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大豆・ソバ 新たに乾燥施設を整備 JA秋田たかのす 高収量・高品質に期待

2020-02-11
新たに導入された大豆専用の乾燥機(鷹巣ライスセンター)
 JA秋田たかのす(斉藤一志組合長)は本年度、大豆とソバの乾燥調整施設を北秋田市鷹巣の鷹巣ライスセンターに整備した。市の補助金を活用し、作付面積が年々増加傾向にある大豆、ソバ専用の乾燥機計5台などを新たに導入。作業時期が重なるコメの乾燥調整と並行して適期の刈り取りや乾燥が可能となり、収量の増加や品質の向上に期待が寄せられている。
 同JAでは需要に応じたコメ生産に向けて、コメ以外の土地利用作物として大豆やソバの生産を推奨している。旧JA鷹巣町管内の生産者は従来、綴子ライスセンターの設備を大豆やソバの乾燥調整に使用。同じ設備で行うコメの乾燥調整が終了してから大豆やソバを刈り取り、乾燥作業に取りかかっていた。
 刈り取り時期の遅れは品質や収量の低下にもつながることから、生産者からJAに受け入れ体制の整備が求められていた。市が同JAから要望を受け、ソバ、大豆の乾燥調整に特化した施設を整備する新規事業を実施。大豆専用乾燥機2台、ソバ専用乾燥機3台のほか、荷受ホッパーなど関連設備を含む導入経費480万円のうち、半額の240万円を助成した。
 大豆専用機はコメやソバ、麦なども乾燥できる汎用(はんよう)型で、遠赤外線やバーナーで大豆を乾燥させる。ソバ乾燥機はバーナー式の平型。昨年7月に補助金の交付が決まり、8月に着工。9月中旬に竣工(しゅんこう)し、本年度の収穫分から使用を開始した。既存の乾燥機3台も鷹巣ライスセンターに移し、新たに導入した5台とともに使用している。
 6日に行われた北秋田市産業建設常任委員会(堀部壽委員長)では、市役所で農業振興に関する市単独事業について農林課が説明した後、新設備が導入されたセンター内を視察。委員が同JAの担当職員の説明を聞いた。
 同JA営農部米穀課の長岐英幸課長によると、同センターの乾燥機を利用している旧JA鷹巣町管内の出荷契約者は大豆が36経営体で、作付面積は326㌶(前年度比13㌶増)と増加傾向にある。ソバは2018年に生産の基盤整備が進み、53経営体の作付面積は166㌶(同71㌶増)と大幅に増えている。
 専用乾燥機の導入で前年度は10月中旬だった受け入れ開始が大豆は10日、ソバは20日ほど早まった。長岐課長は「設備の導入により適期刈り取りが行われ、品質が向上した。今後も基盤整備を進め、さらなる農家の所得向上につなげたい」と話していた。
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