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花輪線の価値と可能性 元祖・鉄子の矢野さんら 鹿角でトークイベント

2020-02-11
トークセッションを行う藻谷さん㊧と矢野さん(鹿角市交流センター)
 「花輪線から見る鹿角の未来」を主テーマにした講演・トークイベントが9日、鹿角市交流センターで開かれた。作家、鉄道写真家で「元祖・鉄子」の愛称でも呼ばれる矢野直美さんと、地域エコノミスト、日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介さんが講師を務め、参加者約100人が花輪線をはじめとするローカル鉄道の魅力などに理解を深めた。
 JR花輪線沿線の関係市町村、団体で構成する花輪線利用促進協議会(会長・児玉一鹿角市長)と鹿角市産業活力課のコラボ企画。利用者数が減少傾向にある花輪線にスポットを当てて地域の魅力を再発見するとともに、地域産業への活力を探ろうと開いた。
 矢野さんは国内外を旅しながら写真を撮り、文章をつづる「フォト・ライター」として活躍。この日は自身3回目という花輪線で来鹿し、「女性の視点から見る鉄道の魅力」と題して講演した。
 花輪線では末広駅を取り上げ「末広がりは縁起が良いので、売り出せるのではないか」と強調。進行方向が変わる十和田南駅のスイッチバックに着目したPRのほか、「雪かき見学列車を運行するのも面白い。雪のない所に住む人は喜ぶ」と鉄道を生かしたアイデアを披露した。
 続いて「ローカル鉄道の魅力と地域産業への効果」をテーマに矢野さんと藻谷さんがトークセッション。藻谷さんは「特に外国人旅行客は鉄道が廃止された所には来にくい。自分が乗らないから鉄道はいらないというのではなく、『鉄道はあってなんぼ』ということを、乗らない人も気付いてほしい」、矢野さんは「乗る、乗らないということで(存廃の)答えは出せない存在だ」と鉄道の持つ価値や可能性を力説した。
 最後に、市産業活力塾の市民公開講座を兼ねて藻谷さんが「鹿角列車の行く先~鹿角の人口減少社会におけるメリット・デメリット~」と題して講演した。
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