、来年度から広場を閉鎖して、仮駅舎建設、現駅舎撤去工事に入る。
 仮駅舎は現在の駅前広場ロータリーの中央部分に建設する。来年4月から広場内に車両が乗り入れできなくなる予定で、広場前にバス乗降所を、自由通路(若草ロード)南側に一般車両の仮駐車場を設ける。路線バス、高速バスのルートを変更し、清水町側の通りから駅前に進入することになると説明した。
 合築駅舎建設工事は22年度に着手し、23年7月の供用開始を目指す。1、2階はJR施設、1階の市施設は「都市施設(地域交流センター)」として、イベントホールや多目的スペース、トイレ、授乳室、バス発券カウンターを設ける。ホールには勉強などができる机や椅子も配置する。
 22年度は駅の乗り換えこ線橋にエレベーター2基を設置しバリアフリー化を図る工事を計画。駅舎関連の工事はJRに委託して行う。
 23年度は駅前広場整備工事を予定し、事業完成となる。担当者は「現在は駅前広場への入り口が4本あるが、出入り口を一つに集約し安心安全な公共交通の結節点としたい」と述べた。広場には一般車・身障者用の駐車場のほか、自由通路南側に駐車場・駐輪場を設ける。合築駅舎の南側には広場を設け、秋田犬群像を移設する予定。
 市企画調整課の羽生昇二課長は「市観光交流施設・秋田犬の里のオープンが駅前のにぎわい創出の力となり、東京・渋谷区から青ガエルが移設され、新たなシンボルが加わる。一方、新型コロナの影響で工事に遅れが生じ、完成まで交通規制で不便をかける。市の玄関口にふさわしい駅と駅前広場のリニューアルに協力してほしい」と述べた。
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