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北鹿企業に学生インターン 地元企業の良さ知って コロナ下 地方志向の高まりも

2020-09-12
秋田犬ツーリズムの取り組みを聞くノースアジア大の学生(ニプロハチ公ドームパークセンター)
 地元就職を目指したり、地方の仕事を知ろうとする大学生らが、北鹿地方の企業をインターンシップで訪れている。今年は新型コロナウイルスの影響を受け、ウェブを利用したインターンシップが主流となっているが、実際に現場に足を運んで雰囲気を体感したいという学生や新たに県内就職を希望する学生もいる。受け入れ側は「地元企業の取り組みを知ることで、県外へ出る前に一度踏みとどまってほしい」と期待を寄せている。
 大館市御成町のいしころ合同会社(石山拓真代表)では、インターン生として大館市出身の藤原夏さん(東北芸術工科大3年・山形市)を受け入れ。夏季休暇中の8月24日から3週間の日程で、藤原さんが専門とするグラフィックデザインのスキルを生かし、ウェブサイト制作などの仕事を体験するほか、同社で運営する共有スペース「MARUWWA(マルーワ)」で、窓口での接客や施設管理などに携わる。
 「デザインの力で大館を元気に」という夢の下、同大学へ進学。本年度は新型コロナウイルスの影響で、市内の実家からリモート形式の授業を受けていた。インターンシップもウェブ会議システム「Zoom」形式を採る企業が多い中、「現場の雰囲気をつかむには現場が一番。受け入れてもらえてありがたい」といい、「刺激がもらえる環境下で仕事ができ、毎日わくわくしている。いろいろな世代の人と交流し、地元で仕事をするということを体感している」と藤原さん。石山代表は、インターンを受け入れることを「その先の未来を考えること」とし、「地元で働きたい、起業したいと思う人に、受け皿としてこんな企業があるということを知ってほしい」と期待する。
 このほか、観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズムでは、7~9月の間に人ほどのインターン生を受け入れ。10日はノースアジア大学国際観光学科の学生6人が参加し、秋田犬を活用した戦略マーケティングなどの取り組みや活動がもたらす経済効果などを伝えた。
 将来は県内で観光業に携わりたいという佐々木りりかさん(同大2年)は、「先輩にも地元就職を希望する人が増えている。取り組みを聞き、こんな企業が地方にあることを誇りに思った。周囲の学生にも伝えたい」と感想を述べた。大須賀信事務局長は、「県外へ出る前に、地方から世界へ発信できる仕事が大館にあるということを学生に知ってもらい、地元を好きになってほしい。今後も積極的に教育機関と関わっていきたい」とした。
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