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七滝保育所閉所 一定の理解と賛否の声 小坂町教委住民説明会 町長「条例案出したい」

2019-02-07
七滝保育所の閉所にかかる説明会(ほっとりあ)
 小坂町教育委員会は、園児の減少が進む七滝保育所の閉所を検討している。5日夜、七滝地区のほっとりあで住民対象の「閉所にかかる説明会」を開いた。現状に一定の理解を示しつつも、「やむを得ない」「休園の対応を」と住民の間でも賛否があった。細越満町長は「3月議会に閉所の条例案を出したい」と理解を求めた。
 説明会は当初、1月23日に計画したが、参加者が1人だったことから仕切り直した。住民は13人、町側は町長、澤口康夫教育長をはじめ、町教委の上野節子事務局長、保育所の成田真紀子所長ら6人が出席した。
 町長は「現在の児童数は5人で、4月に1人が小学校へ進学する。このまま存続しても人数はさらに減ることが予想される」とした上で、協議を重ねた結果として「子どもたちと保護者の目線に立ち、数多くの児童を保育している小坂マリア園にその役割を一本化し、よりよい保育環境で子どもたちが成長できるよう支援していく」と閉所する方針を示した。
 上野局長は、はじめに閉所の件に関して、町教委と住民の認識のずれが露呈していたことに触れ、「説明が遅くなり、おわびを申し上げる。丁寧な進め方をするべきだった」と陳謝。閉所を決めた理由として「保護者の反発はなかった。七滝地区の子どものほとんどが、すでにマリア園に入園している。町の出生数が20人を切っており、二つ保育園があってもどちらも少人数になる。園児の保護者が集団活動や小学校へのつながりを心配している」と説明した。
 住民からは「保育所が地域にもたらしているプラス面を、できるだけなくさないようにしてほしい」「閉園はやむを得ないかもしれないが、なくするのではなく休園の状態にしてほしい。子どもたちの状況変化で、もう一度復活してほしいという状況が出るかもしれない」といった意見のほか、保育所は複合施設内にあることから「よそにはない環境が非常にいい。残せるのであれば残してもらいたい」という思いもあった。
 乳児を持つ父親は「入れたいと思っていたので残念。一人でもニーズがあるなら続けてもらいたい」と訴えた。
 ほかの住民は「まずは明日のこと、子どものことを考えないといけない。現状の子ども目線でみれば同年代と常時、一緒に過ごさせなければならない。子どものことを優先させるべきだ」と、集団活動ができない状況に危機感を強め、閉所するべきだとした。
 一通りの意見交換を終えた住民からは閉所に関して「仕方がない」「やむを得ない」「現状は分かる」「事情が事情」という声が上がった。
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