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「内に優しく外に強く」 福原市長の所信表明 政策「さらに深化、拡大」 大館市6月議会

2019-06-05
福原市長が所信表明した6月定例議会(大館市役所)
 大館市の6月定例議会が4日、開会した。会期を25日まで22日間と決めた後、4月の選挙で再選を決めた福原淳嗣市長は「大館が持つ力をさらに磨いてつなぎ、内に優しく外に強い大館づくりに取り組む」と所信表明。続いて行政報告、議案上程を行い散会した。
 福原市長は「交流人口を増やし、外貨を稼ぐ政策の目的が財政基盤の構築であり、大館が持つ原石を磨き、つないだ結果、4年間で確かな手応えを実感できた」と1期目を振り返り、政策の5本柱として挙げた▽匠(たくみ)▽連携▽にぎわい▽ひとづくり▽安心―を「さらに深化、拡大させる」と強調。
 「匠」については「ものづくり企業の発展を支えるインフラ整備や、暮らしをつなぐ技術開発の支援を推進する。小規模事業者の生産性向上や事業継続支援なども関係機関と協力しながら進める」とし、「サービス購入型の新しい公共事業や自動運転の社会実験誘致、ロボットによる業務自動化など新たな分野にもチャレンジする」と述べた。
 「連携」では「食品メーカーと地元食材をつなげる事例を積み重ね、世界を見据えた販路拡大に取り組む」との考えを示した。「にぎわい」については「観光交流の受け皿として整備した秋田犬の里を核として活用し、観光客の滞留性向上につなげる。渋谷との絆を最大限に生かした『ものづくり&コトづくりプロジェクト』にも取り組む」と力を込めた。
 「ひとづくり」では「子を生み育てる環境のさらなる充実に力を注ぐ。多様な女性の生き方を認める社会の形成も目指す」とし、「安心」では「医療・介護・福祉が身近なまちづくりを進める」「要望の声が高い生活道路の改修は可能な限り前倒しする」と言及。最後に「人口減少は1、2年で克服できるとは考えていない。しかし、地域間・官民連携の要として地方創生をけん引する気概を持ち、英知を結集することで必ず乗り越えられる」と述べた。
 提出議案は一般・特別各会計補正予算や公園条例の一部改正、森林環境譲与税基金に関する条例、財産取得など。
 一般会計は20億500万円を追加し、補正後の総額は344億1190万8000円。前年同期に比べ7億2123万円(2・1%)増となる。JR大館駅周辺整備事業費や特別養護老人ホーム空間整備事業費補助金、新斎場整備基本計画策定費、都市公園安全安心対策事業費などを盛り込んだ。
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