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「蔵の中から出できたよ」展 鹿角市歴史民俗資料館 仏画や浮世絵など48点

2018-10-11
仏画や浮世絵などが展示されている特別展(歴史民俗資料館)
  鹿角市花輪の旧商家が所蔵している江戸時代から明治にかけての美術品などを集めた特別展「蔵の中から出できたよ」が、同市歴史民俗資料館(藤井安正館長)で開かれている。普段は目にすることがない仏画や浮世絵などが展示されている。
 花輪の町通りは江戸時代から、尾去沢鉱山の恩恵を受け、大店(おおだな)が並んだ。商品仕入れで上京した際に玩具、美術品、仏画を買い求め、収集した美術品は、今でも各家に伝えられている。
 特別展では、江戸末期から昭和初期までそば屋を営んでいた旧家が所蔵する品々を展示。錦絵、横浜絵を含む浮世絵や水墨画、かんざし、古鏡などの装身具、仏画、切り絵図、絵草子や医学書などの古書、重ね箱など計48点。
 「大日如来」「金剛夜叉明王」「達磨」の仏画、地域の魔よけとされた鐘馗(しょうき)、七福神の図が掛け軸となっている。新橋―横浜間を走った蒸気機関車と港の風景を描いた横浜絵(明治初期)、日清戦争の戦闘の様子を描いた錦絵が目を引く。江戸の遊郭の浮世絵は色鮮やか。
 古書は、女性や子ども向けの絵入り小説である絵草子、人情本。農業や商業を営む際の心得を書いた古書も所蔵されていた。江戸の医学書と往診箱は当時をしのばせる。
 藤井館長は「今回の展示で、町人の信仰や生活の一部を探っていきたいと思っている」と話し、旧家には美術品が眠っているケースがあるので、もう一度蔵の中を見てほしい、と呼び掛けている。
 31日まで。見学料は大人200円(高校生以下無料)。常設展のみの見学は無料。時間は午前9時から午後5時まで。期間中の休館は15、22、29日。問い合わせは同館(電話0186・22・7288)。
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