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「ふるさと小坂かるた」 郷土の記憶を形に 世代をつなぐ会が町に寄贈

2019-02-22
完成した「ふるさと小坂かるた」
 ふるさと小坂の記憶をかるたで残そうと、小坂町の多世代グループ「世代をつなぐ会」(佐藤暢子代表)は、町の歴史や技術、習慣、風景などを伝える「ふるさと小坂かるた」を制作し、21日、小坂町に寄贈した。町は、印刷加工し、貴重な地域資料の一つとして町内の公共施設に設置する方針。
 同グループは2017年度に発足し、小坂をこよなく愛する20~70代の10人で組織。世代を超えて手をつなぎ、小坂のために各世代で知恵を出し合い、協力しながら自分たちができる町のPR活動などに取り組んでいる。
 かるたは「薄れゆくふるさとの記憶を、より集めて次の世代に残していく義務がある。せめて今育っている子どもたちの心の中に、ふるさとの記憶が宿るよう何かを手渡してあげたい。子どもたちに伝える意義と同時に、シニア世代の眠っていた記憶や、体験に光をあてることで活気を呼びたい」(同グループ)と制作に踏み切った。
 小坂に関連した心に残る風景や思い出、次代に残したい習慣、伝統、語り継ぎたい歴史など、読み札の文案は17年8月から18年3月まで、町内外から募集。町民をはじめ、地元の小学生、県外の町出身者などの協力も得て、数多くの文章が寄せられた。
 文章を通じて新しい発見や歴史を理解でき、懐かしい記憶もよみがえるなど、どれもこれも貴重なものばかり。読み札として採用するにあたっては「選考を繰り返した。地域の偏りがないようにしたり、いろいろな視点のものがあったりなど、選ぶのに苦労した」(同グループ)という。
 読み札は分かりやすい言葉使いで親しみやすいように工夫した。絵札は会員が担い、読み札に合うように柔らかいタッチで描いた。
 グループのかるた部会の会員4人が町役場を訪れ、細越満町長に手作りかるたを寄贈。会員たちは「以前から何かを残したいと思っていた。このグループだからできた」「今後、広く活用してもらうことを会として取り組んでいきたい。かるたを足掛かりとして、ふるさとについてみんなで思い起こす機会にしていきたい」と述べた。
 町長は「皆さんが作りたいという気持ちを持って取り組み、素晴らしいものができた。感謝する。町民みんなに愛されるようなかるたとして、また、知らない歴史を子どもたちが勉強できるような教材として有効活用していきたい」と感謝した。
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