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扇田病院 「存続」と強調 福原市長 人口減で病床数検討 大館市12月議会・一般質問

2019-12-03
一般質問が行われた本会議(大館市役所)
 大館市の12月定例議会は2日、本会議を再開し、7議員が一般質問を行った。厚生労働省が「再編・統合の議論が必要」として市立扇田病院を含む全国424施設を公表したことについて、福原淳嗣市長は「扇田病院がなくなることは決してない」と強調、今後も存続させる考えを明確に示した。
 登壇したのは吉原正議員(市民の風)、田村儀光議員(令和会)、栁館晃議員(同)、斉藤則幸議員(公明党)、佐藤芳忠議員(市民の風)、田村秀雄議員(同)、佐藤眞平議員(令和会)。
 厚労省は9月、診療実績が特に少ない公立・公的病院に再編統合を促す目的で「再検証要請対象医療機関」として424病院を公表し、北鹿関係は扇田病院が挙げられた。
 「地方の医療を考慮していないなど批判が多く出ているが、市長の見解を」と問われた市長は、「扇田病院がなくなることは決してない。存続だ。公表は必ずしも統廃合を求めるものではない」とした上で「唐突だったが将来人口や医療ニーズを踏まえると、市民をはじめ全ての関係者にとって地域医療を考える契機になった」と答弁。「県が主催する地域医療構想調整会議などさまざまな場面で医療の質向上や医療資源の最適配分を図るためにどうすべきか、あらゆる観点からしっかりと議論を深めたい」と述べた。
 「扇田病院の経営は2018年度530万円の黒字と健闘しているが、施設は築36年が経過し老朽化している。改築の議論や検討は」との質問には、佐々木睦男病院事業管理者が「人口減少や医療需要の動向を踏まえ今後の適正な病床数、病床機能を検討している」と答えた。
 政治姿勢について市長は「活発な企業活動の誘発や農業生産基盤の整備、地域資源の磨き上げ、物流体制の確立、にぎわい創出、連携の強化で『外に強い』施策を重層的に進め、稼ぐ力を強めた先の『内に優しい』施策は子どもや高齢者などあらゆる世代にとって安全で安心な暮らしを支える」と強調。「稼ぐ力で得た恵みを暮らしづくりに還元し、暮らしづくりで育まれた活力を稼ぐ力に環流させて好循環を生み出す」との考えを示した。
 情報通信技術(ICT)を活用する「スマート農業」に対しては「ニーズを把握するため認定農業者などを対象としたアンケートの実施を予定しており、意欲ある生産者と新技術のマッチングに取り組む」と述べた。
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