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毒キノコに注意 大館保健所管内でも食中毒 「安易に採って食べないで」

2020-10-18
食中毒を引き起こす有毒な「クサウラベニタケ」(大館保健所提供)
 キノコ狩りシーズンを迎え、県は毒キノコによる食中毒に注意を呼び掛けている。県内では今月に入り2件の食中毒が発生しており、うち1件は北鹿地方で確認された。県生活衛生課は「キノコの判別には、経験と知識が必要。食用と判断できないキノコは採らない、食べない、人にあげない、売らないように」と訴えている。
 大館保健所管内では4日、毒キノコによる食中毒が今年初めて発生。家族が採取したキノコが入ったきりたんぽ鍋を食べた60歳代女性が、吐き気や手足のしびれを訴え、一時入院した。有毒の「ツキヨタケ」を、食用の「ムキタケ」と誤って食べたとみられる。
 このほか、仙北市の直売施設では4日、有毒の「クサウラベニタケ」を食用の「ハタケシメジ」として誤って販売し、購入してみそ汁にして食べた10~50歳代の男女3人が嘔吐(おうと)や下痢、頭痛などを発症した。
 県内ではキノコ狩りシーズンの9~10月を中心に、毎年のように毒キノコによる食中毒の発生が確認されており、関係機関は注意を促す。
 県生活衛生課は似ているキノコの例として▽有毒の「クサウラベニタケ」と、食用の「カクミノシメジ」「ハタケシメジ」「シメジモドキ」▽有毒の「ツキヨタケ」と、食用の「ムキタケ」―を挙げる。県内で過去10年に発生した毒キノコによる食中毒18件のうち、「クサウラベニタケ」が7件、「ツキヨタケ」が5件を占める。「群生場所に食用と毒キノコが混じっているケースもあり、山に慣れている人でも見た目で判別するのは難しいと思われる」としている。
 同課は▽縦にさければ食べられる▽虫食いがあれば食べられる▽干して乾燥すれば食べられる▽塩漬けにして水洗いすれば食べられる―などは誤った情報で根拠、効果がないとして、「信じないように」と訴えている。野生のキノコは食用に比べて有毒なものの方が多いことから、「安易に採って食べたり、人にあげたりしないでほしい」と警鐘を鳴らす。「野生のキノコを食べて体調に異常を感じたら、残っているキノコを持参した上で速やかに医療機関の受診を」と呼び掛けている。

 
 
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