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大森親山獅子大権現舞 学校祭で生徒披露 鹿角市尾去沢中 保存会「伝承の弾みに」

2020-10-13
生徒たちが披露した「大森親山獅子大権現舞」(尾去沢中)
 鹿角市尾去沢中学校(駒木利浩校長)の「尾中祭」が11日同校で行われ、生徒が地域に伝わる県無形民俗文化財「大森親山獅子大権現舞」を披露した。ふるさと・キャリア教育の一環として練習してきたもので、「伝承へ弾みになれば」と地元保存会は期待を寄せている。
 この神楽は、尾去沢鉱山発見伝説にちなむ「大森親山獅子大権現舞伝記」に由来し、1481(文明13)年ごろから伝承されているといわれている。一時途絶えたが、戦後、若者たちが保存会を結成して復活。毎年、尾去八幡神社の春と秋の例祭で奉納している。
 伝統芸能に取り組んだのは生徒の有志9人。先月から、保存会(黒澤文男会長)の会員に指導を受け、練習を重ねてきた。舞台では太鼓、横笛など生徒が奏でるはやしに乗り、獅子舞を披露した。終了後、黒澤会長は「うまくいった。練習は短時間だったが、よく覚えてくれてありがたい」と話した。
 伝承活動について、黒澤会長は「若い人がなかなかおらず、継承に悩んでいる」とし、今回中学生が練習し学校祭で披露し、「地域の歴史、芸能に興味を持つことは、素晴らしいことだ」を話し、継承の弾みになれば、と期待を込めていた。
 尾中祭は、吹奏楽部の演奏で開幕、初めての企画として生徒が昔語りを行い、「光る怪鳥伝説」と「遣い姫物語」を紙芝居や枝を使いながら、発表した。
 
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