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縄文遺跡群現地調査 12日間の日程終了 文化庁らが会見「一定の理解得られた」

2020-09-17
現地調査を終え、概要などを報告する関係者(青森県庁)
 鹿角市の大湯環状列石や北秋田市の伊勢堂岱遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録に向けた現地調査が、15日までに終了した。調査は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)が実施。16日、文化庁と関係地方公共団体が青森県庁で会見し、「一定の理解を得られたと思う」と手応えを口にした。
 現地調査の内容について、文化庁の担当者が「公的保護措置、公的資産の保護管理の在り方、来訪者の受け入れ体制、地域との関わりなどを重点的に確認された」と説明。コロナ禍により、同行者は10人程度に限定し、公共交通機関の利用をなるべく避けるなどの対策を取ったほか、調査の様子はビデオ撮影し、参加できなかった団体と共有した。
 調査結果は来年5月にユネスコ世界遺産委員会に勧告する予定。縄文遺跡群世界遺産登録推進会議座長で青森県世界文化遺産登録推進室の岡田康博室長は「リハーサルを重ねるなどし、やれることはしっかり対応できた。こちらの思いはしっかり伝わったものと確信している」と述べた。 県教育庁文化財保護室の武藤祐浩室長は「暫定遺産から10年以上たっているのと、コロナの影響で調査自体が行われるか心配だったが、無事に終えることができてありがたい。北秋田市や鹿角市と協力して対応することができ、一定の理解を得られたと思う。この後の勧告を待ちたい」と期待した。 
 縄文遺跡群は北海道、青森、秋田、岩手の4道県、14市町にある17遺跡で構成しており、定住の開始、発展、成熟の過程や精神文化の発達など、1万年以上営まれた縄文文化の価値を顕著に示す物証とされる。現地調査はイコモスの調査員を招き、4日から12日間の日程で行われた。大湯環状列石は6日、伊勢堂岱遺跡は8日に調査を行った。

 
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