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曲げわっぱ体験工房閉鎖へ 大館市内3社が新施設開設 観光客受け入れ環境整う

2018-12-06
来年3月末で閉鎖することになった「曲げわっぱ体験工房」(大館市大町)
 大館市は、「曲げわっぱ体験工房」(大町)を2019年3月末で閉鎖する方針を固めた。18年度に入って民間3社が体験の場を設け、観光客を受け入れる環境が整ったため。委託を受けている大館曲げわっぱ協同組合(栗盛俊二理事長)からも、指導者の高齢化で運営を継続できない旨の申し入れがあった。
 体験工房は09年9月、観光客の声を受けて大町の空き店舗に開設された。国や県の補助金を活用しながらインストラクター役のスタッフを雇用し、丸弁当箱など3種の製作体験メニューを有料で提供。伝統工芸士等の作品も展示し、無料で見学も受け付けている。近年は市からの委託料と体験料収入のほか、組合からの負担もあり運営を続けてきた。
 近年の体験者数は年間800~1000人、見学者数も2000人前後で堅調に推移。18年度は11月末現在で、体験者数491人、見学者数1420人を数える。需要が好調な一方で、スタッフは2人と限られ、主担当の組合員が高齢となったことで、団体客を受け入れられなかったり、定休日が増えたりしていた。
 こうした状況の中、18年度に入り、市内の曲げわっぱ製造3社が新たに施設を整備するなどして製作体験を開始。3社で約120人の対応が可能で、団体客を受け入れる環境が整ったことから、組合は10月23日の理事会で工房閉鎖の方針を決定。同月末に市に申し入れた。
 組合は19年度から、3社の製作体験の窓口を担う。現在雇用しているインストラクター1人はいずれかの曲げわっぱ製造会社に移る予定。
 黒澤功事務局長は「10年間運営してきたが、大館の観光に貢献し、一定の役割を果たしたと考えている。製作体験を行う3社はそれぞれ特色があり、観光客の選択肢も広がる。今後も曲げわっぱに触れる機会を多くの人に提供するため、取り組んでいきたい」と話している。
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