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マスク品不足、解消へ 「在庫増えている」 多種多様な店舗で販売 

2020-05-18
不織布マスク50枚入りの箱が積み重なる売り場(いしごう商店)
  新型コロナウイルスの感染拡大で深刻な品薄状態が続いていたマスクが、北鹿地方の店舗で店頭に並び始めている。中国からの輸入増加や、国内メーカーの生産参入などが要因とみられる。ドラッグストアや大型店で入荷量が徐々に増えているほか、これまで取り扱っていなかった生鮮食料品店や雑貨店、衣料品店などでも販売され、一時の「どこにも売っていない」という状況は解消されつつある。
 大館市内では1月から品不足が続き、ドラッグストアや大型店などでも入荷量が限られる状態が続いた。一部では「入荷がまったくない」という店舗もあったほどだった。しかし4月からは、さまざまな店舗で徐々に商品が見られるようになってきた。
 背景について、市内各店の担当者は「主要工場のある中国での生産力が高まった」「中国での需要が落ち着き、日本に輸入できるようになった」「国内メーカーが生産に参入したほか、手作りマスクが普及して需要拡大が収まったのでは」などと話す。
 同市大田面のイオンスーパーセンター大館店では、3~4月の入荷は「不定期で、2週間に1~2回」だったが、5月中旬は「5、7枚入りが毎日20~30点入ってくるようになった」というほど回復した。1袋500~600円(税込み)で販売しており、連日完売する状況だ。伊藤芳恵総務課長は「在庫は徐々に増えているので、慌てずに購入してほしい」と呼び掛ける。
 同市御成町の生鮮食料品店「いしごう商店」では、これまでマスクを販売していなかったが、卸売業者から打診されて「需要に対応しよう」と仕入れた。4月中旬から不織布マスク50枚入り1箱を3300円(税込み)で販売し始めた。石郷正秋代表取締役は「当初は1日100箱売れ、まとめ買いをする人もいた。まさかこんなに売れるとは、と驚いた」という。
 消費者からは「以前よりは焦って購入する必要がなくなった」と安心する声が聞かれる。一方、感染拡大前に比べると依然として数倍の高値のため、「高いのでまだ買おうとは思わない」と尻込みする人も多いようだ。
 市内各店での小売価格は16日現在、5~7枚入り1袋で税込み300~600円、50枚入り1箱で同2500~3900円が目立つ。
 「いしごう商店」は需要が落ち着いてきたこともあり、小売価格を1箱2500円(税込み)まで値下げして対応している。石郷代表取締役は「価格も徐々に下がってきている。十分な在庫量があるので、役立ててほしい」と話している。

 
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