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大館市新庁舎 鉄骨組み上げ形現る 工事進捗31% 外観お目見え夏以降

2020-02-12
形が現れてきた本庁舎建設現場(大館市字中城)
 大館市の本庁舎建設事業は4階床部分まで鉄骨を組み立て、建物の形が現れてきた。現庁舎北東の中城地内に建てるもので、1月末の進捗(しんちょく)率は31・2%と順調。6階建ての外観がお目見えするのは夏以降となる見通しだ。12月に完成し、来年5月開庁を目指す。
 新庁舎は基礎免震構造の鉄骨造り、延べ床面積7330平方㍍。厚鋼板を球面加工したプレートとステンレス製のすべり板を一体化させ、その間にアイスホッケー用パックのような形状の鋼鉄製の「スライダー」を挟み込んだ免震装置を採用した。地震が起きると、上下のプレートの間でスライダーが振り子のように移動して建物を守る。
 建築・電気設備・機械設備の3工事を分離発注し、建築は伊藤羽州・花岡・丸山特定建設工事共同企業体(JV)が25億4826万円、電気設備は奥羽電気・大館桂・保安産業特定JVが5億2920万円、機械設備は大館桂・巽・衛暖特定JVが5億6700万円でそれぞれ落札、議会の議決を経て昨年3月に契約を結んだ。深さ44㍍まで掘削し、現場で製作したくい40本を施工。7月から基礎工事を行い、12月から鉄骨を組み立てている。
 1、2階は市民部や福祉部などを配置し、市民活動に利用できる「協働スペース」「交流モール」を設ける。秋田杉や緑色凝灰岩・十和田石など地場産材を活用し、キッズスペースや授乳室、多目的トイレ、エレベーターなども設置する。
 3階は一つの廊下を挟んで両側に産業部の執務フロアを配置し、さまざまな利用目的に応じた会議室を確保する。4階は災害時の迅速な対応を実現するため、防災対策室を中心に市長・副市長室や総務部を近接して配置するほか、備蓄倉庫も置く。
 5階には議場や委員会室、議会事務局などを配置する。傍聴席には車いす用のスペースも確保。鳳凰山の大文字が見える展望ロビーも整備する。6階部分は機械室などを置く。
 現庁舎の解体跡地を駐車場として整備し、隣接する桂城公園との一体化を図る。観光バスやタクシー、障害者用の車両などが寄りつけるスペースも確保する。総事業費は49億9050万円。
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