本文へ移動

今日のニュース

地下防災シェルター開発 大館市の東光鉄工 災害の多様化に対応 「住宅の付属品」に

2019-06-12
東光鉄工が開発した地下防災シェルター。左から短期用、長期用(大館市本宮)
 機械製造・鉄骨加工の東光鉄工(大館市、菅原訪順社長)は、自社製品「TOKOドーム」の技術を応用した「地下防災シェルター」を開発した。11日、同市の本宮工場で会見し、概要を説明。大人4人を想定した場合、長期用は約2週間、短期用は3、4時間の避難を目安としており、国内では珍しい核シェルターの役割も持つ。災害が多様化する中、素早く身を守る手段の一つとして、住宅、建材メーカーなどに売り込みを図る。
 シェルターは長期用が高さ3・5㍍、幅3㍍、長さ7㍍で、大人4人が約2週間避難できるよう、内部には簡易ベッド、椅子、テーブル、簡易トイレ、シンク台などを備える。地下に発電機を設置し、電力も確保する。出入り口は油圧式のハッチで、がれきなどに覆われた場合でも容易に開閉できる。イスラエル製の空気清浄機を取り入れ、有害物質、生物兵器、核物質の侵入を防ぐ。
 短期用は高さと幅が2・5㍍、長さ3㍍で、避難は大人4人で3、4時間程度。いずれも南極・昭和基地の格納庫などに採用されたTOKOドームと同様に、鉄板をアーチ状に曲げて組み合わせた構造となっている。防災シェルターは、2016年に開発した活火山の噴石から登山者を守る製品に続く。
 設置は住宅、駐車場、庭などの地下を想定し、新築の際に製品を埋め込む形。シンプルな構造で工期短縮とコストダウンを図った。販売価格は工事費を除き、長期用は1500万円、短期用は500万円前後を予定。
 各種展示会などで住宅メーカー、建材メーカーに「住宅の付属品」の一つとして売り込んでいく。菅原社長は「今後もドーム開発のノウハウを生かしていきたい。災害は多く、規模も大きくなっており、防災は重要な分野。住まいの安心安全に貢献できれば」と販路拡大に意欲を見せた。
印刷に関するご案内
ご案内
広告に関するお問い合わせ
お問い合わせ
購読のお申し込み
購読お申し込み
掲載写真のご購入
ご購入お申し込み
後援のお申し込み
資料請求
記事・写真等2次使用について
資料請求
株式会社 北鹿新聞社

〒017-0895
秋田県大館市字長倉79
TEL.0186-49-1255(総務課)
FAX.0186-43-3065(総務課)
 
*日刊新聞発行および一般印刷*
TOPへ戻る