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修学旅行スタート 感染対策徹底、笑顔広がる 代替企画や中心の判断も 大館市内の学校

2020-09-10
盛岡八幡宮での記念撮影(花岡小提供)
 大館市の小中学校が、修学旅行のシーズンを迎えている。新型コロナウイルスの感染拡大に見舞われる中、各校は行き先を変えたり、移動・宿泊中の感染リスクを減らそうと、知恵を絞る。旅行は諦め、代替案を企画する学校もある。学校生活の中でも大切な思い出の一つとなるだろう行事。実施に向けて工夫を重ねる姿がある。
 市教委によると、1日現在、ほとんどの小中学校が日程を8~11月に延期している。小学校は行き先を県内や青森県、岩手県へ変更。中学校も同様に東北地方や栃木県など感染リスクの少ない地域に切り替えている。このほか、2泊3日の行程を1泊2日に短縮、現在も行き先を検討している学校もあり、市はキャンセル料を補助して対応。各校ともに市教委と連絡を密にし、その都度、状況把握しながら感染防止のため、適切な判断を下していく。
 市内では本年度、花岡小学校を皮切りにスタート。同校は8月27日、1泊2日の日程で、6年生14人が岩手へ出発した。公共機関は使わず、バスでの移動。バス内は換気システムにより5分おきに空気が入れ替わるなど、感染対策を徹底した上で旅行を実施した。
 現地での行程は▽盛岡城跡公園・盛岡八幡宮散策▽名勝・猊鼻渓舟下り▽花巻温泉▽宮沢賢治記念館・童話村▽小岩井農場―。3密を避けるため、屋外の昼食、ホテル内の夕食や入浴は児童の貸し切りにするなど、外部との接触はできるだけ避けた。
 伊藤哲朗校長によると当初、盛岡手づくり村に行く予定だったが、25日に盛岡市内で20代男性の感染が判明したため、室内を避けて、小岩井農場に変更したという。「子どもたちはみんな笑顔で、とても楽しんでいた。空いている時期や時間帯、行き先の候補など、綿密に計画を立ててきたかいがあった」と話した。
 東中学校では、学校生活最大の行事の一つである修学旅行の教育的意義を踏まえ、感染防止対策を講じながら実施する方向で保護者、関係機関とも幾度も協議、検討を重ねてきた。
 同校は考えられるリスクや生徒の安全を最優先にして、代替案を企画。9月3日、学年PTA役員らと会議を開き、安全対策を講じた上で、宿泊を伴う旅行ではなく、同校を会場にイベントを開催することを決めた。
 イベントは「学校に泊まろう」と題して10月9、10日に生徒が学校に宿泊するプラン。今後は生徒にアンケートを取り、保護者の協力のもと、屋台村など生徒が希望する企画を開くため、準備を進めていく。
 小林寿校長によると、生徒たちは4日、学年主任から代替案が伝えられると、喜んで歓声を上げたという。「保護者の協力のおかげで企画することができた。子どもたちにとって、忘れられない思い出になるよう準備を進めていきたい」と語った。
 全国で感染者が増える状況を考慮し、苦渋の決断を下した学校もある。国際情報中高、桂桜高、鳳鳴高は中止を決めた。
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