本文へ移動

今日のニュース

3月のニュース

被告に懲役5年を求刑 扇田病院着服 秋田地裁 検察「常習性あり悪質」

2019-03-16
 大館市立扇田病院の外来診療費着服事件で、業務上横領の罪に問われた北秋田市脇神字脇神囲ノ内、同病院の元会計窓口担当従業員で無職、中嶋泉被告(50)の論告求刑公判が15日、秋田地裁(杉山正明裁判長)で開かれた。検察側は常習性や被害額などを指摘して懲役5年を求刑。弁護側は「早い社会復帰が被害回復にもつながる」などと情状酌量を求めた。判決は4月5日。
 被告人質問で中嶋被告は、親族経営の養鶏事業が破産し、家族の医療費などで生活が困窮する中で高利貸しから借金をするようになり着服したと説明。「いずれ元気になって家族が働けば返せる、生活が安定するまでと思った」「着服したお金は汚いと思い、直接家族のために使いたくなかった。借金の返済に充て、また借りるのを繰り返した」などと供述した。「病院関係者や患者さん、多くの方の信頼を裏切り心からお詫びする」と謝罪を繰り返した。
 証人尋問で証言台に立った被告の夫は自身の病気などもあり「借金に気付かず、金回りが派手になる様子もなかった」とした。
 検察側は「起訴分だけでも計485回と常習性があり、手慣れた手口で悪質。退職まで横領を辞めず規範意識が欠如している」と指摘。弁護側は「動機にくむべき所は少ないかもしれないが、経済的困窮にはくむべき事実がある」と主張した。
 起訴状などによると、被告は2015年1月から17年4月までの間、当時勤務していた病院の窓口で患者から受け取り、預かり保管中だった外来診療費の中から、現金総額約4960万円を着服、横領したとしている。起訴は計7回に上った。
印刷に関するご案内
ご案内
広告に関するお問い合わせ
お問い合わせ
購読のお申し込み
購読お申し込み
掲載写真のご購入
ご購入お申し込み
後援のお申し込み
資料請求
記事・写真等2次使用について
資料請求
株式会社 北鹿新聞社

〒017-0895
秋田県大館市字長倉79
TEL.0186-49-1255(総務課)
FAX.0186-43-3065(総務課)
 
*日刊新聞発行および一般印刷*
TOPへ戻る