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担い手不足解消へ 作付け拡大進むソバ 団地化で労働時間削減も 鹿角農業再生協

2019-02-06
2019年度水田フル活用ビジョンを承認した通常総会(山村開発センター)
 鹿角地域農業再生協議会(会長・田口善浩鹿角市産業部長)は5日、鹿角市山村開発センターで通常総会を開き、水田農業の作物生産の設計図となる2019年度水田フル活用ビジョンを承認した。拡大が進んできたソバは担い手不足などの課題に対応するため、農地の団地化による労働時間の削減を図り、21年度の労働時間平均は10㌃当たり1・3時間減の4時間を目指す。
 鹿角地域は古くから水稲と園芸作物との複合経営が盛んで、エダマメやトマト、キュウリといった作物が広く栽培されてきたが、近年はソバの作付けが伸び、地域の転作面積の大部分を占めている。
 こうした中、担い手不足により農業従事者の減少と高齢化が進み、コメ・野菜等の生産額も年々減少。産地間競争の激化や資材のコスト増大による経営環境の悪化に歯止めがかからず、生産性や産地間競争力の低下が懸念されている。
 これらの課題を踏まえ、ビジョンの基本指針には▽コメ作物偏重からの脱却、地域特産品を推奨し、農家所得の向上を目指す▽担い手の不足や、中山間地域で狭小な未整備農地が多いことによる不作付け地の発生を、団地化支援等によって解消を目指す▽複合経営の推進により、リスク分散型の持続可能な農業の確立を目指す―を掲げた。
 ソバは面積要件50㌃以上の団地化助成により団地作付面積の拡大と労働時間の削減を目指す。21年度の目標面積は本年度から6㌶増の282㌶に設定。団地化に伴う移動時間の削減を図ることで、労働時間平均(10㌃当たり)は本年度の5・3時間から21年度は4時間へと削減を目指す。
 最重点推進品目の一つである花卉(かき)は主力のシンテッポウユリの連作障害対策も見据えて、ダリア、ストック、カンパニュラ、キンギョソウも対象に加えた。
 事務局からは担い手の育成支援に向け、各種研修会の開催、農地中間管理機構を通じた農地の集積・集約化による省力化、果樹サポーターの養成などに取り組んでいることなどが報告された。
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